「蛾の夢にはどんな意味があるの?」
白い蛾を見たことはありますか?蛾というと、よくない虫というイメージがあるかもしれませんが、スピリチュアルな世界ではどんな意味があるのでしょうか。
本記事では、スピリチュアルの世界での「白い蛾」や「蛾」の持つ意味・メッセージを解説しています。また、夢に蛾が出てきた場合にどう受け取ればよいか、色やシチュエーション別の意味なども紹介します。
この記事を読めば、「白い蛾」や「蛾」の持つスピリチュアルな意味とメッセージがわかるでしょう。蛾を見たときや、夢に蛾が出てきたときにどう受け止めればよいのか、考え方の参考にもなります。
「白い蛾」や「蛾」にどのような意味があるのか気になっている人はぜひ読んでみてください。
白い蛾のスピリチュアルな意味
一方で白くない蛾のスピリチュアルな意味は、「嫉妬・好奇心・誤解・浅はかな考え・衝動的」などのよくないものが多いです。夜、蛍光灯や街灯に群がる蛾からこのようなイメージが生まれました。
しかし、蛾が夜の街灯に引き寄せられるのは、実は月明りを目印に飛ぶからであり、街灯を月光と間違えているせいです。
蝶と同じく、幼虫から蛹、成虫へと形態を変化させることから、「再生・生まれ変わり」の象徴でもあります。
蛾は波動が高い昆虫
現代の生活の中では意外に思われるかもしれませんが、虫の中でも蛾は波動が高いことで知られているのです。
生まれつき波動が強い人がいますが、虫や動物が寄ってきやすいのはこのタイプの人といわれています。また、生まれつきではなくても、体調や運気の変化によって、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも波動が強くなっている時期は、虫が近寄ってきやすいようです。
白い蛾は幸運を運ぶとされる
実は蛾というのは蝶と同じチョウ目に属しており、非常に種類が多いです。その姿も多様性に富んでいるので、中には蝶と同じかそれ以上に美しい蛾もいます。
有名なのが「オオミズアオ」という蛾で、薄緑色から青白色の優雅な姿をしています。旧学名がギリシア神話の月の女神アルテミスからつけられているほど、美しく神秘的な蛾です。大きさが大人の手の平ほどもあるので、目撃したときのインパクトもあるでしょう。
現代の夜は明るいですが、電気や街灯がない時代は月明かりが唯一の光源でした。月光の下で美しく舞う蛾を目撃した昔の人が、幸運や神聖を感じ取ったのもうなずけます。
白い蛾がもたらすスピリチュアルなメッセージとは?
白のスピリチュアルな意味は「純粋・始まり・光・浄化・正義感」などです。白が気になったり、白いものをよく見たりするときは、「何かを新しく始めたい・やり直したい」という気持ちが潜在意識にあります。
これらのことから、白い蛾のスピリチュアルなメッセージは「これからよいことが起こる」でしょう。
蛾の夢が示すスピリチュアルなメッセージ
白くない蛾は、一般的にあまりよい印象を持たれないことが多く、スピリチュアルなメッセージも危険を警告するものです。「甘い誘惑にのってはいけない」「浅慮によって危険な目に遭おうとしている」などです。
このように蛾の夢は不吉とされることが多いのですが、蚕に価値を生み出す存在という意味があるように、よい面もあります。蛾の夢を見たときに嫌な感じがしても、善意からの警告であると捉えることで、トラブルを避けたり悪化を防ぐ手だてが見つかったりするでしょう。
自分自身の状況と照らし合わせて抱えている問題と向き合い、「危険な目に遭ったあと、やり直せる」、「大変な目にあったとしても、乗り越えて成長できる」などと考えてみましょう。
蛾が自分の周りを飛んでいる夢
たくさんの蛾が飛んでいる夢
自分ではどうにもできないと感じる場合、外部に助けを求めるなどの思い切った判断が必要という警告です。
蛾を追いかける夢
楽しく追いかけている場合、蛾は価値を生み出す人という意味もあるので、その人との関係が発展することを暗示しているでしょう。
夢で見る蛾は不道徳な人などのネガティブな見方もあり、蛾を必死で追いかける夢は人間関係の悪化を示すこともあります。
蛾が羽化する夢
現実の生活で、何かやりたいことや新しく始めたいことがあるなら、ぜひ挑戦してください。積極的に行動することでチャンスを掴めるでしょう。
蛾を追い払っている夢
追い払うという行為は、煩わしい人間関係に直面していることを意味しますが、上手く対処できていることも表しています。
状況でわかる蛾が示すスピリチュアルなメッセージ
どこで蛾を見たのか、どのような色の蛾であったかなど、それぞれの状況によってメッセージは変わってきますので、ぜひ参考にしてください。
お墓で蛾を見たとき
現代人にとって、お墓が持つ重要性は年々変わっています。お墓で見た蛾に何か感じるものがあったとしたら、形だけの供養ではなく、心からご先祖様を大切にしていきたいという気持ちの表れともいえるでしょう。
茶色の蛾を見たとき
茶色のスピリチュアルな意味は、安心やぬくもり、つまらなさです。「努力を重ねている時期に、つらくても乗り越えれば学びがある」というメッセージもあります。
茶色の蛾を見たときに退屈さを感じたのなら、いつもとは違ったことをしてみたり、違う視点から考えてみたりするとよいでしょう。
黒色の蛾を見たとき
黒が気になるときのスピリチュアルな意味には、強い精神性や信念、威厳などがあります。反面、絶望やショックな出来事、悲しみや恐れなどの極端にネガティブな意味もあるので注意しましょう。
ほかの色に染まらない黒は、外部の意見への拒絶も表しています。黒い蛾が気になったときは、健康面に不調がないかやストレスが溜まっていないかチェックし、自分自身を労わってあげてください。
部屋に蛾が入ってきたとき
てんとう虫は縁起のよい虫として知られ、見た目もかわいらしいので、近寄ってくるのは吉兆とされます。近寄ってくるのが蛾であっても、必ずしもネガティブな感じを受けるわけではないでしょう。
しかし、もし部屋に蛾が入ってきたときに強いネガティブな感情が湧き起こったら、「自分に厳しすぎるので、もっと自分を褒めましょう」というサインの場合があります。
また、本来は安心できるはずの部屋に、蛾が入ってきたことで心が乱されるということは、現実の間違った人間関係を反映している可能性があります。付き合うべきではない人と付き合っていないか、見直してみるとよいでしょう。
蛾を見たときに考えるべきことは?
もし蛾をよく見る、蛾が近寄ってくるなど、いつもより蛾が気になるという場合には、自分自身の感じ方をよく観察してみましょう。
ネガティブな感じがしたとしても悪意があるわけではなく、改善したり回避したりするための警告として受け止め、どのようなメッセージが隠されているのか考えてみてください。
白い蛾のスピリチュアルなメッセージを理解しよう
「白い蛾」は吉兆であり、よいことが起こるメッセージです。素直に受け取りましょう。
もし「よくない蛾」を見てしまったときは、気づきを与えてくれる警告として受け止め、なぜそう感じるのか自分自身をよく観察してみてください。