(2ページ目)転勤族の結婚生活・転勤族の家具はどうしたらいい？

新しい土地での不安

転勤族は、新しい見知らぬ土地に行くことになります。得意な土地もありますが、中には不安な土地もあります。例えば、雪のない場所で住んできた人がいきなり転勤で豪雪の北海道に転勤になれば、雪の心配や道路状況など心配になります。

そのような不安を抱えた生活が無理やりスタートして慣れない生活をしていくと、旦那様が嫌いなわけじゃなくてもストレスになり、別れたいという感情に変化していってしまうこともあります。生活環境が大きく変わる場合は、前もってその周辺の情報と不安を解決してから行くようにしましょう。

現地での生活が苦しいと思ったら絶対に1人で抱え込まず、旦那様に相談するべきです。旦那様は会社の中で相談して、同僚からアドバイスを促しましょう。

いつも1から

転勤をすると全ていつも1からの生活になります。その1つが交友関係です。友達作りから始まり仲が深まったとおもっても、またすぐに転勤になるのであれば、友達作りをすることも面倒になってしまいます。出会いと別れがセットかのような交友関係になりがちです。転勤をしてもメールや電話などで連絡を取ることもできますが、関係を長く続けることは難しいです。

そして、転勤の手続きをして生活を落ち着かせるまでにもそれなりに時間がかかります。引越しがなれていても、半年ぐらいはそこの土地に馴染むまでに時間がかかります。いつも1からの生活に疲れてしまうことがあります。

転勤族の仕事

転勤族に多い職種や業種はあります。転勤が多い会社は日本全国に進出しており、また海外にまで拠点を持っている大手企業が多いです。日本の企業でこれらに該当する会社は無数にあり、全国に支店が30店舗以上ある会社も珍しくはありません。

転勤の多い職種は主に営業です。研究職や総務関係の職種はあまり転勤がありません。部署が移動になることもあるので、大手にお勤めの場合は、少なからずとも転勤も覚悟をしておくべきです。

銀行関係

特に転勤が多い業種といえば、銀行関係です。銀行は、転勤の辞令が出てから実際に引っ越すまでの期間がとても短く、多くの家庭では旦那様だけが先に転勤先に引越し、家族は後から付いていくパターンが多いです。

辞令を受けてから早い場合だと、1週間で移動しなければならないケースも珍しくはありません。子供がいる家庭では、この期間での引越しは難しいです。銀行は地方にも支店が多く、どこの支店に転勤になるかもわからない上に転勤時期も読みずらいです。安定している職業とは言え、転勤や引越しが苦手な方にはつらいものがあります。

商社

商社マンもまた、転勤族である業種の1つです。商社マンは海外にも拠点が多く、駐在になるケースも多く、駐在の任期は約3年と言われています。駐在になると海外での暮らしとなるため、語学の壁が出てきます。英語圏ならまだしも、インドや中国、ベトナムなどのアジアに進出している会社も多く、語学は英語以外の国に転勤になる可能性もあります。

1番心配をされることが治安です。海外転勤になると日本と安全の面も異なり、犯罪が多いエリアへの転勤を余儀なくされることもあります。日系企業の海外転勤は、現地での安全を最善に尽くされた生活を提供してくれる企業が多いとはいえ心配になります。

メーカー

メーカーに勤める方も転勤族の可能性が高いです。技術者であれば、現地に技術提供をすることもあり、数年に渡り指導に行く場合があります。営業はよく転勤になるので、珍しくはありません。大手メーカー企業も拠点が多く、多くの工場は地方の田舎に持つことが多いです。

営業拠点は都会にあることもありますが、地方にも多いため次はどこに飛ばされるかが読みづらい職業です。しかし、他の企業に比べると辞令が出るのが早いといわれており、海外転勤であれば、半年前に出されることもあります。海外転勤は、ビザの申請に時間がかかることもあるので、国内転勤に比べ早めに予定を知れます。

自衛官

自衛官は転勤を多くさせて、いろいろな経験をなるべく多くさせて、人材育成をすることを目的に転勤が多い職種といわれています。転勤の有無は人により、早い人であれば同じ土地に1年もいることなく転勤になることもあります。

一方、長い人であれば10年以上も同じ土地に腰を据える人もいるので、一概に絶対転勤があるとは言えませんが、転勤は7月にあると言われており、1年の中で7月をすぎても何もなければ今年は転勤がなかったとみなせるので、他の転勤族に比べると計画は立てやすい方です。

そして、自衛官は転勤についても希望を提出できます。あくまで希望であるので希望が通るとは限りませんが、出せないよりかはましです。

転勤族の妻の仕事

転勤族の妻の仕事は、転勤するときにお世話になった方々へのお礼参りや、同じく、新しい転勤先へのご挨拶周りなど、転勤族の妻ならではのお仕事があります。その他にも転勤する際は、急に辞令がでることもあるので、引越しの段取りなども転勤族の妻がすることもあります。

普通の妻は知らないことでも転勤族の妻になれば、引越しには特化して詳しくなります。また、転勤族の妻で仕事をしている場合は、もしくは転勤先で仕事を見つける場合など同じ共働きの家庭であっても、転勤族の家庭での妻の仕事は少し違います。転勤族の妻でも働ける方法があります。

妻ならではの仕事

転勤族の妻は、始めと終わりの配慮は当たりまえです。旦那様がお世話になった方々へのお礼にお菓子などを用意するととても好印象です。また、きっとすてきな奥様をお持ちであるとおもっていただけることもあります。配慮をするためには、日頃から旦那様の職場のことを少しは把握しておきましょう。

例えば、同僚の人数です。同じオフィスにどのぐらいの人が働いているかによって、お礼のお菓子の量も異なります。次に同僚の方の年齢層です。年齢に合わせてお菓子の種類を選ぶこと、そして最後に男女の比率です。女性が好むお菓子と男性に好まれるお菓子は違います。このぐらいのことは転勤族の妻であれば知っていて当然です。

妻の稼ぎ

結婚しても仕事を辞めたくない、もしくは辞めないで家庭を支える奥様が増えました。奥様になっても仕事をし続ける人が多い世の中ですが、転勤族の妻は、旦那様の転勤と同時に辞める必要があります。それでも奥様も稼ぎたいのであれば、1つは現地で新たに仕事をみるけることです。

転勤族が配属される場所によっては、働く場所や求人が少ないこともあります。そんなときには、在宅ワークをされる方も増えてきました。在宅ワークでは、場所を指定されないので、また新たな土地でも続けることができることは大きなメリットです。

その他には、何か特別なスキルや知識や経験があれば仕事をしやすいです。資格を持っていたり、特別な技能があればとても有利です。

妻の支え

転勤族は妻も新しい土地に馴染むことや、生活を整えることの大変さもありますが、同じく旦那様も新たな職場での生活がスタートします。旦那様も慣れない仕事場での生活でストレスを溜めることもあります。旦那様の健康管理や状況を支えることも、妻の仕事の一環です。夫婦はどんなときでも支えあって生きていきます。

仕事で疲れて帰ってくる旦那様に優しい声をかけてあげたり、家で慣れない生活の愚痴ばかり言わず、むしろがんばっているところを見せることにより、旦那様もがんばる妻を見てやる気を出す励みになることがあります。妻の支えがとてもうまく夫婦関係の相乗効果をもたらします。家族円満で転勤族を続けるには、妻のかげながらの仕事がとても重要になります。