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退職届の日付の書き方・有給消化も含むのか・当日書くのか

Author nopic icon半田ふみ
転職・就職 / 2018年01月27日
退職届の日付の書き方・有給消化も含むのか・当日書くのか

そもそも「退職届」とは?

退職届の日付の書き方を見ていく前に、まずは「退職届」が何のために出す書類なのかをご説明します。

退職届は、「会社を退職します」と会社に宣言するための書類です。主に、定年退職や寿退社など、退職することが決定している場合に提出します。また、退職についてすでに上司の同意が得られ、退職日が決まっているときなどにも退職届を提出します。退職届は受理されたあと、撤回することができません。

「退職願」と「辞表」との違い

退職届と似た書類に、「退職願」と「辞表」があります。退職届と辞表の違いは簡単で、退職届は一般的な企業を退職するとき、辞表は「会社役員や公務員が」職を辞するときにのみ提出する書類です。

紛らわしいのが退職願ですが、退職届と退職願には明確な違いがあります。退職願は「願」という字のとおり、退職したいということを会社に願い出るための書類です。退職願は、提出したあと、内容が承諾されてはじめて退職が決まります。そのため退職願は、退職届と違い、承諾までに気持ちが変われば撤回することもできます。

退職届の日付を書く場所と意味

退職届には、日付を書く場所が2カ所あります。それぞれ意味が違うため、まずはその意味をしっかりと理解しましょう。

退職日

退職届に書く日付のひとつ目は、退職日です。退職日は、退職届の本文に記載します。「この度、一身上の都合により、平成〇年○月〇日をもちまして退職いたします。」の「〇」の部分に、退職する日の日付を書き入れましょう。

提出日

退職届に書く日付のふたつ目は、退職届の提出日です。提出日は、本文のすぐ後に書きます。本文中の日付と同じく、省略せずにきちんと日付を記載しましょう。

退職届の日付は有給消化も含むの?

退職日までに有給消化をする場合、気になるのが、退職届の退職日の部分です。ここには、有給消化の日数も含んだ日付を記入します。最後に出勤する日に、有給休暇の日数を足した日付を記入してください。

退職する手前、有給は取りづらいと感じる人もいるでしょうが、有給消化は労働者の権利です。後任者への引き継ぎなどがきちんと行えるようであれば、残っている有給は当然消化することができます。退職届を出す前に、退職までに有給消化をする旨を、しっかりと上司に伝えましょう。

有給消化をできなかった場合

有給消化は、労働者の権利です。しかし、その権利は退職とともに消失します。つまり退職後には、当然ながら有給を消化することはできず、「有給を消化したかった」と主張してもどうしようもありません。有給消化に関して後悔しないためにも、退職届を提出する前に、有給消化について必ず上司に相談しましょう。

退職届の日付(提出日)は当日書くの?

「退職届の日付は、いつ書けばいいのだろう」と悩む人もいることでしょう。特に迷うポイントとなるのは、本文のすぐ後の提出日にあたる日付です。

提出日を書くタイミングとしてもっとも確実なのは、退職届を提出する当日です。しかし、退職届を提出する日が決まっている場合は、前もって書いておいてもまったく問題はありません。

退職届の日付の書き方

和暦?西暦?

縦書きの場合

縦書きの場合、退職届の日付は和暦で書きましょう。退職届以外の文書でも縦書きの場合、基本的には和暦を使用します。西暦で書くことも間違いではありませんが、縦書きの場合は、西暦でも漢数字を使用するようにしてください。

ただし、ふだん西暦を使用している会社であれば、必ずしも和暦にこだわる必要はありません。和暦と西暦、自分の会社ではどちらを使うのが適当かわからないという場合は、上司に相談してみましょう。

横書きの場合

基本的には、縦書きの便箋に手書きで作成する退職届ですが、横書きの退職届をPCで作成してもよいという会社もあります。また、横書きのひな形が用意されている会社もあるでしょう。

横書きの場合も、基本的には和暦で日付を書きます。しかし、普段の業務で主に西暦を使っている場合や、西暦を入力するひな形を使う場合は、無理に和暦にこだわる必要はありません。どちらを使えばいいかわからない時は、上司に確認を取りましょう。

漢数字?算用数字?

縦書きの場合

縦書きの文書の場合、数字は漢数字で書くのが一般的です。そのため、縦書きの退職届の日付は、「平成三十年三月三十一日」のように漢数字で書きましょう。

会社のきまりなどにより西暦で書く場合も、算用数字ではなく漢数字を使用します。「二〇一八年三月三十一日」のように書いてください。

横書きの場合

横書きの文書の場合、数字は算用数字で書くのが一般的です。そのため、横書きの退職届の日付は、「平成30年3月31日」のように算用数字で書きましょう。

和暦ではなく西暦で日付を書く場合も、同じく算用数字を使用します。「2018年3月31日」のように書いてください。

日付の書き方は統一しよう!

