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【男女別】八方美人の人の特徴と治し方・八方美人かどうか診断

Author nopic iconかなかな
自分磨き / 2018年01月19日
【男女別】八方美人の人の特徴と治し方・八方美人かどうか診断

あなたの八方美人度は?八方美人の特徴と、やめたい人へのアドバイス

八方美人という言葉があります。「八方」はあらゆる方向という意味です。つまり八方美人とは、誰に対してもそつなく、美しくふるまう人のことです。とても良い人を表す言葉に聞こえます。

「八方美人な自分」を楽しめているなら何も問題ないのですが、実際のところ、誰に対しても良い顔をするのは大変なストレスになります。頼まれたら断れなかったり、「今の言葉、どう受け止められたかしら」なんて、誰にでも気をつかってクタクタになっているのではないでしょうか。

自覚がなくても、いつの間にか八方美人になっているかもしれません。自分の八方美人度をチェックして、人間関係で疲れない自分を目指しましょう。

男性・女性別の八方美人な人の特徴

八方美人な人の特徴はずばり、誰にでも好かれようと振舞うことです。人に好かれたいという気持ちは自然なものですし、嫌われようとして行動する人はそうそういません。問題なのは、自分の本心を抑えてでも相手の気に入るような行動をとることです。

「仕事を頼まれてしまった。今は忙しいけれど、断ったら嫌な顔をされるかもしれないからやろう」「行きたい場所ではないけれど、断ったらもう誘ってもらえないかもしれない」

このような本心と食い違う行動をとるのは、ときどきなら問題ありません。思ったことと違うことをしなければならないのは誰でも経験することです。

いつも自分を後回しにしていると……

本心をおさえるのが習慣になると、心の消耗が回復しなくなります。エネルギーが枯れてきて、いずれすっかりくたびれてしまいます。

こうなると本当は自分が何をしたかったのか分からなくなります。人に気に入られる行動だけをする、愛想の良いロボットのような人間になってしまうのです。これが八方美人の人が陥りがちな問題です。

男女それぞれの特徴は?

ロボットのような人間になってしまう前に、自分の八方美人度が高すぎないか振り返ってみましょう。八方美人と呼ばれるタイプの人は、元々「人を喜ばせるのが好き」「和やかな人間関係を大切にする」といった性質を持つことが多いです。

さらに男女それぞれの特徴を見ていきましょう。思い当たるところはないでしょうか?

八方美人な男性の特徴

男性の特徴として、「プライドを守りたい」という気持ちが女性より強いということが言えます。プライドとは自尊心や承認欲求など、自分を大切に思う気持ちや人に認められたい気持ちがあわさったものです。男性は女性に比べて、プライドが傷つけられることを非常に嫌います。

本来、男性とは「競う性」「戦う性」です。男性は戦うことで、自分は人より優れているとプライドを満たすことができるのです。人より優位に立ちたかったら、戦わなければなりません。勉強やスポーツ、仕事など、戦いの場所はたくさんあります。しかし八方美人な男性は戦いを避ける傾向があります。

自分に自信がないと……

そもそも戦う自信がなかったらどうなるでしょうか。「たぶん負けるだろう」「うまくできないだろう」こんな気持ちではがんばれません。自分に自信がない人は戦えないのです。セルフイメージ(自分で自分に抱いているイメージ)が低い状態です。

セルフイメージが低い人がプライドを守るには、どうしたらいいと思いますか?ずばり、プライドが傷つく状況を作らないように立ち回るのです。プライドが満たされることはなくとも、せめて傷つかないように振舞うのです。つまり、戦わないことこそが自分の心を守る手段なのです。

自分の気持ちはぐっとおさえて、相手の欲求を満たし、穏やかな人間関係を作る。戦わない、競わないことでプライドが傷つく可能性を減らす。それが八方美人な男性の特徴であり、生き方です。

八方美人な女性の特徴

次に八方美人な女性についてみていきましょう。まず女性の特徴として、人の感情の機微に敏感なことがあげられます。ちょっとした仕草や表情の変化から相手の気持ちを読み取ります。人間関係を円滑に保つことに役立つ性質ですが、強い感受性はストレスや不安を増大させます。

相手の気持ちを読み取り過ぎて、思ったことが言えなかったことはありませんか。こんな時、自分を大切にできる女性は無理な頼みならきちんと断ります。これができないのが八方美人な女性です。

