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人格否定する人の心理・対処法・関するおすすめの本|相手別

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人の心理 / 2018年10月23日
人格否定する人の心理・対処法・関するおすすめの本|相手別

人格否定をする人とは?

学校や社会に出るとたくさんの人たちと関わりをもつことになります。もちろんその中には気の合う人や生涯の友達と言えるような人物にも出会うでしょう。しかし残念ながらどうしても分かりあえない人とも出会ってしまいます。

苦手だなと感じる相手と言うのは、たいていわがままだったり自己中だったり威圧的だったりと、なにかと攻撃的な人が多いでしょう。その中でも受けた側にとって精神的な苦痛となるのが人格を否定してくる人です。

今回はそんな人格否定をする人をターゲットに詳しく掘り下げていきましょう。

人格否定とは?

そもそも人格否定とはどのようなことをいうかご存知でしょうか。人格とはその人そのものを形成するものです。例えば性格や好み、話し方や生まれ育った環境、国籍、性別など、その人本人を表すものを指しています。

その中にはその人本人だけの努力では変えられなかったことや避けられなかったことも含まれています。

人格否定とはそういったその人をつくった要因をもとに、その人本人を否定してくる行為のことを言います。

人格否定になりうる言葉

では、具体的にどのような言葉が人格否定になるのかご紹介していきましょう。先ほどもお伝えしたように性格、性別や国籍に関わること、親や家族に関することなどを否定する言葉は人格を否定する言葉です。

それでは具体的に例をあげてみましょう。

・あなたは性格が悪い
・女だからできない
・○○高校出身だと頭がよくない
・そんなこともできないなんて、ダメな人だ
・どんな育てられ方したらそんな性格になるのか

過去に似たようなことを言われた、または似たようなことを言ってしまったという方もいるでしょう。しかし、相手がこれを言われてどう感じるかもとても大事です。

相手が気にしておらず仲間内のちょっとしたおふざけとして冗談で済んでいるならば相手を傷つけていない可能性もあります。

ですがたとえ相手が気にしていなかったとしても、ここにあげた例はすべて「人格否定」に入ります。相手を精神的に傷つける可能性は十分にあるという認識が必要です。

相手別人格否定をする人の心理

人格否定と言うものがどういったことなのか分かったところで、ここからは人格否定をする人の心理についてお話していきましょう。基本的に人格否定をしてくる人というのは多かれ少なかれ自分自身に自信がなく、劣等感を感じている人が多いです。

相手と自分を常に比べ、相手が自分より劣っている部分を見つけて安心します。そして最もやっかいなのが人格否定する人は悪気がなく行っていることが多いということです。

普段から人と比べることがくせになり、罪の意識ややってはいけないことという気持ちが薄れてしまっています。

人格否定をする彼氏・彼女

誰かとつき合う際に、わざわざ性格に難がある人を選ぶ人は少ないでしょう。だれしも性格がいい人、優しい人を望んで付き合います。しかし実際には、おつき合いをはじめてしばらくたってから、このような人格否定が始まることが多いです。

ここに隠れている心理とは、付き合っている相手への劣等感、そしてその相手を支配したいという独占欲が入り混じっています。先ほどご紹介したような言葉を言われた相手は自分の自信をなくし、そんな自分でも一緒にいてくれる相手へ依存しがちです。

人格否定をする彼氏、彼女というのは無意識に相手にそうなってほしい、自分から離れないでいて欲しいという気持ちが強く、それが行動として出てくるということです。

人格否定をする上司

このケースは比較的身近によくあるタイプです。みなさんの中でも思い当たる上司がいるという方も少なくないでしょう。上司が人格否定をしてくる場合、その上司自身、自分の能力や職場の環境に満足していない場合が多くあげられます。

上からの圧力や自分の力不足がストレスになり、立場の弱い部下への人格否定として発散されます。このような場合、部下という立場上相手の上司に意見したり口答えしたりすることは非常に難しいです。

そのため部下は我慢を強いられ、逆に上司は相手がなにも言わないことでより人格否定がひどくなりそれが日常的になっていってしまいます。

人格否定をする夫

これは今、非常に大きな問題にもなっています。モラルハラスメントという言葉を聞いたことがあるでしょうか。このモラルハラスメントの中には人格否定の割合が多くしめられています。

人格否定をする夫は、たいてい外で働いています。逆のパターンもあり、妻が人格否定をする場合、夫が家庭内にいる場合があります。外の世界にいる人間が、外から受けたストレスと、配偶者への独占欲、支配欲から人格否定をし続けます。

