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【種類別】スピーカーは横向きにしてもいいのか・メリット|PC

Author nopic icontamajiro99
カテゴリ:ガジェット

初回公開日:2018年02月20日

更新日:2020年05月21日

記載されている内容は2018年02月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【種類別】スピーカーは横向きにしてもいいのか・メリット|PC

種類別スピーカーは横向きにしてもいいの?

スピーカーは縦置きが基本です。お店に行っても横置きで置いていることは、まずありません。しかし、部屋の置き場所の関係で、スピーカーを横置きしたい場合もあります。はたして、横置きをしても故障しないのでしょうか。また、音が悪くなったりしないのでしょうか。本記事は、スピーカーと横置きをテーマに解説します。

まず、スピーカーの種類ごとに説明します。

モニター

モニタースピーカーとは

「モニタースピーカー」という言葉は複数の意味を持ちます。ひとつめは、ディスプレイモニタに内臓されたスピーカーのことです。今回はスピーカーの横置きがテーマですが、この場合は横置きが不可能です。

次に、ライブなど、生演奏が行われているステージなどに置いてあるスピーカーのことをモニタースピーカーといいます。一般的にこのようなモニタースピーカーは巨大であり、置き方も決まっていますので、普通は縦置きのものに対して横置きにすることはほぼありません。

最後に、録音機器用のスピーカーのことをモニタースピーカーといいます。普通のスピーカーが「柔らかい」とか「高音がきれい」などと音の特色を出そうとする傾向にあるのに対し、モニタースピーカーは音自体を評価するためのスピーカーなので、できるだけ原音に忠実という特徴があります。悪く言えば無機質で冷めた音と表現することもできます。

モニタースピーカーで横置きは可能?

モニタースピーカーの特徴であるフラットな音を出すためには、高音を鳴らすツイーターという部分と、中低音を担当するウーファーという二種類のスピーカーが組み合わされた2ウェイ方式が最適です。このため、多くのモニタースピーカーは2ウェイ方式です。

この2ウェイ方式では、横置きにおいても、縦置きに比べてほぼ差がないと言われています。厳密には違いがでるケースもあります。このためプロの音楽家たちがスタジオで使う際には、縦置きが基本です。しかし、モニタースピーカーを自宅で使う場合には、横置きにしたければしても問題ないレベルと言えます。

違いが出る場合については、後ほど説明していきます。

PC

パソコンに接続するスピーカーの場合、小型のものが多いです。したがって、横置きにしてもまず違いが分からないほどです。ただし、形状によっては横置きできないものがあります。

また、一般的にパソコンにつないで楽しむスピーカーは、それほど音質にはこだわらないということがほとんどです。このため、置き場所がない、安定しないなどさまざまな理由で横置きにしても問題ありません。

ツイーター

モニタースピーカーのところでも、説明しましたが、スピーカーの種類によっては、ツイーターとウーファーなどに分かれます。そして、縦置きにしても、横置きにしても左右が対照の状態が維持されれば音に違いが生じにくいです。

しかし、一般的には、スピーカーとリスニングポジションの距離が取れる場合、ツイーターを内側に置いた方が音の定位が取りやすいと言われます。一方、部屋がせまいなどの理由で距離が取れない場合、ツイーターを外側に取るほうがよいとされます。

なお、現実的に横置きにする方はいないでしょうが、トールボーイスピーカーなどで3ウェイ方式以上のものを横置きにすると、音の定位が取りにくくなるので横置きは難しいと言われています。

フルレンジスピーカー

フルレンジスピーカーとは、高音から低音までを1つのスピーカーで出す方式のことです。この場合、スピーカーの箱が縦置き用として設計されていなければ、理論上、縦置きでも横置きでも全く変わりません。

スピーカーを横置きにするメリットとデメリットとは?

