ペットの名前の付け方
ペットの名前は色々で、定番から珍しいものまで含めると、数え切れない程の種類があります。その中人気があるもの(定番)は、短くシンプルで親しみやすいものです。
短くシンプル
人間の名前を考える時には、呼びやすいかどうかも思案に含められることがあります。 ペットを相手にする際(コミュニケーションタイム)は名前を呼んで戯れる方が多く、また呼び寄せる時にも使うため、短くて言いやすいものが向いています。
親しみやすい
親しみやすい名前にすることは、飼い主自身の思い入れや周囲の反応に影響を与えます。そもそも名前を付ける行為は距離感や受け入れ感を表しており、大切・愛らしい・身近な存在であることを認める心の反映です。
生き物に対して名前を付けることは当たり前のように考えている方も少なくはありませんが、動物およびペットにとっては本来不必要なものであるため、名付けをするという行為の起因は完全に人側の思いになります。避けられるような名前ではなく、親しみやすい名前を考えてあげましょう、
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前10選
ペットの名前をどのような感じにしたいかは人それぞれのものになりますが、愛らしい存在としてかわいい名前を付けたいと考える方も少なくないでしょう。かわいい名前と言っても良いものが浮かばない、そんな時におすすめしたいのは和菓子の名前です。
日本の和菓子には、ペットの名前向きのものがいくつか存在します。中には響き的にかわいい名前もあるため、ペットにかわいい名前を付けたい時の参考にしてみてはいかがでしょうか。
- あずき
- あめ
- あん(こ)
- あんみつ
- おはぎ
- かのこ
- きなこ
- すあま
- みつまめ
- もなか
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前1:あずき
あずきはマメ科ササゲ族の一年生植物で、言わずと知れた暗赤色の種は赤飯や和菓子などに用いられています。 ペットのかわいい名前としては定番の言葉で、日本犬あるいは女の子の名前に用いられることが多い印象です。
種のイメージが強いあずきですが、夏に開花時期が訪れると可憐な黄色の花を咲かせます。また、一般的には暗赤色が主流ですが白あずきと呼ばれる種類もあり、同様に和菓子で使用しますが天候変化に弱いことから希少品種と言われています。
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前2:あめ
あめ(飴)はいわゆるキャンディーのイメージが強いかもしれませんが、日本の和菓子にも水飴やそれを固めた固飴なるものが存在します。原料は米・芋類・コーンスターチ・その他穀類などの作物由来デンプンを糖化したもので、主成分は麦芽糖、次いでブドウ糖です。
名前としては「あ」と「め」といった響き的にかわいい言葉が並んでおり、短くてシンプルということもあってペットのかわいい名前を付けたい時には候補に挙がります。しかし、呼び声としては発音的に少々扱いにくいため、ペットにあめの名前を付けた時には語尾にちゃんや君を付けた方が呼び方が主流です。
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前3:あん(こ)
あん(餡)あんこ(餡子)は、豆類や栗などを煮て、砂糖を加えて練った食べ物です。一般的にはあずきを使った餡が多いのですが、そもそも餡は饅頭や餅の中に入っている詰め物という意味を持つため、バリエーションは豊富です。
餡の形状は大別して2種類、柔らかくなった皮と豆が残るつぶあんと、濾して滑らかになったこしあんがあります。和菓子の種類や食感・見栄えなど、用途に応じて使い分けます。
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前4:あんみつ
あんみつは、みつまめから派生した洋風混じりの和菓子です。基本として茹でたエンドウ豆・寒天・黒蜜またはシロップ・あんこなどを盛り付けられますが、さらに白玉・フルーツ・クリーム・抹茶などを加える場合もあります。
バリエーションが豊富で、具材が和風であっても盛り方が洋風なので華やかな印象があります。あんこやあずきも名前的にはかわいい響きですがカブる率が高いため、ちょっと他とは違ったかわいい和菓子の名前にしたい時にはあんみつが良いかもしれません。
