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蒸留酒の主な特徴と種類12種|おすすめの銘柄12選

Author nopic iconruda
カテゴリ:食の知識

初回公開日:2018年11月22日

更新日:2020年01月28日

記載されている内容は2018年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

蒸留酒の主な特徴と種類12種|おすすめの銘柄12選

蒸留酒とは

「蒸留酒」とは、その名前のとおり「蒸留」して作られたお酒のことです。「蒸留」とは、一度液体を蒸発させて、その蒸気をもう一度冷やして液化する方法のことを示しています。

アルコールと水は蒸発する温度「沸点」が違うので、蒸留によってアルコールと水を別々に集めることが可能です。そのため蒸留酒はもとのお酒よりもアルコールの純度が高くなり、それによって風味も変わります。

他のお酒との違い

先に述べたように、蒸留酒はお酒を蒸留したものや、蒸留したお酒に加水したもののことを指します。それ以外のお酒は一般的に「醸造酒」と呼ばれ、日本酒やワイン、ビールなどの種類があります。

醸造酒は米や果実、大麦などの糖質を発酵させて作られ、原料によって豊かな風味を持ちますが、蒸留酒は混合成分を除き、アルコールの成分の純度を高めているので「雑味」の少ないクリアな味わいが特徴です。

蒸留酒の歴史

蒸留酒の起源は、なんと紀元前4世紀のメソポタミア文明の時代にまでさかのぼると言われています。蒸留酒を作るためには、お酒を沸騰させる「蒸留器」が必要になりますが、この蒸留器がメソポタミアの遺跡の中から発見されています。

ただ、この頃には正確にお酒を造っていたかどうかは定かではありません。確実に「蒸留酒」を作っていた記録が残されているのは、古代ギリシャ文明のアリストテレスによるワインの蒸留が最古です。

カロリーはどのぐらいか

蒸留酒のカロリーは、種類によって差があり、一般的に100mLあたり60~250kcal程度であると言われています。100mLの液体はコップ一杯にも満たないような容量で、かなりカロリーが高いように感じる人もいるでしょう。

しかし、蒸留酒のアルコール度数は25度~60度程度と、ビールやワインと比べてかなり高めなので大量に飲むことは不可能です。ちびちびと飲めば低カロリーでコスパよく酔えます。

蒸留酒の主な種類12種

それではここから、蒸留酒の種類についてご紹介していきます。今回は12種類ご紹介しますが、世界にはまだまだたくさんの種類の蒸留酒があります。この種類わけで重要なのは、ずばりお酒の原料の種類です。

日本酒はお米から、ワインはブドウから、ビールは大麦から作られることを知っている人は多いでしょう。蒸留酒はこれらの醸造酒を蒸留して作るものですので、当然蒸留酒の原料も糖質となる植物が使われています。

1:焼酎

焼酎は日本でも良く飲まれている蒸留酒です。コンビニなどで売っている「チューハイ」は焼酎のカクテルですので、おそらく皆さんも一度は焼酎を口にしたことがあるでしょう。

焼酎の原料にはさまざまな種類があり、それぞれ米焼酎、芋焼酎、麦焼酎、そば焼酎、黒糖焼酎などと呼ばれます。また、蒸留の仕方によって甲種と乙種に分かれます。原料や蒸留法によって風味が変わる奥の深いお酒です。

2:ウィスキー

ウィスキーは世界中で最も広く飲まれている蒸留酒でしょう。その原料には、大麦、ライ麦、トウモロコシなどが使われ、これらが発芽するときに出す麦芽糖を糖源とする発酵法でアルコールを作ります。

水割りやストレート、氷に注ぐ「ロック」など、さまざまな飲み方があります。世界中で作られている歴史のあるお酒で、場所によってスコッチウイスキー、アイリッシュウィスキー、バーボンウイスキーなどと呼ばれます。

3:ブランデー

蒸留酒の主な特徴と種類12種|おすすめの銘柄12選
※画像はイメージです
出典: Cup Brandy · Free photo on Pixabay

ブランデーは、果実を原料とする蒸留酒の総称です。「ブランデー」という名前は、オランダ語で「焼いたワイン」という意味を示す言葉であり、その名のとおりワインを蒸留したのが始まりです。

ブランデーとウィスキーは見た目は似ていますが、ブランデーの方が果実の香りや味わいが豊かに残っています。この香りを楽しむために少しぬるい状態で飲むとおいしく感じられるでしょう。肉などのフランベにも使われます。