母親との関係

女性の場合、重要になるのが母親との関係です。女性は同性である母親からの影響を強く受けます。我が子の言動を受容できる安定した母親であれば、娘は伸び伸びと自己主張しながら育ちます。しかし母親自身の自尊心が満たされていないと、我が子を支配して自分の心を満たそうとする場合があるのです。

「あなたってダメね」
「ね、だから言ったでしょう」
「私の言うとおりにした方がいいわよ」

こんな呪いの言葉を受けて育つとどうなるでしょう。娘は「自分の思ったことを正直に言わない方がうまくいく」という経験を繰り返し、セルフイメージが著しく低下したまま成長します。

すでにとても傷ついているので、「もし嫌われたら」と思うだけで耐えがたい不安に襲われます。自分の気持ちより相手の要求を優先し、結果として人に迎合する行動を選んでしまうのです。

あなたが八方美人か診断するチェック項目

以下に八方美人に特徴的な項目をあげました。いくつ当てはまるでしょうか。どの項目にも共通しているのは「良い人と思われたい」気持ちです。

言いたいことがあっても我慢する

波風を立てないことを優先する、八方美人らしい特徴です。「それはどうでしょうか」「私はあっちのお店がいいな」なんて言えないのです。日々、小さなモヤモヤがたまっていきます。

頼まれたら断れない

「ごめん、この仕事を夕方までに頼める!?」と頼まれることも少なくないでしょう。ここで「忙しいので無理です」と言えないのが八方美人です。自分も忙しいけれど相手も困っているのだし、と受けてしまって自分で首を絞めてしまいます。ずるい人に「都合のいい人」扱いされていませんか?

能力は低くないのに人の仕事まで抱え込むため進捗が遅く、要領が悪いと評価されてしまうこともあります。

自分の希望を言うのが下手

人に合わせておいた方が無難だからという思考からくる特徴です。「自分はいいから」や「そっちの好きなところでいいよ」が口癖になっていませんか。根っこに「自分の提案をけなされたらどうしよう」という不安感があるのではないでしょうか。

人に頼るのが下手

頼まれごとは断れないのに、頼みごとは下手ではないでしょうか。人に何か頼むのは心苦しいものですが、八方美人な人はこの心苦しさをとても強く感じるのです。相手の都合や、厚かましい奴と思われないかなど、あれこれ心配して結局自分ひとりで頑張ってしまいます。

いざという時頼りになる人がいない

本当に親しい友人はほとんどいないのも八方美人の特徴です。誰とでも穏やかにコミュニケーションがとれますが、内面を出すのを避けるため、深い人間関係に発展しません。当たり障りのない関係に終始するため、いざという時に助けてくれる人がいないのです。

優柔不断

人の意見を重んじる習慣があるだけに、自分で決断するのは不得手です。何か決心しても、人の意見に簡単に左右されます。人の話を聞く柔軟性があるとも言えますが、詐欺のカモにされないよう注意してください。

自分の意見がない

上の優柔不断に通じるところがあります。人と異なる意見を出して、対立するようなことは極力避けたいのが八方美人な人です。角が立たないように人に合わせることを習慣にしていると、自分が何を考えているのか分からなくなってきます。そのうち何がしたいか、何がほしいかも分からなくなってきます。

心から打ち解けられない

いわゆる「外面が良い」という人です。八方美人はこの「外面」の殻が非常に厚いのです。ニコニコ愛想よくしていても、本心を言える相手はとても少ないのではありませんか?普段自分を抑えている分、甘えられる相手は際限なく振り回してしまうこともあるでしょう。

いくつ当てはまりましたか?八方美人な人のとくに特徴的な項目をあげてみました。心当たりの多い方は、意識して自分の気持ちを聞いてあげましょう。

八方美人な人は嫌われる?

八方美人とは「だれにでもそつなく美しくふるまう人」です。いい言葉のようですが、「あいつは八方美人だ」などとネガティブなニュアンスで使われることが多いのです。

誰とでも自分を合わせ、穏やかな人間関係を作るのが八方美人です。嫌われようがないように思われますが、実際は敬遠されがちな面があります。理由をみていきましょう。

八方美人は誰のため?

