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コンサバなファッションの特徴とおすすめのブランド・メイク

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コーディネート / 2018年12月26日
コンサバなファッションの特徴とおすすめのブランド・メイク

コンサバの意味と元の言葉

ファッション雑誌から生まれた言葉というものがあり、例えば最近では「おフェロ」や、死語になってい可能性がありますが、かつてよく耳にした「シロガネーゼ」というものがあります。今回ご紹介する「コンサバ」ファッション用語の一つです。

コンサバという言葉の意味から考えると、コンサバファッションの概念はかなり昔からあり、いろいろと紆余曲折ありながら、現代に至っています。最近はコンサバという言葉を聞かなくなりましたが、きれい目で男性から見ても好印象に写る、「男受け」が良いファッションをコンサバファッションと定義してもいいでしょう。

コンサバティブ

コンサバとはコンサバティブ(conservative)の略で、意味は「保守的」です。そのような意味から文化や伝統を重んじた、エレガントでありあまり主張しない「淑女的」なファッション、それが転じて「お嬢様」ファッションと定義される言葉になりました。

現代では、ファッションの分類もさまざまあります。中には万人受けではないファッションもあり、その対極にあるのがコンサバファッションです。

コンサバなファッションの特徴

コンサバファッションというと、人によっては「CanCam」系の格好を思い浮かべる人も多いでしょう。もしくは「JJ」や「ViVi」といった女性ファッション誌が、「モテ服」として紹介しているファッションをコンサバファッションとして思い浮かべる人いるのではないでしょうか。

「CanCam」「JJ」「ViVi」と言ったファッション雑誌は赤文字系雑誌と分類されているファッション雑誌で、赤文字系雑誌と言われる所以は雑誌タイトルの文字の色が赤やピンクだったためと言われています。

赤やピンクは日本では「女の子の色」と言われているためか、これらの雑誌は女の子らしいファッションを取り扱っており、男性が好むファッションのため結果として男受けの良いファッションと言われています。

コンサバファッションの歴史

保守的という言葉が元になっているコンサバファッションはきちんとしていて、清楚な印象を与える要素があります。そして、男性が好むという傾向があり、これらはコンサバファッションを定義する上で重要な要素となります。さて、コンサバファッションには起源となったファッションがあります。

それは、1975年ごろにブームとなったニュートラファッションと言われています。このファッションは「神戸のお嬢様ファッション」と呼ばれるもので、スタイルとしてトラッド(トラディショナル・スタイル)を基本に、海外の有名ブランドをコーディネートに取り入れるというファッションスタイルです。

その後はバブル期を経てコンサバファッションは華やかになり、2000年代中ごろになると「エビちゃん系」と呼ばれるコンサバファッションが流行しました。

伝統と保守

コンサバの起源となったと言われる「ニュートラ」ファッションですが、これはニュー・トラディショナルの略です。トラディショナルとは直訳すると「伝統」となり、トラディショナル・スタイルとは元々男性のファッションスタイルのことを指します。その後、女性のファッションにも取り込まれていきました。

トラディショナル・スタイルは日本ではトラッドと呼ばれるスタイルで、流行に左右されない、伝統と保守的な要素を持っているファッションスタイルのことを指します。さて、これらから、コンサバとは伝統的要素から派生したことがわかります。それには「女性らしさ」という、既存の概念を服に求めていることがうかがえます。

メンズにもコンサバと使うのか

コンサバファッションとは女性の保守的な服装ですが、男性の場合はコンサバと同義語となるのは、先にも書きましたがトラディショナル・スタイルです。この言葉は「トラディショナル・クロージング」から派生した言葉です。

このスタイルには、ブリティッシュ・トラディショナルとアメリカン・トラディショナルがあります。ブリティッシュ・トラディショナルは英国の伝統的なスーツです。3つボタンのスリーピースです。日本では三つ揃えと呼ばれる、すべて同じ生地で作られているスーツです。

その一方で、アメリカン・トラディショナルはブリティッシュ・トラディショナルにアメリカ特有の合理的な考えを取り入れたファッションスタイルですが、いくつか種類がありますが、特に「アイビー・ルック」が有名です。

アイビー・ルック

男性版コンサバスタイルとして「アイビー・ルック」が挙げられます。これは、アメリカの東海岸にある名門私立大学8校のグループ、アイビー・リーグの学生達のファッションです。代表的なアイテムは3つボタンのブレザー、ボタンダウンシャツ、ポロシャツ、チノパンツ、コインローファーなどです。

他にも男女ともにトラッド・スタイルの冬の定番アイテムとなっている、カーディガンやPコートは、もともとは英国海軍の軍服として誕生し、トラッド・スタイルがブリティッシュ・スタイルが元になっていることがわかります。

コンサバのおすすめのブランド

コンサバという言葉は伝統的に「女性らしさ」という、保守的な意味と価値観があります。よって、コンサバをコンセプトとしているファッションブランドには、女性らしい雰囲気があります。また、コンサバファッションはスーツの要素が入った、トラッドスタイルから派生したこともあり、かっちりとした印象もあります。

よって、コンサバファッションブランドの大きな特徴として、女性らしいけれどスーツのように上品で、きちんとした印象があります。

ICB

全体的にシャープな印象を与えるコンサバファッションブランド・「ICB」。特徴的なシャープさの中に女性特有のエレガントさがあり、洗練された雰囲気があります。きちんとした印象を大切にしている人や、オフィスで着る服を探している人にはおすすめです。

