婿入りの手続きやメリットデメリット|養子縁組・結納・離婚-uranaru
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婿入りとは、正確には「婿取り婚」と言って、結婚してから女性側の姓を名乗ることを指します。また、結納金は妻側から夫側へ支払われる事が多く、戸籍筆頭者は女性になります。婚姻において両性は対等であり、結婚後どちらの姓を名乗っても良いため、男性側の姓を名乗る結婚と変わりありません。さらに、女性側の姓を名乗っていても女性側の両親とは親子関係にはないため、婿入りした男性に相続権はありません。
婿養子とは、婚姻届と養子縁組の2つの届け出をした場合を指します。どちらを先に手続きしても良いのですが、婚姻届から養子縁組の順にする場合は、まずは婚姻届で夫婦になり、女性側の両親と養子縁組することによって養子になります。婿入りとは違い、正式に養子(親子関係)になるため、男性にも相続権が与えられます。ただし、実親との親子関係は終了しないため、実親の相続人でもあることに変わりはありません。
●市役所:養子縁組届を提出します (妻の親の養子になり、妻の姓を名乗るようになります)
●市役所:転居届を提出します
●市役所:住民票を提出します
●警察署:運転免許証を書き換えます
●市役所:戸籍謄本・抄本を提出します
●会社:改姓届を提出します(健保・年金・給与は会社が変更してくれます)
●銀行・郵貯・生命保険:改姓(直接現場に行って変更します)
●クレジットカード:改姓
●携帯電話:改姓(ドコモならドコモショップに行って手続きしてください)
●ガス・水道・電気・NHK等:改姓
●市役所:婚姻届を提出します(夫か妻どちらの姓を名乗るかで、誰が戸籍筆頭者になるかが決まります)
婿入りのメリットは、妻と同じ名字になり、その家族の一員であることを実感できる点はないでしょうか。
また、妻の父が亡くなったたときに発生する遺産についてもメリットになるかもしれません。これは、あなたの旦那さんが婿入りの場合、旦那さんの実親から相続する権利もあるうえに、義父の遺産を相続する権利も発生するからです。さらに、世間でも悩みの種である嫁姑問題がないという点も大きなメリットと言えます。
一方で婿入りのデメリットは、世間で騒がれているほど男性へかかる負担がないように思われますが、強いて言うならば、男性側が女性側の名字を名乗ることに抵抗があるなど、ほんの小さなことかもしれません。そのほかにも、妻の両親の扶養義務が発生することと、名前の変更手続きなどに時間がかかること、などの問題が挙げられます。
婿入りする結婚の場合、その結納形式は、普通の結婚式とどのように違うのでしょうか。また、一般的な結納金の金額はいくらぐらいなのか、結納返しとして妻側に何を贈れば良いのかなど、問題は山積みです。さらに、結納が行われない場合にはどんな記念品が必要なのか、私たちには知らないことがたくさんあります。
婿入りは、跡継ぎのいない女性の家に、男性が養子として婿に入ってもらう形態です。 したがって、結納品を納める側は女性側となります。
基本的な流れや用意する品物は一般的な結納とほぼ同じで、男性側と女性側の家の役割が逆になるだけです。 つまり、女性側が男性側に結納をおさめ、男性側から結納返しを贈り、自宅で結納をおこなう場合は男性側の家へ女性側が出向きます。 ただし、一般的には進行全般は男性側がリードする場合もあります。家同士の話し合いによって、ケースバイケースで決めるのが良いでしょう。
一般的に結納金というのは、嫁いでもらう側が出すものとされています。つまり、婿入りとして迎える場合は、女性から男性に結納金を出すことになっています。
婿入りの際の結納金額については、皆さんの住んでいる地域や家の事情によっても、その傾向は変わってきます。もし、あなたがお婿さんをもらう場合は、お嫁さんをもらう場合の数倍の結納金を納める、という一説もあります。
婿入りの場合、結納品は女性側が用意します。 品目や品数は、女性を迎える場合の結納と同じですが、結納品と結納返しの「結納飾りの色」が男女反対になるのが特徴です。
結納の際に女性から男性へ贈る婚約記念品は、一般の結納返しと同じように考えて良いでしょう。選ばれる品物も、腕時計やスーツ、礼服(仕立て)などが非常に多いです。 一方、男性が女性へ贈る結納返しとしては、婚約指輪でも構いません。いずれも2人で話し合って決めるのが良いでしょう。
「嫁入り道具」と昔はよく言いましたが、最近では、結婚にあたってあれこれと準備をする必要性を感じない人が多くなりました。若い人たちの間には、嫁入り道具の代わりに新居の家電製品等を揃えたいという考え方も広まっています。また、自分の娘にタンスや着物、印鑑などを持たせる親御さんも多いです。
このように、いまでは婿入り道具という言葉すら聞かなくなったように、嫁入り道具に対しての意識は昔と今ではかなり変化してきています。近年婿入りする男性が持参するのは、例えば独身時代に使っていたオーディオや車などが多いようです。
一般的には、嫁ぐ側の両親へ先に挨拶することになります。つまり、嫁入りとなる場合は女性の両親への挨拶が先になり、婿入りとなる場合は男性の両親への挨拶が先となります。ただし、家系が固い家柄だったり、独自のしきたりを持っている場合は、それを加味する必要があります。
続きを読む記載されている内容は2017年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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