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中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

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コーディネート / 2018年12月26日
中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

中世とはいつごろの時代を指すのか

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

そもそも中世とはどのような時代だったのでしょうか。西洋史における中世は、5世紀から15世紀頃と言われています。西ローマ帝国の滅亡から東ローマ帝国の滅亡までの封建制度の色が濃くなった時代です。

しかし、そのあと起こるルネサンスは中世に入るのかは古くから議論があり、諸説あります。ルネサンスから宗教改革以降は近世と呼ばれることが多く、その定義はあいまいなところが多いです。

中世のようなドレスとは

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

一般的に中世のような雰囲気と言われるドレスは、いろいろな時代のドレスを組み合わせたもののことを指す場合がほとんどです。そして中世と言っても、どちらかというと近世に近い時代のドレスがそう呼ばれています。

女性のドレスの変遷はめまぐるしく、昔から女性は流行に敏感で自分たちを綺麗に見せることに関してはとても関心が高かったことがうかがえます。その時代のニーズに合った独特の雰囲気が、それぞれのドレスに込められています。

ロココスタイル

18世紀中頃に流行したロココスタイルのドレスは、中世の雰囲気のドレスとしてイメージされやすいドレスです。針金やクジラの骨で作られたしっかりとしたペチコートが特徴で、左右に大きくスカートを広げてボリュームを持たせたスタイルです。「肘付き」とも呼ばれ、全体的に多彩な装飾が施されています。

背中にはプリーツが畳まれるなど布量も多く豪華な雰囲気です。スカートに対比してウエストを細く見せるコルセットは17世紀ごろからの流れを受けています。

クリノリンスタイル

19世紀頃に流行するクリノリンスタイルは、上流階級の女性によって弱々しさは美徳であり、労働は悪徳と言われていたため、女性の活動が制限されるようなスカート大きさやの重量が特徴です。

弱々しさと華奢なイメージを強調するためにコルセットを使用しています。もともとはボリュームを持たせるために何枚も布製のペチコートを履いていましたが、「クリノリン」と呼ばれる鐘型のフレームでドーム型のペチコートが用いられました。クリノリンはどんどん大きくなり、日常生活が困難になるほどの大きさにまで成長していきます。

バッスルスタイル

19世紀の終わりごろには、全体的に広がっていたスカートの全面はボリュームがなくなり、後方の腰部分にボリュームを持たせたバッスルスタイルが流行します。腰の部分にクッションのようなものやいろいろな素材で作られた腰当を付けてボリュームを出します。

ヒップラインを美しく見せる効果が期待され、明治時代に鹿鳴館で着用されたドレスはバッスルスタイルのものでした。

中世のようなドレスの構造とは

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

中世のようなドレスは現在のワンピースのように単純な構造ではなく、さまざまパーツを組み合わせて完成されていました。しっかりと着用するには専門の着付け師やお手伝いさんが必要で、とても手間も時間もかかるものでした。

しかし、現在では中世風なドレスとして着用しやすいようにアレンジされています。もともとの中世のドレスはどのような構造になっていたのか、現在ではどのようにアレンジされているのかご紹介します。

中世のような雰囲気のドレスは、引き締まったウエストを強調させるため胸のふくらみも強調される傾向があります。胸を大きく見せないようにと工夫を凝らしていた時代もありますが、現在の中世風のドレスでは、細いウエストとともにボリュームのある胸もスタイル良く着こなすことができるポイントになります。

さらに現在ではメリハリのある体型が好まれているので、そのニーズに沿ったドレスが中世の雰囲気にアレンジされて着用されています。

コルセット

コルセット自体は、体の線を整えるという役割のもと14世紀頃から男女問わず着用されていました。時代が進むにつれてウエストが細ければ細いほど良いとされており、理想のサイズは18インチで45cmほどだったと言われており、きつく締めたコルセットによる健康被害も起きていました。

一人で着用することはできず、何人かにコルセットの紐を引っ張ってもらって引き締めるという大がかりな着付けが行われていました。その時代ではコルセットはインナーとしてドレスの中に着用するものでしたが、現在ではコルセット風の装飾になっていたり、極端な細さにはならないように作られているドレスが多いです。

ペチコート・パニエ

スカートを広げるために使われるペチコートは、布製のものから鯨の骨など硬い素材で作られたものまで種類はさまざまです。もともとはペチコートを5、6枚重ねてボリュームを出していましたが、楽に形を整えることができる硬い素材のクリノリンが使われるようになります。

現在は、硬い素材のペチコートはほとんど見られませんがチュールなど少し硬めの素材を重ねて作られたパニエが多く使用されています。昔と同じようにスカートのインナーとして着用する場合もありますし、現在はスカートと一体になったパニエもあります。

中世のようなドレスの作り方は?

