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合理主義の考えとメリット/デメリット|【男女別】合理主義者の特徴

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年03月07日

合理主義とは

合理主義とは理論や理屈に基づいて、常に最も無駄のない選択をしていく考え方です。効率的に物事を推し進めていくことから合理主義は効率主義とも言い換えることができます。

合理主義においては経験や直感というものは何の当てにもなりません。合理主義は過去の結果に関係なく常に現在における最善の選択をしていきます。

合理主義においては効率が良いこと、合理的であることが最も優先されるため、義理や温情などの感情を排除した考え方でもあります。

意味など

現代において合理主義が注目されているのは、情報や物にあふれ、多くの選択を迫られた状態にあるからです。選択肢は増え続け、人はそこから何かを選択しなければなりません。

選択肢が多く、選択しなければならない回数も多いため、誤った選択を続ければそれだけ無駄が多くなってしまいます。社会全体のスピードもどんどんと速くなっているため、正しい選択をし、最短で目標を達成する合理主義が注目されています。

合理主義は複雑化を続ける社会をよりシンプルに生きるための生き方の一つなのです。

合理主義の考えとは

合理主義の考え方は目標を達成することをゴールに設定します。合理主義ではどんなことがあっても目標の達成が第一に考えられます。そしてそれをいかに合理的に達成するかに重きを置きます。

合理主義においては結果に焦点が置かれますが、過程も非常に重要になります。合理主義は目標を最短で達成するというメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。メリットとデメリットの両方が存在しているので、合理主義が正しいとは一概には言えません。ケースに応じて使い分ける必要があります。

メリット

合理主義のメリットは目標を最善の形で達成できるということです。合理主義には一切無駄がないので、物事を最短でゴールまで導きます。繰り返せば大きな時間の短縮になり、その分大きな余裕が生まれます。

合理主義は常に最善の策を模索し、行動するので安定して成果を出すこともできます。そのため合理主義は仕事をする上でも非常に役に立つ考え方です。

また合理主義は仕事だけに留まらず日常生活などあらゆる場面で活躍します。全てを段取りよくスムーズに行うことで大きな成果を上げ、社会をより発展させていくことができます。

デメリット

合理主義のデメリットは一切の無駄を排除し、人間的な感情まで排除してしまうことです。人間はロボットではないので、感情を無視した行動に対してはストレスを感じます。合理主義を実行している本人はストレスを感じることはありませんが、その周囲の人には多大なストレスを与えてしまいます。

合理主義に偏りすぎると人間味がなくなってしまうので、人間的な魅力がなくなってしまいます。また合理主義では常にリスクを避けて、最善の策を選択するので刺激を感じることはありません。リスクを避けるため、失敗は少ないですが大きな成長をもたらすこともありません。

合理的に判断することも大事ですが、合理主義が過ぎると人間味がなくなり、面白味もなくなってしまいます。

合理主義者の特徴

合理主義者は常に合理的であることを求め、それは日常生活においても同じことが言えます。合理主義者は無駄をなくして最善の手段で物事を進めていくことを好み、それを生きがいとしている人も少なくありません。

合理的であることが最も正しいと考えており、合理的ではない考え方を否定し、それを蔑むこともあります。合理的である自分に誇りを持っている人も多く、自己評価も高いです。相手を馬鹿にする気持ちがなくても自己評価の高さから相手に勘違いをされている場合もあります。しかし感情には左右されないのでそれを気にしない人も多いです。

また合理主義でも男女の違いによって考え方に若干の違いがあります。

男女間での比較

合理的な考え方は理屈や理論に基づく考え方で、このような考えは男性が得意とするものです。そのため合理主義者は男性に多い傾向にあります。もちろん女性にも合理主義者はいますが、男性の方が数が多くまたその強度も強いです。

男性は物事を突き詰めて考えることも多く、合理主義を究める人も多いです。合理主義は極限まで突き詰めると感情の一切を排除するので、冷酷な人だと感じられる場合が多いです。また感情は無駄なものであると考え、私生活においても感情をあまり出さなくなる人もいます。

女性の場合は一度に複数のことを行うのが得意なので、合理主義者だとさらに一度に多くの物事をこなす働き者になります。また金銭的な管理にも厳しく合理主義の女性は計画的な貯金が得意だと言えます。

意思の強い人が多い

合理主義者は目標の達成を第一に掲げているので、その目標を達成するためにはどんな手でも使います。それは絶対に目標を達成しようという強い意思の表れでもあります。

目標を遂行する途中でトラブルに見舞われたとしても、合理主義者は一心不乱に目標の達成を目指します。何が何でも目標を達成するという強い意思のもとに行動が起こされているので、物事を途中でやめることはありません。

いい意味では初志貫徹ですが、悪い意味では融通が利きません。合理主義者は一度目標に向かって動き始めるとそれを達成するまで誰にも止めることは出来ません。

他人の意見を聞かない

合理主義者は合理的な考えが出来る自分のことを有能だと思い、それを誇りに感じて自己評価の高い人も多いです。自己評価が高いため、自分の意見が最も正しいと考えている場合も多いです。

合理的な自分が考え出した意見が最も正しく優れていると考えて他人の意見を聞き入れません。また計画が途中で変更することも嫌いますので、予定にない他人の意見は聞き入れないことも多いです。

自分の中で評価の高い人であれば意見を参考にすることはありますが、鵜呑みにすることはありません。あくまで常に自分が判断基準の真ん中にいるので、自分を大切にしている人も多いです。

合理主義の反対の考えとは

物事を合理的に判断し行動していく合理主義ですが、その反対の考え方もあります。合理主義の反対は非合理的ではなく、経験を基に物事を決定していく経験主義です。

経験主義は人間の知識は全て経験によるものだとする考え方で心理学的、哲学的な立場を取ったものです。経験主義は時代に逆行した考えのようにも感じられますが、現在でも採用されている部分はあります。

経験主義とは

初回公開日:2017年07月14日

記載されている内容は2017年07月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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