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クサガメってどんな亀?特徴や生態・飼育方法を詳しくご紹介!

Author nopic icon橙火
動物・ペット / 2019年08月23日
クサガメってどんな亀?特徴や生態・飼育方法を詳しくご紹介!

クサガメの生態

クサガメとは爬虫綱カメ目イシガメ科イシガメ属に分類され、アジアから日本全土に生息しているカメのことです。

クサガメは元々中国などから輸入され日本全土に生息地を広げていったとされる外来種だと言われています。

現在幼体は、ペットショップでゼニガメ(銭亀)として売られていますが、ゼニガメとは本来二ホンイシガメの幼体を指した通称でした。

現在は準絶滅危惧種に指定され数が減少していることから、いつしかクサガメの幼体をゼニガメとして販売されるようになりました。

クサガメの生態1:生息地

クサガメは北海道を除く日本全土に生息しています。

流れの緩やかな川や沼、田んぼに水が張っていれば田んぼの中にもよく見られます。里山では道路を歩いているなんてことも!

カメは変温動物のため朝から昼にかけて体温を温め餌を探して動き始めます。基本的に活発な性格ではないので水辺付近であまり動かずぼーっと日光浴をしていることもあります。

天気のいい日にふと川を見ると浅瀬や川から覗く石の上で気持ちよさそうに日向ぼっこをしているのが見られるかもしれません♪

クサガメの生態2:冬眠の仕方

自然界では春が来るまで暖かい土の中や凍らない水中で冬眠しますが、飼育での冬眠はあまりおすすめできません

子亀や体調が悪い個体、年寄な個体は冬眠させてしまうとそのまま死んでしまう可能性が高く、健康でも可能性はゼロではないのでなるべく冬眠させるべきではありません。

しかし繁殖したいのであれば冬眠は必要な事なので体力が十分にあるカメで挑戦してみましょう。

秋ごろになると動きが鈍くなり食欲も落ちるので餌の与える量を徐々に減らし、10度以下になると冬眠をするのでその2~3週間前には絶食させてください。

水槽にあく抜きをした落ち葉をたっぷり敷き詰め、いつもより20㎝以上深くなるように水を入れましょう。そして温度変化が少なく静かな場所に置いてください。

水温が0度以下になると凍ってしまうので5度前後に保てるように心がけ、水量が減ればその都度足してください。順調に行けば3月頃にまた元気な姿を見せてくれますよ♪

クサガメの生態3:繁殖

クサガメの繁殖は比較的容易だと言われています。

クサガメが繁殖をするためにはまず冬眠が必要とされています。繁殖期は春なので、飼育下でも冬眠をさせて四季のサイクルを作り春を知らせなくてはいけません。

3月~4月に冬眠から目覚め5月から6月にかけて産卵し、受精卵になっていれば2、3カ月で子亀が産まれてきます。卵を育てている時や産み終わった後にメスはたくさんご飯を食べるので、食べたいだけ与えてください。

クサガメとニホンイシガメは繁殖することができ、その間の子は『ウンキュウ』と呼ばれます。両方の特徴を持ち野生下でもよく見られます。

ですが準絶滅危惧種に指定されているニホンイシガメの生態を脅かす脅威でもあるので飼育下で産まれても自然に帰すことはやめてください。

クサガメの特徴

クサガメは二ホンイシガメやミドリガメなど他の種類とよく似ていて違いがよく分からないかもしれません。でも甲羅の形や色、模様など、見れば全然違うんです!

クサガメにはこんな魅力がある!と言うのをご紹介します!

クサガメの特徴
  1. 体の大きさや体重
  2. 頭が大きい
  3. 匂い
  4. 夕方から夜に動く
  5. 寿命

1:体の大きさや体重

一般的なクサガメの最大甲長はオスよりメスが大きく、オスで20㎝、メスで30㎝ほどと言われています

カメは環境や餌の与え方などで成長スピードは変わりますが、クサガメの成長スピードは他のカメと比べてもかなり早く、うまく飼ってあげると半年で15㎝、1年で最大の大きさまで成長するのが特徴です。

最大にまでなるとオスの体重は約1キロ、メスは約2キロほどの重さになりますが、あくまでも目安なので多少の誤差は個性なので元気があればあまり気にする必要はありません。