男女別の八方美人の特徴でも述べましたが、八方美人な人の行動に共通する動機は「自分が傷つかないため」です。相手のための気づかいも、言いたいことをぐっとこらえるのも、「相手に嫌われて傷つくのは嫌だ」という気持ちから出てきた行動です。

相手のための思いやりを「愛」といいます。自分のための思いやりも愛ですが、これは自己愛です。人はこの違いをなんとなく嗅ぎ取るのです。初めのうちはなんて良い人だろうと思ってもらえます。ですがだんだん「この人、自分のためにやってるんだな」「打算的だな」と察せられてしまいます。

八方美人な人の打算に気づいた相手はそっと離れていきます。八方美人の人は嫌われたくなくてもっとがんばりますが、自分のための努力では相手を繋ぎとめられません。

信頼されない

「AさんにBさんの陰口を言われて、否定せずにいたら一緒に陰口を言っていたことになってしまった」というような経験はありませんか。さらにBさんにAさんの陰口を言われて、これも否定しなかったらどうなるでしょう。「アンタは誰の味方なの」「誰にでもいい返事をする八方美人だ」となります。誰の言葉でも頷いていると、誰の信頼も得ることができないのです。

気をつかいすぎて敬遠される

どうしても人に頼まなければ達成できない仕事があったとします。八方美人な人は相手を決して不快にさせないよう、ものすごく低姿勢にお願いします。一体何事だろうという程申し訳なさそうに、おそるおそるお願いするのです。

そうすると相手は引いてしまいます。自分は一体何を頼まれるんだろうと警戒するのです。相手を不快にさせたくないという気持ちが相手の警戒心を引き出しているのです。八方美人な人から壁を作っているのですが、自分ではなかなか気づけません。

心のガードが固すぎる

八方美人の人はにこやかな外見とは裏腹に、心のガードが固いです。八方美人な人は自尊心が低いことが多く、とても傷つきやすいのです。本心を口にして否定されたらものすごいダメージを受けます。

せっかく仲良くなりたいと近づいてくれた人がいても、八方美人な人は自分の心を守るため、深い関係になるのを避けます。いつまでも上辺だけのやりとりをしていれば、やがて相手は去ります。そのうち「良い人だけど何考えてるのか分からない」なんて評判が立ちます。

完璧主義

いつでも人に良い所だけ見せたいので、「欠点なんてない自分」の鉄仮面をはめています。とはいえボロが出るときもあれば、仕事で失敗することもあります。そうすると、周りからすれば「そんなに!?」と驚くほどに落ち込むのです。良いか悪いかの白黒思考とも言います。

完璧でなければ自分を認めてあげられないのに、完璧な自分を演じきれない。そのジレンマで自分への不満がどんどん溜まります。周囲にはいつもニコニコと愛想がいいので気づかれませんが、心の中は自己否定の嵐です。

ストレスを溜めに溜めて爆発する

「本当はあっちが良かったな」「やっぱり嫌だって言えばよかった」と小さなストレスは日々溜まっていきます。ストレスを小出しに解消できるならいいのですが、本心を言うのが苦手な八方美人はストレスも溜めがちです。

水がギリギリまで溜まったコップを想像してみてください。水(ストレス)があふれる寸前のコップ(心)に小石を落としたらどうなるでしょうか。溜まったストレスは激しい怒りとなって噴き出します。周囲は茫然し、本人は後でものすごく落ち込みます。

八方美人な人の恋愛傾向や本音

自己主張が控えめな八方美人は、どんな恋愛をして、そこにはどんな本音が込められているのでしょうか。八方美人ならではの独特の恋愛傾向と本音を探っていきましょう。

そもそも恋人ができにくい

恋愛は二人だけの世界を作るものです。しかし八方美人は心のガードの固さゆえ、なかなか特別な関係まで発展しません。八方美人な人が誰かを好きになっても、好意を伝えるのは簡単なことではありません。誰にでも親切ですが、誰か一人に気持ちを伝えるのは下手なのです。

人は美点も欠点も持っています。知り合い程度の関係なら、美点だけ見せていられるかもしれませんが、恋愛となるとそうも言っていられません。「良い自分」「欠点なんてない自分」を演じ続けている限り、「本当の自分」を理解してもらえることはありません。

