Search

検索したいワードを入力してください

ムクドリの鳴き声ってどんな声?飼育は可能?その特徴を紹介!

Author nopic icon葉月
動物・ペット / 2019年10月21日
ムクドリの鳴き声ってどんな声?飼育は可能?その特徴を紹介!

ムクドリとは?

ムクドリはスズメ目ムクドリ科の野鳥で、東アジアに生息しています。渡り鳥程の長距離移動はしませんが、短距離間の移動は行う漂鳥です。寒期は越冬の為に暖かい場所へ移動します。

日本では九州以北に生息しています。北海道等の豪雪地帯では、冬場に南方へ移動する事もありますが、国内では冬でも同じ場所に留まる事も多いようです。

大きさ体長23~25cm
毛色黒褐色。雄は色が濃く、コントラストが鮮やか。雌は色が淡い。
寿命5~7年
性格攻撃的である、やんちゃだと評される傾向にあるが、個体により性格は異なるらしい。群れに別種の鳥類が紛れる事を許容している様子から、寛容だとも言われている。

ムクドリの歴史

虫を餌とするムクドリは、昔は田畑の害虫を取り除いてくれる益鳥とされていました。

しかし近年では、都市開発、森林伐採等によりムクドリの従来の住み処が奪われ、都市部に住み着くものが現れるようになりました。

ムクドリは群れを成す習性があり、群れの数は数百羽~数万羽にもなります。最近では害鳥として扱われることも多くなりました。

理由として、群れによる騒がしい鳴き声や大量の糞が、人の住む都市部では問題になっているためです。

また、甘い果実はムクドリの好物である為、群による果樹園の農作物への被害も問題とされています。

ムクドリの習性・生態

ムクドリは人間と同じ様に脚を交互に動かして歩く事ができ、地面を歩き回って土を掘り起こして餌となる虫をついばむ姿が見られます。

雑食性であり、木の実等も好んで食べます。サクランボや桃、葡萄、柿等の熟した甘い果実が好物です。

ムクドリの名前の由来となったと言われる、椋の実も好んで食べます。椋の実は甘く、老木にはムクドリが巣穴として利用する洞ができます。

3月~7月の繁殖期は少数で行動し、繁殖期が終わると大きな群れを形成します。

ムクドリは基本的には一夫一婦性で、一度の産卵で5、6個の卵を産み落とします。卵の色は美しいターコイズブルーです。

若鳥は薄茶色の羽毛をしており、成長するにつれ、毛やクチバシ、手足の色が変化していきます。

ムクドリの鳴き声はうるさい?

ムクドリ一羽一羽の鳴き声はうるさくはありません。ムクドリには群れる習性があり、繁殖期の過ぎた秋から冬にかけて数百~数千羽の群れを成します。多い時には数万羽にもなるようです。

ムクドリが大群となった時の鳴き声はかなり騒がしく、その大群が都市部にも住み着くようになった為、ムクドリの鳴き声は社会問題になっています。

ムクドリの鳴き声
  1. 一羽での鳴き声はうるさくはない。
  2. 大勢のムクドリが集まって鳴くのでうるさい。

ムクドリの鳴き声

スズメ目科の鳥類は鳴管と呼ばれる発声器官が発達しています。そのスズメ目科であるムクドリの鳴き声はバラエティに富んでいます。

同じスズメ目ムクドリ科には、人間の言葉を模倣する事で有名な九官鳥がいます。

ムクドリも九官鳥と同じ様に人間の言葉を模倣する事ができるようです。他の生き物の鳴き真似をする事もあるのだとか。

警戒時等に発するムクドリの鳴き声は「ギャア」と濁っていて聞き苦しい事もありますが、雌にアピールしたり縄張りを主張する時に発するさえずりは、愛らしいものです。

群で鳴く事が多い

ムクドリには大群を成す習性がありますが、これは天敵から身を守る為ではないかと推測されています。仲間が集まるとコミュニケーションを取るために、ムクドリは鳴き声を発します。

また現在では、猛禽類や蛇といったムクドリの天敵となる生き物が少ない街中を、安全な寝床として選んでいるとも言われています。

寝床に選んだ木にはムクドリの群れが一斉に集まって来ます。この時「ギャアギャア」とムクドリ達が騒ぐ鳴き声は、寝場所を争っているのだそうです。

ムクドリの飼育は基本的にNG!

野鳥の愛玩目的による飼育は、鳥獣保護法で原則として禁止されています。

ムクドリは野鳥にあたるので、飼育する事はできません。一時的に保護した場合であっても、そのまま飼育したりせず然るべき施設に相談しましょう。

ムクドリの飼育は原則として禁止されている
  1. 野鳥の飼育は鳥獣保護法で禁止されている。
  2. 怪我をしたムクドリを一時的に保護する場合でも都道府県の担当課に届け出が必要。
  3. 地面に落ちた雛は巣立ちの練習をしている場合が多いので保護が必要か確かめる。

ムクドリを飼うために許可が必要

巣から落ちた雛や、怪我をしたムクドリを見つけて保護する場合でも、届け出が必要です。都道府県の自然保護課や林業課等に連絡してください。

雛が巣から落ち、一人ぼっちになってしまったように見えても、実は親鳥が側で見守っている場合は多いのです。そんな時は、そっとその場から離れましょう。

親鳥は人間が側にいると雛に近付く事ができません。雛を放っておくと危険な状況である時は、巣に戻せるようであれば、手袋等をして雛を巣に戻してあげましょう。

巣に戻せない時は、近くに仮巣を作り、そこに雛を置いておけば、親鳥が雛の声を聞き付け飛んで来ます。

都道府県によっては飼育そのものが禁止

法律により、野鳥の愛玩目的の飼育は禁止されています。以前はメジロやウグイス等、一部の野鳥に関する飼育は認められていましたが、現在では全ての野鳥の飼育が禁止されています。

例外として、親鳥が飼育を放棄した雛に限り飼育する事が認められています。極端に弱い個体であったり、大量のダニや寄生虫が発生していると親鳥が飼育を止めてしまう事があります。

ムクドリを保護した場合

傷付いたムクドリを保護したら、まずは保温して落ち着かせてあげる事が大事なのだそうです。

段ボール箱等で暗くて落ち着く環境を作ってあげると良いようです。鳥かごだと周囲がよく見えるので、鳥が落ち着けないそうです。

野鳥の世話は難しいので、保護した場合は近くの動物園や動物病院に相談するのが良いかもしれません。保護したものの適切な対応ができず、野鳥を死なせてしまう場合もあるそうです。

ムクドリは鳴き声を聞いたり見るにとどめよう!

前述のようにムクドリの飼育は法律で禁止されていますので、観察して楽しむだけに止めておきましょう。

案外すぐ側で暮らしていて、耳を澄ませば愛らしいムクドリの鳴き声が聞こえてくるかもしれませんよ。

関連記事

Related