広島LINE殺人事件の概要|裁判の判決・容疑者の少女の言葉

Author nopic iconair.ryo
重大事件 / 2017年09月15日
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LINEにかかわる事件

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LINEやSNSなどの普及により場所や時間を問わずに誰とでも連絡が取れるという便利な時代です。しかし若者の間ではそこからいじめにつながったりと、必ずしも良い使い方ではないことがあります。またそこから自殺をしたり事件に発展することさえあります。

危険だから使わないとはいかないのが今のテクノロジーです。広島LINE殺人事件の概要から使い方や、この事件は本当に現代を象徴する切れやすい若者の事件なのか検討しましょう。また、広島LINE殺人事件のようなことが自分やその周りに起きないように学びましょう。

広島LINE殺人事件の概要

2013年6月28日の未明に、広島県で事件当時広島市在住の16歳だった少女が暴行の末殺害されました。そしてその遺体は事件にかかわったものによって広島県呉市の山に遺棄されました。この事件を広島呉殺人事件などと呼ばれることもありますが、この記事の中では広島line殺人事件と称します。

犯人

広島LINE殺人事件の主犯は、当時16歳で被害者と同じく広島市に在住の無職の少女でしたが、広島LINE殺人事件には少女のほかにも「ファミリー」と呼ばれる男女7人が関与し、罪に問われています。

「ファミリー」とは家庭に居場所がなかった少年少女らが集まっており、ワンルームで疑似的な家族を形成することで孤立することでの寂しさや、愛情の欠如を埋めていました。そのつながりが広島LINE殺人事件に影響しているとされています。

事件の経緯

広島LINE殺人事件のきっかけになったと証言しているのがLINEでのやり取りです。被害者と主犯の加害者である少女は専修学校に入学した同級生であり、友人関係を結んでいたといいます。

「ファミリー」として共同生活を始めたことで金銭や友人関係でのもめごとが増えたといいます。嫌いというわけではないもののお互いに分かり合えているという中ではなかったようです。LINEでの口論がきっかけになり被告の少女は腹を立てました。被告の少女はこの段階で被害者の少女に謝罪をさせよう、少し痛い目を見せようと考えていたと発言しています。

そして被告の少女は「ファミリー」とともに被害者の少女を車に監禁しました。その後、暴力をふるっているうちにエスカレートし顔にタバコの火を押し付け、さらには耳の穴にタバコを入れるなどをしました。そして結果として被害者の少女は亡くなり、広島LINE殺人事件になりました。

エスカレートした経緯

広島LINE殺人事件で、謝罪させるつもりだったという被告の少女が少女を死なせるまでに至った経緯には、「ファミリー」の存在もかかわっています。

暴行の途中で被告の少女は暴行を止めようと考えたものの、途中でやめると「ファミリー」から嫌われてしまうのではないかという考えがよぎりました。そのため、暴行、現金強奪、殺人、死体遺棄と発展したと考えられます。

被告の少女は事件の後、同年7月に自らの罪を認め広島line殺人事件の犯人として自首をしましたが、自首当初は自ら一人の犯行だと供述しており、裁判でも「ファミリー」を守るために口裏を合わせていたと供述しています。

「ファミリー」の関係性が家族以上に強固でありながらも、裏切りや、仲間はずれがありうるためにここまでエスカレートしたのが広島line殺人事件の背景とも言えます。

広島LINE殺人事件の裁判の判決

広島LINE殺人事件の判決はすでに決定しています。そこで事件にかかわった加害者の判決を紹介します。

主犯格の少女

広島LINE殺人事件の裁判での求刑懲役は15年でしたが、懲役13年の判決が下されました。その後、弁護側と検察側がともに上告しなかったため、懲役13年で確定しています。

