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2021年にあったスーパーフラワーブラッドムーンとは?スピリチュアル的な意味

「月は見る日によって大きさが違うように感じるのはなぜ?」
「満月には力があると聞いたけど、どういうことだろう?」
「珍しい現象が見られる満月あるようだけど次に見られるのはいつ?」
雲のない夜には毎日見ることができる月ですが、知らないことは多く、このような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、2021年5月26日に起きたスーパーフラワーブラッドムーンは約20年ぶりに起きた非常に珍しい現象であったことを解説し、満月と言っても状況によって見え方が異なることや満月が見える月によって呼び名が付いておりスピリチュアルな意味があることなどを紹介しています。

この記事を読むことで、満月にまつわる現象や満月が持っている力について知ることができ、月の見方が変わっていくでしょう。

月が秘めている力について知りたい方や叶えたい願いがある方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

スーパーフラワーブラッドムーンとは?

スーパーフラワーブラッドムーンとは、5月の満月のことを指すフラワームーンにスーパームーンとブラッドムーンが重ねなって起きることを意味しています。

スーパームーンにブラッドムーンが重なることは非常に珍しい現象であり、なかなか目にできないものと言えるでしょう。

ここでは、スーパーフラワーブラッドムーンが具体的にどういったものかを解説し、その現象が最近ではいつ起きたのかを紹介します。

5月のスーパーフラワームーンとブラッドムーン

5月にある満月のことをフラワームーンと呼ぶことについては前述した通りです。そして5月の満月がスーパームーンであった場合にスーパーフラワームーンと呼ばれます。

スーパームーンとは1年に見られる満月の中で月が最も地球に近づく日のことで、この時は満月が通常より大きく見えます。

また、ブラッドムーンとは皆既月食により太陽の光が地球に遮られることで赤く見える月のことを言います。これらのことが重なってスーパーフラワーブラッドムーンと呼ばれるのです。

スーパーフラワーブラッドムーンは最近いつ起きた?

スーパーフラワーブラッドムーンが最近起きたのは、2021年5月26日でした。

この日の夜、日本では雲が出ている時間帯と重なったことでわずかな時間しか観測できなかった場所もありましたが、札幌市では19分間程度観測ができたそうです。

スーパーフラワーブラッドムーンが見られた当時は、メディアで取り上げられることも多かったため、テレビなどで目にした方もいたのではないでしょうか。

スーパーフラワーブラッドムーンのスピリチュアル的な意味は?

月食をスピリチュアル的な意味として捉えると、体や心、魂を大切にすることを指しています。スーパーフラワーブラッドムーンのこの時期は、持っている力を解き放ち物事を新しく始めることで、人生を大きく転換できる可能性が示されています。

また、スーパーフラワーブラッドムーンには、これまで目を逸らして先送りにしていたことについて、正面から向き合い立ち向かうことが求められるといったスピリチュアルな意味があります。この時、自分自身を含めた周囲に対し正直であることも求められています。

一方で、スーパーフラワーブラッドムーンには過去にあったことで傷ついた魂は痛みから解き放たれ癒されることも暗示されています。

2022年のスーパームーンはいつ?

2022年のスーパームーンは7月14日でした。7月14日と言っても7月13日から14日かけての夜に満月が最大となり、夏の満月ということで低空での観測となりました。

この時、地球と月との距離が1年の間に最も近くなり、その距離は約36万キロになります。

また、2022年中で最も地球と離れている満月は1月18日でした。7月14日のスーパームーンと比較すると視覚的に直径が約10%の違いがあります。

スーパームーンとは

ここではスーパームーンが通常の満月に比べ大きく見えるのはなぜかといった理由やルーパームーンが次に見られる時期などを詳しく解説していきます。

スーパームーンについて理解を深めたい方は、ぜひ読んでみてください。

月が大きく見える理由

月は約1か月かけて地球の周りを回っており、その時々において月と地球の距離は約35万キロから約40万キロの違いがあります。スーパームーンは月と地球の距離が最も接近した時に起きるため、月が大きく見えるのです。

実際に、スーパームーンと最も小さくなった時の満月とでは面積が約30%の違いが見られます。一方で、スーパームーンが地平線に近い位置で見えることから、上空の高い位置で見える月に比べ錯覚で大きく感じるということも一因として考えられるでしょう。

