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ブラック企業の特徴|社長/社員/求人/社名の特徴

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ビジネススキル / 2018年03月06日
ブラック企業の特徴|社長/社員/求人/社名の特徴

ブラック企業の特徴とは

ブラック企業の特徴|社長/社員/求人/社名の特徴

ブラック企業とは何でしょう。ブラック企業の定義について定めた法律などはありませんが、この記事の中では、「長時間労働や残業代未払い、パワハラやいじめなど、従業員に対して劣悪な労働環境を強いている企業」として扱います。ブラック企業は人を疲弊させ、時に命さえ奪うこともあります。

ブラック企業の特徴を知ることは、自分の身を守ることにつながります。それでは、ブラック企業の特徴を紹介していきましょう。

労働時間が長い

ブラック企業の特徴|社長/社員/求人/社名の特徴

ブラック企業の特徴として一番に挙げられるのが、労働時間が長いということです。

勤務時間の上限は労働基準法で1週間40時間、1日8時間と決まっており、法定時間外労働をしてもらう場合は、あらかじめ労使間で「時間外労働・休日労働に関する協定」いわゆる「36(サブロク) 協定)」を締結し、労働基準監督署に届け出なければなりません。また、36協定を結んだからと言って上限無く働かせていいものでもありません。

しかし、ブラック企業では、法令遵守(コンプライアンス)の意識が乏しく、知識にも疎いため、法律違反をしている認識なく闇雲に社員を働かせているケースが多いです。さらに悪質になると、法定内の労働時間に収めるため、架空のタイムカードを切らせたり、在宅での仕事を強いるケースもあります。

給与が低い

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労働時間の長さと同様、ブラック企業の代表的な特徴として挙げられるのが、給与が低いことです。基本給自体が低い場合も多いですが、求人の際は高く見せておいて、いざ就職してみたら実は残業代込みだったり、試用期間中は条件が違うなどという場合もあります。

雇用契約を結ぶ際には、総額だけでなく、内訳も必ず確認しましょう。怪しいと思う企業には、面接時に確認しても構いません。

基本給に含まれている残業代は「固定残業代」や「みなし残業代」と呼ばれ、契約書には、「基本給25万円(40時間分の残業代を含む)」などと書かれます。この場合、残業代の対象となるのは40時間を超えた部分からなので、40時間未満の残業では残業代がつきません。

固定残業代制度自体は違法ではありませんが、金額や時間の設定が知らされていなかったり、超過した分の残業代が出ない会社はブラックだと考えましょう。

社内の清掃が行き届いていない

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外部の人間でも分かりやすいブラック企業の特徴として、社内の清掃が行き届いていないということが挙げられます。オフィスビルの場合、共有部分は清掃業者が入っているので、エントランスまではきれいですが、一歩社内に足を踏み入れると、物が雑然と置かれていたり、デスク上が散らかり放題だったり、ゴミ箱がいっぱいだったりで、びっくりする場合もあります。

これは、ブラック企業の社員はコンプライアンス意識が低く、建物をきれいに使ったり、物を大事にする気持ちが欠けていることが原因です。また、きれいにしたくても、あまりにも忙し過ぎて清掃の時間を持てない、疲れ過ぎてそこまで気が回らない、という場合もあります。

乱雑な環境では仕事の効率も落ち、社員の心も荒む傾向にあります。採用面接時に職場の汚さが気になったら入社は避けるのが無難です。

朝礼など勤務時間外の拘束時間がある

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給与支払いの対象にならない、勤務時間外の拘束時間があるのもブラック企業の特徴として挙げられます。準備作業や清掃、朝礼などに参加させるために、勤務開始時間前の出社を義務付けている会社は、かなりのブラック体質だと考えられます。こういった企業では、無駄な朝礼を行っているところも多く、朝から大声で社訓を唱和させるもの特徴の一つです。

さらに、社訓の内容が洗脳的で違和感を覚えたら、早めの退職を検討するのが賢明でしょう。

中小零細企業である

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企業規模の特徴で言うと、ブラックな環境が多いのは中小や零細企業です。コンプライアンス意識が高く福利厚生が充実している大企業に比べ、中小零細企業は制度面でもの足りない傾向が強く、労働条件も経営者のさじ加減一つで変更されてしまいがちです。もちろん、規模は小さくても優良な企業は数多く存在しますので、あくまでも傾向として考えておきましょう。

