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更新日：2024年10月12日
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引用：リスミィ公式アプリ
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「卒婚」という言葉を聞いたことがありますか。「卒婚」とは、婚姻関係を保ったまま、子どもたちが独立や、定年退職などの人生の節目のときにこれから先は夫婦別々に自由に楽しく人生を生きようというスタイルのことを言います。
最近では、芸能人の清水アキラさんが「卒婚」をしているということで話題になりました。清水アキラさんはご実家の長野で、奥様は東京での生活を続けているそうです。加山雄三さんも奥様は海外で生活をされているそうです。
結婚生活を卒業するという考え方の「卒婚」。晩年の夫婦の新しい形として定着していくのでしょうか。
結婚生活を卒業？離婚したい訳じゃないの？別々に暮らすの？「卒婚」とはなんとなくイメージはできそうではあるものの、実際にはどんなものでどんな生活をしているのか気になる人もいるのではないでしょうか。
サイト全部が「卒婚」をテーマにしている方だけではないのですが、「卒婚」をテーマにブログを書かれているサイトをご紹介します。「卒婚」って何？と興味を持たれた方はご覧になってみてください。
「卒婚」したら恋愛しても良いのか？という質問の答えを一言で表すのは難しいかもしれません。結婚生活を卒業という意味なのだから、別の人と新しく恋愛してもいいのではないかと考える人もいるでしょう。
しかし、「卒婚」というスタイルは別居してお互いに自由な人生を生きているということではありますが、戸籍上は婚姻関係にあります。気持ちは夫婦ではなくなっている人もいるのかもしれませんが、法律上は夫婦なのです。夫婦に子どもがいた場合、独立して別の生活をしていたとしても親が離婚もせず別な人と恋愛をしているのは手放しで歓迎できるものではないでしょう。
法律上は婚姻関係にありますので、「夫」または「妻」の気持ちや子どもたちの気持ち、また恋愛する相手も「卒婚」であった場合は戸籍上の配偶者の気持ちも考えなければならないでしょう。
「卒婚」したあとの恋愛は浮気になってしまうのでしょうか。一般的に考えると結婚している人が他の誰かを好きになってしまった、一線を越えてしまったということになれば間違いなく「浮気」または「不倫」ということになります。
「卒婚」という言葉は最近になって使われるようになったため、法律的に何かが定められているわけではありません。また、「卒婚」の捉え方は人によって異なることがあります。
夫婦でお互いに戸籍上は夫婦のままだけど、事実上の離婚としてお互いを一切干渉しないようにしよう、恋愛も自由でいいことにしようと決めているのであれば、その夫婦にとっては「浮気」でも「不倫」でもなく普通の恋愛ということになるのかもしれません。
また、妻が主婦は卒業したけれど、婚姻関係は保たれているからお互いに内緒で恋愛するのはやめましょうという話になっていたら、「浮気」または「不倫」ということになるでしょう。
「卒婚」と「離婚」の違いは法律上の婚姻関係の有無です。法律上の婚姻関係が継続しているのであれば「卒婚」ということになりますし、無いということであれば「離婚」ということです。戸籍上の婚姻関係は法律で定められているため、今後他の人と結婚したいと考えたときや相続の問題やお墓な問題などが起きた場合、この婚姻関係の有無が大きな意味を持つことになります。
では、卒婚の別居と通常の別居では何が違うのでしょうか。「卒婚」というものが法律で確立されているシステムではないため、別居をしている本人の考え方の違いということになるでしょう。
夫婦関係に何らかのトラブルが起こり、しばらく距離を置くために離れるのであれば「普通の別居」ということになりますし、夫婦お互いに結婚生活を卒業して自由に生活しましょうということなのであれば「卒婚」になるということです。
30代でお子さんがいて別居をするのであれば、仕事ができる環境を整える必要があるでしょう。30代でお子さんがいる場合は、お子さんが小さい可能性が高く、幼稚園や保育園、小学校の低学年であった場合は、長時間の勤務が難しいこともありますし、お子さんが熱を出したり、体調を崩したときはお迎えが必要になります。
生活費を確保するためには仕事は必須なので、お子さんに何かあったときは病院やお迎えに行ってもらうことができる人も確保しておくことを考えておきましょう。
結婚した年齢やお子さんの年齢にもよりますが、40代になればお子さんもだいぶ手がかからなくなっている人も多いのではないでしょうか。いずれにしても別居して生活するのであれば仕事は必要になります。ある程度大きくなったお子さんと一緒に暮らすのであれば、お子さんの協力も必要になるでしょう。
別居するときの自分の年齢がいくつであっても、自立して生活が出来る環境を整えておくことが必要です。
初回公開日：2017年10月07日
記載されている内容は2017年10月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
