「ネガティブなことばかり考えてしまう自分が嫌だ」
そういった悩みをかかえている方は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。悩みの原因は、自分を取り巻く環境が、物理的にも精神的にも汚れているからです。
本記事では、汚れた環境を綺麗にして、体や心の問題を解決し、気持ちよく日常を過ごすための方法11選を紹介しています。
この記事で解ることは、自分の周囲を浄化して、「良い気」でいっぱいにする方法です。空気が悪い場所を綺麗にし、環境を良くすれば、幸福な毎日を送ることができます。どんな場所を浄化すれば良いか、浄化するための具体的な方法をまとめてあるので、すぐに実践することができるでしょう。
自分のまわりを綺麗にし、気持ちの良い日常を過ごしたいと思っている方は、是非この記事をチェックしてみてください。
浄化するスピリチュアルな意味とは
「浄化」とは、「綺麗にする」という意味です。いろいろな汚れを取り除き、「清浄にする」のが「浄化」です。
私たちを取り巻く空気の汚れというと、排気ガスなどの目に見えるもの、臭いを感じるものをまず思いつきます。ですが、自然界にある目に見えないエネルギーで汚されることもあります。同様に、人間の気持ちも、そうした負のエネルギーで汚されるのです。
なんとなく居心地の悪い場所、他人から嫉妬のようなマイナスの感情をぶつけられたときの気持ちなど、目に見えない汚れを綺麗にすることで、自分にとって良い環境を作り上げることが、スピリチュアルな浄化です。
浄化するとどうなる?
悪い気を清めれば、周囲の環境が綺麗になって、身の回りが気持ちの良い場所に変わっていきます。身の回りを浄化することで、気持ちや体が楽になり、良い気を持った状態で日々を過ごせるようになるのです。
こうしたスピリチュアルな浄化をすると、ちょっとした体の不調や、原因がはっきりしない病気のような症状が出てくることがあります。これは好転反応というもので、体が良い方へ変化しようとしているのです。
頭痛や下痢、蕁麻疹、鼻血、嘔吐をともなう吐き気や発熱、女性だと急な生理不順や子宮系の病気の症状が見られた場合は、好転反応の可能性があります。ただし、本当に病気である可能性も捨てきれないので、客観的な注意は必要です。
浄化された環境にいれば、こうした好転反応も起きやすくなります。浄化がうまくいっている証拠です。
浄化の方法11選
人間も同じで、定期的に浄化することが必要です。ちょっとしたイライラや疲労感は、日常的な睡眠やストレス発散で解決できるかもしれません。しかし、悪いことが続いたり、理由もない不調があったりするといった場合には、きちんとスピリチュアルな浄化をする必要があるのです。
では、浄化の方法を具体的に見ていきましょう。
1:早起きして朝日を浴びる
朝早くに起きて浴びる朝日には、体内に残っている眠気や、まわりにある邪気を払い飛ばす力があります。早起きして、快適な1日をスタートさせましょう。
夜も早く寝ることを心がけ、規則正しい生活を送るようにすれば、まわりの状況も変わっていきます。
2:たっぷりと汗をかく
汗をかくのは、どんな方法でも構いません。ランニングをする、ジムに行く、サウナに入るなど、いろいろな方法があります。自分の好きな方法を選びましょう。
たっぷりと汗をかいたあとは、シャワーなどで汗と邪気をまとめて洗い流します。心身ともに爽やかになれば、良い気をつかむことができるのです。
3:大地からパワーを感じる
まず、両足で地面に立ちます。可能であれば、裸足で土の上に立つのが効果的です。
10分から15分ほどしたら、目を閉じて深呼吸をします。息を出すときは、体内から足の裏を通って邪気が出ていくイメージ、息を吸ったときは、大地から澄んだパワーが入ってくるイメージを持ちましょう。気の流れを意識することが重要になります。
4:粗塩を活用する
塩、ことに岩塩などの粗塩には、邪気を退ける浄化の力があります。お葬式から帰宅したとき、玄関を入る前に浄めの塩をまくのは、邪気がついてくるのを防ぐためです。力士が土俵に塩をまくのも同様の意味で、怪我の原因になるような邪気を払うためです。
水拭きをしたあとの床に粗塩をまくと、簡単に浄化の効果が得られます。部屋を浄化して綺麗にしておけば、自然に良い気が集まってくるのです。
また、お風呂に入るとき、ひとつまみの粗塩をお湯に入れることで、邪気を払う効果を得られます。粗塩入りのお湯に長めにつかることで、体内の邪気がお湯に溶け出し、心身ともにスピリチュアルな浄化をすることができます。
