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【男女別】汗っかきの原因・メリット・デメリット・治し方

Author nopic iconyuuharu
ヘルスケア / 2018年04月03日
【男女別】汗っかきの原因・メリット・デメリット・治し方

男女別汗っかきの原因

男女別の汗っかきの原因をご紹介します。

男性

男性が汗っかきの場合は、白いスーツを着ることが多いので、汗が背中に貼りついて、人目も気になり自分も不快で辛いでしょう。

汗っかきには、暑いために温度を調節するために出る汗と、ストレスや緊張による汗の二種類があります。前者の汗は血液から出る純粋な水分なので、無臭でサラサラしています。

しかし、ストレスによる汗は、ベタベタしており、臭いもアンモニアを含んでいるので、悪臭や見た目が気になるでしょう。

男性の場合は、加齢で太ると体内に熱がこもりやすくなり、多量の汗を出して体温調節をするようになります。肉や脂肪分の多い食事、辛い物の食べ過ぎや飲酒も原因とされています。

定期的な運動、栄養バランスを考えた食事、半身浴がお勧めです。突然のプレゼンなどはどうしても億劫になりますが、その際は、胸から5センチほど上を細いベルトや紐などで固定して圧迫すると一時的に汗を止めることが可能です。

女性

女性も、男性と同じような原因でも汗っかきになります。しかし、女性の不快な発汗は、ホルモンバランスの乱れが関係していることが多いです。

特に更年期を迎える頃の女性は「暑くもないのに汗が出る」「汗と臭いが酷い」という話を耳にします。更年期の症状には、のぼせ、冷えなどと並んで、全身に汗をびっしょりかくのも、代表的な症状です。

更年期になると、汗腺の調節機能も担う女性ホルモンの分泌が低下し、体温調節がうまくいかなくなりじっとしていても汗をかいたり、寝汗をかくようになります。

更年期だけでなく、産後しばらく、急に汗っかきになることもあり、産褥性多汗と呼ばれています。産後、女性ホルモンの分泌が急激に変化し、自立神経が乱れるためです。

更年期や出産後でなくても女性は、ストレスなどで、ホルモンが乱れて、無月経になったり月経過多になります。その時には臭いの強いべたつく汗をかくことが多いでしょう。

汗っかきの治し方

汗っかきの直し方を調べてみました。汗っかきにもいろいろな原因があり、それぞれ対処法が違ってきます。

漢方

漢方薬は天然の有効成分によって、人の持つ自然治癒力を引き出すものです。治療薬のような即効性はありませんが、血流、自律神経、ホルモンバランスの乱れによる汗っかき体質を、ゆっくりと改善していきます。

汗っかきの病気として有名な多汗症に効果があると言われているのが、紫胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)です。気分を落ち着ける牡蛎(ぼれい)と呼ばれる成分が配合されているので、ストレスや緊張、不安といった精神的な原因から多汗症を発症している人によく効きます。

紫胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)も精神的な原因の多汗症に効果があります。これはストレスによって気の巡りが悪くなったために、熱がこもりやしくなっている多汗症に効果的です。

肥満体系で汗をかきやすい人には坊巳黄ぎ湯(ぼういおうぎとう)、暑がりで水分を多くとりがちな人に白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)が処方されます。

塩化アルミニウム

ただの汗っかきではなく、多汗症と言われる病気があります。温度に関係なく汗が多量に出てしまう疾患です。実に日本人の7人に1人という割合なので、多汗症で悩む人は少なくなく治らない病気ではありません。

多汗症と診断された人は、自分で多汗症を改善する方法があります。病院に行くほどではないけれど、汗っかきの程度が酷い人はまず試してみることをお勧めします。

多汗症になると普通の制汗剤では、あまり効果がありません。市販品では「オドレミン」がよく知られており、気になる脇汗などをかなり抑える効果があります。

ドラックストアで扱っていないこともあるので、ネットで購入すると確実に手に入ります。汗っかきが改善しない場合は皮膚科で、オドレミンなどの市販品より強力なものを使って治療することもできます。