23区

定番お嬢様スタイルを得意とするコンサバファッションブランドが「23区」です。シンプルなデザインですが、オーソドックスな形で流行に左右されません。そんな上品なデザインの服が上質な素材で仕上げています。飽きの来ない服を提供してくれるコンサバブランドです。

UNTITLED(アンタトル)

これぞ王道コンサバスタイルというデザインが特徴的な「UNTITLED(アンタトル)」。女らしい、フェミニンなデザインですが、お嬢様といった子供っぽい感じはなく、大人の女性といった印象を与えてくれるデザインをしています。

コンサバのおすすめコーデ

女らしいけれど、きちんとした印象を与えるコンサバファッションのコーディネートは、ちょっと間違えるとガーリーぽっくなったり、野暮ったくなったりします。現代のコンサファッションは定番のスタイルに、流行を取り入れるということが主流になっているといわれています。ここではコンサバファッションのコーディネートポイントを紹介します。

ワンピース

一枚でも様になるワンピースですが、一枚だけだと味気ない印象になってしまい、地味に仕上がります。なので、パールや小ぶりのアクセサリーをプラスし、足元は赤や黄色と言った華やかな色のパンプスをチョイスしましょう。さらにベルトを使ってウエストをマークし、女性らしいラインを出せば一気に華やかさが増します。

コンサバファッションは柄物よりも無地で、カラーも落ち着いたものが多いため、一歩間違えると地味で古臭い印象に仕上がってしまいます。なので小物を取り入れたり、それ以外として素材にこだわるのも一つの方法です。やわらかで軽やかな素材は特に女性らしい印象をあたえます。

シャツ・ブラウス

コンサバファッションの定番アイテムのシャツやブラウス。しかし、色が白や青と言った定番ものが多く、合わせ方によっては制服のような仕上がりになってしまいます。よって、白シャツなら黒や紺といったパンツやスカートと合わせるよりか、ベージュや茶色、カーキといったトレンドの色を持ってくると、ぐっとおしゃれな印象に仕上がります。

また、デザインを冒険してみるのもおしゃれです。襟をスタンドカラーにしたり、ボウタイにしてみたり。スリーブもボリュームのあるバルーンスリーブにするなど、色や柄で遊ぶよりデザインを定番のものからちょっと個性的なものを取り入れてみるというのもおすすめです。

コンサバな髪型の特徴

コンサバな髪型の特徴として、眉毛付近で切りそろえるというぱっつん前髪や、ダークカラーのストレートヘアなどの個性的な髪型というよりも、上品に明るめのヘアカラーに軽やかな毛束が印象的です。全体的にコンサバの髪型はふんわりしている印象があります。そのやわらかな印象が女性らしさを表しているのでしょう。

コンサバなメイク方法

「エビちゃん系」コンサバスタイル時代のメイク方法はナチュラルメイクが主流でしたが、現代はおフェロメイクを生み出した、メイクアップアーティストのイガリシノブさんが提案するメイク方法が人気だといわれています。おフェロメイクはにじみ出る血色と、リップラインやアイラインをぼかすのが特徴的で、全体的にぼんやりとしたメイク方法です。

その一方で、彼女の提案するコンサバメイクは華があるけれど、どこか抜け感があるというもので、あまりかっちりしていないメイクを提案しています。これはおフェロメイクと共通しています。

ベースと眉毛

ベースは作りこまず、薄目にしましょう。ファンデーションは塗らずに、コンシーラーだけでも可。眉はブラウンのパウダー系アイブロウでしっかりと太めに書き、立体感を出します。ハイライトを眉下とおでこに入れます。基本的に作りこまないことが基本です。

目元

王道のブラウン系を使用します。しかし、目の際、二重幅のところに陰影を作りこませないのが今風です。目のくぼみに影をつくり、アイホールに艶をプラス。アイラインはネイビーやブラウンを黒目の上あたりを強調し、デカ目を作ります。また、まつげはボリュームよりもロングをチョイスしましょう。

チーク

肌馴染みの良く、鮮やかなコーラルやオレンジ色のチークを、目じりの下の頬骨の高いところに「く」の字に入れます。頬の下に影を作り、その上にチークを斜めに入れ、頬骨を強調させるのが大人顔の定番でしたが、老けた印象になります。その一方で、目から近い場所にチークを入れると、幼い印象ができます。

目じり下に「く」の字のチークの入れ方は、目の下でありながら、頬骨を強調する入れ方なので若々しく、落ち着いた印象を与えます。

リップ

近年、鮮やかな赤色や青味のピンク色のリップカラーが再注目されていますが、コンサバでその色を取り入れるのは上級者です。よって、コンサバでの王道リップカラーはオレンジ系、コーラルピンク系です。これらの色はチークと同系の色で、日本人の肌に馴染みやすいといわれている色です。

また、以前はグロスが主流でしたが、口紅がまた話題となっています。口紅の引き方として、唇の輪郭を塗りつぶすようにし、口角辺りはぼやかし丸みを持たせます。また、中央に色を乗せるようにしぽってりとした口元を作りましょう。

時代に合わせてコンサバは変化

コンサバというと万人受けが良く、当然男受けがいいため、モテ服として定番アイテムでした。しかし、最近ではコンサバという言葉を聞かなくなりました。近年、カジュアル化し、コンサバ要素にスニーカーやデニムを取り入れています。これは、時代を反映していることなのでしょう。

しかし、コンサバというスタイルは廃れることはありません。今はカジュアル化してあからさまなコンサバファッション感はありませんが、今後は時代に合わせたコンサバファッションが生まれるでしょう。