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中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

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カテゴリ:コーディネート

初回公開日:2018年04月10日

更新日:2020年03月06日

記載されている内容は2018年04月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法

中世とはいつごろの時代を指すのか

そもそも中世とはどのような時代だったのでしょうか。西洋史における中世は、5世紀から15世紀頃と言われています。西ローマ帝国の滅亡から東ローマ帝国の滅亡までの封建制度の色が濃くなった時代です。

しかし、そのあと起こるルネサンスは中世に入るのかは古くから議論があり、諸説あります。ルネサンスから宗教改革以降は近世と呼ばれることが多く、その定義はあいまいなところが多いです。

中世のようなドレスとは

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法
※画像はイメージです
出典: Rococo - Free pictures on Pixabay

一般的に中世のような雰囲気と言われるドレスは、いろいろな時代のドレスを組み合わせたもののことを指す場合がほとんどです。そして中世と言っても、どちらかというと近世に近い時代のドレスがそう呼ばれています。

女性のドレスの変遷はめまぐるしく、昔から女性は流行に敏感で自分たちを綺麗に見せることに関してはとても関心が高かったことがうかがえます。その時代のニーズに合った独特の雰囲気が、それぞれのドレスに込められています。

ロココスタイル

18世紀中頃に流行したロココスタイルのドレスは、中世の雰囲気のドレスとしてイメージされやすいドレスです。針金やクジラの骨で作られたしっかりとしたペチコートが特徴で、左右に大きくスカートを広げてボリュームを持たせたスタイルです。「肘付き」とも呼ばれ、全体的に多彩な装飾が施されています。

背中にはプリーツが畳まれるなど布量も多く豪華な雰囲気です。スカートに対比してウエストを細く見せるコルセットは17世紀ごろからの流れを受けています。

クリノリンスタイル

19世紀頃に流行するクリノリンスタイルは、上流階級の女性によって弱々しさは美徳であり、労働は悪徳と言われていたため、女性の活動が制限されるようなスカート大きさやの重量が特徴です。

弱々しさと華奢なイメージを強調するためにコルセットを使用しています。もともとはボリュームを持たせるために何枚も布製のペチコートを履いていましたが、「クリノリン」と呼ばれる鐘型のフレームでドーム型のペチコートが用いられました。クリノリンはどんどん大きくなり、日常生活が困難になるほどの大きさにまで成長していきます。

バッスルスタイル

19世紀の終わりごろには、全体的に広がっていたスカートの全面はボリュームがなくなり、後方の腰部分にボリュームを持たせたバッスルスタイルが流行します。腰の部分にクッションのようなものやいろいろな素材で作られた腰当を付けてボリュームを出します。

ヒップラインを美しく見せる効果が期待され、明治時代に鹿鳴館で着用されたドレスはバッスルスタイルのものでした。

中世のようなドレスの構造とは

中世のようなドレスの構造・着方・作り方・レンタル方法
※画像はイメージです
出典: Nobility - Free pictures on Pixabay

中世のようなドレスは現在のワンピースのように単純な構造ではなく、さまざまパーツを組み合わせて完成されていました。しっかりと着用するには専門の着付け師やお手伝いさんが必要で、とても手間も時間もかかるものでした。

しかし、現在では中世風なドレスとして着用しやすいようにアレンジされています。もともとの中世のドレスはどのような構造になっていたのか、現在ではどのようにアレンジされているのかご紹介します。

中世のような雰囲気のドレスは、引き締まったウエストを強調させるため胸のふくらみも強調される傾向があります。胸を大きく見せないようにと工夫を凝らしていた時代もありますが、現在の中世風のドレスでは、細いウエストとともにボリュームのある胸もスタイル良く着こなすことができるポイントになります。

さらに現在ではメリハリのある体型が好まれているので、そのニーズに沿ったドレスが中世の雰囲気にアレンジされて着用されています。

コルセット

コルセット自体は、体の線を整えるという役割のもと14世紀頃から男女問わず着用されていました。時代が進むにつれてウエストが細ければ細いほど良いとされており、理想のサイズは18インチで45cmほどだったと言われており、きつく締めたコルセットによる健康被害も起きていたようです。

一人で着用することはできず、何人かにコルセットの紐を引っ張ってもらって引き締めるという大がかりな着付けが行われていました。その時代ではコルセットはインナーとしてドレスの中に着用するものでしたが、現在ではコルセット風の装飾になっていたり、極端な細さにはならないように作られているドレスが多いです。

ペチコート・パニエ