病院で治療する

自分でいろいろ試してみたけれど、汗っかきが改善しない場合は、病院で相談しましょう。皮膚科に行くと、酸化アルミニウム配合の塗り薬を処方されます。塗り続けることで汗腺を塞ぎ発汗しにくくさせます。およそ7割の人が効果を実感しています。ただし酸化アルミニウムの塗り薬は薬品と認められていないので保険適用外になります。

一時的に汗を止める方法だと考えられていましたが、昨今では、汗腺そのものを委縮させて汗を抑える作用が認められています。

最終手段になりますが、ETS手術という外科手術を胸部外科や呼吸器外科で受けると、再発も少なく、ほぼ多汗症を完治することができます。デメリットとして、代替性発汗という副作用がほとんどの人に起こります。遮断した神経から下の胸や胴、大腿部の発汗が増えるという物です。

副作用の辛さに後悔する人もいるので、汗っかきと決別したいと焦らず、医師とよく相談の上、決断しましょう。

汗っかきになる理由

汗っかきになる理由をご紹介します。

代謝

汗っかきなのに冷え性という人が、意外と多いです。水分の代謝が悪いので、水分をため込み過ぎて冷え症になっています。体に水分が溜まっていると、ちょっとしたことで、すぐに汗をかくようになって体も冷えるという悪循環に陥っています。

冷え症で汗っかきな人は、代謝の悪さが元凶です。代謝をよくするには、過剰に水分を獲ることを控え、体に余分な水分をため込まないようにすることが大切です。新鮮な野菜や果物、魚や肉などのたんぱく質をバランスよくとることを心がけましょう。

また加齢とともに運動不足に陥りがちです。汗や汗の嫌な臭いを抑えるために、適度な運動も効果的です。

継続しやすいウオーキングがお勧めです。20~30分歩く有酸素運動を続けていると汗の質がサラサラになり体臭も減ってきます。湯船につかり体の温度を上げることでさらに代謝も上がり、汗っかきがけでなく冷えも改善するでしょう。

冷え性

汗っかきの原因に、自律神経の乱れによる冷え性の一種、「冷えのぼせ」になっている可能性があります。

冷えのぼせとは、下半身や足先手足は冷えている末端冷え性でありながら、上半身だけのぼせている状態です。

自律神経の働きがよく体温の高い人は、気温が上がっても大きな変化を感じません。しかし冷えのぼせのある人は、自律神経の乱れで普段から体温が低く、体温が少し上がっただけでも脳が過剰に反応し、体温を下げるために汗を出すように指示してしまいます。

自律神経は、ストレス、睡眠不足、月経や更年期のホルモンの分泌量の変化でなどで乱れるので、全身の器官や臓器に通じるツボがある足の裏を刺激することで改善します。

頭痛やホルモンバランスの乱れには、足の親指を指の腹で押すと効果的です。不眠や冷えの改善に効果的なツボは土踏まずの上あたりのくぼみで、親指の腹を使って少しずつ深く強く押していくとよいでしょう。

遺伝

「多汗症」という、暑くなくても汗が出る病気があります。特に手のひら、足の裏、わきに多量の汗をかきます。汗っかきでも、汗がしたたるほど出てしまう人がいます。

副交感神経が優位な睡眠時に発汗が止まることから、発汗を促す交感神経が人より過敏なのではと言われていますが、まだはっきりしたことは分かっていません。

海外では多汗症の患者の60~65%に家族内に同じような症状の人がいたとの報告があることから、常染色体優性遺伝の疑いが持たれています。日本でも遺伝する可能性を示すデータがあり、多数の施設で原因遺伝子の特定を急いでいます。

日本人では、多汗症の存在が浸透してないので、よほど重症でない場合は、単なる汗っかきと考えて我慢して暮らしている人が多い傾向にあります。病気が隠れている場合もあるので、辛い人は医療機関に相談しましょう。

汗っかきのメリット・デメリット

汗っかきの、メリットとデメリットをご紹介します。

メリット(痩せる?)

