Search

検索したいワードを入力してください

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

Author nopic iconfujiichiweb
動物・ペット / 2019年10月23日
見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

アラスカンマラミュートとは?

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

アラスカンマラミュートはアメリカ原産の大型犬で、アラスカの先住民マラミュート族の人たちが飼っていたのが名前の由来です。

毛色は黒やグレーを主とした黒系の色合いとレッドセーブルなどのブラウン系があり、おなかや脚に白い色がマーキングされています。顔のマーキングは白が広め。一色で毛色が構成されているのはホワイトだけです。

アラスカンマラミュートの生態

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

アラスカの極寒の土地で狩猟や漁業を手伝いソリを引いていたアラスカンマラミュート。18世紀にアラスカにやって来た欧米人にその働きぶりが目にとまり、当時欧米人の間で流行していた犬ぞりレースへ出場するようになりました。

パワーの強いアラスカンマラミュートは人気がありましたがレースには多額の賞金がかけられていたため、よりレースに勝てるよう他の犬種との交配が横行し、純粋なアラスカンマラミュートの数は大きく減ってしまいます。

しかし1920年代、犬ぞり愛好家たちによる保護活動により、純粋なアラスカンマラミュートの繁殖がふたたび盛んに。第二次世界大戦下においては寒さに強く、パワーもあるアラスカンマラミュートは軍用犬として大変重用されました。

シベリアンハスキーとは?

シベリアンハスキーはシベリアのツンドラ地帯を原産地とした大型犬です。シベリア北東部の先住民チュクチ族に飼われているのを発見されました。

名前の由来は諸説ありますが、シベリアに来ていた商人や探検家が先住民を「ハスキー」と名付けて呼んでいたことから、一緒にいた犬もあわせてそう言うようなった説があります。

毛色は黒やグレー、レッド、チョコレートがあり、おなかや脚に白い色がマーキングされています。

小さい頃は目のまわりに独特な模様がみられますが、大きくなるにしたがって白く無くなっていきます。こちらも一色で毛色が構成されているのはホワイトだけです。

シベリアンハスキーの生態

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

シベリアンハスキーはチュクチ族に飼われソリ犬として働くだけでなく、寒さの厳しい夜には女性と子供を暖めて助けていたため、チュクチ族にとってハスキー犬は財産のひとつとして扱われていました。

そんなシベリアンハスキーもまた欧米人の目にとまり犬ぞりレースへと参加。アメリカやカナダに輸入され多くのレースで勝利を重ねてゆきます。

北極や南極探検に同行したり、第二次世界大戦ではアメリカ軍とともに北方の探索や救助に大活躍しました。

アラスカンマラミュートとハスキーの違うポイント

同じような環境や境遇で過ごしてきたアラスカンマラミュートとシベリアンハスキーですが、違いを見分けるポイントはどこにあるのでしょうか?

落ち着いて観察すればしっぽの様子や耳の位置、顔の輪郭や目の色、それぞれの特徴があらわれた体つきに違いが見えてきます。

アラスカンマラミュートシベリアンハスキー
体の大きさ体高平均64cm・体重平均48kg体高平均57cm・体重平均25kg
しっぽ巻き尾垂れている
目の色ブラウンのみ青が多くオッドアイも
マズルの形広めのマズル細めのマズル
耳の位置間隔が離れている間隔は短い

ポイント1:体の大きさ

成犬の大きさはアラスカンマラミュートの方が大きいです。シベリアンハスキーの体高が60cmを超えることはまれです。

体つきですが、アラスカンマラミュートは手足がしっかりしていて太く、体のバランスも胴がやや長めのパワー型。シベリアンハスキーはがっしりとした骨格で筋肉質のスピード型。

この違いはかつてアラスカンマラミュートが長い距離たくさんの荷物を運ぶことをウリにしていたことに対し、ハスキーは短い距離を早く運ぶことを得意としていたことからもうかがえます。