スーパームーンが次に見られる年

スーパームーンの周期は400日程度です。このため、概ね1年に1回程度はスーパームーンが見られることになります。したがって、今年7月14日にスーパームーンが見られた後、次は2023年にも見られます。

2023年に見られるスーパームーンは8月31日と予測されています。また、その次にスーパームーンが見られるのは2024年10月17日、さらにその次は2025年12月5日と予測されています。

スーパームーンの皆既月食が次に見られる年

スーパームーンの皆既月食が次に見られる年は、11年後の2033年になります。日付は10月8日と予測されています。

月食自体が日本から見られないものも含めたとしても1年に1回から2回程度しか起こりません。それに加え、スーパームーンで皆既月食であることは、かなり珍しいものと言えるでしょう。

めったに見られない天体ショーに興味がある方は、11年後を楽しみにしておきましょう。

スーパームーン以外にもある満月の呼び名

スーパームーン以外にも呼び名が付いた満月がいくつかあります。ここでは、特別な呼び名が付いた満月について、呼び名の由来とともに紹介します。

知っている呼び名があるか確認してみましょう。

ブルームーン

1か月の中で2回満月がある場合の2回目の満月をブルームーンと呼びます。月が満ち欠けするサイクルは約29日です。このため月初めの1日か2日が満月の場合は月末にブル―ムーンが見られることがあります。ブルームーンが見られる頻度は2年半に1回程度です。

ブルームーンの名前の由来は定かではありませんが、1833年にインドネシアにあるクラカタウで火山が噴火したことがきっかけになった可能性が有力と言われています。

この時、噴火により大気中に灰が飛び散り月光のフィルターとなった結果、月が青く見えた現象が起きています。

ブラッドムーン

皆既月食が起きて月が赤く見える現象をブラッドムーンと呼びます。赤の色が血液の色のような赤銅色に見えることからブラッドムーンという名前が付いています。

皆既月食は、太陽と地球と月が一直線に並んだ時に、地球が太陽の光を遮ることでできた地球の影が月をすっぽりと覆っている状態のことを指します。この時に、太陽の光の中で波長の長い赤色だけが月までわずかに届くことで月が赤く見えるのです。

マイクロムーン

スーパームーンとは逆で、月と地球の距離が最も離れた時に見える満月のことをマイクロムーンと呼びます。

マイクロムーンはミニマムーンと呼ばれることもあるように、通常よりも満月が小さく見えます。2022年のマイクロムーンは1月18日でした。

毎月の満月の呼び名とスピリチュアルな意味

満月は月ごとに呼び名があることをご存知でしょうか。ここでは毎月の満月の呼び名と、それぞれのスピリチュアルな意味を紹介します。

この機会に今月の満月にはどんな呼び名が付いているか、どんなスピリチュアルな意味があるか確認してみましょう。

いつもは夜空を見上げる機会がない方も、今月は満月の日に夜空を見上げてみましょう。そして、満月の力を借りて願い事をしてみてはいかがでしょうか。

1月 ウルフムーン

1月の満月はウルフムーンと呼ばれています。狼はアメリカの先住民にとって神の化身として神聖視され崇拝されている存在でした。

この時期は冬の寒さが厳しく、餌がなくなることで飢えた狼が遠吠えしたり、繁殖期を迎えた狼が遠吠えしたりする時期であることからウルフムーンという呼び名が付いています。

ウルフムーンのスピリチュアルには「自分らしさ」が関係しています。家族や家庭といったコミュニティの中で自分の個性や役割を見直すといいでしょう。また1年で最初の満月であるウルフムーンにはポジティブな願い事をすると叶いやすいでしょう。

2月 スノームーン

2月の満月はスノームーンと呼ばれています。名前を付けたアメリカの先住民が暮らした北アメリカの2月は積雪量が多く最も寒い時期です。このため、目に見える全てが雪で覆われ白銀の世界となってしまうことから名付けられました。

スノームーンには「物事の調和を図る」や「内省することで自分を修正したり自己肯定感を育む」といったスピリチュアルな意味があります。また、雪には癒しや浄化といったスピリチュアルな意味もあり、身の回りのことをリセットするにも良い時期と言えるでしょう。