5:身の回りの掃除をする
物理的に身の回りを綺麗にすることで、気分が変わってきます。気分を変えることで、悪い気を払い、状況を変えていくのです。
汚れて澱んだ空気の中にいても、充分な休養を取ることはできません。休養を取れなければ、体の中に溜まった邪気や負のエネルギーを体外に出せないのです。
粗塩を利用する方法の1つとして紹介したように、部屋の床を綺麗にして粗塩をまくのは良い方法です。まめに窓を開けて空気を入れ換える行為も有効です。身の回りを綺麗にすることは、体内をスピリチュアルに浄化することにつながります。
6:不要なものを捨てる
邪気を払えば、良い気が入ってくるための空間を作ることができます。不運を退けて、幸運を招くために有効な方法です。
7:涙を流す
泣けるストーリーの映画を見たり、小説や漫画を読んだりして、思いきり泣くことは体内をスピリチュアルに浄化することにつながるのです。涙を流してポジティブな気持ちになれる場合もあります。我慢せずに泣けば泣くほど、大きな効果を得られます。
8:セージなどのハーブやお香を活用する
ハーブの1種であるホワイトセージは、汚れを払う植物です。ネイティブアメリカンは、浄化ができる神聖な植物として昔からホワイトセージを利用していました。ホワイトセージをいぶして、その煙で土地や空間を浄化するのです。
観葉植物も空間の浄化に役立ちます。置いた場所の邪気を吸い取り、浄化してくれるのです。邪気を多く吸うと枯れやすくなるので、手入れをすることも大切です。
お香は、好みに合わせていろいろな匂いを選べるので、気軽に楽しむことができます。気持ちを落ち着かせる香りがたくさんあり、身の回りの空間の邪気を払って居心地よくしてくれるので、心身を休めるためにたいてみるのも良いでしょう。
9:水晶などのパワーストーンを活用する
アクセサリーなどで身に着けておけば、知らないうちに体が清められて、良い気が入ってきます。ただし、悪い気を浄化することでパワーストーン自体に邪気が溜まってしまいます。こうした邪気は、月光に当てることで浄化されるので、定期的に月光浴をさせましょう。
10:神社や寺などのパワースポットに行く
神社やお寺には、御守を分けてくださるところもあります。御守をいただく場合には、鈴がついたものを選ぶと良いでしょう。浄化の助けになります。
11:自分の良いところを探す
自分の良いところを探し、自己肯定感を高めると、気持ちを浄化することができます。スピリチュアルな浄化は目には見えませんが、心と体を楽にしてくれます。
自分の良いところを探す方法の1つは、瞑想することです。瞑想によって心の中を整理し、自分のことを客観的に見ることができるようになります。また、瞑想には心身を浄化する効果もあります。
浄化するべきおすすめの場所・もの
玄関やトイレ、風呂場、キッチンといった空間を重点的に掃除することで、より大きな効果が得られます。
玄関は、良い気を取り込むための場所です。また、家から悪い気を出すための場所でもあります。帰宅したときには、外で拾ってきた悪い気が玄関に落ちます。悪い気を払うためには、たたきを水洗いすると良いでしょう。邪気は水で流してしまうことが重要です。
水回りが汚れていると、家の中の空気が澱んできます。空気が澱むと心もすさんでくるので、こまめな掃除が必要です。
とくに、トイレには悪い気が溜まりやすいので、いつも綺麗にしておく必要があります。午前中に掃除をすると、1日の最初に悪い気を追い出すことができるので、浄化にも効果的です。
風呂場は、あらゆる気のめぐりに関係する場所です。風呂場を掃除して、良い気を呼び込みましょう。定期的に排水口などをチェックし、浴槽も綺麗に磨くことが大切です。
キッチンで使うスポンジや布巾などの小物は、常に綺麗なものを使うようにして、気が滞らないようにするのが良いです。夜にはシンクを磨くなどして1日をリセットすると、毎日の暮らしがととのい、良い気を呼び込めるようになります。
身の回りのものをととのえることも大切です。財布の中を常に整理しておく、アクセサリーを綺麗に磨く、靴やバッグを手入れし、決まった場所に整理整頓して収納する、といったことを心がければ、良い気が循環して空間がより浄化されます。
浄化で身も心も幸福に
ここまで書いてきたように、スピリチュアルな浄化をする方法は、たくさんありますが、自分に合った方法を見つけることが大切です。自分に合った方法で、こまめに心身を浄化し、幸せな毎日を過ごしましょう。