そんな夫婦間と言う小さな社会のなかで、ましてなかなか外には家庭内の問題をいえない配偶者は、黙って被害を受け続けます。

狭い世界の中で相手に人格否定をされ続けると、初めのうちはなにかおかしい、それは違うと感じていてもだんだんと相手の言うことがあたっているのではない方感じてきてしまいます。

人格否定をする親

悲しいことに自分の子どもに対しても人格否定を続ける親もいます。子どもにとって親は絶対的な存在であり、どんなことであっても親を信じて疑いません。最近でもこのような人格否定をされた子が虐待で亡くなったという悲しい事件もありました。

人格否定をする親もまた、自分に自信がなく、また子どもは自分の所有物だと思っている場合が多いです。自分の思いどおりにならない子どもにたいして不満が募り、人格否定をし続けます。

他のケースと違うのは、大人になってから他人にされる人格否定と違って子どものうちから受けている被害のため、言われたとおり自分に非があると思ってしまい外に助けを求められないという点です。

シーン別人格否定する人の心理

続いてはシーン別で人格否定をする人の心理、またはどのような言葉で人格否定をしてくるのかをご紹介しましょう。

先ほども少しふれたように相手によってはそれを人格否定ととらえない場合もあります。また自分がもしそのような言葉を発していたとしても、人格否定をしようと思って発信していない場合もあります。

しかし、人によってとらえ方感じ方は違います。自分の何気ない言葉で相手が傷つく可能性は十分ありますし、また相手が気にしていなかったとしても、周りにいる人たちにとっては良い印象を与えないことも考えられます。

そういったこともふまえて見ていきましょう。

職場でおこる人格否定

職場でおこる場合、上司から部下に対して人格否定がされることがほとんどです。先ほどもご説明したとおり、ストレスや能力が足りないことを部下にぶつける事によって自分を守ろうという心理が働きます。

例えば「お前は仕事が遅い」や「なんでそれくらいのことができないんだ」などと、仕事に関わることで人格否定をしてくるので、部下としては事実が含まれている場合何も言い返すことができません。

その深い部分には自分は部下よりも仕事ができるのに、それが十分に認めてもらえていないという不満がこのような言葉になって出てきます。

本来、自分に余裕がある人、または自分の能力と向き合えている人の場合、自分と部下を比べるということはしません。過去の環境や経験年数が全く違うため比べようがないはずです。

家庭内でおこる人格否定

家庭内でおこる人格否定は、とても狭い世界で行われるため、被害を受けている立場の人間は恐怖心が強くなります。人格否定とは身体的な暴力ではありませんが、精神的な暴力ですので少しずつ心をむしばんでいきます。

夫婦間であれば「俺が外でこれだけ働いているのにお前は家でなにもしない」や「だれのおかげで物を買ったり食べたりできるんだ」、「家にいるんだからこのくらいのことできるだろう」などというような言葉が人格否定にあたります。

また親子関係の場合、「こんなこともできないなんて恥ずかしい」や「産まなければよかった」などという言葉がそれにあたります。

どちらの場合も外で受けたストレスや不満を、人格否定の言葉として相手にぶつけます。

人格否定をされた時の対処法

ここまで人格否定をする人の心理や、言葉について説明してきました。それではもし自分が人格否定をされた場合、もしくは現在されていると気がついた場合、どのように対処すればいいでしょうか。ここからはその対処法についてご説明していきます。

話は参考程度に聞いておく

先ほどもご説明しましたが、人格否定をしてくるタイプというのは基本的に自分に自信がなく、自分と誰かを比べて自分が劣っている部分を見たくない、知りたくないというタイプです。

ですので、人格否定をする本人が一番相手から比べられるのを怖い、嫌だと感じているということを頭に置いておきましょう。

このような心理で発せられる言葉なので、発言には矛盾が出てくることが多いです。

人格否定をするタイプの人は、とにかくその場を自分は間違っていないと思わせたいという気持ちが強く、過去にした発言などと違っていたとしても彼らにとってそれは問題になりません。

人格否定をされると精神的に傷つけられるのでどうしても深く考えてしまいますが、少し冷静になって一歩下がった目で考えてみましょう。

自分に共感してくれる人を見つける

人格否定の怖いところは、はじめのうちはそうでなくても、徐々に言われる自分に非があるのではないかと考えさせられてしまうことです。人格否定をする人というのは何度も言うように自分に自信がありません。また自分が非難されることを極端に恐れています。

