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スピリチュアルは「やばい」のか?恋愛や占いとの関係性についてもあわせて紹介

「スピリチュアルってやばいんじゃないの?」
「スピリチュアルな人って、どんな特徴があるの?」
「占いに興味があるけれど、騙されそうで不安」
このように、スピリチュアルという単語に胡散臭さを感じている人は、少なくないのではないでしょうか。実際に占いや相談をしてみて、騙されたのでは、と不安になった人もいるでしょう。

この記事ではスピリチュアルという単語の意味や定義、スピリチュアルが疑わしいものなのかどうかを解説しています。

記事を読むことで、スピリチュアルという単語に抱く神秘性や疑いに対して、冷静に向き合えるでしょう。スピリチュアル詐欺にあった際の対処法も解説しているため、いざというときの心構えにもなります。

スピリチュアルカウンセラーへ悩みを相談しようか迷っているときや、カウンセリングの結果に不安になっているときは、ぜひチェックしてみてください。

そもそも「スピリチュアル」の意味や定義とは

スピリチュアルは英語でspiritualと記し、魂や精神、霊という意味を持つspirit(スピリット)が語源です。スピリチュアルとは本来、私たちの目には見えない物事、魂や精神世界の性質や状態を示します。

たとえば、遅刻して1本遅い電車に乗ったら片思いの相手も乗っていたという場合、これをたまたまと捉える人も多いでしょう。しかし、このときに目に見えない思念が相手との出会いを引き寄せたと考えたとき、スピリチュアルな力が働いたといえます。

つまり、信じようという気持ちがなければ、スピリチュアルな力は存在しないのです。強く願うということは、未来への行動につながる基本的な力ですが、他人の目には見えません。スピリチュアルは偶然を奇跡に変えるために、見えないものを信じることといえるでしょう。

スピリチュアルは「やばい」ものなのか?

スピリチュアルは信じることで私たちの身近に存在し、勇気や安らぎを与えてくれるきっかけにもなります。しかし、精神的に弱っているときは判断力も鈍くなり、気付いたらお金をつぎ込んでいたといったケースも少なくありません。

40代、50代と判断力もある年代になって、スピリチュアルに夢中になり身を滅ぼしたり、自己啓発のセミナーで大金を失ったりするニュースを目にする機会もあるでしょう。スピリチュアル界隈は嘘ばかり、と決めつけている人も多いのではないでしょうか。

神秘的なイメージの強いスピリチュアルですが、現実とかけ離れたものではなく、現実をよいものにするための考え方や手段のひとつです。しかし、スピリチュアルへの依存心が強くなると現実が見えなくなり、悪意を持つ人間に騙されやすくなります。

このような事件やトラブルが絶えないことからも、スピリチュアルはやばい、胡散臭いといわれやすいのです。

スピリチュアルな人の特徴とは?

占いサイトや書籍でカウンセラーの紹介を見ていると、霊視や守護霊との対話など、一見信じがたい能力が並んでいます。しかし、スピリチュアルな世界に通じている人たちには、わかりやすい特徴があるのです。

ここからは、スピリチュアルな人に多い特徴をいくつか解説していきます。

波動や魂レベルが高い

スピリチュアルな仕事に従事する人は、波動や魂レベルが高いのが特徴です。波動や魂レベルの高さは幸運を引き寄せる力にも関係するため、人生にも大きく影響を及ぼします。

波動や魂レベルが高い人は、ポジティブで周囲への感謝を絶やさず、自分をコントロールする術に長けているといった特徴があります。また、自己肯定感が高く自分の気持ちに素直なため、1人でも行動的に生きているイメージを周囲に持たれているでしょう。

変わっていると言われる

人とは違う感覚を持つ人もいるため、変わり者といったイメージを持たれることも多いでしょう。周囲からそれを指摘されることもあり、自覚があっても自分では気にしていないケースがほとんどです。

また、自分に素直で感覚的に行動してしまうこともあり、天然でマイペースといわれるタイプも少なくありません。周囲から見て一風変わった雰囲気をまとっている人は、不思議な力を持っている可能性があります。

繊細な人である

勘が鋭く他人の気持ちを敏感に感じ取ってしまうことから、細やかで繊細な面を持ち合わせていることもあります。悩みの本質を的確に言い当てたり、物事の不穏などを予知したりする能力にも長けている人が多いでしょう。

周囲の思考の影響を受けやすいため、人が多い場所を好まない傾向にあるのも、このタイプの特徴です。

不思議な体験をしたことがある

スピリチュアルな世界に近いところに生きている人は、不思議な体験をすることも珍しくありません。相手の考えがなんとなく読めたり、予知夢のようなものを見たりといったケースがあるでしょう。