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

中世の雰囲気漂う素敵なドレスを、自分で好みに合うように作りたいと考える人も多いでしょう。レースやビーズなどの装飾も自分で作れば、オリジナルでオンリーワンの物が完成します。中世のようなドレスの形をところどころに取り入れて、素敵なドレスを作成しましょう。

うさこの手作り スチームパンク&クラシカルドレス

コルセットやバッスルスタイルのスカート、クラシカルドレスをはじめクラシカルな雰囲気のある小物類の型紙と作り方が紹介された書籍です。布地や装飾などを選べば豪華なドレスを作ることもできます。細かい手順も掲載されているので、初心者でも気軽に挑戦することができます。

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細かな説明があり、とても分かりやすかったです。
型紙をA4サイズの紙にコピーし、付ける作業は少し大変でしたが、その後は早く出来ると思うので、忙しい方や急いで作りたい方、初心者の方にも良いと思います。

Romantic Dress Style

具体的な作り方は掲載されていませんが、中世のようなドレスのアイディアや雰囲気をつかむのにおすすめの書籍です。クラシカルでアンティークな雰囲気のあるドレスはウェディングドレスとしてもおすすめです。

それぞれの体型に合ったドレスの選び方や実際のドレスカタログが、自分にぴったりのドレスを作るのに役立ちます。装飾を参考にするのも良いでしょう。

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アンティークドレスの結婚式、一度は憧れるのではないでしょうか。
とてもステキなアイディア満載で、読むとウキウキしてきますね。

中世のようなドレスをレンタルするには?

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

結婚式やイベントで中世のようなドレスを着用したいときに、まずはレンタルを考える方が多いでしょう。中世のようなドレスは、装飾が多く煌びやかなものが多いので着用するシーンは限られてしまいますが、自分が主役になるようなイベントにはおすすめです。

店舗

店舗に実際に足を運んで好みのドレスを選ぶと、実際に試着ができたり素材を触って確かめることもできるのでしっかりと選びたい方にはおすすめです。レンタルとなると、何度もレンタルされてそれなりに着用感が出てしまうものなどもあります。そういったドレスの状態を直接見て、自分の目で確認できるところも嬉しい点です。

結婚式のドレスとして着用したい場合は、式場定型の店舗がある場合が多いので、そちらの店舗で中世の雰囲気のドレスを希望すると良いでしょう。

ネット

ネットでレンタルする場合は、わざわざ店舗に足を運ばなくてもレンタルできる手軽さが魅力ですが、直接素材を確認できずに到着したドレスがペラペラの生地で安っぽいものだったなどのトラブルも多くあります。

中世のようなドレスはやはり、貴族が来ていたような高級感が大事になってきます。あまりにも急ぎの場合でなければ、直接店舗に足を運んで選ぶことをおすすめします。

中世のようなドレスはどのように着るのか

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

コルセットやペチコートなど、いろいろなパーツを着用して、何人もお手伝いを呼んで着付けるイメージがある中世のようなドレスですが、最近の物は一人でも着られるものも多くあります。コルセットを後方で締める時だけ手伝ってもらうという手法が多いです。

ボリュームのあるパニエを履く場合もあり、歩くときにはドレスの裾を蹴り上げるようにして歩くのも注意が必要です。ドレスの裾を踏んで転倒しないように気を付けましょう。

着付け

昔はコルセットやペチコートなどを下着のように着用していましたが、現在は昔のコルセットのようなしっかりしたものではなく、体のラインを綺麗に見せるようなインナーがあります。ブライダルインナーと呼ばれるワイヤーが入ったものを着用し、薄いペチコートを着用します。

その後、ドレスを着てドレスの後方にあるコルセット状になっている紐を締めて着用します。ドレス自体にボリュームがある場合は必要ないこともありますが、ドレスの下にボリュームのあるパニエを履くこともあります。

トイレ

実際にドレスを着ていた時代のトイレ事情は、悲惨なものでした。いわゆる垂れ流し状態で、大きなスカートで隠すようにして用を足していました。

現在はそのようなことはもちろんできませんので、まずはドレスを着用する前にトイレを済ませておくことが重要です。どうしても我慢できない場合などは時間はかかりますが、一度ドレスを脱いでトイレに行くことになります。

特徴別中世のようなドレスの種類は?

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

中世のようなドレスを着たいと考えた時に、どのような種類があるのかをご紹介します。最近はいろいろなデザインが増え、カラードレスとしても豊富になってきました。また、中世のような雰囲気のカジュアルな洋服もあるので、手軽に中世のような雰囲気が楽しめます。

子供用

子供用に中世のような雰囲気のドレスを用意したいなら、こちらの用にウエストマークがついて、スカートにボリュームのあるものを選ぶと良いでしょう。ふんわりとしたスカートは、女の子も憧れるプリンセスの雰囲気にぴったりです。

結婚式用

結婚式でウェディングドレスに中世の雰囲気を取り入れたドレスを選ぶなら、バッスルスタイルがおすすめです。ロココやクリノリンスタイルでは隣に並ぶ新郎の邪魔になってしまう恐れがありますが、バッスルスタイルなら後方にあるボリュームでヒップラインも綺麗に見せてくれます。

カジュアルに使うなら

カジュアルに中世の雰囲気を楽しみたいなら、レースをふんだんに使ったドレスがおすすめです。スカートにパニエは必須で、ウエストが引き締まって見えるようにスカート部分にボリュームを持たせましょう。

中世のような雰囲気のドレスに挑戦しよう!

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

中世ヨーロッパのような雰囲気の漂うドレスは、ドレスに憧れのある女性ならば一度は着てみたいと考える方も多いです。結婚式などのイベントでドレスを着る機会があれば、ふつうのドレスではなく、特徴のある中世のようなドレスを選ぶのもおすすめです。

中世の雰囲気そのままでなくても、最近は現代風にアレンジされた中世風なドレスが多くあります。バッスルスタイルやパフスリーブなどその特徴を部分的に取り入れたドレスもデザインされています。どこか上品で気高い雰囲気の漂う中世のようなドレスで、アンティークドールのような可愛らしさを演出しましょう。

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