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竜胆の花言葉の由来・怖い花言葉|白/青/紫【色別】

Author nopic iconuwell
花言葉 / 2019年01月17日
竜胆の花言葉の由来・怖い花言葉|白/青/紫【色別】

花言葉の前に!竜胆について知っておこう

竜胆はリンドウ科リンドウ属の植物ですが、種類が豊富なため人によってイメージする形や花色が違ってきます。園芸用としても広く普及していますが、全国各地で野草としても見られます。基本的には9月〜11月に咲く、秋の花という分類になります。

学名はGentiana scabraまたはbuergeriで、Gentiana(意味:リンドウ属)は古代ギリシアのローマ時代に存在したイリリア最後の王とされるGentius(ゲンティウス)さんを由来としています。scabraは凹凸のあるorざらついたという意味で、buergeriは採集家のブュルゲルさんの名前から付けられたとされます。

花の形は基本的にラッパ型の筒形で、葉は笹みたいに細長いです。花は日光を感じると咲き、日光がない時(夜・雨・曇りなどの日)には咲きません。品種によっては、ずっと咲かないものもあります。花の色は紫や青が多いイメージですが、白やピンクも存在します。原産地は日本・中国・朝鮮半島・シベリアですが、スイスのアルペンエンツィアンの国花です。

中国で竜胆は、葉は竜葵(りゅうき)に似ており、味は胆(きも)に似て苦いと表され、漢名の龍胆(りゅうたん)という名前が生まれました。根の胆汁がとても苦いことから最上級を意味する龍を名前に付けたとか、龍の胆みたいに苦いからという説もあります。後に日本に伝わると、いつの前にか訓読み化されて竜胆(りんどう)になったといわれています。

別名

別名:苦菜(二ガナ)苦胆(クタニ)
古名:疫病草・瘧草(エヤミグサ)
英名:Japanese gentian・ゲンチアナ
漢名:龍胆(リュウタン)
竜胆の別表記:龍胆(リンドウ)

漢名および竜胆の別表記では、龍胆(リュウタン)と言います。正確には、漢名で龍胆の名前を用いる時はリュウタン、竜胆の別表記で龍胆を用いる時はリンドウと言います。また、竜胆(リンドウ)は別の読み方でリュウドウと言われることもあります。

別名として有名な名前には、苦菜(二ガナ)があります。胆の汁が苦いことから、名付けられたとされます。苦菜と似た別名には、苦胆(クタニ)があります。笹竜胆(ササリンドウ)という別名は品種名と勘違いされることもありますが、この別名は葉が笹に似て細いことが由来とされます。

古名では、疫病草・瘧草(エヤミグサ)と呼ばれていました。疫病だけではヤクビョウと読みますが、疫病みというのは質の悪い流行病のことです。竜胆の根にある薬効を疫病みに用いたことが、由来と考えられます。疫病みには瘧(おこり)という意味もあり、今で言うマラリア(マラリア病原虫による感染症)と似た病気のことです。

英名では、Japanese gentian(ジャパニーズ ゲンチアナ)と言います。日本語にすると日本の竜胆という言葉になるので、そのままの意味です。単にゲンチアナと言われることもありますが、薬品名と混合されることもあるのでJapanese gentianといった方が良い時もあります。

品種

・竜胆
・春竜胆
・立山竜胆
・深山竜胆
・蝦夷竜胆
・御山竜胆
・朝熊竜胆
・当薬竜胆

竜胆(リンドウ)は、一般的な種類です。リンドウ属の総称として、竜胆と言う時もあります。また、ゲンチアナ・スカブラ・ブエルゲリとも言います。草丈は30cm〜50cmほどで、青色の花を茎の先に2つ〜6つほど付けます。開花時期は9月〜11月の秋です。

春竜胆(ハルリンドウ)は、その名のとおり3月〜5月が開花時期の冬型一年草です。草丈が10cmほどの小型品種ですが、花びらが竜胆より多くて10枚ほど付けます。

立山竜胆(タテヤマリンドウ)は、春竜胆の変種とされています。5月〜7月に小さな花が咲き、花中心には斑点模様が見られます。北海道〜中部地方の高山地域に自生する品種です。

深山竜胆(ミヤマリンドウ)は、高山の湿原などに自生していることから湿気を好むと考えられています。花びらが平らに開くという特徴を持ち、開花時期は7月〜9月です。

蝦夷竜胆(エゾリンドウ)は日本原産の品種で、園芸品種化されたものが切り花として広く出回っています。草丈が30cm〜100cmと高く、切り花に向く長さを持ちます。開花時期は9月〜10月で、薄い青紫色の花を咲かせます。北海道から中部地方に、自生したものが分布しています。