4:ウォッカ

ウォッカは、ロシアや北欧、中欧地域で飲まれている、かなりアルコールの純度の高い蒸留酒です。その原料はライ麦、小麦、大麦、ジャガイモ、ビート、果実、乳糖など種類が多く、地域によって主に使われるものが異なります。

かなり高いアルコール度数まで蒸留するのが特徴で、途中で度数を整えるために加水します。瓶に詰める前に白樺の活性炭でろ過をするのが一般的ですが、ろ過をしないものも発売されています。

5:ジン

ジンは、ヨーロッパで生まれた蒸留酒で、大麦やライ麦、ジャガイモなどを原料としています。蒸留をした後に「ジュニパーベリー」という果実を乾燥させたスパイスで香りづけをしているのが特徴的です。

中世ヨーロッパで「黒死病」が流行した際にこのジュニパーベリーの蒸留酒が薬として用いられていたという記録もあります。もともと薬として作り出されたジンですが、その味が評判となり嗜好品となりました。

6:ラム

ラムは、サトウキビの絞りカスや絞り汁を原料とする蒸留酒で、カリブ海で生まれたと言われています。サトウキビは西インド諸島が原産で、コロンブスによる航海のあとに持ち込まれたことがきっかけでラムが作られるようになりました。

蒸留した後は無色でシルバーラムと呼ばれますが、樽熟成をすることで色味が付き、ゴールドラム、ダークラムと呼ばれる種類になります。ラムはお菓子作りにも良く使われます。

7:テキーラ

テキーラは、メキシコ発祥の蒸留酒で、「メスカル」という蒸留酒の中の1種です。メスカルは、「リュウゼツラン」というアロエのような植物を原料として作られるお酒で、テキーラはその中でも特定の種を原料とするものを言います。

度数が高いお酒であり、ライムをかじりながらショットで楽しむのが有名な飲み方ですが、そのほかにもカクテルに使われることもあります。

8:泡盛

泡盛は、日本の琉球諸島、つまり沖縄県のあたりで飲まれている焼酎乙種の1種の蒸留酒です。お米を原料としていて、「アワモリコウジカビ」と呼ばれる微生物の働きによって発酵させます。これを単式蒸留法によって蒸留したものが泡盛です。

焼酎と同じように、お湯割り、水割り、ロック、ストレートなどさまざまな飲み方をすることができます。梅酒などの果実酒の材料としても使うことができます。

9:アクアビット

アクアビットは、デンマークやスウェーデン、ノルウェーなどの北欧地域とドイツで作られている蒸留酒です。原料としてジャガイモを使っているのが特徴で、寒くて痩せた土地を持つこれらの国の農業に順応した地域性の高いお酒です。

日本ではあまり見かけることはありませんが、ショットで飲むほかにカクテルとして飲まれます。多くは無色透明ですが、まれに樽熟成されたものもあり、これはブランデーのような色合いになります。

10:ソジュ

ソジュは、日本のお隣の朝鮮半島の伝統的な蒸留酒です。焼酎と似ていることから、韓国焼酎とも呼ばれることがあります。お米を原料とするのが伝統的ですが、現代では小麦やいも、タピオカなどを原料とするソジュも作られるようになっています。

日本では焼酎を飲む際に水やお湯で割ったり、カクテルにする人が多いですが、韓国ではソジュはもっぱらストレートで飲まれています。澄んだクリアな味が特徴です。

11:コニャック

コニャックは、フランスのコニャック地方で作られたことからこの名前が付いたブランデーの一種です。コニャック地方周辺にはワインの生産地域があり、そのノウハウを引き継いで作られたコニャックは高品質ブランデーとして世界中で人気があります。

コニャックは特定の地域で生産されたブドウのみを用いて作られた白ワインを蒸留し、2年以上程樽で熟成させることででき上がります。

12:白酒

白酒(パイチュウ)は、中国発祥の蒸留酒で、焼酎と似たようなお酒です。コーリャン、トウモロコシ、ジャガイモなどを原料として作られ、かなりアルコール度数が高いことで有名です。

伝統的に作られていた白酒はアルコール度数50度以上でしたが、現代は45度程度に下げられた物も作られています。その度数の高さから、口の中ですぐに揮発してしまうような飲み口が特徴的です。

