(1ページ目)【男女別】結婚がめんどくさいと思う人の心理や特徴・後悔した点-uranaru
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「生涯未婚率」という言葉をご存知でしょうか。これは、50歳の時点で一度も結婚をしたことがない人の割合です。厚生労働省が管轄している機関の2017年の調査では、2015年度の時点での生涯未婚率は男性で23.6%、女性で14.4%となっています。この生涯未婚率は、調査が始まって以来ほぼ右肩上がりになっていて、特にここ数年で大幅に上昇しています。
未婚者が増えている背景としては、女性の雇用の拡大や、給料が安定しない非正規雇用の増加、結婚しないという生き方や価値観が世間に認知されるようになったことなどがあります。
この生涯未婚率は今後も上昇傾向にあると言われており、少子高齢化という社会問題を抱える日本にとって、大きな課題とされています。
未婚者のなかには、結婚をしたくても相手がいないなどの事情でできない人と、そもそも結婚をしたくないと考えている人がいます。
結婚をしたくないと考えている方に理由を聞くと、「めんどくさい」という意見が多く聞かれます。では、具体的にどういった点が「めんどくさい」のでしょうか。結婚がめんどくさいと思う人の心理や特徴を紹介します。
男性が結婚をめんどくさいと感じる心理として多いのが、お金の問題です。独身時代は自分だけのために自由に使えていたお金ですが、結婚することによって自由に使えなくなる可能性があります。相手の女性が働いていない場合は自分の給料で生活することになるため、それまで月10万円以上あったお小遣いが、半分以下に減少することもあります。
夫婦共働きの家庭が増え、お金の管理は夫婦がそれぞれに行う方法もメジャーになりましたが、それでもある程度のお金は生活費や必要経費として家族のお金になります。結婚をすると、将来を見据えて貯蓄をする必要もでてきます。相手の女性が子どもを望んでいる場合ならなおさらでしょう。
このような心理は女性には比較的少なく、男性の心理の特徴と言えます。特に、家賃や生活費を把握していない実家暮らしの男性によく見られる傾向です。
女性が結婚をめんどくさいと感じる理由で多いのが、仕事と家庭を両立させなければならないという問題です。現代の女性は、結婚をしても仕事を続けたいと考える方も多いです。しかし、家事は女性の仕事であるという世間の風潮は今でも残っており、仕事をする女性にとって結婚は、これまで以上の労働を課せられる可能性がある大きな問題と言えます。
また女性は結婚をすると、子どもを産むかどうかの選択も迫られます。子どもを持つことによって、産休や育休、時短勤務などが必要になるため、仕事を頑張りたいと考える女性にとっては大きなリスクになる場合もあります。
そういったことを考えること自体が、結婚をめんどくさいと感じてしまう心理へと繋がっていると言えます。男性は結婚前と変わらず働き続ける人が大半のため、この心理は女性特有のものと言えるでしょう。
婚活の市場は20代~40代が中心ですが、40代になると結婚をめんどくさいと感じる人が増える傾向にあります。その理由としては、自分の生活リズムを乱されたくないという心理が働いていると考えられます。未婚の状態で社会に出て20年近くたつと、自分のライフスタイルができあがっているという人は少なくありません。
結婚は、恋愛関係を経由するとはいっても他人と家族になる行為です。他人と暮らすということは、自分のペースで生活ができなくなるということですので、そういった点が結婚自体をめんどくさいと感じる要因に繋がっています。
また、40代になると周囲には既婚者が多くなります。長年、身近な出会いから恋愛を経ての結婚を夢見てきた方は、婚活をしてまで結婚しなくていいと考えているケースも多いです。この場合の「めんどくさい」は、「婚活をするのがめんどくさい」という意味合いを持っていることが多いです。
結婚には、多くのめんどくさいことが付いて回ります。具体的に、めんどくさいという声がよく聞かれる事柄について紹介します。
結婚を決めて一番最初に訪れるめんどくさいことは、結婚の準備です。結婚を決めたら、結婚の挨拶に両家を訪ねる必要がありますし、両家顔合わせの日取りや結納の有無、挙式を行うか、居住地はどこか、仕事は続けるのかなど、決めなければならないことが非常にたくさんあります。また、結婚式を行う場合なら、これらの何倍もの準備が必要になります。
男性と女性が協力して準備を進められるとよいのですが、どちらかがめんどくさいと投げ出してしまうと片方に負担がのしかかるため、ケンカして関係にヒビが入る場合もあります。夫婦になる2人への最初の試練と言えるでしょう。
結婚には多くの手続きが必要となります。婚姻届けを出す以外にも、引っ越しに伴う結婚の場合には住所変更が必要です。住所変更は運転免許証やパスポート以外にも、預金通帳、クレジットカード、電気代、ガス代など、それぞれで手続きが必要です。
性が変わることが多い立場である女性は、住所変更と合わせて名義変更の手続きも必要になります。また、性が変わらない男性も、扶養者に関する書類などを会社に提出する必要がありますし、生命保険の受取人の変更なども必要になります。
効率良く手続きを進めるためには手続きの順番が大切になることもあり、事前に計画を立てる必要があるのが、めんどくさいと感じる原因になっています。
続きを読む記載されている内容は2018年02月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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