ダイエットをする時は、運動してたっぷり汗をかけば、効果があるように考えがちです。しかし、汗っかきな体質の人は、それだけで痩せやすくなる訳ではありません。汗っかきの人は基礎代謝が高いというイメージがありますが、あくまでも運動で上がった熱を冷却して平熱に戻すために発汗しています。

ダイエットに適した体質の人は基礎代謝のよい人です。基礎代謝が高い人は、摂取したカロリーをよく燃焼するので、体重が落ちやすいといえます。残念ながら発汗の量と基礎代謝に因果関係はありません。

しかし、汗をかくこと自体は体によいことです。発汗は体内の老廃物を排出してくれる「デトックス」効果があります。汗をたくさん出すことは、血行をよくする作用もあり、冷え性の改善にも効果的です。

デメリット

汗を大量にかくと、水分だけでなく、人間に必要なミネラルも出て行くので、ミネラル不足に陥る危険性があります。ミネラルが不足すると、骨や歯がもろくなったり、イライラしたり、疲れやすくなります。

また、汗には良い汗と悪い汗があり、良い汗は、サラサラで無臭、蒸発しやすい性質があります。逆に悪い汗は、緊張やストレスなど精神的な負担によってかく汗で、ネバネバしていて、臭いがきついのが特徴です。蒸発にも時間がかかり、乾くまでに雑菌が繁殖してさらに悪臭を放ってしまいます。

臭いもですが、髪や衣類が濡れるほどの汗っかきであると、見た目も不潔に見え、周囲の視線に悩む人も多いでしょう。

悪い汗をかかないためには、「適度な運動をする」「冷房を使いすぎない」「規則正しい生活」を送ることを心がけましょう。あまりに酷い場合は多汗症を疑って、皮膚科に相談したり、医師との相談が必要ですが、外科手術をする方法もあります。

汗っかきの人の特徴

汗っかきの人の特徴を5つ挙げました。それぞれ対処法は変わってきますが、心当たりのある人は、「たいしたことない」と放置しないようにしましょう。

特徴

1.太っている
太っている人は体脂肪が多い傾向にあります。体脂肪は保湿性が高いので、気温が上がると体温が普通体型の人より上がりやすくなり、体を冷やそうと多量の汗をかきます。

2.自律神経が乱れている
交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまうと、暑くもないのに大量の汗が出ることがあります。

3.更年期障害の「ホットフラッシュ」
女性ホルモンが減少することで、自律神経の働きが悪くなり、時間帯関係なく、のぼせや火照り、大量の発汗などの症状が出ます。

4.ストレス・緊張による汗
精神的発汗とも呼ばれており、ストレスによってかいた汗はべたっとして臭いがきついのが特徴です。

5.外の病気の影響
内分泌の異常や代謝異常の病気でも、汗の量が増えることがあります。全身に汗をかくのが特徴です。代表的な病気に甲状腺機能症候群(パセドウ病)などがあります。

汗っかきを我慢しないのが大切

汗っかきで、悩んでいる人は多いですが、「こんなことぐらいで」と我慢している人も多いのではないでしょうか。しかしパセドウ氏病など重篤な病が隠されていることもあります。また潜在的な患者が多いとされる多汗症も治療でよくなる病気です。皮膚科などで治療を受け、生活しやすくなります。

また、代謝が悪いために汗をかく人は自律神経が乱れています。適度な運動、バランスの良い食生活、半身浴などを取り入れて、生活習慣を見直しましょう。

ホルモンバランスの乱れは、漢方薬やサプリの他、婦人科で相談することで適切な治療を受けてることが可能です。

ストレスによる発汗は誰しもあることですが、生活に支障をきたす場合は心療内科に相談しましょう。

汗は、サラサラした無臭のよい汗は、代謝や免疫力を高め、美的にも良いとされていますが、そうでない汗は我慢せずに原因を見極め、努力しても改善しない場合は医療機関を受診しましょう。

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