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猿はペットとして飼える?飼育の可否や方法・注意点をご紹介

Author nopic iconみかん
動物・ペット / 2019年10月23日
猿はペットとして飼える?飼育の可否や方法・注意点をご紹介

猿の魅力と生態を紹介

猿というと動物園で見るような、日本さる・チンパンジー・ゴリラ・オランウータンなどが思い浮かびます。猿のイメージといえば賢いや器用などほかの動物比べると人に近い生き物と認識されます。

実際の猿はどのような生き物なのでしょう。ここでは猿の魅力と生体を、歴史と寿命の項目で紹介します。

猿の特徴1:歴史

南米のインディオでは約5000年前から猿をペットとして飼育していたという記録が残っており、古くからわれわれ人間との関わりがあったということがわかります。

日本では古来からニホンザルは馬を守る守護者と伝承されています。また、ニホンザルは馬の病気を防ぐ馬医として大名屋敷で飼われていました。

江戸時代になると厩(うまや)の祈祷に当たる猿まわしが全国各地を巡業するなど猿とのかかわりがありました。

猿の特徴2:寿命

猿の種類により寿命には違いがあります。

ニホンザルの平均寿命は野生下では約25年で、餌付けされたニホンザルは約30年です。猿の仲間のチンパンジーは平均寿命は40年から50年で、オランウータンは平均寿命が30年から40年です。

ペットの猿はコモンリスざるやコモンマーモセットが有名ですが、10年から15年が寿命です。ペットとして飼い長生きさせる場合には病気に備えてかかりつけの病院を決めるといいです。

ペットとして猿の飼育は可能なのか?

猿はペットとして飼うことができるのかということですが、ペットとして飼うことは可能です。

猿はペットショップや小動物を専門に取り扱う専門店、猿を専門に扱う猿販売店などで購入することができます。

猿は誰でも飼うことができますが、注意しなければならないことがありますし、きちんと責任を持って飼わなければなりません。

興味本位や衝動的に飼うことはおすすめできない

猿をペットとして飼う場合には、興味本位や衝動的に飼うことはおすすめできません。

可愛い猿だからと計画を立てずに衝動買いしたり、人と違う動物を飼いたいから、珍しいからと下調べもせず飼うことはやめましょう。

生態を理解して飼わないと想像していたものと違いが出て、最後まで面倒を見れなくなるケースもあります。

猿を飼うにはどのような動物であるかを理解して、最後まで面倒を見るという覚悟が必要です。

猿の飼育には様々な困難がある

猿の飼育は犬や猫を飼うよりも場合によっては難しく、さまざまな困難があることを理解してから飼うようにしましょう。

猿は人間と同じように社会性のある生き物で、小さい子供を育てるように世話をしてあげる必要があります。じっと我慢してお留守番することは難しく、家を空けることが多い家庭には向きません。

一緒に遊んであげるなどかまってあげることができないと寂しがり、結果として信頼関係が崩れてしまうこともあります。

費用

猿を飼う時にかかる費用も飼育にある困難のひとつです。

猿はまだまだ珍しい動物で、買うとなると値段が高額です。サルの種類にもよりますが、安くても30万から50万円、高い種類になると120万円ほどと高額になります。

それ以外にもゲージやおもちゃなどを購入する必要がありますし、モンキーフードや果物、ナッツなど餌やおやつも継続的に必要です。猿の寿命は長いので、継続費用が長い間かかってしまいます。

しつけ

猿は賢い動物のイメージがありますが、犬や猫のようにトイレをしつけることができません。

猿はトイレを覚えませんので、放し飼いにしていると行動範囲すべてがトイレになります。至る所にマーキングをしてしまいます。

また自分が食べている物がいらなくなったらその場に捨ててしまうこともしばしばです。

トイレはおむつを履かせるなど対策をし、餌やおやつはゲージの中で食べさせるようにした方がいいでしょう。

飼育スペース

猿を飼育する場合には、猿がストレスを溜めることなく生活できるように広い飼育スペースを確保してあげる必要があります。

ゲージで飼う場合はゲージが狭いと運動不足になります。運動不足が続くと、様々な弊害を引き起こす可能性があります。猿が動ける十分な広さを確保しましょう。

また猿は樹上生活の生き物です、高さも飼育には必要です。高さも確保し、ハンモックやブランコなどのおもちゃを用意してあげると喜びます。

飼育できる猿の種類

猿は海外から輸入することもできます。輸入できる地域は限られており、それ以外の地域から輸入することはできません。

輸入できる地域から輸入しても手元に届くまでには検疫などで時間がかなりかかります。ペットショップなどを回って見つける方が早いです。

また希少種に指定されている種類はワシントン条約で規制対象となっている場合もあり輸入できる種類か確認が必要です。

ここではペットとして飼育できる猿の種類を紹介します。

飼育できる猿
  • コモンリス猿
  • コモンマーモセット
  • スローロリス
  • ピグミーマーモセット
  • ショウガラゴ

飼育できる猿1:コモンリス猿

コモンリス猿はペットの猿として最もポピュラーで、単にリスザルと表記している場合コモンリス猿をさしています。

コモンリス猿は大人しくて人によく懐くのでペットとして人気で、価格は40万から60万円ほどす。オスで体長が25cmから35cm、体重が500gから1kg程度と小さく可愛いサルです。

