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グミの実についての豆知識5つ|グミの実レシピ3つ

更新日:2022年04月11日

グミの実と聞いてお菓子のグミだと思う人が増えていますが、昭和に子ども時代を送っていた人にとっては赤くて甘い懐かしい果実です。そんなグミの実についての豆知識とグミを使ったレシピを紹介します。グミの実を知らない世代の人も「果物のグミ」について要チェックです。

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グミの実がなるグミの木とは

グミの実はグミの木に生る果実です。最初は緑色をしていて固く酸っぱくて渋いため、食べることはできませんが、やがて赤く熟すととても甘く美味しくなります。そんなグミの木について解説します。

グミの実とお菓子のグミは違うの?

グミの実とお菓子のグミは異なり、グミの実は「茱萸」という和名をもつ、東南アジア原産でグミ属グミ科の植物です。グミには品種が50~70くらいあると言われ、完熟したものはほとんどの果実が食用できます。味は甘酸っぱく後味に苦みもあります。

お菓子のグミはドイツ語のGummiというゴムを意味する言葉から来ており、歯ごたえのあるお菓子としてがあります。ドイツのハリボー社が世界で最初にお菓子のグミを作りました。

グミの育て方

グミは落葉種と常緑種に分けられ、落葉種は12月上旬~3月下旬頃、常緑種は3月ごろに苗木を植え付けます。50~60cmの高さで切り返して植えます。

肥料は毎年2月に化成肥料を与えましょう。草丈は1~3m程度にまで成長し、収穫の目安としてはグミの実が赤く色づいて柔らかくなったものから食べられます。完熟していないと苦みや渋みが強く感じます。

グミの実についての豆知識5つ

グミの実は、昔に比べてあまり身近な存在ではなくなりました。形や色から味や栄養について、そして旬の時期に美味しく食べるための入手方法までグミの実について知っておきたい豆知識を紹介します。

豆知識1: グミの実の色や形は?

グミの実は最初は固く、色は緑色をしています。品種にもよりますが、グミの実の多くが細長い楕円形をしています。完熟すると美しい赤色になります。

赤くなっただけでは食べごろのサインとは言えません。触ってみて少し柔かくなり始めたときが完熟して甘くなっている証拠です。

お店にグミの実が売っていない理由

グミの実はスーパーの果物売り場には売っていません。グミの木を見たことがあるという人や、グミの実を食べた経験のある人でも、実だけが店頭販売されているのは見たことがないでしょう。

それは、グミの実は栽培が難しいことや、美味しいけれど万人に受ける味ではないこと、果肉が柔らかくて長持ちしないことなどから、パックなどに詰めて陳列することに向かないことが理由です。

豆知識2:グミの実の旬

グミの実の旬は品種によって多少の違いはあるものの、大王グミと呼ばれている大粒サイズの「びっくりグミ」などは梅雨時の6月頃が旬だと言われています。

また、春グミと呼ばれるナワシログミは5月頃、秋グミと呼ばれる山グミは10月頃に実が熟して食べごろになります。

このように品種によって食べごろが違うほか、完熟しても渋みの強い種類のものは生食には適さず、ジャムや果実酒に加工するほうが適しているものがあります。

次のページ:グミの実を使ったレシピ3つ

初回公開日:2018年10月17日

記載されている内容は2018年10月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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