蒸留酒をもっと楽しむためのグラス

蒸留酒は、その原料や蒸留法などで風味や香りが変わります。それぞれのお酒に特徴的なその香りを存分に楽しむために作られたグラスがこちらです。お酒の香りを充満させる形のグラスを使えば、いつもの何倍も蒸留酒をおいしく楽しむことができるでしょう。

グレンケアン-ブレンダーズグラス-2個セット
グレンケアン-ブレンダーズグラス-2個セット
口コミ

届いた日から使い始めました。 ウイスキーの香も良く立つので今までより心地良く飲めます。 ワインにも使ってみましたが良い感じでした。

蒸留酒のおすすめ銘柄12選

ここからは、世界中の蒸留酒の中でも人気のあるおすすめの銘柄を10種ご紹介していきます。同じウィスキーやブランデーでも、産地や熟成年数などによって味が変わり、好みもわかれます。ぜひお気に入りの一品をみつけてみてください。

1:ザ・グレンリベット12年

ザ・グレンリベット12年
ザ・グレンリベット12年

¥ 5,266

口コミ

大人の酒の味を知りたくなり、友人から勧められて、これがはじめるのには超スタンダードだと聞いて購入しました。

ザ・グレンリベット12年は、クセが少なくバランスの取れた味わいの、初心者から上級者まで幅広く愛されるシングルモルトウィスキーの銘柄です。
アメリカンオークの樽で熟成させることにより、バニラのテイストが移り、優しい口当たりが特徴です。

2:ジョニーウォーカー

ジョニーウォーカーブラックラベル 12年
ジョニーウォーカーブラックラベル 12年
口コミ

味や香りなど欲を言えば切りはないのですが、国産ものを含め現在のところ品質と価格のバランスを考えると、12年物でこのジョニ黒ほど優れたウイスキーを私は知りません。

ジョニーウォーカー12年は、日本でもほとんどのお店が取り扱っている世界的に人気のあるウィスキーの銘柄です。ウィスキーの特徴的なスモーキーな香りをしっかりと感じられる味わいが特徴です。それでいてほのかな甘みを感じる後味がクセになる、晩酌にぴったりの一品です。

3:久米仙古酒 35度

久米仙古酒 35度
久米仙古酒 35度

¥ 2,441

口コミ

もともと久米仙ブラックが好きでしたが、amazonでこの商品を見つけ、試しに注文してみましたが、十分満足できる味と安さにまた頼みたいと思っています。

久米仙の古酒は、まろやかな味わいが特徴の泡盛の銘柄です。蒸留酒はクリアで雑味のない味わいのものが多いですが、こちらの泡盛はソフトでフルーティーな香りを感じられるためとても飲みやすくなっています。女性からの人気も高い銘柄です。

4:ヘネシー VSOP

ヘネシー VSOP
ヘネシー VSOP
口コミ

カミュやレミーに比べると味付けがハッキリしていて、XOレベルで初めてその奥深さを味わえる前者に比べると、ヘネシーはVSOPでもなかなかです。普段飲みには断然これかな?

ヘネシーVSOPは、世界最高峰のブランデーと呼ばれるコニャックの一種で、その中でも原料のブドウや熟成の樽にこだわった最高品質の蒸留酒です。ブランデーの銘柄名のあとについている「XO」「VSOP」などの記号は、樽での熟成年数を示しており、VSOPは5年以上熟成させたものにつけられます。くせのない素直な味わいが特徴です。

5:霧島酒造 黒霧島

霧島酒造 黒霧島
霧島酒造 黒霧島
口コミ

黒麹の醸すうまさはトロリとしたあまみ、キリッとした後切れにあります。霧島酒造の90余年の永きに渡る伝統と卓越した技術からこの美味しさはつくられているのです。

焼酎にあまり詳しくないという人でも名前は聞いたことがあるというくらい有名な焼酎の銘柄がこちらの「黒霧島」です。サツマイモを原料とし、黒麹菌を使って発酵させています。

霧島酒造は、宮崎県の伝統的な酒造メーカーで、お酒造りの際には水にまでこだわっています。甘口で飲みやすいので、ストレートやロックもおすすめです。

6:パトロン

パトロン アネホ テキーラ
パトロン アネホ テキーラ
口コミ

私はメキシコに5年間居た者ですが、やはりこのテキーラは美味いですね。 口当たり良く、それでいて嫌味の無いアマリージョテキーラです。

パトロンは、世界中で人気のあるテキーラの銘柄で、メキシコで作られています。パトロンのテキーラは樽熟成年数の異なるテキーラをブレンドして作られており、銘柄ごとに配合が異なります。

