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うり坊の特徴8つ|うり坊をペットとして飼えない理由4つ

Author nopic iconアメフラシ
動物・ペット / 2019年02月26日
うり坊の特徴8つ|うり坊をペットとして飼えない理由4つ

大見出し:うり坊とは

うり坊の特徴8つ|うり坊をペットとして飼えない理由4つ

皆様は、うり坊を知っていますか。小さく丸い体で群れをなして歩く姿は非常に愛らしく、女性人気も高い動物です。しかし、大きくなると可愛らしさは息を潜めまるで別種のような凶暴で巨大な体を持つイノシシへと成長します。

今回はこのギャップのかたまりとも言える動物について分布や行動性などの生態を解説し、ペットとして飼えるのかどうかをご紹介します。うり坊の生態について詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。

名前の由来

うり坊とはイノシシの幼少期の呼び名です。もちろん、成体のイノシシはうり坊とは呼ばれません。イノシシの子供は幼少期には黄色っぽい体毛が縦に生えており、縞もようになっています。これは天敵から身を守る保護色の役目を果たしており、授乳期を過ぎた4ヶ月頃から徐々に薄くなり消えて行きます。

幼少期のイノシシの縞模様や毛色が食物の瓜と似ていることから「坊や」を足してうり坊と呼ばれるようになりました。

うり坊の特徴8つ

うり坊の特徴8つ|うり坊をペットとして飼えない理由4つ

都市部ではさすがに見かけませんが、山間部などの田舎や高速道路では、イノシシの目撃例が散見されます。イノシシやその子供であるうり坊は、一体どこに住んでいて何を食べ、どのように暮らしているのでしょうか。ここでは、イノシシの生態を8つに分けてご紹介し、うり坊の特徴を解説します。

特徴1「分布」

イノシシやうり坊は元々アジア・ヨーロッパ地方に多く生息していましたが、人間によって放されることにより、アメリカやオーストラリアまで幅広く生息域が広がっています。日本においては冬眠しないことから主に暖かい地方を中心に生息していますが、温暖化などの影響により少しづつ北部でも発見されるようになりました。

身を隠す場所の多い森や標高の低い山で集団生活を営む特徴があります。

特徴2「大きさ」

イノシシやうり坊は生息地域によって幾つかの種類に分かれており、大きさにばらつきがあるのも特徴です。例えば中国では300kgを越えるもの、アメリカでは450kgを越える超大型のイノシシの発見例もあります。

日本に生息する種類は大きくニホンイノシシとリュウキュウイノシシの2種類に分けられ、ニホンイノシシは100kg程度、リュウキュウイノシシは60kgと比較的小型です。

特徴3「食性」

イノシシやウリ坊はいわゆる雑食で、何でも食べますが主に植物を好む特徴があります。どんぐりや栗といった木の実や、雑草を含む植物の葉、あるいは地中のたけのこや芋なども掘り返して食べます。また、生息域に近い水田や畑に出没し、作物に被害をもたらす例もあり、稲やサツマイモなどが狙われやすい傾向にあります。

さらに昆虫や小型の爬虫類を食す場合もあり、総じて食性の広い動物と言えるでしょう。

特徴4「寿命」

イノシシの繁殖期は冬の間、12月から1月に始まり、約4ヶ月程度の妊娠期間を経て、暖かい春になるとウリ坊が生まれます。哺乳類としては出産の個体数が多く最大で8頭も生むことがあり、非常に強い繁殖力を持ちます。成長も非常に速く4~5ヶ月程度の幼少期を経て約18ヶ月で成体に成長します。

食物の不足や狩猟対象であることもあり、平均で3年、短ければ2年を持たず寿命を迎えますが、10年以上生きたケースもあります。

特徴5「行動性」

うり坊の特徴8つ|うり坊をペットとして飼えない理由4つ

食物を求め人里に下りてきた場合のイノシシやウリ坊の行動時間帯は主に夜間ですが、本来は昼行性です。オスは成熟すると単独行動をし、メスは家族単位の群れでの生活を基本とします。嗅覚に優れ、時速45km程度で走ることも可能で、1mを越えるジャンプ力を持つ個体も存在します。

また、猪突猛進という言葉から来る直進しかできないイメージは誤りで、停止や急旋回も可能です。

特徴6「性格」

イノシシは基本的には非常に警戒心の強い動物で、見慣れないものを避けようとする習性があり、普段は餌場や水場を頻繁に変えます。これは、自分の行動半径を敵に掴まれにくくする意味があります。