八方美人の悲しさ

自分で仕立てた「完璧な自分」を愛してもらったところでむなしいだけです。かといって「本当の自分」を出して嫌われたら立ち直れません。そもそも「本当の自分」がすでに分からなくなっていることもあります。これが八方美人の悲しさです。

「本当は恋人がほしい。でも自分の気持ちを伝えられない」
「本当の自分を好きになってほしい。でも本当の自分って……?」

八方美人の恋愛が始まる前には、こんなジレンマがつきまといます。誰とでもある程度は仲良くなれる分、誰か一人と特別の関係になるのは下手なのが八方美人です。

気を持たせやすい

先の内容と矛盾するようですが、八方美人の人は周囲をその気にさせがちです。誰にでも親切ですから、「自分に特別な気持ちがあるのでは」と勘違いする人も出てくるのです。告白されて初めて「え?そんなつもりは全然なかったのに」と驚くのも八方美人によくあるパターンです。

逆恨みからストーカーに悩まされる八方美人もいます。好かれたい気持ちから出た行動が、身を危険にさらすこともあるのです。

「良い自分」を演じ続ける

「良い自分」を好きになってもらったら、八方美人な人は日ごろの努力が認められたようでうれしいでしょう。しかし、もし恋人関係になってもずっと完璧な「良い自分」の仮面をかぶり続けなければならないとしたらどうでしょう。

相手は本当のアナタを知らないまま、アナタは本当の自分を見せられないまま時間が過ぎていきます。初めはうまくいくかもしれませんが、だんだん息苦しくなってきます。

「この人が好きなのは本当の自分ではなくて、自分が演じる『良い人』だ」
「本当はありのままの自分を見せたいけれど、がっかりされたらどうしよう」

こういったジレンマも八方美人な人の恋愛につきものです。「本当の自分」と「人に見せている自分」にギャップがあるほど悩みも深くなります。

本当に好きか分からない

「好きです、付き合ってください」と告白されたら、どうするでしょうか。普通、こちらにもその気があればOKしますし、そうでなければ断ります。ここでやっかいなのが、八方美人の人が持つ「優柔不断」という性質です。

普段自分の気持ちを抑えているために、相手が好きかどうか自分の気持ちがよく分かりません。「断ったら気の毒だし」なんて考えまで出てきます。そしてよっぽど嫌な相手でなければとりあえずOKしてしまうことがあります。こうして気持ちにものすごい温度差のあるカップルが成立するのです。

最初のうちは相手が盛り上がっているからいいのですが、何カ月か経って落ち着いてくると、相手は「この人、本当に自分が好きで付き合ってるのかな?」と不安になります。八方美人な人にとっても、自分の気持ちがよくわからないので相手の気持ちに応えようがないのです。

相手が疲れる

「どこに行きたい?」と言われたら、「どこでもいいよ」と言ってしまう。こんなやりとりも、毎回となると聞く方が疲れてしまいます。「本当はどうしたいんだろう、自分といて楽しいのかな」とも思えてきます。八方美人の相手を立てる考え方はとても大切ですが、自分の意見も主張しないと恋人関係は長続きしません。

相手の言いなりになってしまう

恋人というのは対等な関係のはずですが、ここでも八方美人特有の、強烈な「嫌われたくない」という感情が顔を出します。デートDVという言葉を聞いたことがあるでしょうか。親しい関係であっても、相手の同意なく性的な行為に及ぶのは暴力です。嫌なことは嫌と主張すべきです。拒否できないままでいると、心と体に深刻な傷を負います。

DVまでいかなくても、自己主張することを避ける性質により、モヤモヤがつのります。モヤモヤはいつまでも溜めておけません。キレて相手に文句を言えるならまだいいのですが、言えないまま精神的に落ち込んでいってしまうこともあります。こうなると相手から離れる気力もなくなるのです。

甘え過ぎる

八方美人は甘え下手です。人に頼ることを極力避けて生きているので、いざ甘えて良いとなると加減が分かりません。八方美人の仮面が取れると、当たり障りのない他人行儀な態度から一転、親へ甘えるように全力でもたれかかってきます。八方美人な人は心理的な距離の取り方が極端になりがちなのです。

精神的に自立しているはずの大人が、恋人になった途端全力で甘えてきたらどうなるでしょう。とても受け止めきれるものではありません。全力で甘えるというのは、幼児期に親に対して済ませておくべきものです。むしろ幼児期に甘えを受け止めてもらっていたら、極端な八方美人になんてならずに済んでいたかもしれません。

