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「キーウィ」という鳥の生態7つ|特徴的な性格や分布など

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動物・ペット / 2019年02月26日
「キーウィ」という鳥の生態7つ|特徴的な性格や分布など

キーウィとは

「キーウィ」という鳥は、果物のキウイフルーツにそっくりの外見をしている鳥で、ニュージーランドの国鳥に指定されています。

日本ではあまりなじみのない鳥ですが、キーウィはニュージーランドではポピュラーな鳥として親しまれており、マスコット的存在としてさまざまな場面でキーウィの名称が見られます。

今回は、日本ではあまり知られていないキーウィの生態について紹介します。

正式な表記はキウイ?キーウィ?

キーウィはしばしば「キウイ」とも表記されますが、本来の発音に近いのは「キーウィ」といわれています。

原語の正しい発音というものは存在しますが、日本語に組み込まれた外来語は表記揺れがある場合が多いので、カタカナで書かれたままの発音をするのが正しいと見なされます。このことを踏まえると、「キウイ」と「キーウィ」はどちらも日本語表記では正しいといえます。

果物の「キウイ」の語源

「キーウィ」という鳥の生態7つ|特徴的な性格や分布など

果物のキウイフルーツは、キーウィが語源となって名付けられました。

キーウィという名前は、ニュージーランドの先住民族であるマオリ族が、「キーゥィ」という口笛のような鳴き声で鳴いていたことにちなんでキーウィと名付けたといわれています。

その後1959年に、ニュージーランド固有の果物であるキウイフルーツがアメリカに輸出される際、キーウィにちなんで「キウイフルーツ」と命名されました。

キーウィの生態7つ

キーウィはニュージーランドではとてもポピュラーな鳥ですが、ユニークで愛嬌のある姿をしているので、日本でも人気が高い鳥の一種に挙げられています。

ニュージーランドのみならず世界中から愛されているキーウィですが、実際にはどのような生態をしているのでしょうか。キーウィの7つの生態を紹介します。

生態1:ニュージーランドに生息

キーウィはニュージーランドに生息するニュージーランド固有種です。

キーウィはニュージーランドではとても親しまれており、ニュージーランド人が話す英語のことを「キーウィ・イングリッシュ」と読んだり、2ドルコインにもキーウィの姿が描かれています。また、企業名や店舗名にもキーウィという言葉が多く使われています。

キーウィはニュージーランドの人々の間で象徴的存在として、愛されていることが伺えます。

生態2:人懐っこい

キーウィは人懐っこい鳥としても知られています。

ニュージーランド固有種であるキーウィは天敵がほとんどおらず、好奇心旺盛な性格をしています。人間が近づいても警戒せず、興味を持って近づいてくることも多いです。

ニュージーランドのバードセンターでは、キーウィが積極的に近づいてきたり、人間のあとを一生懸命ついてくる姿もよく見られます。

生態3:大きな卵を産む

キーウィは大きな卵を産むことで知られています。

キーウィのメスは2キロほどの大きさですが、平均して体重の4分の1程度の大きな卵を産みます。キーウィが大きな卵を産むのは、大型の鳥類が祖先だったということが理由と考えられており、体だけが小型化しているが、祖先の名残で体に対して大きな卵を産むのだという説が有力です。

生態4:速く走れる

キーウィは強靭な脚を持っているため、速く走ることができます。

キーウィは翼がない鳥で、外見上確認することができないほど退化しています。近くに寄ってもほとんど目立たず、羽毛をめくった下におよそ5センチほどの翼が隠れています。

翼が退化した分脚力が非常に発達しており、同じくらいの大きさの鳥と比較しても、かなり丈夫な脚をしているため、とても速く走ることが可能です。

生態5:森の王の使いといわれている

ニュージーランドの先住民・マオリ族の伝承では、キーウィは「森の王の使い」と呼ばれています。

虫に食い荒らされて弱った木々を守るため、森の王の兄である空の王は、地上で虫を食べて森を守ってくれる鳥を求めていたところ、名乗り出た鳥がキーウィでした。

地上に降りるには翼を失うことになるのにも関わらず、犠牲を顧みず自ら進んで地上に降りたキーウィの様子を見て、王たちはキーウィに賛辞を贈ったといわれています。

生態6:虫や果物を食べる

キーウィは主に、虫や果物を主食としています。

昆虫の幼虫やクモ・ムカデなどの多足類やミミズ、果実を好んで食べます。地面や倒木などに長いくちばしを差し込んだり、突いたりして食物を探します。

生態7:嗅覚と触覚が発達している

キーウィは、嗅覚と触覚が発達しているという特徴があります。

キーウィのくちばしの先端には鼻腔があるので、地面や倒木に潜む昆虫の匂いを敏感に感じ取ることができます。また、センサーのような働きをするヒゲも生えており、くちばしに昆虫やミミズなどが触れた途端、すかさず捕らえて持ち上げます。

キーウィは視力が弱く夜行性なので、暗い中食物を探すために嗅覚と触覚が発達したといわれています。

ユニークな鳥を知りたい人におすすめの本

変な鳥 ヤバイ鳥
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口コミ

鳥の説明はもちろん、詳しいですが、「ココがヤバい!」という解説が一つ一つについていて、ついつい笑ってしまいました。

キーウィは見た目がとてもユニークな鳥ですが、世界にはキーウィ以外にもユニークな鳥が多数生息しています。見た目はもちろん、生態や特殊な能力を持った鳥など多種多様です。

「変な鳥 ヤバイ鳥」という本は、世界中のユニークな鳥について詳しく知ることができる本です。この本は、ユニークな鳥が美しい写真とともに独自の目線で解説されています。ユニークな鳥の世界に興味がある人におすすめの本です。

キーウィは絶滅危惧種?

キーウィはニュージーランドの国鳥として人々に親しまれていますが、野生のキーウィの数は減っており、絶滅が危ぶまれた時期がありました。

ニュージーランドにはキーウィの天敵となる動物がほとんどいませんでしたが、農地開発や家畜の放牧、食用として乱獲されたり、イヌやネコ・オコジョなど、人為的に持ち込まれた動物による捕食によって、野生のキーウィの数が一気に減少しました。

キーウィは復活しつつある

絶滅の危機に瀕していたキーウィですが、ニュージーランドではキーウィの数を増やすためにさまざまな取り組みが行われた結果、徐々に個体数が増加傾向にあります。

野生のキーウィが多く生息する地域を保護するだけでなく、キーウィを繁殖し森へ返すプロジェクトもニュージーランド各地で行われています。このような活動が積極的に行われた結果、減少傾向にあったキーウィは徐々に数を増やしつつあるといわれています。

キーウィを守るためにできること

野生のキーウィの数は徐々に増加傾向しつつありますが、キーウィを守るためには行政や自治体の活動のみならず、幅広い人の理解が必要です。

野生のキーウィが生息している地域は保護地区として管理されているところがほとんどですが、万が一野生のキーウィに遭遇したら、触ったり捕まえたりしないようにしましょう。また、森や川にゴミを捨てたり、ペットを放して遊ばせたりしないようにしましょう。

キーウィについて知識と理解を深めよう

今回は、キーウィという鳥の特徴や性格・生態などを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

キーウィはニュージーランド固有種の鳥で、丸くて愛嬌たっぷりの姿がとてもかわいらしく、ニュージーランドの人々に親しまれています。

日本では滅多に見られない鳥ですが、ニュージーランドの野生動物公園で姿を見ることができるので、見る機会があればぜひキーウィに会いに行ってみましょう。

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