事件当時18歳の少年

広島LINE殺人事件当時18歳で「ファミリー」のメンバーでもあった少年は、主犯格の少女とLINEをきっかけとして交際関係にありありました。

判決は懲役10年です。

運転手役

広島LINE殺人事件当時、無職の21歳だった瀬戸大平被告は懲役14年の判決が下され確定しました。瀬戸大平被告は「ファミリー」ない、特に主犯格の少女から「瀬戸タクシー」などと呼ばれており、広島LINE殺人事件でも呉市の山に運ぶ際の運転をしていたとされています。

運転をしていただけと主張している瀬戸被告に懲役14年という判決は、主犯格の少女が懲役13年であることから、重すぎるとも指摘されていましたが、裁判所は妥当とみなしておりそのまま懲役14年で確定しました。

未成年の少年少女

広島LINE殺人事件は「ファミリー」のメンバー複数が関与していましたが、彼ら彼女らは当時未成年であったこと、さらに直接的な殺人をしたのが主犯格の少女であったことから少年院へと送られました。

広島LINE殺人事件の容疑者の少女の言葉

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広島LINE殺人事件ではすでに裁判が行われ判決も出ていますので、主犯格の少女の言葉をいくつか紹介します。

ファミリーについて

少女はファミリーについて、同じ寂しさや辛さを抱えた人が寄り添っていられる安息の場所と証言しています。また初めて得られた安住の地であり失うことを恐れていたとも言っています。

そのような依存的な関係を持っていただけに、ファミリーに嫌われ、のけ者にされるのを恐れたということでもあるでしょう。

事件について

広島LINE殺人事件主犯格の少女は被害者の少女に対して腹が立ってはいたが、暴力をふるうだけで、殺そうとは思っていなかったとしています。また仲が悪いわけではなかったとも証言しています。

しかし事件後も自首するまでの間、日常を普通に過ごし、lineのやり取りでも事件について深く反省している様子もなく会話をしていました。

広島LINE殺人事件の加害者の親

広島LINE殺人事件では、LINEという現代を象徴する技術が事件にかかわっていることもそうでしたが、主犯格の少女の家庭環境も全国的な話題になったことの理由の一つです。そこで、主犯格の少女の家庭環境を紹介します。

家庭環境

少女が4歳の時に両親が離婚をしています。その後は母親とともに母親の実家で暮らしていました。しかしその過程でも母親と祖母の関係は悪く、週に1度のペースで流血を起こすほどの喧嘩をしていました。少女が止めに入ると少女に暴力をふるうこともありました。

また母親は少女よりも交際相手との関係を優先しており、腹痛を訴えても何もしてくれなかったり、時に母親の交際相手から暴力をふるわれたこともありました。

そのような生活が嫌になり、「ファミリー」とともに生活をしていたようです。

つながりの大切さ

ここまで広島LINE殺人事件の概要や犯行に至った経緯などを紹介してきました。この事件では被害者に対する残酷かつ凄惨な暴行が際立ち、驚く人もいたでしょう。しかしながら、LINE殺人事件とされつつも、LINEをきっかっけとして些細な、小さなことを理由で殺人事件を置かせてしまう加害者の少年少女に驚きを隠せない人もいるでしょう。

少年少女にとってはどこにでもありそうな、小さないざこざが引き金となっているとは思えないほど残酷な事件です。またその殺人に一人ではなく計7人もかかわり、秘密を共有していたのです。

つながりとは

LINEをはじめとして友人や知人とつながっていると感じている人は多いとは思います。しかしそれでもこの少年少女のように肉体的、現実的なつながりがないことで寂しさを覚えることもあるのです。そんあ家族にも居場所がない人の阿津杏里が「ファミリー」でした。

この事件を教訓にして安易につながれることのできるLINEやSNSばかりではなく現実世界での温かみを感じる交流というものを考えてみるといいでしょう。この事件は家庭環境や人とのつながり方が絡み合って起きた事件です。切れやすい短絡的な若者の事件だと断定せず、人間関係の大切さを再認識しましょう。

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