御山竜胆(オヤマリンドウ)は蝦夷竜胆と同じく、園芸品種化されたものが切り花として普及しています。草丈は60cmほどで、茎の先に濃い青色の花を密集して咲かせます。関東から四国の山や高原に自生しており、開花時期は8月〜9月です。

朝熊竜胆(アサマリンドウ)の名前は、三重県朝熊山で発見されたことに由来します。茎が地面を這う形で伸びることが特徴で、中部地方から九州の産地に自生する品種です。

当薬竜胆(トウヤクリンドウ)の花色は白く、開花時期は8月〜9月です。北海道から中部地方の高山に自生している品種ですが、数が減少傾向にある問題に直面しています。石川県や新潟県では絶滅危惧種、北海道では準絶滅危惧に指定されています。

薬効

竜胆の全てではありませんが、根を薬用にできる種類もいくつかありました。苦味健胃剤として用いられる竜胆の根は、古くから薬用になるということが知られていました。その歴史は古代エジプト時代にまで遡り、Gentianaの名前の由来となった王が竜胆の薬効を見つけたともいわれています。そのことから、薬剤としてはゲンチアナと呼ばれています。

漢方では竜胆(りゅうたん)の名称で、生薬として用いられています。昔は自然に生えているものを薬用にしていましたが、今は薬用に栽培している地域も増えました。

伝承

日光の山道を歩いていた修行者の役小角(えんのおづの)が、1匹のウサギを見つけます。そのウサギは雪の中から竜胆を掘り出して、なめていました。何をしているのかと役小角がウサギに尋ねると、ウサギは主人が病気なのでこの草を探していたと返します。

それを聞いた役小角は、試しに草の根を掘って病人に飲ませてみました。すると、優れた効き目があることが分かりました。役小角はこのことを二荒神のお告げだと考え、竜胆は日光で霊草になりました。

竜胆の花言葉はなんだろう?由来も含めてご紹介!

竜胆の基本的な花言葉について、ご紹介します。

勝利

花言葉「勝利」の由来は定かではありませんが、竜胆の根にある薬効が関係していると考えられます。竜胆の薬を飲んだことで体調不良や病気に勝利した、または勝利する薬用植物として「勝利」の花言葉が付けられたのではないかとされています。

正義

花言葉「正義」は、根っこが漢方薬として用いられたことから付けられたとされます。植物の中には毒性があり、薬用として用いることができない種類も多くあります。また、服用したところで意味がない種類もあるでしょう。その中で竜胆の薬効がちゃんとしていることが明らかになったので、正しい姿勢や心持ちを意味する「正義」が花言葉に付けられました。

正義感

花言葉「正義感」は、1つ前にお伝えした花言葉「勝利」と同じ意味です。しかしながら正義ではなく正義感と表される状態は、正義を基に正義と呼べる行動をした時とされます。正義という言葉は常に心にあるものであり、時には正義の一言だけを掲げることができる言葉です。

正義感という言葉は掲げられるものではなく、今どういう状態にあるのか・あったのかという時に正義感の言葉を用います。すなわち、花言葉「正義」だけの言葉であれば「竜胆の根は正義の薬」と称する時に使い、「正義感」の言葉であれば「貧しい病人を見て正義感が騒ぎ、竜胆の根を無償で処方した」などと使います。

正義と共に勝利を確信する

これまでにお伝えした花言葉「勝利」と「正義」が組み合わさった花言葉で、正義あっての勝利といった意味でしょう。別の言葉で言えば、悪に勝つといった意味を持つ花言葉です。花言葉の最後には確信するとあるので、決着がつく前に悪に勝つことができる確かな兆しが見えた状況が表されていると考えられます。

貞節

花言葉「貞節」の由来は不確かですが、貞節とは妻が夫に対して守る操(意志)のことです。操が意味する意志というのは、不貞をしないこと・身体的に自己価値を安くしないことおよび誇りを持つことなどを示しています。多くは不貞をしないことの意味で捉えられることが多いとされますが、夫婦間でも営みについて気高くある妻の姿勢を指すこともあります。

貞淑

花言葉「貞淑」は、上記の花言葉「貞節」と似た言葉です。貞淑の意味は女性の操が堅くてしとやかなことなので、妻の操に限りません。恋人や親しくない間柄の女性に対しても、堅い操を示す時に使用できる言葉です。竜胆の花言葉として貞淑がある理由は不明ですが、気高い女性へのプレゼントには最適な花言葉です。