2:柄

クサガメは黒い甲羅と目元や首元に入っている黄色い線が特徴のカメです。

ニホンイシガメとよく似ていますが、茶褐色の甲羅を持つイシガメと比べると黒い甲羅の個体が多く、背甲の山がクサガメは3本入っていますがイシガメは1本しかないのが特徴です。

甲羅の裏側にも1本黄色い線が入っているのも見分ける特徴です。それとクサガメには必ず顔にはっきりとした黄色の模様が入っているのですが、オスは成長するにつれて消えてしまいます。

3:頭が大きい

クサガメの中でも特に雌の個体では、成長すると頭が異常に大きくなる(巨頭化する)傾向にあると言われています。

それは自然下では産卵時に特に多くのカルシウムを必要とし、そのために川の中に住む貝類を食べることによる結果だといわれていますが、遺伝的なものか、年齢的なものか、環境によるものかなど、まだ詳しいことは分かっていない部分も多くあるようです。

4:匂い

クサガメの名前の由来は『臭いカメ』だと言われています。

草亀だと思っている方も多いのではないのでしょうか。しかし可哀そうですが『臭亀』のほうなのです。クサガメは名前の通り、匂いにとても特徴があります。

皆さんがよく想像する水の汚れの匂いではなくクサガメ自体が放つ威嚇用の匂いです。飼育下では安心しているからかその匂いを出すことは稀で、自然界では襲われた時などに後肢の付け根あたりから特徴的な匂いを出します。

クサガメは臆病な子も多いので、飼っていても驚くと匂いを出すことがあるかもしれません。

5:夕方から夜に動く

クサガメは基本的に昼行性ですが、特に夏の暑く日差しが強い時期は昼間は眠り、夕方ごろから夜にかけて行動することもあるようです。

飼育下では夏の間も昼間に行動する個体が多いです。わざわざ生活リズムを変える必要もありませんので、そのままの生活リズムで飼育しましょう。

その代わり、強い日差しや暑すぎる温度に気を付け、半分日陰半分日向のような環境でクサガメ自身が選べるようにしてあげると良いでしょう。

6:寿命

クサガメの寿命は20年~40年だと言われています。

個体によって差があると思いますが、カメの寿命は環境で大きく変わります。日ごろから栄養のある餌を食べて日光浴をして水の管理を徹底してあげれば、丈夫な個体は40年は生きます。中には60年生きた個体もいるそうです!

しかしある程度大きくなれば丈夫なカメも、生まれたての赤ちゃんは生きる力が弱くちょっとしたストレスや餌食いが悪いと赤ちゃんの時に死んでしまうことも少なくありません。

10年を過ぎたカメを飼っているのであればそれはとても良い飼い方をしている証拠とも言えるのです!

亀の年齢の見分け方は甲羅のブロックの中に年輪のような成長線があり、それを数えると年齢が分かるので大きいカメを見つけたらぜひ数えてみてください!

クサガメの飼育に必要なもの

カメは水槽に水をはって入れておけばいい。なんて単純な生き物ではありません。気持ちよく生活をしてもらうために、最適な環境を整えてお迎えしましょう!

そうすればきっとクサガメもあなたに懐き、何十年という人生のパートナーになってくれます!

クサガメの飼育に必要なもの1:大きい衣装ケース

クサガメに必要なケースのサイズはカメの大きさに対し横幅は5倍、奥行きは3倍程度です。

小さいころはあまり広すぎるケースで飼うと餌が探せないなどの可能性があるので30㎝水槽ぐらいから飼い始め、カメの成長とともに徐々にケースを大きくしていくのが理想です。

なお、大きくなるにつれてガラス水槽では割れる危険性や動かすときに非常に重たいなどのデメリットがあるため、最終的には大きい衣装ケースでの飼育が安価でおすすめです。

クサガメの飼育に必要なもの2:バスキングライト

バスキングライトとは室内での飼育の際に日光浴の代わりとして使用する光と熱を出すライトのことです。

カメにとって日光浴は必要不可欠ですが、室内飼いだと十分に日光を当ててあげるのは中々難しいです。なのでその日光の代わりにバスキングライトと紫外線ライトを使う必要があります。

バスキングライトには、光と熱だけを出すものと、それに加えて紫外線を出せるものの2種類があります。どちらを使用するかはその飼育環境によって選んであげましょう。

クサガメの飼育に必要なもの3:紫外線ライト

クサガメは紫外線を浴びることで丈夫な皮膚と甲羅を作ることができます。

カメに必要な紫外線は自然下では日光浴をしていれば得られるものですが、飼育下では紫外線ライトを使用することで浴びせることができます。

紫外線ライトを使う場合は、ライトの光がガラス蓋やプラ蓋に遮られると浴びせられる紫外線量が減ってしまうため、なるべく直接ライトの光がクサガメに当たるように調整します。

