「鳳凰のスピリチュアルな意味は何?」
「鳳凰に関係が深い場所はどこ?」
鳳凰について、こんな疑問を感じてはいませんか。
鳳凰は一万円札にも描かれており、占いにもよく登場します。タロットカードの法王もいますが、今回の鳳凰とは違うので間違うことがないように注意が必要です。
この記事では、鳳凰と不死鳥との違いや龍神との違いについて、鳳凰が示すスピリチュアルな意味、鳳凰によって運気がどのように変化していくのかを紹介し、さらに鳳凰と関係の深い場所についても解説していきます。
この記事を読むことで、鳳凰についての知識を得ることができ、鳳凰からの幸運のメッセージ、サインを知ることができるでしょう。
この機会に鳳凰について深く知り、鳳凰からのスピリチュアルメッセージを正確に受け取りましょう。
鳳凰とは
中国の宇宙観、神話によると、創造神が巨大な混沌とした卵から生まれた時、龍、麒麟、亀、鳳凰の4つの生命も一緒に生まれたとされ4つの生命は四霊と呼ばれています。
鳳凰は、徳の高い君子が天子の座につき、平和な世にのみ姿を現す縁起の良い禽鳥です。
鳳凰は36種の羽を持つ動物の長であり、全体はクジャクに似ており、高さは1.8mほどです。中国古代からの想像上の瑞鳥ともいわれています。
鳳凰と不死鳥の違い
不死鳥の類語に、フェニックスがあります。
不死鳥はアラビアの砂漠に棲み、500年生きると、その巣に火をつけて焼き、自身の命を絶ったのち、また蘇るという永遠の生の象徴です。
不死鳥は「雄」しかいません。
不死鳥の容姿は、鷲に似ていて、大きさも同じくらいです。
鳳凰との違いは、不死鳥は何度も蘇ることができますが、鳳凰には永遠の命はありません。
鳳凰は雄と雌がいて卵を産むのに対して、不死鳥は雄だけで卵を産むことはありません。
容姿も鳳凰はクジャクに似ていて、不死鳥は鷲に似ているという違いがあります。
鳳凰は、中国に伝わる伝説の霊鳥、不死鳥は、エジプト神話に登場する伝説の霊鳥です。
鳳凰は、縁起の良い鳥、不死鳥は何度でも蘇る鳥という違いもあります。
鳳凰と龍神の違い
龍神は水・雨・海などを司るとされています。
鯉が滝を昇るがままに変化し龍となったという言い伝えです。
白龍、黒龍、赤龍(紅龍)、青龍、金龍と呼ばれる龍神がおり、三本爪の龍と、五本爪の龍に別れています。
白龍は金運、仕事運アップ、黒龍は健康、人間関係、赤龍は勝負運、青龍は芸事の成長、金龍は金運、財運のご利益があります。
占いや漫画にも龍神は度々出てきます。
鳳凰と龍神の違いは、龍神は龍の姿をしていて、水などを司る自然霊・守護神とされていること、龍神は五穀豊穣や金運、水を司る神という点です。
鳳凰が示すスピリチュアルな意味
鳳凰の特徴は調和・平安・繁栄・拡大・成功といったスピリチュアル的な意味があります。
ここからは鳳凰が示すスピリチュアルな意味に迫ります。
幸せなことが起きる
鳳凰は成功した人や愛情深い優しい人を祝福するために現れるとされており、私達の日頃の行いや努力で問題や迷いから脱出した人の前に鳳凰が現れ、結果として幸運や祝福をもたらすと考えられています。
幸運の象徴の1つに「てんとう虫」が挙げられます。
てんとう虫を漢字で書くと「天道虫」となり、太陽に向かって羽ばたく様子から幸運の象徴、神の使いともいわれています。
運気やエネルギーが上昇する
鳳凰が飛び立つ姿には運気を上昇させるという効果があるといわれ、仕事での成功、賃金アップや昇格、適職に転職といったことです。
恋愛でも運気を上昇させ恋が成就する、縁談がうまくいく、出会いがあるとされています。
穏やかな日々の訪れ
鳳凰は古来より出現した場所に調和と繁栄をもたらすと信じられており、心や生活に平穏がもたらされるサインです。