誠実

花言葉「誠実」の由来は「正義」と同じく、根っこが漢方薬として用いられたことに由来します。病人を回復させるということが、誠実なイメージにつながったと考えられます。

的確

花言葉「的確」の由来は定かではありませんが、日光がある時にだけ咲くからと考えられています。太陽の光は人に清々しい気持ちを与えてくれるものとして、昔から日光を好ましく感じる人は多かったとされます。そして日本は梅雨という時期に湿度によって体調不良になる人が多かったため、雨を嫌う風習もありました。

そのことから、日光がある時だけに咲く竜胆の様子はポジティブな印象になりやすかったのではないかと考えられます。

愛情

花言葉「愛情」がなぜ付けられたのかは不明ですが、意味としては良い言葉なのでプレゼントで竜胆を用いる時には使いたい花言葉です。

愛らしい

花言葉「愛らしい」も「愛情」と同じく、由来は不明です。愛情は愛しい感情のことですが、愛らしいはそれよりも気軽な感情のことを示しています。愛しい感情は恋愛や絆につながりますが、愛らしいは単に可愛いということです。恋愛や絆の中でも、可愛いではなく愛を込めて可愛いと言いたい気持ちを示す言葉として愛らしいを使用することもあります。

固有の価値

花言葉「固有の価値」は、他の植物および花にはあまりない珍しい花言葉です。由来は定かではありませんが、単独で咲くという竜胆の生態が関係しているのではないかと考えられます。

竜胆には怖い・悲しい花言葉もある?

良い花言葉もありましたが、悲しいまたは怖いと感じる花言葉もあります。

苦悩

花言葉「苦悩」の由来は不確かですが、考えられるものとしては胆汁が苦いという点です。良薬は苦しと言いますが、胆汁の苦さは古くからかなりのものだと認知されてきました。病気を治すためとはいえ、竜胆の胆汁から作った薬の飲む時には苦悩を伴うことでしょう。

淋しい愛情

花言葉「淋しい愛情」は単独で咲く生態が関係していると考えられますが、正確な由来は不明です。淋しいは「さみしい」とも言いますが「さびしい」と言われることが多く、寂しいと同じ意味ですがニュアンスが違うとされています。寂しいは静寂などの雰囲気な心情であり、淋しいはさんずいが付いているため水が滴る=涙=悲しみといった心情を表す時に用いられます。

あなたの悲しみに寄り添う

「あなたの悲しみに寄り添う」は哀愁を感じさせる花言葉ですが、由来は不明です。考えられる由来としては、単独で咲く生態=淋しい=悲しみというイメージがあります。その竜胆の花色が青や紫であれば、より悲しそうな印象が強調されることでしょう。

悲しんでいるあなたを愛する

花言葉「悲しんでいるあなたを愛する」は、単独で咲くという様子が寂しさに連想されたと考えられます。

悲しんでいるあなたを慰めたい

花言葉「悲しんでいるあなたを慰めたい」は、これまでの「あなたの悲しみに寄り添う」や「悲しんでいるあなたを愛する」と似た意味を持ちます。しかしながら、慰めたいは寄り添うよりも積極的な印象です。愛するもそうですが、寄り添うと比べて慰めたいは直接的に働きかけたい気持ちが強いとされます。

竜胆の色ごとにも花言葉が付けられている?

竜胆は、花色ごとに花言葉が付けられていることもあります。

紫色の花言葉は、勝利・誠実・正義・悲しんでいるあなたが好きです。薬効が関係している「勝利」「誠実」「正義」と、悲しい花言葉の「悲しんでいるあなたが好き」が紫色に付けられています。

青色には、特別な花言葉が付けられていません。そのため、竜胆の花言葉の中から用途に相応しい言葉を付けて用いると良いでしょう。

白色には、貞節・的確の花言葉が付けられています。白は清らかな印象を与えるカラーなので、この花言葉が付けられたとされます。

ピンク

ピンク色は竜胆の色としては珍しいとされ、なかなか見かけません。そのことから特別な花言葉は付けられていないため、ピンクのカラーイメージに合う「愛情」や「愛らしい」といった花言葉を付けて用いると良いでしょう。

ヨーロッパでの花言葉は?

I love you best when you are sad(悲しんでいるあなたを愛する)
Loveliness(愛らしい)
Intrinsic worth(固有の価値)

日本で言われる花言葉と同じです。プレゼントにメッセージカードを添えて贈る時には、英語で表記するとオシャレになります。

竜胆は贈る花としても最適!

哀愁を感じさせる花言葉もありましたが、良い意味の花言葉もたくさんありました。敬老の日に用いられることが多い理由として考えられるのは、竜胆の根が高い薬効を持つからです。強い薬効=健康であってほしいという意味が込められているため、敬老の日に贈る花として最適と言えます。

また、誠実・愛らしい・貞淑などの花言葉を用いれば、女性や大切な存在へのプレゼントとしても使えます。

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