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妖怪の種類・名前|日本/ハロウィン/京都/女/動物/江戸時代

Author nopic iconオレンジブロッサム
文化 / 2017年11月16日
妖怪の種類・名前|日本/ハロウィン/京都/女/動物/江戸時代

日本の有名な妖怪の種類

妖怪の種類・名前|日本/ハロウィン/京都/女/動物/江戸時代

遠い昔から日本では自然界の理解を超えた現象などを起こす力の存在に怖れを抱かれてきました。そしてその力のことを「妖(あやかし)」または「物の怪(もののけ)」と呼び、その姿を想像していろいろな形で描いてきました。

「古事記」などにも「鬼」についての記述が見られます。古くから日本人は文学という形で不可思議な現象を絵や伝説として残してきました。

江戸時代の「諸国百物語」は怪談集の先駆けとして有名なものです。江戸時代は「妖怪ブーム」とも思われるような「怪談」「化け物」が流行した時代です。

ここでは日本の代表的な3種類の妖怪、「鬼」「天狗」「河童」について見ていきます。

妖怪の種類・名前|日本/ハロウィン/京都/女/動物/江戸時代

「鬼」とは人間の生活を脅かす醜い怪力を持つ想像上の妖怪の種類のひとつです。固定しているイメージは「頭から生えている角」や「牙をむく恐ろしい顔」などです。

ただ現在の「鬼」のイメージは、本来の鬼の姿が徐々に変化して今の形になったもので、古くは自然への畏敬の念に対する怖れのイメージを具体化したものでした。「風神」「雷神」も自然の力の象徴として鬼と似た姿で描かれています。

「鬼」は節分の豆まきのイメージなどからも「悪者」の代表のように言われますが、全国には悪者でない種類の鬼も存在しています。秋田の「なまはげ」なども本来はその年の実りを祈る自然神を形にしています。

童話「泣いた赤鬼」の鬼たちも姿は恐ろしくても心優しい鬼のお話です。「桃太郎」や「一寸法師」では鬼を悪者に仕立てることで物事の善悪や正義などをわかりやすく表現しています。

天狗

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山奥に住む神通力を持ち空を飛ぶといわれている想像上の妖怪の種類のひとつです。山伏のような姿で背中に羽を持ち、とても高い鼻を持っています。天狗の口は鳥のくちばしに似ています。これは天狗が鳶、烏などの種類の鳥と深い関係にあると言い伝えられているためで、ひとつの自然信仰の表れです。

平安時代には「仏法」の邪魔をする存在として善悪入り混じった存在でしたが、現在は山が持つ神秘性の象徴として信仰の対象になっています。比叡山、愛宕山、鞍馬山などにそれぞれの天狗信仰が続いています。

河童

水の世界に住む妖怪の種類のひとつです。日本は水資源に恵まれているためか全国各地に「河童伝説」があります。

「河童(かっぱ)」という呼び名は関東近辺で使われる方言で、この妖怪のことを地方によっては「カワランべ」「ガタロウ」「カワコ」などと呼ぶところもあります。

その姿は地方によって違いはありますが、その共通点は頭の上に皿があり皿の水がなくなると死んでしまう、という点です。ほとんどが子供の姿をしています。

「河童」は田畑を荒らしたり馬を水の中に引き込んだりといたずら者ですが、一方で恩を忘れず特定の家の畑を守ったり魚を届けに来たりするともいわれています。好きな物は相撲とキュウリ、少し間抜けなところもある憎めないキャラクターの妖怪です。

ハロウィンでいう妖怪とは?種類は?

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西洋の感覚では「妖怪」というのは「怪物(モンスター)」と「精霊(フェアリー)」の中間くらいのイメージで例えられます。日本のような自然信仰が根付いていないので、ニュアンスには大きな差があります。

ここではハロウィンの時期に仮装に使われたり飾りつけにも使われる西洋のモンスター(妖怪のような存在)をみてみます。誰でも知っている3種類の怪物「オオカミ男」「フランケンシュタイン」「吸血鬼」について説明します。

オオカミ男

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オオカミ男は西洋の怪物の種類のひとつ、満月の夜になるとオオカミの姿に変身する男のことを言います。このように人間が獣に変身した姿を「獣人」といいますが、古くはメソポタミア神話にも登場しています。

オオカミ男は月への信仰が深く関係していると言われています。人間ははるか昔から満月の光に神秘的なものを感じていたためだと考えられます。オオカミ男は自然に感じる恐れのようなものの象徴でもあり、人間が内面に持ち合わせている邪悪なものの象徴と考えられます。

フランケンシュタイン

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フランケンシュタインも西洋の怪物の種類のひとつです。イギリスの小説家であるメアリー・シェリーの小説の中で科学者のフランケンシュタインが人造人間を作ります。しかしその人造人間には固有名詞がなく、やがてその人造人間のことをフランケンシュタインと呼ばれるようになりました。

現在私たちが「フランケンシュタイン」と呼ぶ怪物は、間違った呼称です。

ハロウィンではフランケンシュタインは定番のコスプレのひとつです。もともとは少し悲しい物語の登場人物です。

吸血鬼

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西洋の怪物の種類のひとつでいろいろな映画や小説の題材になっています。西洋の怪物の種類の中ではファンの多いキャラクターです。

吸血鬼は人の生き血を吸って生きています。満月の夜に力がみなぎり、月明かりのない新月を好みません。苦手な物は「にんにく」「十字架」「太陽の光」です。ここにも月に対する西洋の人の特別な思いがあります。キリスト教のシンボル「十字架」を嫌うなど、吸血鬼も「悪の象徴」という部分もありそうです。