置き場所の関係で横置きにする場合がほとんどですが、デメリットはあるのでしょうか。また、あえて横置きにするメリットはあるのでしょうか。

メリット

一般的には、横置きにするメリットはないと言われています。スピーカーから発せられた音は、上下左右均等に出ていくわけではないです。つまり、そのスピーカー固有の「指向性」を持っています。そして、この指向性は微妙なバランスの上に成り立っており、通常の置き方である縦置きで置かれたときに最適なように調整されています。

しかし、オーディオマニアのなかには、横に置いた方が「音場が広がった」「柔らかい音になった」など良い印象を抱くことがあります。音の世界も究極的には趣味嗜好なので、本人にとって良い音と感じることが大切です。現在の音に納得いかない方は横置きにしてみるのも一つの方法といえるでしょう。

デメリット

横置きの場合には、音の定位が取りにくいと言われています。このため、最適な音で聴ける位置が狭くなります。また、わずかな位置の違いで定位が崩れてしまうので、セッティングが難しいのがデメリットです。

スピーカーの縦置きと横置きの違いは「指向性」!

オーディオ用語には「指向性」という言葉があります。これはスピーカーから音が空間に放たれると、その強度が上下左右によって異なるということです。

そして、2ウェイスピーカーの場合、その指向性が縦置きの場合に「広く」なるといわれています。この「広い」というのは、スピーカーを置いた部屋のどこにいても、音色がそれほど変わらないという意味で使われています。

一方、横置きの場合、音の指向性は「狭く」なるといわれます。これはツイーターと、スピーカーが横にならぶことによって発生する現象です。つまり、部屋の位置によって音色の変化が大きくなるといわれます。

スピーカーを横置きしたときに得られる効果とは

横置きと縦置きの違いについては、すでにいろいろ紹介してきましたが、ここでは音質とインシュレーターについて解説します。

音質

横置きの場合は、部屋のリスニングポイントによって音色が変わるということを説明しました。音質も音色とほぼ同じ意味で使われます。そして、プロが客観的な尺度で音質を判定する場合ならともかく、個人で音楽を楽しむ上では、音質も音色も好みで決めていいはずです。

このため、音質、音色の変化がはげしい横置きにすることで、スピーカーが持っていた新たな個性に出会うこともありえます。試しに横置きにしてみるのもいいのではないでしょうか。

インシュレーター

インシュレーターとは、スピーカーとスピーカースタンド、あるいは床の間に挟む絶縁材の事です。小さなものでは10円玉程度であったり、スパイクのようにとがった形状をしているものもあります。

このインシュレーターの目的はスピーカーの振動がスピーカースタンドや床と共鳴して余計な振動をしないようにするための物です。インシュレーターには木製や金属製があり、材質によっても音質が変わります。

通常、1つのスピーカーに対して3点支持ないし、4点支持が基本です。しかし、縦置きに比べて横置きの方が面積が広いので、同じインシュレーターを使う場合、個数を増やさないと安定性に欠ける場合があるので注意が必要です。

インシュレーターは物によっては非常に高価になるので、横置きにする場合は、インシュレーターの個数と値段も考慮しておきましょう。

スピーカー横置きにおすすめのスタンドってあるの?

横置き用スピーカースタンドというものは存在しません。逆に言えば、置ければなんでもかまわないということになります。ただし、スピーカーによっては重量もそれなりにあるので、乗せられても安定性が悪ければ危険です。スピーカーを壊すだけでなく、怪我をしてしまう原因になるので十分気を付けましょう。

もし横置きで、テレビ台や床に設置したい場合は、上で紹介している御影石のボードなどを敷いてみてはいかがでしょうか。

横置きにすることで新たな音に出会えるかも

いかがでしたか。スピーカーの置き場所に困っていた方も、横置きにすることに大きな問題がないことがお分かりいただけたことでしょう。

また、スピーカーを横置きにすると、定位が取りにくいというデメリットなどがあるものの、横置きにしたことで求めていた音に出会えたという評価もあります。現在のスピーカーの音がいまいちの場合、一度横置きにしてみてはいかがでしょうか。