トイマンチェスターテリアってどんな犬？性格や特徴・価格・相場

トイマンチェスターテリアはイギリスのイングランド原産の犬種です。

犬種名は、イギリスの地方の地名「マンチェスター」が使われています。別名「イングリッシュトイテリア」とも呼ばれており、世界的にはイングリッシュトイテリアの名前で呼ばれています。

トイマンチェスターテリアは世界的に根強いを誇る超小型犬です。超小型犬は、トイプードルやパイヨンと同じ種類に分類されます。

とても小さい体つきですが、狩猟犬として作られた犬種です。小さい体つきですが、俊敏な動きをします。

トイマンチェスターテリアは小型犬のマンチェスターテリアの小さいサイズの犬種になります。

トイマンチェスターテリアは、マンチェスターテリアから派生した犬種です。

マンチェスターテリアが作り出された理由は、当時流行っていた賭博のためです。この賭博は、「ネズミ殺しゲーム」と呼ばれ、貧しい人たちにを集めていたゲームでした。

その時に足の速いウィペットやグレーハウンドを掛け合わせて作られた犬がマンチェスターテリアです。その後マンチェスターテリアは、娯楽目的のために飼育されるようになります。

時代は進み、マンチェスターテリアより作業が早い犬種を作り出す目的で作られたのがトイマンチェスターテリアです。

トイマンチェスターテリアの習性は、「見知らぬ人には吠える」です。習性とは、犬が本来持っている行動を指します。

トイマンチェスターテリアは、主人や家族には愛情深く接します。しかし、その反面見知らぬ人には吠えます。宅配の人などにも吠えることがあります。警戒心が強い性格からこのような行動に繋がります。

吠えるということはデメリットだけではありません。番犬としての活躍を期待できる犬種です。頼もしい存在です。

身体的特徴は、「非常に小さい体格」「スマートな体つき」です

「非常に小さい体格」や「スマートな体つき」は作業に適した体つきとなっています。「作業がしやすい犬種」として作られ歴史からも納得の体つきです。

バランスのとれた体つきは、エレガントさも感じさせます。無駄な筋肉がなく、スレンダーで流れるような体型は、流線型と呼ばれています。

そのスレンダーな体格は、他の犬と比べると、より際立って感じることができます。

トイマンチェスターテリアの体の大きさは、20cm～30cmです。

トイマンチェスターテリアの体の大きさは、オス、メスとも大きな差はなく、同じ大きさです。大型犬でのラブラドールレトリバーの大きさは、56cm～62cmで、比べるとその小ささを感じることができます。

体が小さいために、飼育環境を選ばず、飼うことができます。体は小さいですがパワフルで、物怖じしません。機敏に動き回ります。

「エレガントさ」と「シャープさ」を持ち合わせた魅力は、世界中の人々を引きつけています。

トイマンチェスターテリアは、流線形と呼ばれるスマートな体つきをしています。

体重は成犬で約3kg～4kgとなっています。体重はオス、メス性差に関係なく、同じ体重です。

スマートな体つきは、トイマンチェスターテリアが作られた歴史を感じます。作業が行いやすいようにと作られたため、スマートな体格は作業を行いやすい体格になっています。

スマートな体つきは他の犬種と比べてると、際立って感じることができます。スマートな体格は、大勢の人を魅了しています。

トイマンチェスターテリアは、人懐っこくはありません。

「人懐っこい」とは、いつも笑顔で人見しりをしないことを指します。ゴールデンレトリーバーやボーダーコリーなどは人懐っこい犬種に分類されます。

トイマンチェスターテリアは、家族や主人に対しては明るく、愛情深い一面を見せてくれます。しかしその他の人に対しては警戒心が強い一面があります。

宅配の人に対しても吠えることがあり、番犬としてとても適した性格をしています。知らない人には吠えることをするので、人懐っこい犬種ではありません。