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鏡餅の飾り方と飾る時期をご紹介|それぞれの飾りには意味がある

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暮らし / 2018年12月18日
鏡餅の飾り方と飾る時期をご紹介|それぞれの飾りには意味がある

鏡餅の意味

お正月になると鏡餅を飾ることが多いので、この時期になるとスーパーなどで鏡餅がたくさん売られています。

鏡餅は、丸いお餅を2段に重ね合わせて、上にみかんを置くのが定番ですが、どうして鏡餅というのか、そしてなぜ飾るのかご存知でしょうか。

お正月は、年神様をお迎えする行事で、鏡餅は年神様えのお供え物となります。丸く重ねるのには、重ね重ね丸い年になるよう願いが込められているためです。

鏡餅の鏡とは

鏡餅に鏡の文字が使われているのは、三種の神器のひとつである昔の銅鏡に似ていることから、鏡餅となりました。

現在の鏡は、四角いモノがほとんどですが、昔の鏡は丸く特別な霊力を持つ神具として使用されていました。

鏡は、魂を表す神器のひとつであり、年神様をお迎えする依り代として、鏡餅をご神体とあらわして祀ります。

鏡餅の飾り方

鏡餅の飾り方は、地域や家庭により違いはありますが、基本的に丸いお餅を2重に重ねて飾るのが基本です。

三方と呼ばれる折敷(角盆)の上に半紙や裏白、ゆずり葉、そして橙を使って飾りつけをしますが、昆布だったり伊勢エビだったりと、飾り付けの方法は色々で、縁起物で飾ることには違いはありません。

そこで、鏡餅にはどのような飾りつけがあるのか、基本的な方法をみていきます。

鏡餅の並べ方

鏡餅の並べ方には、地域ごとに違いがあり、鏡餅も石川県のように紅白に着色した鏡餅を使用するところや、砂糖を使い餅の代わりにかたどったりと、鏡餅にはいろんなタイプがあります。

並べ方の基本としては、三方に半紙を敷き、その上に裏白、ゆずり葉を載せて鏡餅を重ねておきます。地域によっては串柿や昆布、干しスルメを飾り付けるところもあります。

1:半紙

鏡餅の下には、白い紙が置かれていますがそれが半紙です。真っ白な半紙を使うこともありますが、一般的には半紙の縁を紅色で縁取った半紙を使います。

紅色で縁取った半紙を四方紅といい、「天地四方を拝し災いを払い、一年の繁栄を祈願する」意味があります。

四方紅がなければ、普段使っている半紙を正方形に切り、三方の正面に角が出るように敷きます。

2:裏白

鏡餅の下に、葉っぱが敷かれていますが、それが裏白というシダ科の植物の葉です。表が緑色で裏が白いことから裏白と呼ばれています。

裏白の葉は左右対称なことから、夫婦円満ともいわれ、葉の裏が白いので心に裏表がない「清廉潔白(せいれん潔白)」を表しているといわれています。

飾る場所は、鏡餅と四方紅の間に挟むように裏白の裏側を上にして飾ります。そうすることで心に裏がない意味を表すことができます。

3:ゆずり葉

ゆずり葉は、新しい葉っぱが出てから古い葉が落ちる習性があるので、代々家系が続く子孫繁栄の縁起物として使用する地域があります。

ゆずり葉を飾る場所は、地域ごとに違いがあり、裏白の代わりにゆずり葉を使う地域や、裏白と餅の間にゆずり葉を挟んで飾る場所があります。

ゆずり葉は、本州の福島より以西の暖地に自生する植物なので、寒冷地で自然のゆずり葉を手に入れるのは困難なので、裏白のみ使われています。

4:餅

鏡餅とは、神様と人を仲介する食べ物で、神様にささげた餅をみんなで分け合っていただくことで、神様からの祝福を受けるといった、信仰や文化の名残となっています。

餅は丸く大小つくり、重ねてお供えするのが一般的ですが、最近では鏡餅の形をした入れ物の中に、真空パックされた切り餅が入った商品が売られているので、自分で餅をつく機会が少ない現代人にとっては便利ですし、カビの心配もありません。

5:橙

鏡餅のてっぺんには、葉っぱ付きのみかんが載っているとおもっている方が多いですが、実はみかんではなく橙という別の果物です。

橙とみかんの決定的な違いは、橙は、オレンジ色に熟した後も枝から落ちずに長いものだと2年から3年枝についたままです。

長く枝についていることから、代々家系が長く繁栄することを願って橙をてっぺんに載せます。

また、橙に葉がついている理由は、枝についていることを連想するためです。

鏡餅を飾る場所

鏡餅を飾る場所は、床の間に飾ったり、神棚や仏壇に飾るといった人も多いでしょう。

鏡餅は、飾る場所によって宿る神様が違うといわれています。例えば玄関は、とおり道なので、全ての神様をお迎えする松飾と同じ意味合いとなります。このほか台所、居間、水回り、トイレにも鏡餅を飾ります。

