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釣書とは・基本の書き方|知っておきたい3つのマナー

カテゴリ:結婚

更新日:2024年11月16日

身上書

身上書は本人についての情報を書きます。一行目に身上書(または釣書)と書き、行を変えて氏名、生年月日、年齢、本籍と現住所、学歴と職業、資格・趣味・特技、身長と体重を書きます。

学歴は中学以降の学歴を書く場合や最終学歴のみを書く場合がありますし、職業は現在の勤務先のみを書く場合や入社日、役職まで記載する場合があります。相手と同じ記載方法になるよう打ち合わせておくと良いでしょう。

家族について

身上書(本人の情報)が終わったら次に家族の情報である家族書(親族書)を書きます。身上書とわけて「家族書」と書く場合もありますし、身上書の項目の続きとして「家族」を続ける場合もあります。一枚目に身上書を書き、二枚目に家族書を書く場合もあります。

家族書には家族の氏名、生年月日、現住所、最終学歴、職業を書きます。順番は父、母、兄弟の順になります。兄弟が結婚している場合は兄弟の配偶者、子も記載します。

その他

結婚すれば、日常生活が始まります。日常生活を送る上で支障が出る可能性がある懸案事項や相手に知っておいてほしいことがあれば、身上書に書いておいた方がよいでしょう。

たとえば既往症、借金などがある場合は書いておくのがマナーです。また生活する際配慮が必要になる宗教を信仰している場合も身上書に書いておきましょう。

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知っておきたい「釣書」3つのマナー

釣書(身上書)や家族書に書く項目をご紹介しましたが、書く際に知っておくべきマナーがあります。釣書を書く際の筆記用具、同封する写真と封筒についてのマナーをご紹介します。

マナー1:自筆が基本

履歴書などはパソコンで作成する場合もありますが釣書は基本的に自筆(手書き)です。パソコンで作ったものは綺麗ですが、何枚でもコピーできることから不誠実に映ることがあります。文字からその人の人となりは伝わりますので、字の上手い下手よりも丁寧に書くことが大切です。

また釣書は横書きではなく、縦書きで書くのが正式ですので注意してください。また釣書を書く用紙は白紙でも罫線入りでも大丈夫ですが、白紙に縦書で書くのがより正式とされています。

用紙・筆記道具はよいものを使う

釣書を書く用紙や筆記用具も上質な物を使うようにしましょう。用紙は上質紙か和紙または縦書き用の便箋、筆記用具は筆ペンや万年筆、もしくはボールペンを使用します。

便箋など罫線があるものを使う場合は、文字の邪魔にならないよう印刷の薄いものを選びます。筆記用具は鉛筆など「消せる」ものを避け、もし間違ったりしたら修正ペンなどを使わず書き直しましょう。

毛筆はさらに好印象

釣書の正式な書き方は「和紙に毛筆で、縦書きに書く」ことです。現代日本人にはなかなかハードルが高いですが、心得のある方は毛筆で書くと相手により好印象を与えることができます。

マナー2:写真はフォーマルかスナップか

釣書には本人の写真を同封します。一枚はフォトスタジオでプロのフォトグラファーに撮ってもらったお見合い用の写真で、その他に2~3枚のスナップ写真です。

お見合い用の写真はフォーマルな服装で撮ります。男性ならばスーツにネクタイを締めたもの、女性ならスーツかワンピース、または振袖です。スナップ写真は本人のみ、または本人と家族が映っている写真で笑顔の写真を選びます。友人たちと撮った写真は避けた方がいいです。

マナー3:封筒の表書き

釣書が完成したら釣書を三つ折りにして封筒に入れ「釣書(身上書)」と封筒に表書きを書きます。封筒は茶封筒や郵便番号を記入する枠のあるものは避け、上質なものを選びます。

釣書は開封した際に書面の書き出し部分が上になるように入れます。写真を入れたら封はせず、さらに大きな封筒に入れて渡します。仲人などの世話人に渡す場合は大きな封筒に世話人の名前を書きます。

初回公開日:2018年10月04日

記載されている内容は2018年10月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。