高い理想をいつまでも掲げ、高望みする人はそれだけ結婚のチャンスも少なくなります。理想があってもどこかで妥協できる人は、柔軟さがありますし婚活の中で結婚相手を見つけやすいです。反対に、高望みする人は妥協できずちょっとでも自分の理想に当てはまらないとお断りしてしまう傾向があるので、なかなか結婚することができません。
また、高い理想を求めてしまう人は、相手目線だと「わがまま」「身の程を知らない」と思われて印象が悪くなってしまうこともあります。その結果、いつまでも結婚できない末路が待っています。
売れ残りのイメージを持たれてしまう
高望みをする人は、そう簡単に自分の理想の人が現れるわけではありませんから、どうしても結婚が遅くなってしまいます。その結果、周りから「売れ残り」「婚期を逃した」と思われてしまうことも少なくありません。
独身だから既婚者に劣っているということはありません。しかし、婚活においてはある程度の年齢でまだ結婚していないことが、「何か結婚できない理由があるのではないか」という不信感に繋がり、婚活が不利になることもあります。
理想の人が他の人に奪われてしまう
理想が高くても、その理想にふさわしい人間になろうと努力する人は、理想の人と出会い結婚できる可能性があります。しかし、高望みする人の多くは、理想は高くても自分が努力したり、素敵な人に釣り合う魅力を身に付けようと行動することをしません。
高望みする本音には「自分は楽して相手に幸せにしてもらう」という他力本願な考えが少なからずあるはずです。そのため、魅力的な人間になる努力を怠った結果、理想の人が現れても自分よりも魅力的な人と結ばれるなんてことも少なくありません。
年代別婚活で高望みな人の例
婚活における高望みの怖さをお伝えしてきました。男女で高望みする内容は異なりますが、年齢でも高望みしてしまう条件は変わってきます。次は、年代別の高望みな人の例をご紹介していきます。
20代
20代は、まだ結婚に焦らなくてもよい年齢と言えます。そのため、焦りがないからか高い理想を持つ人も多いです。多少の高望みは、自分を安売りしないためにも大事ですが、身の丈に合わない高望みは、これからの婚活を厳しくしてしまうでしょう。
特に20代は、まだまだ恋愛したい気持ちも強く、結婚相手に対しても理想のルックスを求める傾向が強いです。どうせ結婚するならば、自慢できるような容姿の優れた男性・女性と結婚したいと高望みします。
また、女性に多い傾向ですが、楽して幸せな生活をしたいという気持ちから、裕福な男性、高収入で何でも買ってくれる男性を強く求める場合もあります。
30代
30代にもなると、ちらほら結婚に焦り出す人も増えてきます。そのため、どこかで理想に対して妥協しなければいけないと考える人も多いです。しかし、生活の安定性や楽しい今の暮らしの生活レベルを下げたくないといった考えから、相手の経済力や年収、勤め先に対して高望みする人もいます。
また、男性の場合は子供がほしいといった観点から、妊娠適齢期を考え年齢の若い女性を高望みする傾向があります。
40代
40代で婚活する場合、高望みは婚活が失敗に終わる原因になりやすいです。年齢が高くなればなる程、男女ともに結婚が難しくなるのは事実ですから、そこで高望みしてしまうといつまでも結婚できません。
しかし、婚活すればする程、容姿や相手の仕事、家族構成や趣味など相手に求める条件が厳しくなりやすいです。40代の人は、ここまで独身で過ごしてきたことで「ここまできたからには理想の人と結ばれたい」という気持ちが強くなり、細かい部分にまで高望みしてしまう傾向があります。
結婚相手に高望みな人の例
婚活において高望みしている人の例をご紹介してきましたが、最後に結婚相手に対して高望みな人の例をご紹介します。似ているようで少し異なる部分もあるので、その違いをチェックしてみて下さい。
年収にこだわる
婚活中に相手の年収に対して高望みする人がいることを挙げましたが、当然のごとく、結婚相手の年収にこだわる人も多いです。具体的な金額を自分の中でひとつの基準として婚活する人も多いですが、結婚したとなると相手に求める年収や経済力はよりシビアになります。
生活してみてわかることもありますし、こんな家に住みたい、豪華な夫婦旅行がしたい、子供にお金をかけたいといった具体的な理想が結婚することで顕著になることもあるでしょう。
世間体にこだわる
婚活において高望みする人は、結婚してからも相手に高い理想を求めます。そのひとつとして、世間帯にこだわる高望みが挙げられます。
女性の場合は、結婚相手に対して大きな会社や有名な企業で働いてほしい、役職を持ってほしいなど世間的に立派な男性として認められるステイタスを結婚相手に求めます。男性の場合も、結婚相手の世間体にこだわる場合があり、妻をパートに働かせるほど収入がない旦那と思われることが嫌で女性が結婚してから働くことを許さない場合もあります。
住む場所にこだわる
結婚相手に高望みする例として、住む場所へのこだわりや高望みも挙げられます。高望みをする人は、人よりも勝っていたいという気持ちが強く、欲深い傾向があります。そのため、高層マンションの場合は高層階にこだわったり、のある街やブランド力のある街に住もうと結婚相手に高望みをぶつけることもあります。
完璧な家事へのこだわり
高望みをする男性は、女性に対して完璧を求める傾向にあります。結婚相手には、当たり前の家事ではなく、自分が満足いくレベルの家事を求めやすいです。痒い所に手が届くような気遣いやサービスを求めますし、結婚相手の女性は自分に尽くして当たり前という気持ちを持っています。
そのため、女性が体調や急用で家事が完璧にできなかった際は、激しく怒りをぶつけることもあります。人間誰しも完璧な人はいませんが、結婚相手に高望みをする人は完璧を求め、些細な失敗も許さない傾向があるので注意が必要です。
初回公開日:2018年04月27日
記載されている内容は2018年04月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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