コモンリス猿の寿命は、10年から15年です。丁寧に飼育してあげることで平均寿命より長く生きる個体もいます。

飼育できる猿2:コモンマーモセット

コモンマーモセットは野生下では個体数が減少しておりワシントン条約で保護の対象となっています。国内でコモンマーモセットを繁殖しているブリーダーがいますので、ペットショップなどで買うことができます。

非常に知能が高いので無理に触ろうとすると警戒するので相手から近寄ってくるのを待ってあげましょう。

コモンマーモセットは、オスで16cmから21cm程度、体重が240gほどです。値段は、50万から60万円程度です。

飼育できる猿3:スローロリス

スローロリスは原始的な猿のなかまでずんぐりした体型を持ちクリクリとした目の大きい猿です。

スローと名がつくぐらいゆっくりした動きが特徴で、樹上生活をしているような猿と違い木から木へ飛び移ることも走り回ることもしません。野生では外敵から身を守るため昼間はじっとし、夜に活動します。

寿命は野生下では15年から18年ですが、飼育下で10年ほどです。体長は20cmから30cm、体重は480gから600gほどです。

飼育できる猿4:ピグミーマーモセット

ピグミーマーモセットは小型の猿のなかでも小さいさるでミニ猿と言われ、大きくても体長15cm程度、体重100g前後です。

平均寿命は12年程度で、警戒心が強くとても臆病なので無理なしつけなどでストレスを与えないようにしたいです。

ピグミーマーモセットは野生では川沿いにある森の木でとどまって生活しているため、小さいさるですがペットとして飼育する場合には、止まり木と1.5mくらいの大きなゲージで飼いましょう。

飼育できる猿5:ショウガラゴ

ショウガラゴは目が顔の半分ほどもある目がでかい猿で、大きな耳も特徴的です。体長が20cm程度で体重が200gから300g程度と小さく、目と耳の大きさが際立ちます。

ショウガラゴは体は小さいですが優れた跳躍力を持ち3m以上も跳ぶことができるため、1.5mほどの大きく高さがあるゲージで止まり木を入れてあげて飼育するようにしましょう。

とても賢い猿ですからゲージを勝手に開けられないように対策した方がいいです。

猿の飼育方法

猿がペットとして飼育可能だということがわかり、どんな種類が飼育できるのかということがわかりました。

飼育できるということがわかりましたが、最初にも書いたとおりペットとして飼育するにはさまざまな困難があります。困難があることを理解し、飼育方法や注意点を理解してから飼うようにしたいです。

猿はどのように飼育したらいいのでしょう。ここでは猿の飼育方法についてみていきます。

猿の飼育方法1:餌

猿の餌は、猿の種類に合わせて選んであげるようにしましょう。

体型が小さなリスザルやマーモセットは新世界サル用のモンキーフードを選んであげるようにします。生体を購入したペットショップでどの種類の餌をあげていたのかを聞いて、それと同じものを購入するといいです。

モンキーフード以外におやつとしてサル用のビスケットやナッツ類、穀物類、餌用の昆虫を与えると良いでしょう。

一日に必要な量を2,3回に分けてあげます。

猿の飼育方法2:環境

猿の飼育は基本的にゲージの中で行い、必要に応じて部屋に放してあげると良いでしょう。ゲージは中で動き回れるように広さと高さが十分あるものを用意し、止まり木も用意します。

熱帯や亜熱帯に生息している猿を飼育する場合には、室内の温度管理が必要です。動物用のヒータで温かさを確保するといいでしょう。

また室内で飼育する場合どうしても日光不足になり、病気になることもあります。紫外線ライトも用意しましょう。

猿の飼育方法3:臭い

猿はトイレのしつけができないと書きましたが、それが原因で飼育していると臭いが気になることも多いでしょう。

便や尿をまき散らしてしまうので汚さないようにおむつをしてあげ、こまめにおむつ替えをすることである程度臭いを抑えることができます。

また食べ物もまき散らしてしまうので、食べたらこまめに掃除をするようにしたいです。

体が汚れることで臭いが出ることもありますので、きれいに洗ってあげる必要もあります。

猿の飼育方法4:性格

ペットとして飼育することができる猿は、基本的に大人しく人になれやすい種類が多いです。

しかし中には警戒心が強く、物音などにびっくりして噛みついてしまう子もいます。警戒心が強い子は静かな環境で、怒ったりせずストレスを与えないように飼育したいです。

猿の飼育にかかる費用

猿は犬や猫などと違い生体価格が高いですし、寿命が長いので飼育費用が長くかかってきます。

生体価格は安くても30万から50万程度で、初期費用としてゲージ・止まり木・餌入れ・水入れ・おもちゃなどがかかってきます。

継続費用としては、餌代・おやつ代・おむつ代が必要で、健康でも定期的に検診を行った方がいいので検診費用もかかります。病気になった場合には、治療費が高額になることも覚悟しましょう。

猿を飼育するなら様々な困難を覚悟しよう

猿は見た目が可愛らしく、ほかの動物よりも人に近いいきものです。親近感がわき飼いたいと考える人も多くいますが、大変な面が多くあることがわかりました。

猿に関する知識をつけ、飼育環境を整え、困難があることを理解してから最後まで面倒をみるようにしましょう。

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