また、中小零細企業は家族経営の会社が多いため、身内が経理などの重要部分を握って、経費の使い道を公私混同している場合が多いのも特徴です。社員は安月給でこき使われて、ほとんど会社に顔を出すことのない家族や親戚が高額の役員報酬を受け取っている場合もあります。社員に利益をきちんと還元しているかどうかも、ブラック企業を見極めるポイントです。

ブラック企業の社長の特徴

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ブラック企業の社長の特徴としては、ワンマンな人が多いということが挙げられます。周りからの意見やアドバイスを聞かず、少しでも批判的と感じれば、それが正しい意見や会社のためになる提案であっても、切り捨てようとします。プライドが高く、自己保身が強いので、ブラック企業の社長の周りにはイエスマンばかりという特徴も見られます。

ブラック企業の社長は何事においても利益優先で、社員を駒としか考えていません。社員を育てることや社員の生活を充実させることには関心がなく、使い物にならなければポイ捨てして次を探します。また、案外気が弱かったり臆病な人が多いという特徴もあります。取引先や上からの圧力には言いなりなので、その鬱憤を晴らすために社内では威張りまくるといった具合です。

ブラック企業の社員の特徴

ブラック企業の特徴|社長/社員/求人/社名の特徴

ブラック企業の社員にも特徴があります。就職活動の中で、ブラック企業かどうかを見極める必要があるなら、そこで働いている人たちを見てください。採用担当者の一部の人たちでなく、可能なら一般の社員が働いているところも見てみましょう。

働いている人たちが元気で活気があり、外からの来訪者に対し笑顔で感じよく受け答えしてくれる職場ならブラック企業である可能性は低くなります。逆に次に挙げるような特徴が見られたら要注意です。

疲れている

ブラック企業の社員は疲れています。しかもその疲れ具合が常識を範囲を超えているのが特徴です。顔色が悪い、食欲がない、身体に力が入らない、精神的な落ち込みがひどい、何事に対してもやる気が出ない、などの症状が出たら疲れはかなり深刻です。

このような社員が目に付く会社にはまず入ってはいけません。もし今あなたにそのような症状が出ているなら、すぐに休みを取ってください。迷惑をかけるからと無理する必要はありません。命を落としてからでは遅いです。

雰囲気が悪い

ブラック企業の社員は総じて感じが悪いです。仕事が楽しくないので、いつも不機嫌でイライラしているのが特徴です。社内に罵声や怒号が飛び交うのも日常茶飯事。また、笑顔や挨拶など、社会人としての基本もなっていません。

社員教育ができているかどうかは、受付や電話応対にも現れるので見抜きやすいです。できていないのは、ブラック企業を牛耳っている経営陣が利益優先で人をきちんと育てていない証明です。

ブラック会社の求人の特徴

ブラック企業の特徴|社長/社員/求人/社名の特徴

ブラック企業は求人にも特徴が見られます。次にブラック企業の求人広告にありがちな特徴をいくつか挙げますので参考にしてみてください。就職活動中は早く内定をもらいたいという焦りから、一見条件の良い求人に飛びついてしまう傾向がありますが、焦らず冷静に応募する価値のある会社なのか見極めてください。

勤務時間や福利厚生など待遇面があいまい

ブラック企業の求人の特徴として、給与や休日など、勤務体系の重要な部分記載されていなかったり、あやふやな書き方になっていることが挙げられます。また、社会保険制度についてきちんとかかれていない会社もまずブラックだと疑ってかかることをおすすめします。法人にとっての社会保険加入は「義務」であり、会社の厚意で「入れてあげる」ものではありません。

就活生や転職希望者を常に受け入れている

ブラック企業にとって、社員は使い捨ての駒に過ぎません。採用後ろくな教育もせず、すぐに戦力として使い始め、過酷な労働を強いるところがほとんどです。勘の良い人はすぐに「この会社は駄目だ」と気付いて退職するため、離職率が非常に高いのが特徴です。

