家庭内別居の特徴・やり方・ルールの決め方・生活費の相場-uranaru

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家庭内別居の特徴

お互い愛し合って結婚したのに、性格の不一致や異性問題などを原因に夫婦仲が壊れてしまうことがあります。離婚を考えてはいるもののまだ離婚には至らず、さらには別居にも至らない家庭内別居という選択をする夫婦がいます。

家庭内別居の特徴は夫婦とも同じ家に住んでいるため、近所の人から見れば仲が良い夫婦とみられることがあります。また、子供たちにも家庭内別居をしていることが知られない可能性があります。

さらには、自分たちでは気が付かない間に家庭内別居になっているという夫婦もあり、その特徴はさまざまな形で現れています。

会話なし

家庭内別居の特徴の一つに会話をしないということが挙げられます。同じ屋根の下に住んでいるのに会話がないというのは寂しい限りです。もし子供がいるのであれば、会話がない両親を見ることは子供心にも傷が付きます。子供たちのためにも、明るくて会話の多い家庭にしたいとどんな夫婦も願っているでしょう。

さて、この家庭内別居で会話がない夫婦には、二つのタイプに分けることができます。まず一つが、夫婦関係が冷え切ってしまい必要最低限の会話をせず、どちらからも話しかけないというタイプです。もう一つは、夫婦のどちらかが話しかけているのに相手からは無視されて会話ができないというタイプです。

この二つのタイプをもう少し詳しく見ていきましょう。

どちらからも会話をしない

夫婦喧嘩などを理由にいつの間にかお互い話しかけなくなってしまったという場合があります。はじめはお互いに意地を張ってしまい、相手から話しかけられるまで待つという状態が続いていたことでしょう。しかし、どちらからも話かけることなく時間が経ってしまい、気が付いたら数カ月もこの状態という夫婦もいます。

そしてその結果、家庭内別居として会話がほぼない状態になってしまいます。初めのころは会話がないことを気まずいと感じていたのに、しばらくすると会話がないことが当たり前になってしまうことがあります。意地を張らなければ良かったと後悔しても、既に会話がないので謝るきっかけさえなくなっています。

こんな風にならないように夫婦喧嘩をしたら、すぐに謝ることが大切です。

無視される

夫婦のうち、どちらかが話しかけても無視されてしまうという家庭内別居もあります。「おはよう」「ありがとう」といった挨拶でさえ返してくれないという状態は、危機的状況の可能性もあります。

話しかけてる方は家庭内別居を少しでも解消しようと試みているにも関わらず、相手からの反応がまったくないと寂しく、解消しようとしている自分が一人相撲のように思えてきます。

さらには、自分は妻または夫という立場であるにも関わらず、妻や夫の会社の人の方が自分の妻や夫の状況を詳しく知っているということを感じてしまえば、寂しいをとおり越して、なぜ夫婦なんだろうと疑問にさえ感じることでしょう。

もし、あなたが会話をしようと努力しようとしているのであれば、まずは挨拶だけでも徹底的にするようにしてください。

快適

家庭内別居は楽だという夫婦がいます。

家庭内別居にはさまざまなタイプがありますが、例えば御飯も別々、寝室も別々、会話もないというタイプであれば、快適と言えなくもありません。相手のために食事の用意をしなくても良いですし、何時に帰ってきても、何時に朝会社に行こうと、お互いに無関心でいられるため、自分は自由気ままな生活を送ることができます。

今までは相手のために洗濯や掃除などの家事をやっていたことも、もうする必要がなく、自分だけのためにすると思えば気が楽です。

相手のことを同居人と思えば、意外と快適な家庭内別居生活になる可能性もあります。

家庭内別居のやり方・方法

家庭内別居をしようとお互いに宣言して、家庭内別居を始める夫婦は少ないでしょう。夫婦喧嘩の延長などを原因として徐々に家庭内別居になるという夫婦の方が多く、そういう場合は、家庭内別居をしていくうちに家庭内別居におけるルールなどが決まってきます。食事はどうするか、お金に関してはどう負担するかなどさまざまなルールが決まってきます。

ここでは、そのルールの一部を見ていきましょう。

食事

今までは相手のために食事を作り、帰りを待って一緒に食べていたという夫婦も、家庭内別居が始まると食事はどうするのだろう、と気になります。

暗黙の了解でルールが作られていく夫婦が多くいますが、そのルールは各家庭でさまざまです。

朝ご飯、お昼ご飯、夜ご飯の三食、さらには土曜日日曜日の食事も完全に別でするという夫婦もいれば、土日など家で一緒にいる場合に限りお腹が先に空いた人が作り、相手にも必要か聞くというルールを設けている夫婦もいます。

一緒に食事をする時間が少しでもあれば、自然と会話も生まれてきますので、家庭内別居を解消しやすい環境ではあります。