鏡餅は、1軒に1個飾るのではなく、それぞれの場所に飾るのが良いとされており、中でも一番大きい鏡餅は、床の間に飾るようにします。

トイレは地域差がある

トイレに鏡餅を飾ると聞いて驚く方も多いでしょう。というのも、トイレやお風呂場は不浄な場所なので鏡餅を置かない地域もあるからです。

しかし、神様はそれぞれの場所におられ、トイレには厠神と呼ばれる女性のお産を守る神様がいますから、小さくても鏡餅をトイレにお供えしましょう。

また、お風呂場のような水回りには水神さまがおられるので、水回りが発達した現代でも鏡餅をお供えして新しい年を迎えるとよいでしょう。

鏡餅を飾る時期

お正月を迎えるにあたり、鏡餅をいつから飾り始めて、いつ下げればよいのか迷う方も多いでしょう。

早すぎもへんに感じますし、下げる時期も間違った時期だとお正月をきちんと迎えられない気になる方も多いのではないでしょうか。

そのなかで、鏡開きという言葉は聞いたことがある方も多いはずで、何となく鏡餅を下げる時期は鏡開きに合わせればよいとおもっている方も多いでしょう。そこで鏡餅の期間についてみていきます。

12月28日

鏡餅を飾る日を12月28日からとしている地域がほとんどです。この理由には、28日の8が漢数字にすると八となり、末広がりになることから縁起の良い日と昔から言われており、12月28日から鏡餅を飾っています。

末広がりの意味には、その家が繁栄するといった意味や、子孫が繁栄するといった意味があり、28日は縁起の良い日になります。しかし、年末の忙しさから20日近辺から飾る方も最近は多くなっています。

12月29日

12月28日に鏡餅を飾るのを忘れた時に、翌日の12月29日に鏡餅を飾るのはあまり好ましくありません。

その理由としては、29日の9が「苦しむ」を連想させることから12月29日に鏡餅を飾るのは避けられています。

そこで、12月28日に鏡餅を飾り付けるのを忘れた場合は、12月30日に飾りつけをします。

また大晦日は一夜飾りといわれるので、12月31日に鏡餅などの正月飾りをするのは避けましょう。

1月11日

1月11日は、鏡開きの日にちとなります。特にこだわりがなければ、鏡餅をこの日まで飾っておいても問題はありません。

また、鏡開きは関東は1月11日ですが、関西では1月15日または20日となっていますし、どんど焼きに合わせて鏡餅を下げる地域もあります。このほか、鏡餅を1月7日に下げて1月11日に鏡開きをする地域などバラバラですから、住んでいる地域に合わせて鏡餅を下げると良いでしょう。

日本の行事を子供と一緒に学べる

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口コミ

こんな本を探していました!大人向けに、この手の本は沢山出ていますが、三浦さんの本は子供が一緒に読める本、まさしく大人が子供に日本の伝統を伝える為の手引となる本です。

大人向けの日本の行事を知るための書籍は多数販売されていますが、この書籍のように子供にもわかりやすく解説された本はなかなかありません。

そこで、日本の伝統行事を正しく伝えていくために、子供と一緒に学べる本を買って勉強してみてはいかがですか。

子供だけでなく、大人も知らない日本の行事の意味あいを知ることができるので、集会や学校行事のさいに役立つことでしょう。

鏡餅の飾りの意味

鏡餅は、最近では便利なセットとなって売られているので、一から自分で作ることや調達しなくても、すぐに飾り付けができます。

しかし、セット品では飾りつけに使われている品々が何を意味しているのか知ることは難しいですし、昔のように飾りつけの意味合いを聞きながら用意することもなくなりました。

そこで、飾りつけに使われている代表的な品々が持つ意味合いについて解説していきます。

裏白

裏白は、南日本に群生するシダ類で、表面は緑色の艶やかな葉をしていますが、裏側は白く粉っぽい色をしていることから裏白と名づけられました。

裏白が鏡餅などの正月飾りに使われる理由は、裏が白く潔いことから、心の裏側も白い身の清らかさを意味することと、裏が白いので「ともに白髪まで長生きする」といった意味から好んで裏白を鏡餅に古くから使われています。

ゆずり葉

ゆずり葉は、若葉が成長してから古い葉が落ちることから、ゆずり葉と名づけられ、縁起物として正月飾りに古くから利用されています。

これは、子供が成長して、親が後を譲ることに例えて鏡餅の飾りに使われているおめでたい木です。

縁起物として、庭木として育てたり、正月飾りとして使われていますが、地域によっては、ゆずり葉を鏡餅に使わないところもあります。

橙は、みかん科の果物ですが、酸味と苦みが強いのでそのまま食すことはできません。

橙は、冬に橙色に変色して熟しますが、春になるとまた緑色にかわり、長い間枝から落ちることがありません。そのことから代々と橙をかけて、縁起物として鏡餅のてっぺんに載せてお供えします。

また、橙は見かけは美味しそうに見えますが、実際は酸っぱくて食べれないことから見掛け倒しの武将を橙武者とも呼びました。

鏡餅を飾って良い年を迎えよう!

鏡餅の飾りつけに使われているモノの意味を知ることで、お正月の伝統行事を深く知ることができます。

忙しい現代人のために、スーパーやコンビニでも鏡餅のキットが売られていますから、良い年を迎えるためにも、鏡餅をそれぞれの場所に飾り、年神様を迎える準備をしましょう。

1年に1度の行事なので、鏡餅の飾り方を忘れてしまうのは当たり前ですから、鏡餅の飾りつけから、飾りつけの期間を毎年この記事で確認しましょう。

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お正月といえば、お餅は欠かせない食べ物です。お正月にはお雑煮にして食べる方も多いでしょうが、その他にもお餅には美味しい調理方法がたくさんあります。

そこで、お餅のおいしい食べ方や、調理方法を知りたい方は、関連情報をチェックしてみましょう。お雑煮意外に、もっと美味しいお餅の食べ方を見つけられることでしょう。

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