退職届の日付の書き方には、和暦で書く場合と西暦で書く場合、そして漢数字で書く場合と算用数字で書く場合があります。どの書き方を選択するにしても、注意してほしいのが、退職届には日付を書く場所が2カ所あるということです。

たとえば、退職届本文の退職日は「平成三十年三月三十一日」と和暦で書かれ、その後の提出日は「二〇一八年三月三十一日」と西暦で書いてあったらどうでしょう。事務手続きをするうえで見づらいし、統一感が無く書類として美しくありません。

和暦と西暦、漢数字と算用数字、いずれの書き方で書くにしても、2カ所の日付の書き方は必ず統一するようにしてください。

退職届を出すタイミングは?

退職届の日付を書くうえで重要なのは、退職届を出すタイミングです。退職届に書く日付は、退職届を提出するタイミングと密接に関係しています。

理由は大きく分けて二つあり、一つ目は、退職届に「退職届を提出する日」を書く必要があるためです。退職届の提出日は、基本的に、退職届を出すタイミングで記入することになります。

もう一つは、退職届を提出しなければいけない時期が、就業規則などで決まている可能性があるためです。就業規則などで「退職届は退職日の○日前までに提出すること」と決まっている場合は、退職届を出すタイミングや退職届の日付も規則に従わなければなりません。

また、退職の意思表示は、一般的に「退職日の14日前までに」おこなうべきとされています。そのため、就業規則に特別な記載がない場合、退職届の「退職日」と「退職届の提出日」には、2週間以上の間があった方が無難でしょう。

退職届の日付は「書かないほうが良い」場合もある?

退職日が確定していない場合、困ってしまうのが退職日の書き方です。退職日が未確定の場合、日付は書かないほうがよいのでしょうか。

空欄はNG!

退職届の日付は、空欄で出すことは避けましょう。退職日を書かないまま退職届を提出するということは、「証拠が残る」という書面でのやりとりのメリットを活かせません。言った言わないのトラブルに発展しやすいだけではなく、最悪の場合、日付が勝手に記入される危険性もあります。

退職届は、基本的に退職について上司と相談し、退職時期が確定したうえで提出する書類です。トラブルを避け円満に退職するためにも、退職届の日付はしっかり書いてから提出してください。どうしても日付が確定しない場合は、確定するまで退職届は提出しないようにしましょう。

退職届の日付は過去でもいい?

退職届を提出せずに退職する、ということも可能ではあります。退職について上司と口頭でやりとりをし、受理され、そのまま退職した場合などです。退職届の提出は、法的な義務ではないため、口頭でのやりとりのみで退職するということでも間違いではありません。

しかし、会社の事務手続きのうえで退職届が必要になり、後日「退職届を提出してほしい」とお願いされる場合があります。このとき判断が難しいのが、提出日の書き方です。

たとえば、3月31日に退職し、4月10日に退職届を提出するとします。その場合、事実をそのまま書くと、「この度、一身上の都合により、平成三十年三月三十一日をもちまして退職いたします。」の後に、「平成三十年四月十日」のように提出日を書くことになります。しかし、退職日より提出日があとの退職届は、書類としては不自然です。

退職後の提出日の書き方

退職届の提出日は、「退職を申し出た日付」を記入するのが無難です。ただし、法律上、退職の意思は退職日の2週間前までに表示する必要があります。会社によっては、1カ月かそれ以上前に届け出が必要と決まっている場合もあるでしょう。

そのため、退職届の提出日はひとまず空欄にしておき、会社に確認を取ってから記入するのがもっとも確実な書き方です。退職届の提出が1回で済むよう、きちんと確認しながら日付を記入しましょう。

郵送する場合の退職届の日付は?

退職届を郵送で提出する場合、退職届の提出日と、退職届が会社に届く日が異なる可能性があります。しかし、退職届の提出日には、素直に退職届を出す(投函する)日を書けば問題ないでしょう。

ただし、退職届の提出日と退職日が2週間(または就業規則に記載された期間)以上空いていない場合や、退職後に指退職届を郵送する場合は、退職を申し出た日付を提出日に記載するのが無難です。退職届の日付について、少しでも不安が残ると感じたら、会社に確認を取ったうえで日付を記入してください。

退職届の日付は末日と書いても良いのか?

退職日が月末の場合、月末の日付をきちんと書くべきか、「末日」と書いてもいいのか、という部分も迷いやすいポイントです。月末が土日にかかる場合は、余計判断が難しいでしょう。

月の最終日と「末日」は同じ意味です。しかし、退職届は会社に提出する書類ですから、数字で表せる部分はなるべく数字で明記しましょう。月の最終日が土日にかかる場合であっても、土日であることは考えず、月の最終日を記入してください。

退職届の日付にはそれぞれ意味がある!

退職届には日付を書く場所が2カ所ありますが、それぞれ意味が違います。退職届の本文に書く日付は退職日、そして本文の後に書く日付は退職届の提出日です。

退職届の日付の書き方は、会社によってきまりがある場合もあります。もし日付の書き方がわからなかったら、会社の上司か、信頼できる先輩などに必ず確認を取ってください。退職届を1回の提出で受け取ってもらい、スムーズに退職日を迎えられるように、退職届の日付は慎重に記入しましょう。

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