そのような心理から人格否定の言葉の端々に周りもそう思っているというように感じ取れる言葉を使います。そのため言われている本人はまわりに相談ができず、人格否定する人は自分を守ることができます。

相手に伝わってしまう可能性があるという気持ちが働くでしょうが、1人でもいいので自分の理解者になってくれる人を見つけましょう。自分に共感してくれる人がいるということは精神的な痛みもやわらげることができます。

相手を変えようと思わない

人格否定をしてくる人に反発心がおこることは当然です。それはおかしいと言いたくなる気持ちがわきあがるでしょう。もちろん人とのコミュニケーションにおいて面と向かってしっかりと話し合うことは大事です。

しかし人格否定をしてくる人は、とにかく今その場で自分の立場を優位にしたいという気持ちがなによりも勝って発言しています。冷静に話をしたいとあなたが思ったところで相手は内容よりも自分のことで精いっぱいなことがほとんどです。

人格否定をする人というのは自分の非を認めたがりません。自分に自信がないということに気がつきたくないからです。そのような相手の意識を変えることは並大抵のことではありません。

人格否定する人を、そういう人なんだと受け止めることが自分の精神にとってもよいこととなるでしょう。

本当に耐えられなくなったら逃げるのも手

そんなこと簡単にできるわけがないと思う方も多いでしょう。社会の中では困難や思い通りにいかないことはたくさんあります。もちろんそのすべてから逃げていいという意味ではありません。

人格否定というのは、精神的な暴力です。それを受け続けるということは最悪の場合精神疾患を発症する可能性もあります。しかし相手はそれを悪気があってやっていない可能性が高く、むしろ相手にとってそれは自分を守るための行動になります。相手に悪意がない場合、この精神的な暴力は改善されることはありません。

家庭や会社など、せまい世界でのこの行いは被害者にとって逃げ場がなく精神疾患やのちのちのトラウマともなります。そういった意味で、自分が本当に耐えられないと感じた時には、人格否定をする相手から逃げるという手を使うのも大事なこととなります。

人格否定をしてしまっていたら

ここまで読んで、自分が人格否定の加害者だったと感じた人も少なからずいたでしょう。もしかしたら相手との関係が悪くなってしまっている可能性もあります。しかし今ここで気がついたということは、自分自身を見つめなおして改善できるチャンスです。

これからの行動を意識して、相手の気持ちを考えながら生活することで人間関係もより豊かになるでしょう。

人格否定する人に関するおすすめの本

このように人格否定をする人が周りにいると、なんとか改善したい、対策をとりたいと考えるのが自然でしょう。今はこのようなことについて少しずつですが問題視されてきています。その中で、専門書や一般向けの本なども多数販売されるようになりました。

ここからは人格否定に関する本をご紹介いたします。

おすすめ本2選

どれも人格否定について分かりやすく説明されています。またそれに対しての対処法や心理、考え方などさまざまな方向から書かれているので、何冊か読んでみるのもいいでしょう。

カウンセラーが語るモラルハラスメント

先ほどもふれたモラルハラスメントについての本です。自分が加害者、もしくは被害者かもしれないと感じたときに読んでほしい本です。

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加害者よりも被害者側の意識の方に重点を置いた本でした。
「こうでしたよね」など、自分のことを何故こんなにも知ってるの?と驚いてしまいました。
この本に出会えて良かったです。

理不尽な人に克つ方法

人格否定をはじめとする理不尽な行動をする相手との付き合い方や、対処法についての本です。色々な例があげられているので自分に置き換えて考えやすいのでおすすめです。

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理不尽な人をやっつける方法が書いてあるかと言うと、書いてありません。
他人の考え方を変えるのは、はっきり言って非常に難しいのです。
克つ、つまり自分の方の考え、対応を変えて克服するという事が書いてあります。
おかしな人間に腹が立ったり、プライドを傷つけられた時どうすれば良いのか?
私の勤める病院業界でも、研修医が患者からの暴言で鬱になって出てこなくなったりする事があります。
私なんかから見るとナイーブ過ぎるわけですが、そう言ってしまっては身もふたもありません。
本書はなかなか参考になりますよ。

人格否定を理解して対処しよう

いかがでしたでしょうか。人格否定について、シーン別、相手別の心理、また対策について深くご紹介してきました。もしあなたがこの被害を受けているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

精神的な暴力は強く心に残り、長い間自分を苦しめます。どうか自分を大切に行動してみてください。

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