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謙虚さの具体例・謙虚さがない人の特徴・なくなる原因・診断

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カテゴリ:人間関係

初回公開日:2018年04月11日

更新日:2020年06月05日

記載されている内容は2018年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

謙虚さの具体例・謙虚さがない人の特徴・なくなる原因・診断

謙虚さとは具体的にどんなことか?

謙虚さとは、多くの辞書では「慎ましいこと」「へりくだっていること」と定義されています。謙虚な人は、でしゃばったり、自慢したりしません。

謙遜な人は、自己主張したりすることなく、他の人の話や意見に耳を傾けます。そのような人は、周りの人から頼りにされ、信頼されます。他の人を引き付ける魅力を持っています。

謙虚と似た意味で、謙遜という言葉があります。謙虚な人は、控えめで、他の人の意見を素直に受け入れます。謙遜な人は、自分の価値や能力を実際よりも低く評価します。どちらの語にも、自己過信しない人という点では、ほぼ同じ意味合いがあります。

謙虚さがない人の特徴とは?

あなたの周りに謙虚さがない人物がいるでしょうか。もしそうだとしたら、その人のことを考えてみましょう。また謙虚さが欠けると他の人にどんな影響を与えるかについても考えてみて下さい。

謙虚さがない人は、自分が周囲に不快感を与えていることに気付いてない場合が多いです。謙虚さに欠けた言動は、人間関係を破壊する危険性があります。それを避けるために、謙虚さがない人の特徴を知っておくのは大切です。

謙虚さの反対語とは?

謙虚さの反対語には、「傲慢」「高慢」「尊大」「誇り高い」などがあります。そのような人はプライドが高く、上から目線で他の人を見下します。偉そうで、威張った態度を示します。

謙虚でない人は、自分について過大な評価をしています。自分の容姿の良さ・地位・経済力・能力ゆえに、自分が他の人より優れているという優越感を抱いています。自分に対して過度の自負を抱いています。

他の人の意見を受け入れない

謙虚でない人は高慢なので、自分の意見が絶対に正しいと考えています。ですから他の人の意見やアドバイスは受け入れません。

高慢な人は、自分に過度の自信を持っているため、他の人の話を聞くことすらしません。また他の人の失敗を許さず、とがめます。問題が起こると、人のせいにします。

ですから、謙虚でない人は学ばない人ともいえます。あらゆる角度や視点から物事を見る人や、他の人の意見やアドバイスに耳を傾けて受け入れる人は、人として成長します。そのような人は、仕事の面でも学んで業績を上げます。謙虚でない人は、自分の狭い考えに固執しているので、新しいことを学ぶ機会を逃していることになります。

友達が少ない

謙虚でない人は高慢で、他の人を見下したり、貶したりします。あなたはそのような人と一緒にいたいでしょうか。そうは思わないでしょう。ですから謙虚でない人は友達が少ないという特徴があります。

謙虚でない人は、自慢話ばかりするので、周りの人達は不快感を味わい、イライラさせられます。他の人のことを気遣ったり、関心を示したりしないので、当然他の人は寄り付きたがりません。

それでも謙虚でない人の友となる人は、不快感は感じていても、なんらかの益を得ることを目当てにして、関係を保っているということが考えられます。金銭的な面や社会的立場の面で、優遇してもらうことが目的の場合もあります。そのような関係は、真の友人関係ではなく、利己的な目的のために利用している表面的な関係に過ぎません。

謙虚さがなくなる原因とは?

謙虚でない人の特徴について考えましたが、これにはどのような原因があるのでしょうか。元々高慢な性格の人もいれば、本来は謙虚さを持ち合わせていた人でもなんらかの原因で謙虚さを失ってしまうという場合もあるでしょう。では謙虚さがなくなる原因について分析します。

環境はどのように影響するか?

