Search

検索したいワードを入力してください

セキセイインコに冬の寒さ対策は必要?インコに最適な温度と対策法

更新日:2024年02月05日

フレンドリーな性格でのセキセイインコは一般的に暑さや寒さに強いといわれていますが、セキセイインコに冬の寒さ対策は必要ないのでしょうか?この記事ではセキセイインコに最適な温度と冬の寒さへの対策法を調べました。インコの寒さ対策の参考にしてみてください。

セキセイインコに冬の寒さ対策は必要?インコに最適な温度と対策法

冬はセキセイインコに寒さ対策が必要なのか?

セキセイインコは比較的寒さに強いといわれていますが、幼鳥時から室内で飼育されているセキセイインコは野生のインコとは違うため、冬の間は寒さ対策が必要です。

この記事ではセキセイインコの適温と冬の寒さ対策について紹介します。

寒さ対策の必要性1:セキセイインコの適温

セキセイインコにとって快適な温度はどれぐらいかご存知ですか。セキセイインコの体温は平均約41℃と高く、寒暖差の激しい日本の気候に付いていけず体調を崩すこともあります。

病気の時・赤ちゃん期・高齢期は免疫力が不安定で、手厚い保護が必要なのはセキセイインコも人間も同じです。

ここではセキセイインコの適温を幼鳥・成鳥・老鳥に分けて紹介しますので冬の寒さ対策の参考にしてみてください。
種類適温
幼鳥25〜30℃
成鳥20〜25℃
老鳥28〜32℃

寒さ対策の必要性2:原産が温かい国

セキセイインコの原産国はオーストラリアで、内陸部の乾燥地帯の原野に生息していました。そのため温暖な気候には適していますが、日本の冬の厳しい寒さには体が悲鳴を上げてしまいます。

冬でも屋外で飼育しているケースもありますが、幼鳥時から室内で飼育されているセキセイインコは寒さに弱く、体調不良を起こしたり落鳥するケースもあるため、冬には寒さ対策をしっかりしましょう。

寒さ対策の必要性3:少し寒い程度なら大丈夫

気温が20℃以下になったからといって慌てて保温する必要はなく、人が少し寒いと感じる程度(15℃ぐらい)なら大丈夫です。

セキセイインコは寒さを感じると片足立ちをして「寒い」とアピールします。インコが片足立ちしている、インコの食欲がないなどの場合は保温が必要です。

セキセイインコの冬の寒さ対策で準備するもの3つ

冬の寒さ対策といえば暖房やストーブをイメージしますが、セキセイインコの冬の寒さ対策には「ケージ内の空気を温めるもの」が必要です。

ここではセキセイインコの冬の寒さ対策で準備するものを3つ紹介します。冬が来る前に準備しておきましょう。

冬の寒さ対策で準備するもの

  1. ペットヒーター
  2. 温度計
  3. バスタオル

冬の寒さ対策で準備するもの1:ペットヒーター

セキセイインコの冬の寒さ対策に「ペットヒーター」は欠かせません。ペットショップなどでパネルヒーターや保温電球を見かけたことがある人も多いでしょう。

ペットヒーターはケージ内の空気を温めるのに非常に有効です。冬になったらペットヒーターをケージに取り付け、ビニールシートでケージ周辺を覆い、温めた空気が外に逃げにくくしましょう。

しかし、空気の通り道を作っておかないと窒息する可能性があるので十分注意してください。

冬の寒さ対策で準備するもの2:温度計

セキセイインコのケージ内の温度を測るための「温度計」も準備が必要です。室内の温度とケージ内の温度には差があるため、温度計はインコのケージに取り付けて正確な温度をチェックします。

小さくて邪魔になりにくいものや、センサーと本体が分かれているものなど、さまざまな温度計があります。ケージの上か、セキセイインコの目線よりやや下に設置するのが一般的です。

冬の寒さ対策で準備するもの3:バスタオル

セキセイインコの冬の寒さ対策として、バスタオルをケージに被せる飼い主さんも多いです。ケージの専用カバーもありますが、バスタオルや毛布をケージに被せても十分に代用できます。

バスタオルをかけられると驚いてパニックになるインコさんもいます。冬グッズには少しずつ慣らしていくようにしましょう。
次のページ:セキセイインコの冬の寒さ対策方法

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related