3月 ワームムーン

3月の満月はワームムーンと呼ばれています。冬が終わりを告げ春が訪れようとしているこの時期は、動物やミミズなどの虫たちが活動を始めることから、ミミズの意味であるワームという呼び名が付いています。

ワームムーンには「自分を振り返り調整する」といったスピリチュアルな意味があります。この時期はこれまでに続けてきた努力が実る時期でもありますし、うまくいっていないようであれば自分を振り返り方向を変えてみるといい時期でもあるでしょう。

4月 ピンクムーン

4月の満月はピンクムーンと呼ばれています。4月は春になって花々が一斉に咲き出す時期であり、アメリカの先住民が一面に咲いた芝桜の美しさと月の美しさを重ね合わせて名付けました。

ピンクムーンには「人間関係の振り返りや調整」といったスピリチュアルな意味があります。恋人や仕事で関係がある人などの一対一の関係に焦点が当たります。これまで努力してきた方は良い結果に繋がるでしょう。

また、これまでうまくいっていなかった人とは関係性を見直すといいでしょう。自分の成長にも繋がっていきます。

5月 フラワームーン

5月の満月はフラワームーンと呼ばれています。5月はあらゆる花々が咲き誇り生命力に満ちあふれている時期でもあります。その時期を待ち遠しく思ったアメリカの先住民によって名付けられました。

フラワームーンには「心に宿る執着や不安を解き放ち軽やかに生きる」といったスピリチュアルな意味があります。

自分の思いが執着ではないか考えてみるといいでしょう。不要になったこだわりや思いを手放すことで、新しいプラスの変化が訪れる可能性があります。

6月 ストロベリームーン

6月の満月はストロベリームーンと呼ばれています。北アメリカでは、この時期に野いちごの収穫期を迎えることから名付けられました。

ストロベリームーンには「自分が真に追い求める理想を考える」といったスピリチュアルな意味があります。

誰もが少なからず理想を持っていることでしょう。この時期はその理想が本当に自分の求めているものなのかを考え、改めて理想を実現するための方法を検討すると良い時期です。

7月 バックムーン

7月の満月はバックムーンと呼ばれています。バックとは牡鹿のことを意味します。北アメリカでは野生の鹿が生息しており、この時期に牡鹿の象徴とも言える角が生え変わる時期にちなみ、バックムーンと名付けられました。

バックムーンには「社会の中での変化」といったスピリチュアルな意味があります。仕事のキャリア形成について考え、転職を考えている方は踏み出してみるといいでしょう。

また、世代特有の考え方についても変化を求められる可能性があり、その変化を流れとして受け止めるといいでしょう。

8月 スタージョンムーン

8月の満月はスタージョンムーンと呼ばれています。スタージョンとはチョウザメのことを意味します。北アメリカでは五大湖などにチョウザメが生息しており、豊漁の願いを込めてスタージョンムーンと名付けられました。

スタージョンムーンには「取捨選択する」といったスピリチュアルな意味があります。今年になってからここまでを振り返ってみましょう。そして自分にとって必要なものは手元に残し、必要ないものは止めたり手放したりして見極めます。

取捨選択があなたの成長と発展に繋がっていくでしょう。

9月 ハーベストムーン

9月の満月はハーベストムーンと呼ばれています。ハーベストとは収穫のことを意味します。この時期はちょうど作物を収穫する時期のためハーベストムーンと名付けられました。

ハーベストムーンには「癒しや芸術性を高める」といったスピリチュアルな意味があります。心が疲れていると感じている方は月を見上げて静かに自分と向き合ってみましょう。また、芸術に関係するチャンスを手にしたいと思っている方はハーベストムーンにお願いしてみるといいでしょう。

10月 ハンターズムーン

10月の満月はハンターズムーンと呼ばれています。この時期は冬眠に備え栄養を蓄えた野生動物を狩るのに適した時期と言えます。月明かりを頼りに狩りをしたことから狩猟の名前が入ったハンターズムーンと名付けられました。

ハンターズムーンには「心から望むものを手に入れる」といったスピリチュアルな意味があります。自分が望んでいるものを手に入れるために自分が進んでいく方向がきちんと定まっているか確認してみましょう。

