婚姻届の印鑑に失敗した時の対処法・下の名前のみでいいのか-uranaru
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婚姻届は、住んでいる役所の戸籍を取り扱っている部署で配布されています。この部署というのは、自治体によって名称が異なるのでわからない場合は職員に尋ねるとよいでしょう。
婚姻届は提出する時は「妻か夫の本籍地もしくは居住地」という決まりがありますが、記入するための書類を入手する場所に指定はありません。また、フォーマットも全国で統一されているので、どこでも入手することができます。
昨今では、役所の公式サイトで婚姻届のフォーマットを入手して印刷することも可能です。また、最低限の形式を守っていれば提出することができるので、可愛らしいデザインの婚姻届を自作する人もいます。
婚姻届は、基本的に黒いボールペンまたは万年筆で記入する決まりです。消えるボールペンや鉛筆といった消えやすい筆記用具で書くのは禁止となっています。
婚姻届には夫婦となる人の氏名や住所、本籍地などを記入します。また、このとき印鑑の捺印も必要になってくるので、記入するときはあらかじめ準備しておきましょう。
婚姻届は、夫婦になる本人たち以外にも「20歳以上の成人2名」が証人として書類に記入する必要があります。証人も氏名や住所などを記入するとともに、印鑑の捺印が必要です。
婚姻届において、失敗しやすいのが印鑑による捺印です。失敗したら書き直してしまうのが手っ取り早いですが、それを何度も繰り返すのは時間がかかってしまいます。内容によっては、訂正するルールがあるので、それを守って綺麗な婚姻届を完成させましょう。
印鑑の捺印が薄くなってしまったときは、「訂正印」という方法で訂正する必要があります。やり方としては、失敗してしまった印鑑の上に二重線を引きます。それから別の場所に再度印鑑を捺印する方法です。
印鑑を押し直す場所に決まりはありませんが、見えやすく遠すぎない場所に押したほうがよいでしょう。
基本的に、婚姻届けの記入ミスは内容に関わらず修正テープなどの使用した訂正は禁止になっています。薄かったりかすれたことが原因で、そのうえから訂正するのも、原則としてはマナー違反です。基本的には「訂正印」で訂正するようにしましょう。
そのほかの方法としては、「捨印」という方法があります。これは欄外に押した印鑑で、その書面においての訂正箇所の訂正印になります。保証人の記入欄においては必ずこの捨て印が必要になってくるので、忘れないようにしてください。
婚姻届は、記入事項になにかしらミスがあると提出しても受理されない決まりとなっています。しかし提出前に気づいたミスは、訂正印や捨印といった方法で訂正すれば、問題ありません。
基本的に婚姻届けにおいて訂正印の制限はありませんが、あまりにも多すぎると書き直しをお願いされることもあります。時間帯によっては訂正に時間がかかって、当日に提出できなくなることもあるので注意しましょう。
少しでも印鑑の捺印に不安がある人は、あらかじめ予備を何枚か用意しておくとよいでしょう。
印鑑と言えば、苗字が印字されているものがスタンダードです。しかし他にも、名前のみ印字されているものなどタイプが幾つかあります。
基本的に印鑑の形にちゃんとした決まりはありません。そのため、下の名前のみで作成した印鑑で婚姻届に捺印して提出した場合にも、ちゃんと受理されます。
特に女性は、夫婦になる際に苗字が変わることが多いのであらかじめ用意しておく人が多い傾向にあります。
婚姻届の捺印に使用する印鑑は、「本人が持参してきたもの」であれば基本的にどんなタイプを使用しても構いません。そのため、もし記入ミスにより訂正印をしたい場合も、名前のみでつくった印鑑を使用して問題ありません。
また、婚姻届が受理されたあとに転入届などをおこなう場合にも、婚姻届で使用した印鑑を使用することになります。苗字が変わった人は、旧姓の印鑑が使えなくなるので注意してください。
続きを読む記載されている内容は2018年02月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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