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クロッキーの描き方とコツ|練習/人物/動物/モデル選び方

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カテゴリ:趣味

初回公開日:2017年11月25日

更新日:2017年11月25日

記載されている内容は2017年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

クロッキーの描き方とコツ|練習/人物/動物/モデル選び方

そもそもクロッキーって?

クロッキーとは、クロックドローイングとも呼ばれる描き方です。限られた時間で素早く対象の形をとらえる、絵の練習のことをいいます。そのため、クロッキーは対象の細かな装飾や陰影、質感などは描かずに描く必要があるでしょう。

だいたい5分以内で1枚を描くことが多いですが、場合によっては1分や10分など、描く対象やクロッキーの目的によって、時間を変えて行われます。

運動でいう、準備運動のようなものとして行われることもありますが、普段からクロッキーを習慣づけることによって、形を捉える能力が向上するため、筋トレのように日々行っている方もおられます。単純にクロッキーを上手に描くコツや、クロッキーをする上でのコツなどを理解し、よりよいものにしていきましょう。

クロッキーの描き方とコツ

クロッキーの描き方

まず、クロッキーの対象を決めます。おすすめは人物ですが、モデルがいない場合は食べものや家具、普段から使っている身近なものでもかまいません。ただし、風景など形が定まっていないものや、形の捉えにくいものはやめておいたほうがいいでしょう。

次に時間を決めます。素早く手を動かし、形を捉えることが目的である場合は、3〜5分以内がいいです。あまりデッサンに自信がない方や、対象の大きさや比率などの、おおまかな形を捉えることが苦手な方は、10分前後を目安に行うといいでしょう。用紙や鉛筆など、準備ができた方は、さっそくクロッキーに挑戦してみましょう。

クロッキーのコツ

コツ1

コツは、手元を見ず常に描く対象を見続けることです。イラストなど、デフォルメした絵を描く方に多いですが、対象を正しく描くことよりも、描いている絵の完成度を上げようとする方が多くおられます。しかし、クロッキーはあくまで練習であり、完成度は求められていません。3分間のクロッキーであれば、2分は対象を、1分は手元を見る程度の感覚で行いましょう。

コツ2

2つ目のコツは、鉛筆の筆圧で陰影を表現することです。短い時間で対象を描いていく際、アウトラインを素早く描いていきますが、この時対象の中で重心のかかっている部分や、影になっている、色が濃い部分は、筆圧を強く、逆に軽く明るい部分は筆圧を軽くしてみましょう。これだけで、かなり対象の雰囲気が出てきます。

コツ3

コツ3つ目は、鉛筆の削り方です。デッサン用の削り方と同様、鉛筆の芯の部分が多く出るよう削りましょう。クロッキーをする際は、鉛筆を寝かせて持つ方が多くおられます。これは、寝かせることによって、線の太さを変化させたり、筆圧をよりコントロールしやすくするためです。そのため、芯の部分を多めに出すと、よりこのコントロールがしやすくなります。

コツ4

コツ4つ目は、紙ぎりぎりの大きさで描くことです。手を大きく動かすことも、クロッキーの大切な目的となります。デッサンでは、紙に対して対象のイメージがそぐわないよう、大きさに気をつけながら描きますが、クロッキーは紙に対してギリギリに描くことが練習です。だいたい上下もしくは、左右の隙間が、指一本分以内となるように描きましょう。

人物、動物のクロッキーをする時のコツって?

手のクロッキーは?

手をクロッキーする場合、利き手ではないほうが、描く対象になります。片方の手のみで描くため、必ず紙はクリップなどで固定し、モデルとなる手は動かないよう気をつけましょう。デッサンとは違い、自分の手をクロッキーすることはよくあります。クロッキーでは、時間の関係上消しゴムは使わず、時間も短いため自分の手を描くことがさほど難しくはありません。

自分の手をクロッキーするコツとして、手はただ開いた状態を上から見て描くのではなく、いろいろな形にするといいでしょう。クロッキーとして練習のしがいもあるほか、あまり普段は気にしていなかった、手の比率や太さ、奥行きの加減などを感じ取ることができるようになります。

人物クロッキーは腰に注目

人物をクロッキーすると、体の比率が綺麗に分散されていることに気づくでしょう。手首から肘までは、肘から肩までと同じ長さであり、肘の高さはへその高さと同じです。へそから足までは、へそから頭までと同じ長さなど、人の体は綺麗な対比がされています。

そこで、人物をクロッキーする際にも、この長さの比率に注目しながら描くことが1つ目のコツです。ここを意識するだけで、格段に人物を描くことがうまくなるでしょう。

さらに、2つ目のコツは体の厚みや、筋肉を意識することです。人は関節部分でしか曲げることはできません。その関節部分にはさほど筋肉はついていませんが、他は綺麗に筋肉がついており、その筋肉によって体は厚みがでます。ここを描くことで、その人の体の雰囲気がより表現できるでしょう。

動物のクロッキー

動物を描く場合、どうしても周囲の毛に関心がいきがちですが、あえて無視しましょう。そのような細部よりも、例えば犬であれば顔と胴体の比率、腕や尻尾の大きさ、形を捉えることや、鳥であれば持ち前のくちばしや羽の大きさ、それぞれの動物の軽さなど、全体の雰囲気を捉えることが大切です。

その上で描くコツは、まず形の比率を捉えることです。測る必要はありませんが、頭何個分で体はできているかなど、だいたいの大きさを捉えましょう。

2つ目のコツは、鼻の高さや筋肉のつき方、影の入り方を捉えることです。これでよりモチーフ特有の雰囲気が出るでしょう。さらに効果的に表現したい方は3つ目のコツ、鉛筆の使い方です。鉛筆のはしらせ方、筆圧や持ち方を変えることで、より素早く多くの表現を可能にします。

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