一つには家庭環境や育ちが関係しています。経済的・物質的に何不自由なく育った人は、謙虚さに欠ける傾向があります。すべての裕福な人がそうであるというわけではありません。裕福で謙虚な人も大勢います。しかし、一般的に裕福な人や苦労をしたことがない人は、優越感を抱きやすい傾向があります。

子供の頃に、親から欲しいものは何でも買い与えてもらったり、自分の欲しいものは何でも手に入る環境で育ったりした人は、社会に出ても何でも自分の思いどおりにならないと気が済まない傾向があります。そのような人にとって謙虚であることは難しい場合が多いです。

もしくは大人になって社会的地位や経済力を得た人・高い教育を受けた人も謙虚さを失う可能性があります。

また親自身が高慢な人であるならば、子供が謙虚な人間になる可能性は非常に低いでしょう。子供は親の態度や言動を真似て育つからです。

自分の立場に関する認識不足なのか?

謙虚さのない人は自分の立場をわきまえていません。自分が優れた人間であるという思い込みの中で生きています。

なぜなら、謙虚でないということは、自分が知らないことが世の中にはまだまだあるということを認識していないということになるからです。また、世界には自分より優れた人がたくさんいるという事実を無視していることにもなります。

しかし、逆の見方もできます。謙虚でない人は、実は自分に自信がない、弱い人間である場合もあります。その自信のなさを隠すために、自慢話をして、自分をひけらかそうとしている可能性もあります。自分の弱さを人に見られたくないゆえに、高慢な態度を示す人もいます。

謙虚さがあるか診断するチェック項目

謙虚でない人の特徴や謙虚さがなくなる原因ついて考えました。「自分は果たして謙虚な人間といえるだろうか」と考えた方も多いでしょう。謙虚さがあるがどうか診断するために、チェック項目をまとめましたので、自己分析に役立てて下さい。

・人の話をよく聞く 
・自分のことばかり話したり、自己主張したりしない
・間違いをしたときには謝る
・問題を他の人のせいにしない
・他の人の意見や訂正を素直に受け入れる
・常に努力を怠らず、向上心がある
・他の人の良いところを目ざとく見つけ、よく褒める
・他の人を批判しない
・自分の能力や成功をひけらかさない
・人がやりたがらない仕事や目立たない仕事を進んでする
・自分の立場をわきまえ、客観的に自分を見ている
・感謝することを忘れない

謙虚さに関する名言・格言

さまざまな名言を残した松下幸之助さんは「謙虚さを失った確信は、これはもう確信とはいえず、慢心になってしまいます。」と言いました。謙虚さを失うことの危険を言い当てています。

謙虚であるべきことを教える格言に「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉があります。これは、稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になることを意味しています。逆に言えば、物事を知らない小さな人間ほど、尊大に振る舞う傾向にあることを示しています。

これは真実です。学識が深まり知識が増えるほど、自分には知らないことがまだまだたくさんあるということを認めざるを得なくなります。謙虚でない人は、このような知識・学識の探求に欠けています。無知ゆえに自分は何でも知っている、自分は正しいと思い違いをしていることになります。

謙虚さとは美徳なのか?

謙虚な人は出しゃばらないので、弱々しく消極的で、臆病だと思われがちです。また自信のない人と評価されることもよくあります。では謙虚さは美徳なのでしょうか。それとも弱さなのでしょうか。

上の謙虚さに関するチェック項目にあげたように、謙虚な人は他の人のアドバイスや意見を受け入れます。これには勇気が求められます。自分の間違いを認めたり、改善するために固定観念を拭い去る必要があるからです。ですから真に謙虚な人というのは、内面の強さを持つ人だといえるでしょう。弱い人間は勇気がないので、自分を変えようとしません。

謙虚な人は他の人の良い点や優れた点を認め、嫉妬したり、そねんだりしません。そのような人と一緒にいると、他の人は爽やかな気持ちにさせられ、引き付けられます。結果として、良い人間関係を保ち、周囲の人に安心感・信頼感を与えます。ですから謙虚さは美徳といえます。

謙虚さを取り戻す方法は?