ホワイトオークの樽で1年以上熟成されたこちらのパトロンアネホは、ほのかな甘みを持ち、はちみつのような濃厚な香りが特徴です。

7:アブソルート ウォッカ

アブソルート ウォッカ
アブソルート ウォッカ
口コミ

クセがなく、透明感があって飲みやすい。 もちろん割り物のベースにしてもいいが、冷凍庫に入れてどろりとしたものをショットグラスで2杯ほど一気に飲むのが一番おいしく感じる。

アブソルートウォッカは、スウェーデンの酒造メーカーが作っているウォッカで、世界中で流通している人気の銘柄です。

ウォッカは味わいが少ないというイメージがあるでしょうが、アブソルートウォッカはまろやかで穀物の甘さを後味で感じることができます。カクテルにしてもおいしく飲むことができます。

8:タンカレー

タンカレー ロンドン ドライジン
タンカレー ロンドン ドライジン
口コミ

香りに特徴があり、好き嫌いが分かれると思いますが、ジンが好きという人であれば気にいると思います。

タンカレーは、「プレミアムジン」とも呼ばれる程味わいの深い、ロンドン発祥のジンの銘柄です。

1830年に初めて製造されて以来そのレシピは極秘にされており、唯一無二の確かな品質をしっかりと受け継いでいます。華やかで爽やかな味わいと緑色の瓶、そして赤い蝋印のマークが目印です。

9:スコーネ アクアビット

スコーネ アクアビット
スコーネ アクアビット
口コミ

これはいい!室温でも冷凍庫で冷やしてもおいしく飲めます。すぐに空いたので、続けて2本追加注文しました。

スコーネアクアビットは、スウェーデンのスコーネ地方で作られているアクアビットの銘柄で、独特の香りがクセになる一品です。常温で飲めば香草の香りがふんわりと広がり、冷やして飲んでもクリアな味わいを楽しめます。魚料理に良く合うのでお食事のときにもおすすめです。

10:ロン・サカパ センテナリオ 23年

ロン・サカパ センテナリオ 23年
ロン・サカパ センテナリオ 23年

¥ 5,832

口コミ

全体としてトゲトゲしくなく、濃厚な香り ラムの取っ掛かりとしては文句のない逸品です むしろこれを最初に飲むと他のラムが辛く感じるのではないかと思います

ロン・サカパ・センテナリオ23年は、グアテマラで作られている人気のラムの銘柄です。じっくりと樽で熟成されており、ダークな赤いカラーと濃厚なチョコレートのような香りが特徴です。味もかなり甘めですが、それでいて後味がすっきりとしています。

11:チャミスル

チャミスル
チャミスル
口コミ

ひやしてスッキリのめます。 癖が少なくてほんのり甘いので、それこそ辛い味のものといっしょだと合いますね。

こちらは、韓国でソジュといえばこのチャミスルを置いて他はないというほど大人気となっている銘柄です。韓国国内ではビールよりもチャミスルの消費量が多いほど、国民的な飲み物です。さまざまなフレーバーの物が出ているので飲み比べてみても良いでしょう。

12: 瀘州老窖 特曲 白酒

瀘州老窖 特曲 白酒
瀘州老窖 特曲 白酒
口コミ

始めて白酒を呑みましたがこれが非常にうまい。紹興酒は結構苦手なわたくしですが、この瀘州老窖はとても飲みやすい。

瀘州老窖 特曲 白酒は、四川省瀘州で作られている伝統的な白酒です。そのアルコール度数は60度と、体温ですぐに蒸発してしまいそうなほど高く、古くからの製法を引き継いで作られています。強いのにとげとげした感じがなく、スッとしみこむように飲めてしまうのが特徴です。

蒸留酒を味わいつくしましょう

蒸留酒、と一言で言っても、世界中にはさまざまな原料を用いて、さまざまなこだわりを持った方法で作られた銘柄がたくさんあります。

ちょっと大人の味を知ってみたいという人や、新しい趣味を始めたいという人はぜひこの奥の深く壮大な蒸留酒の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

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