紫外線ライトには、熱帯・亜熱帯に住む爬虫類用や、砂漠に住む爬虫類用などの種類があるため、強すぎるものを選ばないように注意が必要です。クサガメの場合は熱帯・亜熱帯に住む爬虫類用で十分な光量を得ることができます。

クサガメの飼育に必要なもの4:日光浴ができるところ

クサガメにとって日光浴は非常に大切で、日光浴をすることで丈夫な甲羅を作ることができます。

まず日光浴をさせてあげるために飼育ケースの中に石やブロックなどを置いて陸地を用意してあげます。日光浴は最低でも2日に1回か、できないのであれば先述したバスキングライトや紫外線ライトを使用して疑似日光浴をさせてあげましょう。

外で日光浴をさせる場合は、カメ自身が選べるように半分日陰で半分日向になるようにケースを置いてやります。夏場は水温も上がりやすくカメも疲れてしまうので、10分~20分程度で切り上げるようにしましょう。

クサガメの飼育に必要なもの5:隠れ家になるところ

日光浴が好きなクサガメですが、あまり長時間日光を浴びると熱中症になってしまいます。

また、隠れる場所がないと落ち着くことができませんので、レンガや市販の浮島や隠れ家などを設置してやることでストレスを軽減することもできます。

ペットショップで販売されているものの中には、日光浴のために登れる陸地の下が空洞になっていて、そこに隠れることができるものがあります。

オリジナルのレイアウトで快適な空間を作ってみても良いのではないでしょうか?

クサガメの飼育に必要なもの6:ヒーター

飼育下でクサガメを冬眠させない場合に必要な器具です

カメは変温動物のため、水温が下がり体温が下がると冬眠をしてしまいます。20℃付近から段々と食欲がなくなり、やがて排泄をしなくなったら冬眠の合図です。

冬眠自体は非常にリスクがあるため、冬眠をさせないために必要なものが水中に設置するヒーターです。専用のヒーターで自動で25℃を保ってくれるため、入れていさえすればクサガメが冬眠することはありません。

ヒーターを使用する場合は、水中ポンプなどで同時に水の流れを作ってやることで熱の循環ができ、全体を均一に温めることができます。

クサガメの飼育方法

クサガメも他の動物と同じように毎日お世話をします。

こまめに水を代えなくてはいけないけど、その子の嬉しそうな顔を見ればこちらも笑顔になれるはず!餌を食べてる姿はとっても可愛くてワイルド。見ていて飽きることはありません。

クサガメの飼育方法1:餌

クサガメは雑食の生き物です

クサガメの餌は野生下では主に昆虫や魚や貝などを食べています。飼育下では野菜や果物、魚や肉などを与えれば食べますが、バランスよくあげるのは中々難しいので専用のフードを与えるのがおすすめです。

必要な栄養が配合されていますので栄養バランスが崩れることがありません。

金魚やメダカなどの生餌や生体用の乾燥エビなども大好きなので、たまにおやつとしてあげるととっても喜びますよ♪

クサガメの飼育方法2:水を替える

クサガメはほぼ水の中で生活する生き物なのでこまめな水替えが必要です。

クサガメも他の水亀のように水をよく汚します。なので少し臭いと思ったらなるべくすぐに換えてあげましょう。特に夏場や冬場のヒーターで水の温度が上がると水が痛む速度が速いので様子を見ながら交換してください。

ろ過フィルターを使うと週に一回程度の水替えで問題はないので、ろ過の水流を嫌がらなければ使用しても良いのではないのでしょうか。

クサガメの特徴を知って心地よい環境で飼ってあげよう

カメはとても愛嬌があり頭の良い生き物です。

猫も飼うと表情が分かると言いますが、カメも例外ではありません。よく見てよくお世話をしてあげると喜んでくれるし、慣れてくると行くだけで近寄ってきてくれます。

カメの体調は甲羅に出るのでどれだけ甲羅を綺麗に成長させてあげることができるのかも楽しみの一つです!

クサガメだけではなく、カメは全体的に長生きする生き物なので最後まで飼ってあげられるようにきちんとした計画を立ててお迎えしましょう!

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