ポイント2:しっぽ

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

どちらも毛が豊かで長いしっぽをしていますが、立ち止まればしっぽの状態がそれぞれ違うことがわかります。

シベリアンハスキーのしっぽは自然と下に垂れた状態になりますが、アラスカンマラミュートのしっぽはゆるく巻きあがり背中に乗った状態になります。

ポイント3:目の色

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

アラスカンマラミュートの目の色はブラウンのみですが、シベリアンハスキーの目の色は青が多くグレーやブラウンもあり、両目左右の色が違うハスキーもたまに見られます。

いわゆるオッドアイ(バイアイ)ですがハスキー犬にとっては少し事情が違います。

雪が降り日の光をあまり見ることが無い地域で暮らしてきたハスキー犬の目は、紫外線を浴びることは少なくメラニン色素があまり作られなかったため青色が多くを占めていました。

輸入により生活圏が日の光の多い場所へ変わるとメラニン色素が生成されやすくなり、グレーやブラウンの目の色をしたハスキー犬が多くなります。その中で両目左右の色が違うハスキー犬もあらわれました。

ポイント4:マズルの形

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

顔の印象を決めるマズルの形ですが、シベリアンハスキーの方が鼻にむかって細くなっていく形になっています。

一方のアラスカンマラミュートのマズルは大きめで広く柔らかい印象を与えています。

ポイント5:耳の位置

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

アラスカンマラミュートとシベリアンハスキーには、耳の位置にも違いがあります。

アラスカンマラミュートは両耳が離れていて少し低い位置にありますが、シベリアンハスキーは両耳の距離が近く、三角形でとがっています。

アラスカンマラミュートとハスキーの共通点

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

ここではアラスカンマラミュートとシベリアンハスキーの共通点を解説します。

見た目がオオカミに近いなど、この二頭の共通点はルーツや歴史上の生活の営みに多く見られました。

  • 性格が穏やかで愛情深い
  • そり犬
  • ダブルコートの厚い毛皮
  • 運動量が多い
  • DNAがオオカミに近い

共通点1:性格が穏やかで愛情深い

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

アラスカンマラミュートとシベリアンハスキーの性格はどちらも穏やかで愛情深く、他の犬たちとソリを引くために育てられてきた犬種なので協調性も高いです。

頑固な面もありますが、一度信頼関係を築いたら献身的になついてくれます。

共通点2:そり犬

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

ソリを引いて人の生活を手助けしていたアラスカンマラミュートとシベリアンハスキー。

寒く雪の多い地域では、馬車などは使えません。そのため荷物の移動にはそり犬は欠かせませんでした。特に氷の下が海という危険な地域もあり、海に落ちないようにあぶない場所を避けて進めるそり犬は、当時は一番安全な通行手段でした。

アラスカの都市ノームでジフテリアが大流行した際、吹雪が激しく空輸ができない状況からハスキーの犬ぞりが血清と薬を届けて活躍した話はアニメになったほど有名です。

共通点3:ダブルコートの厚い毛皮

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

寒い土地で暮らしてきたアラスカンマラミュートとシベリアンハスキーの毛はダブルコートの厚い毛皮で覆われています。上毛で寒さを防ぎ、下毛は皮脂で守られ体温を調節しています。

アラスカンマラミュートのほうが被毛は長めで硬く、ハスキーの被毛は少し柔らかいという違いがあります。

共通点4:運動量が多い

アラスカンマラミュートとシベリアンハスキーはそりを長いこと引いても平気なほど体力がありあまっています。

普通に飼っていても毎日二時間以上の運動が必要です。

運動量が足りないとストレスがたまりやすく、シベリアンハスキーに至ってはストレスがたまると持て余した体力を家具や犬小屋にぶつけてくるので大変なことになります。

共通点5:DNAがオオカミに近い

見た目がそっくり!アラスカンマラミュートとハスキーの違いとは?

アラスカンマラミュートとシベリアンハスキー、どちらもスピッツ系で北極圏に生息していたことからオオカミのDNAに近い犬種なのでは?といわれています。

アメリカの科学雑誌が2012年に発表した記事で、オオカミに近いDNAを持った犬種トップ10にアラスカンマラミュートとシベリアンハスキーがランキング入りし、科学的にもオオカミに近いことが証明されました。

アラスカンマラミュートとシベリアンハスキーを見分けられるようになろう!

似ているようで違いも多い。そんなアラスカンマラミュートとシベリアンハスキーですが、どちらも従順な性格で長く人の生活の役に立ってきました。

アラスカンマラミュートとシベリアンハスキーの見分けは、注意深く確認すればちゃんと違いがわかることが可能です。

それぞれの違いを見分けられるようになりましょう。

関連記事

Related