京都の妖怪スポット

京都は陰陽師を祭る神社などもあり、歴史の古い神社仏閣などに残るたくさんの妖怪伝説があります。その中で特に有名な2つの妖怪伝説スポットをご紹介します。

牛鬼伝説の貴船神社

貴船神社には多くの伝説が残っています。その昔貴船の大神様が妖怪の牛鬼を従えて降臨しました。でもこの牛鬼はとてもおしゃべりで口が軽く、誰かれかまわずに神の秘め事を話してしまうため大神様の逆鱗に触れてしまいます。

そして怒った大神様は牛鬼の舌を八つ裂きにしてしまいます。牛鬼は貴船から追放されてしまいますが、その後おとなしく鏡岩の陰に隠れて謹慎していました。

貴船を追放されてから3年目、やっと大神様から許しを得ます。そして牛鬼に子が生まれ、その子にまた子供が生まれ、4代目まで鬼の姿をしていました。

そして5代目の子はなんと人間の姿になっていました。人間の姿になった牛鬼は苗字を「舌」と名乗り代々貴船神社に使えたという言い伝えです。

鞍馬山の天狗伝説

鞍馬山には源義経と天狗にまつわる伝説が残っています。義経はお家の事情で7歳の時に鞍馬山に預けられ、この山で暮らし始めます。

もともと鞍馬山は平家の子供が修行のために預けられることの多いところでした。ある日、山の僧が義経ら子供たちを連れて花見に出かけました。するとどこからか山伏が現れました。

山伏と一緒に居ることを嫌った僧たちは義経だけを残して去ってしまいました。山伏は残された義経を不憫に思い、将来平家を倒す時が来たら協力することを約束し、その後義経に兵法や武術の奥義を伝授しました。

この山伏が鞍馬山に住む妖怪「天狗」だったと言われています。

女の妖怪の主な種類

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東洋にも西洋にも女の妖怪・怪物は多く見られます。その中には妖怪というよりは「妖精(フェアリー)」の種類に入る「人魚」や「悪霊」お種類に入るユダヤの「リリト」などもいます。

日本の妖怪の種類の中から、ここでは有名な「雪女」と「ろくろ首」について詳しくみてみます。妖怪や伝説の怪物は背景にその国や時代が色濃く反映されているのも興味深いことです。

雪女

雪女の歴史は古く、室町時代の文献にはもう記述があることから、それより以前に「雪女」という妖怪の話はあったと考えられます。「雪女」は冷たい雪の降る日に死をイメージする白装束を着て現れ、出会った人に冷たい息を吹きかけて凍死させるという雪の妖怪です。

雪女伝説は各地に残っていて、上記のようなだた人を殺すだけの恐ろしい妖怪の話ばかりではありません。中には正月に子供をたくさん連れて訪ねてくる「歳神様」のような雪女もいます。

また子供を抱いてくれと頼む雪女もいて、抱いてみるとどんどん子供は重たくなり耐えられない者は雪に埋もれて死に、耐えた者には金銀を与えてくれるという話もあります。各地にはその他にもたくさんの種類の雪女伝説が残っています。

ろくろ首

ろくろ首には2種類いて、首が身体から抜けて自由に動き回るものと首が長く伸びるものがいます。それぞれに興味深い話があります。

2種類のろくろ首のうち、首が身体から抜けるタイプの方がろくろ首の原型だといわれています。この首が身体から離れるろくろ首は首が遠くへ行っている間に身体を隠してしまうと元に戻れなくなるという弱点があります。

また首が伸びるタイプのろくろ首は妖怪ではなく一種の異常体質の人間のことだという説もあります。江戸時代の随筆の中には吉原のある芸者の首が寝ている間に伸びたという話があって、眠ることで気持ちが緩むと首が伸びるの体質ではないかという記述があります。

動物の妖怪主な種類

動物の妖怪には「山の動物の妖怪」「川の動物の妖怪」「海の動物の妖怪」などたくさんの種類がいます。とくに狐や狸に人が化かされたという言い伝えや昔話は多数あります。

ここでは動物の妖怪のたくさんの種類の中から「九尾の狐」と「猫また」について詳しく説明します。たくさんの動物の種類の中でも「狐」と「猫」は神社に祀られたり、このように妖怪として語られる何か神秘的な雰囲気を持っていると考えられます。

九尾の狐

九尾の狐の伝説は中国にも日本にもあり、その性質は善と悪両方の説があります。中国では「瑞兆(良い事が起きる兆し)」の象徴として九尾の狐が語られることもあります。

日本では鳥羽上皇に仕えた「玉藻前」という美女の話が有名です。平安時代、鳥羽上皇の傍で使えていた「玉藻前」というとても美しい女性が狐の化けた姿だということがばれてしまい、退治されたという物語です。

その他九尾の狐にはたくさんの言い伝えが残っています。

猫又

猫また伝説にも2つの種類があって、山に住む「猫また」という妖怪の説と人間の家に住む猫が年をとって「猫また」となるという説です。いわゆる「化け猫」といわれるものだと考えられます。

山に住む「猫また」の言い伝えには、猫または山の奥に住んでいて人間に化けて出るという話もあります。また江戸時代の「倭訓栞」には犬をくわえた猫またの大きさは9尺5寸(約2.8m)もあったという記述もあります。

妖怪のこともっと知ろう!

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ここまで代表的な「妖怪」についてみてきましたがいかがでしたか。近年「妖怪ブーム」などもあり、「妖怪」たちが注目を浴びています。

この機会に奥深い「妖怪」の世界をもっと知ってみてはいかがでしょうか。「こんな妖怪もいたのか」という妖怪との出会いがきっとあるはずです。

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