謙虚さを取り戻すには、上で紹介した謙虚さを診断する項目を参考に自己分析してみることをお勧めします。「自分には謙虚さが欠ける」と感じた方もいるでしょう。落ち込んでしまった方もいるでしょう。でも大丈夫です。変化するのが遅すぎるということはありません。人間は日々成長できる動物です。

今まで謙虚さに欠けた態度を示してきた人が、一夜にして自分の欠点を改善して、謙虚さを身につけるよう自分に期待するのは現実的ではありません。人格の変化には時間と自己鍛錬が必要だからです。

一度に多くのことをしようとするのではなく、毎日チェック項目の一つに注目して、改善できるように努力してみるのはいかがでしょうか。1週間、1ヶ月過ぎた頃には、自分の精神状態が変わっていることに気付く方もいるでしょう。周りの反応も変わってくるはずです。これは努力する価値のあることです。

謙虚さを自己PRする方法は?

謙虚な人の特徴を考えた後、「わたしも謙虚な人になりたい」と感じた方も多いでしょう。謙虚な人は周りの人からの評価が高いです。では謙虚な人であることを示すには、どのように自己PRすることができるでしょうか。

しかし、ここで注意点があります。自己PRするといっても表面的に体裁をつくろって、謙虚ぶるという意味ではありません。見せかけの謙虚さはすぐにばれてしまいます。鋭い人や敏感な人は、わざとらしい謙虚さを見抜きます。ですから、普段の生活で心の内面から謙虚になるように自己訓練する必要があります。

客観的に自分の考え・行動・言動・態度を分析しましょう。以下の記事を参考に謙遜さを示す方法を身につけて下さい。

他の人の良いところを探し褒める

まず謙虚になるために大事なことは、自分は人より優れているという間違った考えを拭い去ることです。そのためには、他の人の優れた点や良い面を意識的に探し、注目することが必要です。どんな人でも良い人格特性や好感を持つべき点を持っています。それを見つけたら、本人の前でも他の人の前でも、そのことを口に出して褒めましょう。

自分が苦手なタイプの人でも、その人の短所に注目するのではなく、長所に注目できるように継続的な努力を払いましょう。最初は欠点ばかりが気になって、難しく感じるのは当然です。しかし一歩引いて、その人の全体像を見て「あの人には私にはないどんな長所があるだろうか。あの人から何を学べるだろうか。」と考えるようにすると、次第にその人の欠点も気にならないようになります。

自分の失敗について正直に話す

人間はだれでも失敗をします。失敗や間違いをしない完璧な人間は存在しません。しかし高慢な人は自分の失敗について話したがりません。自分の弱さを人に知られたくないからです。

それに対し謙虚な人は自分の失敗について話すことをいといません。これは自分を卑下しているとか、自尊心がないという意味ではありません。本当に謙虚な人は、人間は失敗からも教訓を学べることを知っています。

謙虚な人は、時には自分の失敗や間違いを面白おかしく話します。そうすると周囲の雰囲気は和み、安心感が広まります。他の人は「自分もそんな失敗をしたけど、頑張ろう」という気にさせられ、力が湧いてきます。謙虚な人は、他の人に勇気や励ましを与えることができます。

謙虚さを身につけ素敵な人になろう!

いかがでしたか。今回は謙虚な人の特徴や謙虚さを示す方法について解説しました。謙虚な人は、出しゃばることはしない、控えめな人ではありますが、弱い人ではなく、内面の強さを持つ人だということがわかりました。

それに対照的な人として、謙虚でない人の特徴についても説明しました。謙虚でない人は傲慢なので、一見強い人に見えますが、実は知識や認識に欠け、自分の弱さを隠しているにすぎないということがわかりました。

謙虚な人の魅力について考えると、身に付けるために努力する価値のある人格特性であるということも学びました。心からの謙虚さを身につけるなら、素敵な上司・同僚・父親・母親・夫・妻・恋人・友人になれるでしょう。そして周りの人にも、謙虚さの魅力を感化していきましょう。