八方美人の甘え方

八方美人の甘え方としては、ちょっとでも気に入らないと不機嫌になったり、一度連絡が取れなかっただけで浮気を疑ったりと、普段とは打って変わって子供っぽく疑り深くなります。共通しているのは「こっちを見て」という強烈な要求です。相手本位で自分を押し殺してきた分、一度甘えが出ると本人にも歯止めがききません。

気の毒な恋人は逃げ出すか、相手を受けとめようとしてボロボロになるかのどちらかです。そして恋人に去られた八方美人はどうなるでしょうか。「やっぱり本当の自分なんか出したらいけなかったんだ」と、さらに心の殻を厚くするのです。

恋愛は八方美人な自分を変えるチャンス!

深い人間関係を苦手とする八方美人にとって、恋愛は難題続きです。ですが見方を変えると、八方美人な自分を変える大チャンスです。自分の気持ちを伝えること、甘えてみること、ダメな自分を見せることに挑戦してみましょう。

八方美人な人には難しいことばかりですが、恋愛では必須です。傷つくこともあるかも知れません。ですがまったく傷つかずに理解し合うことはできないのです。もしも自分を変えたい気持ちがあるなら、恋愛に飛び込んでみてください。自分を変えるきっかけにあふれています。

八方美人の恋愛がうまくいくには

自己主張が苦手、甘え下手など、八方美人な人の恋愛にはさまざまなハードルがあります。しかし元々はすべて自分で作ったハードルです。高くするのも低くするにも自分次第です。変わりたいと思った時がチャンスなのです。ちょっとした行動から変えていきましょう。

ダメな自分を出す!

「それができないから辛いんだ!」と言われそうですが、結局これに尽きるのです。ちょっとしたところからでいいのです。「実は不器用でさ」「駐車が下手なんだよね」なんて小さなことでいいのです。自分の完璧でないところを相手に知らせてみましょう。

相手からの返答は「あ、そうなんだ」というくらいのものでしょう。ちょっとしたことを伝えたのですから、相手の反応だってあっさりしたものなのです。大切なのは「欠点があっても受け入れてもらえた」という経験を積んでいくことです。

甘える練習をしよう

甘え下手な分、甘え始めるとブレーキも効きにくい八方美人ですから、ほどほどに甘えることに慣れましょう。

1.お願い事をしてみる
ちょっとしたお願い事に慣れるところから始めましょう。「ここ、今度行ってみたいな」「あれ食べてみたい」といった希望です。自分の希望を言うことに慣れていないと、これだけで緊張するかもしれません。しかし普段自分の気持ちを言わない八方美人の人のお願いですから、相手としても嬉しいものです。

2.好意は素直に受ける
何かしてもらったら、「お返ししないと!」とあわてず、素直に受け取りましょう。「ありがとう」の言葉と笑顔で十分です。

どんな風に愛されたいですか?

八方美人の優しさは、「良い自分」を演出するための、言ってしまえば打算的なものです。相手がさほど喜ばなければがっかりするでしょう。打算で優しくされたらどう感じるでしょうか。自分を利用しただけじゃないかと思うのではないでしょうか。

見返りなく愛されたいなら、見返りなく愛してみることです。恋人を喜ばせたい一心での行動なら、もし相手がそれほど喜ばなくても悔いは残らないのです。見返りを求めず、愛を与えてみてください。与えるほど、いつの間にか心が癒されています。

八方美人をやめたい人のための治し方

マザー・テレサの言葉に次のようなものがあります。

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思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

この言葉を逆にたどってみましょう。運命は性格から、性格は習慣から、習慣は行動から、行動は言葉から出来ているのです。性格はすぐには変えられませんが、行動や言葉なら意識すれば変えていくことができます。毎日できることからやっていきましょう。

先読みのし過ぎをやめてみよう

八方美人の人によくあるのが、相手の気持ちを予想してしまうことです。誰でも多少はするものですが、八方美人な人はやり過ぎて自分を縛っていることが多いです。

「こんなことを頼んだらどう思われるだろう」「迷惑に思われるんじゃないだろうか」といったように、相手の反応を先読みして何も言えなくなってしまうのです。もし言えたとしても、緊張して不自然なふるまいになってしまうでしょう。顔が強ばっていたり、伏し目がちだったりすれば、話しかけられる方も緊張します。