そのため、特に増員や欠員補充のタイミングではないのに、常時人を募集している場合も少なくありません。求人サイトに常に広告が出ている企業には気をつけましょう。

社員旅行や飲み会などの写真を載せている

業務と関係ない社員旅行や飲み会などの写真を、求人広告に載せるのもブラック企業の特徴です。「和気あいあいとした楽しい職場です」「社内レク充実」などは、ブラック企業が好んで使うキーワードなので注意してください。

本来は職場の写真や仕事をイメージできる写真を載せるべきところなのに、社内が暗い、汚い、雰囲気が悪いなどで写真を出せないため、楽しそうな写真でごまかしている可能性が高いです。

社員の写真としてイメージ画像を使っている

社員の写真が外国人モデルだったり、超イケメン、超美人など、本当に働いている人ではないイメージ画像を使うのもブラック企業の求人によく見られる特徴です。ブラック企業の社員はみな疲れていますので、写真に出すのにふさわしい人がいません。

また社員の出入りが激しいため、求人広告に載せた人が、それが世の中に出る頃にはもういないというケースもあります。そのため、当たり障りのないイメージ画像を使います。

ブラック企業の面接の特徴

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ブラック企業の採用担当者の特徴として、コンプライアンス意識が低いことが挙げられます。

社会的差別の原因となるおそれのある個人情報(本籍 、出生地、家族状況、思想、信条など)の収集は職業安定法で禁じられていますが、ブラック企業では本来してはいけない、採用に無関係な質問でも平気で聞いてきます。もし上記のような質問をされたら、ブラック企業ではないかと疑ってかかってください。

また、面接官の雰囲気が悪く高圧的だったり、いかにも無能そうだったり、疲れきっていたりするのも特徴と言えます。面接を受けてみて、この人が上司や同僚だったら嫌だと思ったら、内定が出ても辞退しておいた方が無難です。また、ブラック企業はつねに人手不足なので、ろくに話もせずすぐに内定を出すことも特徴として挙げられます。

ブラック企業の社名に特徴はあるのか?

ブラック企業の特徴|社長/社員/求人/社名の特徴

ブラック企業の会社名にも特徴はあるのでしょうか。残念ながら、会社名だけでブラック企業かを判断することは難しいのが実情です。ただし、有名企業とよく似た名前だったので関連会社かと思って安心していたら全く違う会社だったということもありますので、ウェブサイトなどで会社の概要だけはしっかり確認しておきましょう。

厚生労働省では、一般に「ブラック企業リスト」と呼ばれる「労働基準関係法令違反に係る公表事案」という資料を公表しています。ここには、労働基準関係法違反の疑いで書類送検された国内企業の企業名が掲載されていますので、就職や転職の際には目を通しておくことをおすすめします。

自分の会社がブラック企業だと気付いたら

ブラック企業の特徴|社長/社員/求人/社名の特徴

これまで挙げてきたブラック企業の特徴を見て、自分の働いている会社がブラック企業ではないかと気付いた場合は、このまま働き続けても問題ないのか、自分の労働条件を冷静に見つめ直してみましょう。

ブラック企業に染まってしまうと、自分のいる環境が異常だということに気付かなくなっている場合もあります。まずは、会社とは関係のない家族や友人、可能なら労働問題の専門家に相談する事をおすすめします。

もし相談する気力もないほど疲弊していたり、精神的に追い詰められている場合は、迷わずにすぐに休みを取ってください。我慢を続けていると、最悪過労死という可能性もあります。そして、休みを取ってみてもを改善の可能性がないなら辞める決断をしましょう。

下記のリンクは、厚生労働省で開設している労働条件についての情報サイトです。よくある疑問に対する解説や、困った時の具体的な相談窓口も掲載されていますので、参考にしてください。

ブラック企業を抜け出そう!

ブラック企業の特徴|社長/社員/求人/社名の特徴

いかがでしたでしょうか。この記事で、一人でも多くの方がブラック企業の特徴について知り、自分の労働条件や職場環境について考えてみるきっかけになれば幸いです。

ブラック企業は入社しないことが大原則ですが、もし不幸にもブラック企業に入社してしまった場合は、心身に悪い影響が出る前に抜け出す必要があります。この記事を読んでいる皆さんが、ブラック企業と縁を切り、健康で明るい毎日を過ごせることを願っています。

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