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先祖の供養を怠るとスピリチュアル的にどうなるのか?正しいやり方について解説

カテゴリ:スピリチュアル

更新日:2024年01月05日

先祖の供養をすることで期待できるスピリチュアル効果を前述しましたが、次に供養を怠るとどうなるのかを紹介します。先祖は現在を生きている子孫に供養されないと、成仏できません。

成仏したい先祖はさまざまな方法で、子孫に気づいて欲しいとメッセージを出します。供養を怠ることで人間関係や健康運、金運などに良くない影響が出てくるでしょう。

しかし先祖供養をしないことで、呪われるという情報は迷信から生まれた可能性が高いです。呪われないために供養するという考えは持たないようにしましょう。

正しい先祖供養5つのやり方

先祖供養の大切さは、ここまでを読んで知ることができたでしょう。次に正しい先祖供養方法を紹介します。

お寺で行う方法や、自分で行う方法、仏壇が無いときの方法などを記しているためぜひ参考にしてみてください。お経をあげることや、法要の意味などについても触れています。

供養方法は形式にとらわれる必要はありません。故人との関係性や現在のライフスタイルによって適した方法を見つけて行っていきましょう。あくまでも先祖に対する遺族の気持ちが重要です。

1:お寺で行う先祖供養について

まずはお寺で行う先祖供養について紹介します。お寺に依頼するとお経を読んでもらったり、卒塔婆を立てたりという供養が可能です。お寺に依頼する先祖供養は次の3種類です。

自分では行えないことや知識が必要なことも多いため、不明な点があるときには相談してみましょう。

お経

種類豊富なお経には、全人類が幸せになるための教えが説かれています。般若心経や華厳経などがありますが、宗派によってあげるお経は変わります。

年忌法要やお盆、お彼岸にお経をあげてもらうことが、先祖供養に繋がります。

お経はお釈迦様が教えを説くときに、集まった弟子たちにより記録されたものと言われています。お経の種類はどのくらいの数があるのかは、わかっていません。

卒塔婆

お墓のそばや、仏壇に立てられている細長い板が卒塔婆(そとば)です。先祖を供養するために立てられる卒塔婆は、サンスクリット語で「仏塔」を意味するストゥーパが由来となります。古代インドから伝わっているストゥーパには遺品・遺骨が納められていました。

卒塔婆を立てることは先祖の供養だけではなく、立てた本人も徳を積むことに繋がると言われています。卒塔婆を立てることは追善供養と言われ、故人が良い世界へ生まれ変われるように願って行われている風習です。

法要

お寺で行う先祖供養に忌日法要や年忌法要があります。故人が亡くなった日から7日ごとに行われるのが、忌日法要です。

年忌法要は一周忌、三回忌、七回忌と行われるのが一般的でしょう。法要では自宅やお寺などでお経をあげてもらい、先祖を慈しみます。親族との予定を合わせながら可能な範囲で行うことが大切です。最初と最後の年忌法要は特に大切なものと言われています。

2:自分で行う先祖供養について

先祖の供養は自分で行うことも可能です。特別な日に限らず、日常生活の中で先祖への感謝の気持ちを伝えましょう。

お墓に行けなくても仏壇や遺影などに手を合わせることも先祖を供養する方法の1つです。ぜひ日常生活の中に取り入れてみてください。

お寺に依頼しなくても自分で行える供養方法を知っておきましょう。

仏壇

自宅で毎日行える先祖供養が、仏壇に手を合わせることです。線香やお水だけではなく、故人が好きだった食べ物をお供えするのも良いでしょう。

仏壇を綺麗に保つことで、先祖を大切にしていることがより伝わります。手を合わせるだけではなく水を毎日変えたり、ときには生花を活けたりときれいな状態を保つことも供養方法の1つです。

仏壇を設置するときには、宗派や地域性によって飾り方が異なるため事前に確認することが大切です。

遺影や遺品

先祖を供養するときには、何よりも感謝の気持ちを伝えることが大切です。仏壇を設置するスペースが無かったり、遠方にあり手を合わせる機会が少なかったりするときには遺影や遺品に手を合わせるだけでも供養となります。

飾った遺影や遺品の前へお供えものをすると、先祖も喜んでくれるでしょう。形式だけにとらわれず、先祖を大切にする気持ちや感謝の心を伝えることが供養となります。仏壇をおくスペースを確保できなくても、遺影や遺品をおくことで身近に故人を感じられます。

お墓参り

お墓参りはお盆やお彼岸、法要などにとらわれる必要はありません。先祖に気持ちを伝えたくなったときや、新年の挨拶でお墓参りをするのも自分で行う供養方法の1つです。

お墓参りをして感謝を伝えるだけではなく、お墓を掃除したり線香やお花を供えたりすることで、先祖を大切に思う気持ちが伝わります。

生活環境によっては、気軽にお墓参りができないときもあるでしょう。そのときにはお墓の清掃などを請け負ってくれる代行業者を利用するのもおすすめです。

3:自宅に仏壇がないときの先祖供養について

ライフスタイルの変化により仏壇を設置できる家庭も少なくなってきました。インテリアやスペースに合わせた仏壇も販売されていますが、設置しない選択肢をする家庭も少なくないでしょう。

仏壇を設置できなくても後ろめたさを感じる必要はありません。お墓や遺影に手を合わせ、先祖への思いを馳せるだけでも充分な先祖供養です。

また遺灰をアクセサリーに入れたり、遺骨をメモリアルボックスに保管したりする手元供養という方法もあります。手元供養をすることで、故人をより身近に感じられるでしょう。

4:菩提寺がないときの先祖供養について

菩提寺とは先祖代々受け継がれているお墓があるお寺を指し、法要や葬儀のときには相談するのが一般的です。しかしライフスタイルの変化により、菩提寺を持たず無宗教墓地にお墓を作る人も増えてきました。

菩提寺が無くても、墓地や葬儀社に依頼すれば法要を行うことは可能です。しかし同じ宗派でしか納骨ができないパターンもあるため、宗派に希望があるときには事前にきちんと伝えましょう。

菩提寺がないときにはお坊さんの紹介サービスを利用するのもおすすめです。

5:永代供養について

初回公開日:2022年07月16日

記載されている内容は2022年07月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。