こんな時に大切なのは、「自分の気持ちに集中する」という意識です。

自分の気持ちに集中しよう

自然にふるまいたいと思っても、八方美人にとって自然体ほど難しいことはありません。あれこれ取り越し苦労をしてしまうのも八方美人の性質なのです。なので、できるところから変えていきましょう。

「こんなことを言ったらなんて思われるだろう、でもお願いしないといけないし、でも」なんて延々考えてしまうとき、ちょっと立ち止まってみてください。どう感じるかを決めるのはその人です。他の人に決められることではないのです。相手の気持ちは相手の問題です。アナタはアナタに集中しましょう。

八方美人の人は大抵が考え過ぎなのです。「これ、お願いしてもいいですか?」と気楽に頼んでみてください。神妙な顔でお願いするより、ずっと簡単に引き受けてもらえます。

「ま、いいか」でいこう

何かしてあげたら見返りがほしくなるものです。相手のために何かしたなら、感謝の言葉くらい期待するのは自然なことです。八方美人の人はこの期待が過剰な傾向にあります。「良い人」の仮面を、相手からの感謝でさらに完全にしたいのです。

ですから相手から期待したほどの反応がなければとてもがっかりします。「きっと嫌われているんだ」「意味のないことをした」と落ち込みがちです。こんなとき、呟いてほしい言葉があります。

「ま、いいか」です。ま、いいか、タイミングが悪かったかな。ま、いいか、次があるさ。「ま、いいか」はやわらかく状況を受け止める言葉です。思い詰めそうなとき、ぽそっと呟いてみてください。

自分をほめよう

八方美人の人は、自分で自分に○をつけるのが苦手です。自信がなく、それでいて完璧主義で、自分に課したハードルが高いのです。そして誰かにほめてもらったら、とっさに出る言葉は「いや、こんなの全然」ではないでしょうか。

八方美人な人は、がんばりすぎるくらいがんばっています。自分を認めるのも褒められるのも下手な八方美人の人はぜひ、自分をほめることを習慣にしましょう。たいしたことでなくていいのです。「私って思いやりがあるなあ」「辛いときも笑顔でいる私って偉いなあ」「親切な自分が好き」など自分に自分で○をつけるクセをつけましょう。

ノートに書きだしてみるのも効果大です。無理矢理でも100個くらい書き出してみてください。照れくさくても、最後の方には「自分っていいかも!」という気持ちがわいています。

実は得な性格かもしれない

「断れないし、言いたいこと言えないし、損な性格だな」なんて八方美人な自分のことを思っていませんか。八方美人が気疲れしやすい性分なのはたしかです。しかし美点と欠点はセットになっているものです。八方美人で良かったことを考えてみると、「これはこれで良いかも」と思えるかもしれません。

思ったことを何でも言える人は、それだけ対人関係のトラブルが多いものです。そういう人は、誰に対しても物腰の柔らかなアナタを尊敬しているかもしれません。損な面しかない性格はないのです。もし本当に損な性格があるとしたら、それは「自分が嫌い」が当たり前になっている人のことです。

自分が嫌いな人は自信がありません。好きな人ができても諦めてしまって、気持ちを伝えることができません。八方美人で悩んでいる人に本当に必要なことは一つです。「色々あるけど、でも、そんな自分が好き」と認めてあげること、これだけです。

自分が好きな八方美人になろう

ここまで八方美人の特徴や傾向、治し方まで考えてきました。思い当たる節のある方も多かったのではないでしょうか。本当は治すまでもなく、八方美人な人はとても素敵な人なのです。八方美人な人が「こんな自分が好き」と受け入れることが出来たなら、もう最強です。

自分を好きになれたら、自信がつきます。「こんなことを言ったら…」とおびえず、堂々と人に優しさを配れます。もとから誰にでも親切な八方美人は、誰からも大切にされます。また、自分で自分を大切にできるので、無理な頼みならきちんと断れます。

日ごろから思いやりのある行動をしているアナタには、お返しをしたい人がたくさんいるのです。自分を受け入れることができるようになったら、人の優しさに気づくことができます。まずは、がんばり屋な自分に○をつけてあげましょう。

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