稽古事や音楽を聞くといったことを取り入れると良い平穏ライフの手助けになるでしょう。
今までの悪い気を払って、鳳凰から心に平穏を得たいと考えている人は、鳳凰が祀られている神社に参拝してみたり、鳳凰のぬいぐるみなど鳳凰由来のものを持ったりするのもおすすめです。
子孫繁栄の訪れ
鳳凰のパワーを受け取ることができれば、家庭安泰や子供に恵まれるといわれています。
毎日、良い行いを積み重ね、真面目に生活していくことで、鳳凰のパワーを得られる可能性が高くなり子供を授かったり、家庭円満な充実した人生を送れたりするでしょう。
困難を乗り越えた
いま問題や苦しみに悩まされているあなたもしっかりと前向きに取り組み、今までとはやり方を変えてみることで、鳳凰から幸運や良い導きをもらい、人生がより良い方向へ進むように味方しサポートしてくれるでしょう。
自分の力で目の前の問題に真摯に取り組み乗り越えるための鳳凰からのサポートなので鳳凰に頼りきりではいけません。
苦しみや問題を乗り越えた際には自らの力で乗り越えたのだと自信を持ってください。
鳳凰と関係深い場所
鳳凰と関係の深い場所で特に、平安神宮、平等院鳳凰堂、金閣寺、銀閣寺の4つです。
平安神宮、平等院鳳凰堂、金閣寺、銀閣寺の4ヶ所は建物に鳳凰像が設置してあり、関係が深い場所、鳳凰のパワーがもらえる場所ともいわれています。
平安神宮
「細雪」などの文学作品で知られる谷崎潤一郎を始めとした数々の文豪が愛した桜の名所としても知られています。
神社の中では、平安神宮の神苑に建つ泰平閣の屋根の上に置かれているのが鳳凰です。
平等院鳳凰堂
凰堂の屋根の上には、鳳凰が2羽います。国宝であり金銅鳳凰といわれています。正面から御堂を見た時に翼を広げた鳥に見えること、屋根に対の鳳凰が飾られていることから、鳳凰堂と呼ばれました。
屋根の上の南北両端に据えられていたましたが、現在は大気汚染の影響を鑑みて平等院ミュージアム鳳翔館に安置されています。
平等院が建立された平安時代には疫病の流行や飢饉などにより、終末が近いという仏教の末法思想が流行しており、来世での幸福を祈って寺院を建立したそうです。
金閣寺(鹿苑寺)
なぜ正式名称と一般的な名称が違うのかというと、寺名は足利義満の法号である鹿苑院から名付けられたためです。
天皇になろうとした足利義満が天皇よりも自分の方が天子にふさわしいという意味を込めて設置したとも、戦乱のない、京の都の平和を祈って、金閣のシンボルとして掲げられたともいわれています。
舎利殿は室町時代に建立された木造3階建てで、屋根の頂上に鳳凰像が置かれています。
金閣寺の頂上にある鳳凰像は昭和62年頃に改装されました。
改装された鳳凰像は現在3代目です。
初代と2代目の鳳凰像は京都市の重要文化財に指定されています。
銀閣寺(東山慈照寺)
室町幕府八代将軍の足利義政によって作られ足利義政の死後、臨済宗の寺院となり足利義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられます。
鳳凰は「銀閣」に祀られている観音菩薩を守るという意味で設置されています。
鳳凰のスピリチュアルな意味を知ろう
鳳凰のスピリチュアルな意味を正確に知り、鳳凰由来のものを身につけたり鳳凰と関係の深い場所に行ったりすることで鳳凰からパワーをもらい、今後の生活の手助けにしてみてください。
鳳凰はスピリチュアルや占いなどでも使われています。特に、占いサイトや占いブログサイトが評判になっています。
名前の画数から守護動物に当てはまる数字を導き出し、性格や運勢を占うことができます。鳳凰に興味があり、占いが好きという方はぜひやってみてください。