この時期に望みを明確にして、確実に手にするための照準を定めるといいでしょう。

11月 ビーバームーン

11月の満月はビーバームーンと呼ばれています。ビーバーは川や湖に生息し木の枝を集めて巣作りをします。巣作りによって水をせき止めてしまうことやビーバーの毛皮がとても暖かいことなどにより、この時期にビーバー狩りをしていたことから名付けられました。

ビーバームーンには「コミュニケーションを強める」といったスピリチュアルな意味があります。人間関係を広げたいと考えている方やコミュニケーションを円滑にしたい方はこの時期に行動するといいでしょう。

12月 コールドムーン

12月の満月はコールドムーンと呼ばれています。厳しい寒さがやって来る時期であることからコールドムーンと名付けられました。

コールドムーンには「家族の平安や自分の安定」といったスピリチュアルな意味があります。家族や自分の平安を得たい場合は月に願い事をしてみましょう。

また、年末のこの時期は陰のエネルギーが溜まり心身に大きな影響が出やすい時でもあります。慌ただしさの中で、ふとした瞬間に寂しさを感じるといったことも影響を受けたことによる可能性があります。この時期は無理せずに意識して自分を大切にするようにしましょう。

スーパームーンが叶えてくれるかもしれないこと

夜空に静かに輝いている月に特別な力のようなものを感じる方もいるのではないでしょうか。特に、スーパームーンは満月の中でも最も地球に近い分、月の力が強くなっており願い事が叶いやすいと言われています。

ここでは、スーパームーンが叶えてくれるかもしれない4つを紹介します。叶えたいことがある方は、あてはまるものがあるか確認してみましょう。

心身の浄化

月は新月から徐々に満ちていき満月に至ります。そして満月から徐々に新月に向けて欠けていきます。満月から新月へと向かっていくタイミングのこの時は、手放したい思いや人間関係などを断ち切ることに力が働きやすくなります。

特に満月の中でも強い力のあるスーパームーンは、心身の浄化をしてリセットすることに大きな効果を発揮してくれるでしょう。

心身を浄化して新しい一歩を踏み出したいと思っている方は、スーパームーンにお願いしてみるといいでしょう。

恋愛成就

大きな力を持つスーパームーンは恋愛成就にも力を発揮してくれます。月の引力が強くなる満月の中でも、より力が強くなるスーパームーンの力を借りて好きな相手の気持ちを自分に引き寄せましょう。

スーパームーンを見上げて深呼吸します。そして、相手と両思いになったことを想像して一緒にどんなことをしたいのか思い浮かべましょう。漠然としたイメージではなく現実であり得そうなことを具体的に思い描くことがポイントです。

両思いになることを願い終えたら月を見ずに眠りにつきます。

金運アップ

古くから月が満ちることがお金が満ちることの象徴とされ、満月は金運アップに繋がる力があると考えられてきました。スーパームーンの力を借りて金運アップに繋げるためのおまじないがあります。興味がある方はやってみてはいかがでしょうか。

まず、お財布の中身を全て出しお財布をきれいに掃除しましょう。そして、スーパームーンに向けてお財布を振ります。その後は丁寧にお金をしまって、再度スーパームーンに向けてお財布を振ります。

お財布を振る時はスーパームーンに感謝の気持ちも伝えるようにしましょう。

復縁が叶う

スーパームーンは復縁についても大きな力を発揮してくれます。お願いするやり方がありますので、別れた相手と復縁を望んでいる方は試してみましょう。

白い正方形の紙に自分の名前と相手の名前を書き、「二人は必ず幸せになります」と念じながら紙を四つ折りにして普段持ち歩いているものに入れておきます。

スーパームーンの日に、紙を開いて月の光を当てるようにしながら「二人は必ず寄り添います」と念じます。二人が復縁して幸せになっているところイメージしながら紙を四つ折りにして普段持ち歩いているものに入れて過ごします。いずれ復縁できる日が来ると言われています。

月に願いを唱えてみよう

月は大きな力を持っています。叶えたい願いがある方は月に願い事を唱えてみましょう。この時大切なのは、月と向き合い月の力を心身で感じることです。そして願いを唱え終えたら忘れずに感謝の気持ちを月に伝えましょう。

心からの願いは月に伝わり、きっと叶うでしょう。

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