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前5:おはぎ
おはぎは炊いたもち米またはうるち米を軽くついて丸め、それに餡・きなこ・ゴマなどを付けた和菓子です。お彼岸に供える風習がある和菓子ですが、似たものに「ぼたもち」たるものもあります。
おはぎとぼたもちの違いは諸説あります。春はぼたもち・秋はおはぎと言うこともあれば、こしあんをぼたもち・つぶあんをおはぎ、もち米主体をぼたもち・うるち米主体をおばぎということもあるそうです。
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前6:かのこ
かのこ(鹿の子)は、求肥か羊羹を餡で包んで丸めたものに甘く煮た小豆や白インゲンを張り付けた和菓子です。その表面に見える豆の粒が鹿の背にある班模様に似ていることから、鹿の子と書いてかのこと呼ばれています。
語末に「こ」が付くこともあり、名前っぽい印象があります。「のこ」と続く響きもかわいい印象があるため、ペットの名付けにはおすすめです。
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前7:きなこ
きなこは炒った大豆の皮を剥いて挽いた粉のことで、加熱すると大豆の臭みが抜けて香ばしさを醸します。漢字で黄な粉と書くように黄色い粉であることが名前の由来ですが、実際には黄色に限りません。
大豆には黄大豆や青大豆といった種類があり、青大豆できなこを作る場合は淡緑色になります(青きな粉・うぐいすきな粉)。これも「かのこ」同様に語末に「こ」が付く和菓子関連の言葉のため、かわいい名前として使えます。
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前8:すあま
すあまは上新粉を捏ねてちぎり、蒸した後に臼でつきながら砂糖を加えて作る餅状の和菓子です。基本的な形は棒状ですが丸型も存在し、色はピンク・緑・白などバリエーションに富みます。
紅白にしたものは鳥の子餅と呼ばれ、よく祝い事に用いられます。似た名前の和菓子に「すはま」たるものもありますが、全く別の和菓子ですので混同しないように気を付けましょう。
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前9:みつまめ
みつまめは茹でた赤エンドウ豆・寒天・黒蜜またはシロップをトッピングした洋式混じりの和菓子で、この原形は江戸時代末期からあったと言われたいます。現在の形になったのは明治時代からで、それからは豆と寒天のみの豆かん・フルーツ・アイスクリーム・生クリームなど様々な形に発展しました。
「あんみつ」はみつまめから生まれた和菓子ですが、「あん」とあるようにこちらには餡がトッピングに含まれています。みつまめには餡がないためその辺りが違いになりますが、ペットが2匹いるなら片方の名前にあんみつ、もう片方をみつまめの前にするとユニークでかわいい感じになります。
ペットにつけたいかわいい和菓子の名前10:もなか
もなかは、もち米を捏ねて延ばして型で焼き、2枚合わせて中に餡を入れた和菓子です。いわゆる皮の役割であり、単体で食べる・提供されることはまずありません。
人の洒落たかわいい名前に「もな」や「もね」などがあるように、「もなか」の響きは名前向きの印象があります。しかし食べ物の名前ということもあり人には不向きですので、ペットにかわいい名前を付けたい時には検討してみましょう。
ペットに和菓子の名前を付けてみよう
たとえペット(動物)でも食べ物の名前を付けるのはどうなのかという意見もありますが、責任と愛情を持って接し続けられるなら大きな問題ありません。ペットの名前に使う食べ物は実に様々ですが、古風な印象の和菓子にもかわいい名前に使えそうな響きを持つものがいくつか存在します。
日本犬には和菓子の名前を付ける人も多く、また餡・きなこ・すあまなどは色や形状で連想されることもあります。いずれにしてもかわいい名前を付けた方が親しみやすく、和菓子の名前ように聞き慣れたものであれば呼びやすいため、愛おしいペットに合ったかわいい名前を選びましょう。