ただし、危機感を感じると突然攻撃的になる性格であり、発情期や妊娠期では特に攻撃性が顕著になります。また、慣れることができる動物でもあり、安全と判断すると大胆な行動をする場合もあります。

特徴7「知能」

警戒心の高さが示すように、知能も比較的高く、学習能力が高いのもイノシシやウリ坊の特徴です。特に記憶力は一度覚えると半年程度は忘れないという特徴があり、人里に下りて田畑の穀物を食べる際でも同じルートを通って行き来することが可能です。

さらにほかの個体の真似をする程度の知能もあり、一匹が安全だと判断すると集団で同じ餌場に何度も足を運ぶ傾向もあります。

特徴8「生息数」

イノシシやウリ坊は出産個体数が多く、さらに警戒心の強さや知能も相まって繁殖率が非常に高い動物です。暖かい地方を中心に全国的に生息し、推定で70万頭~120万程度存在するというデータが発表されています。日本では国によって指定管理鳥獣に指定され、捕獲や狩猟対象になっているにもかかわらずかなり生息数が多いと言えるでしょう。

うり坊やイノシシをもっと知りたい方に

イノシシから田畑を守る―おもしろ生態とかしこい防ぎ方
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口コミ

県の鳥獣害対策のページにもこの本の流用があったくらいです。 イノシシについて勘違いしていたところが沢山あったんだなあと 分かりました。

この記事を読んでイノシシやうり坊の生態に興味を持った方には、上記の本がおすすめです。被害の多い農作物をイノシシから守るという観点から、イノシシやうり坊の生態についてかなり詳細に書かれています。誤解や勘違いを防ぐためにも、興味のある方はぜひ読んでみてください。

うり坊をペットとして飼えない理由4つ

うり坊の特徴8つ|うり坊をペットとして飼えない理由4つ

うり坊やイノシシは指定管理鳥獣に指定されています。つまり、保護鳥獣ではないためペットとして飼育しても法律的には問題なく、特別な届出や許可は必要ありません。ただし、動物としての生態や行動傾向を考えると、見た目が愛らしくてもペットとして飼うのは非常に困難です。

ここでは、うり坊をペットとして飼えない理由を4つに分けて解説します。

理由1「入手が困難」

一つ目の理由として、入手が困難なことが挙げられるでしょう。警戒心が強いため、基本的には山間部や森の中など、人が入れないところに生息しています。また、捕獲しようとしても移動速度が非常に速く人の足では追いきれません。さらに、うり坊をペットにしたくても幼少期が非常に短いことも入手が困難な原因です。

理由2「すぐ体が大きくなる」

先ほども触れましたが、イノシシがうり坊である期間は出産からわずか5ヶ月程度であり、1年と半年程で60kgを越えるまでに成長します。現実的に考えて食物の問題、あるいは飼育スペースの問題が出てくるでしょう。人間との生息場所の違いもあり、飼育は非常に困難です。

理由3「物を壊すことがある」

最初は可愛らしいうり坊も、大人になるにつれ体が大きく食欲も旺盛になってきます。成体のイノシシは、最大で70kgもの岩などを動かすことが可能です。作物を狙って人里に下りてくる際、簡単な鉄網程度では破壊された実例もあります。物を壊すことがあり力も強いため、行動半径を非常に制限しにくいことも飼育が困難な原因です。

理由4「人に危害を加えることがある」

イノシシやうり坊は本来は野生動物のため、警戒心が高く追い詰められると攻撃的になる傾向があります。成熟した大人のイノシシは体重60kg以上にもかかわらず時速45kmで走ることができ、さらに鼻の横に鋭く大きな牙が生えており噛む力も強い動物です。

飼育者本人はもちろん近隣住民にも被害が及ぶ可能性があり、よほど住環境に恵まれていなければ飼うことは難しいでしょう。

うり坊について詳しくなろう

うり坊の特徴8つ|うり坊をペットとして飼えない理由4つ

今回は、うり坊やイノシシの生態や名前の由来などを解説し、ペットとして飼うことが困難な理由をご紹介しました。

一見可愛らしく見えるうり坊も、過酷な自然で生き残ることができるように適応していると考えると興味深いものがあります。皆様もうり坊について理解し、より正しい知識を手に入れてください。

気になる動物について調べてみよう

今回ご紹介したうり坊についての記事のほかにも、チンパンジーの生態や寿命などについて解説した記事、三大珍味であるトリュフを発見するために飼育されているトリュフ豚についてご紹介記事などもあります。動物好きの皆様はぜひ読んでみてください。

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