なかには、日常に不思議な出来事があらわれることが当たり前になっていて、自分では全く自覚がないまま生活している人もいます。

周りによく相談される

スピリチュアルな視点から物事を予測できたり、心理的な問題を的確に分析できたりするため、周囲から相談事やアドバイスを求められることもあるでしょう。

また、穏やかでトラブルを好まず、公平に人をみる性分からも、相談役として適した能力を持ち合わせています。アドバイスを求めるのに最適という人の中には、本人に自覚がなくてもスピリチュアルな力を持っているケースも少なくありません。

スピリチュアル詐欺にあった際の対処法

セラピスト、ヒーラーなど、スピリチュアルな職業を名乗る人たちの中には、残念ながら詐欺師も紛れ込んでいるといえるでしょう。目に見えないものにハマりすぎたり、不安で判断力を失ったりすると、悪意を持つ人間が近付いてくる可能性も高まります。

カウンセリングなどを受けていて、やばいのではないかと不安に陥った場合は、適切に対処して落ち着きを取り戻しましょう。

今までと違う行動をしてみる

まずは、今までと違う行動を起こして、視野を広げましょう。仕事や人間関係で悩んでいるなら、転職して環境を変え、関係を断ち切ってしまえば、直接的な解決にもつながります。

現状を変えず、スピリチュアルな習慣ばかりを重視している時点で依存が始まっているのです。人生を変えるのは本人の行動次第であり、それはカウンセリングを何度も受けたり、パワーを持つ石を購入したりすることではありません。

スピリチュアルへの依存が進むと自分を見失い、1人で行動したり考えたりする力を失ってしまいます。スピリチュアルはあくまでも行動のきっかけのひとつと捉えて、自分主体の人生を歩みましょう。

カウンセラーから離れる

何かにつけてカウンセリングや占いを受けてしまい、毎回高額な支払いが続いているという場合は、一旦カウンセラーから離れましょう。他人のアドバイスを聞かないと行動できなくなっているのは、自身の判断力が弱まっている状態です。

スピリチュアルに依存しているときに詐欺師に目を付けられると、より高額なセミナーなどを提案され、断れなくなる可能性が高まります。カウンセリングに無理に出費している自覚がある場合は、カウンセラーに依存するのをやめ、客観的に自分を見つめてみましょう。

スピリチュアルと恋愛の関係

恋愛は多くの感情やエネルギーを動かす行為であり、スピリチュアルとも深いつながりがあるといわれています。

想いを伝えたり人を受け入れたりする覚悟は、人を精神的に大きく成長させます。たとえ片思いで終わっても、相手への興味関心や情熱を通じて、魂はさまざまな経験を積むでしょう。相手のことを心から素敵だと思える恋愛は、自分の魂も磨かれて輝きを増していくものです。

スピリチュアルな世界ではソウルメイトやツインレイなど、誰にでも運命の相手が存在しているといわれています。恋愛では良い出会いも悪い出会いも、それまでの魂の経験が大きく作用しているといえるでしょう。

スピリチュアルと占いの関係

スピリチュアルと占いはどちらも似たようなイメージがありますが、スピリチュアルは自然のもの、占いは学問と区別されます。占いは相手の情報から運勢を導き出す四柱推命や姓名判断、確率を用いて未来を予測するタロットなどをさします。

これに対して、オーラやヒーリング、霊能力といった、科学的に解明されていない魂や潜在意識に働きかけるものは、スピリチュアルの分野です。占いが統計学を使う学問だとすれば、スピリチュアルは見えない心を読み解く心理学に近いといえるでしょう。

現在では、さまざまな占いとスピリチュアルを組み合わせたカウンセリングが存在しています。

スピリチュアル全てが「やばい」わけではない

スピリチュアルがやばいものなのかどうか、ここまで解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

初詣やお墓参りの習慣からもわかるように、神様やご先祖様など目に見えないものからの影響力は日本でも昔から信じられてきました。また、人の役に立つために奔走しているスピリチュアリストも大勢いるでしょう。

悩みを解決したいときにスピリチュアルを利用するのは珍しいことではありません。気を付けたいのは、スピリチュアルに頼りすぎて自分を見失い、依存してしまうことです。ネガティブな結果に不安を煽られカウンセリングを繰り返してしまうと、現実が見えなくなってしまいます。

最終的に未来を変えるのは自分自身の行動です。不安を吹き飛ばし、ポジティブに生きて幸せを掴んでください。

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