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「お会いできるのを楽しみにしています」への返信の仕方・敬語

Author nopic iconyuyu170823
カテゴリ:ビジネススキル

初回公開日:2018年06月15日

更新日:2020年06月05日

記載されている内容は2018年06月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「お会いできるのを楽しみにしています」への返信の仕方・敬語

「お会いできるのを楽しみにしています」への返信

「お会いできるのを楽しみにしています」という表現は、メールや手紙でよく用いられる表現です。この表現は、本題の文章の最後に結びの言葉として使われることがほとんどです。

この表現をメールもしくは手紙を受け取ったら、どう返信するべきでしょうか。「お会いできるのを楽しみにしています」は、定型表現ですが、相手はあなたに会うことを前向きに表現しており、こちらも礼儀を尽くして返信する必要があります。

お礼から始める

まずは、メールや手紙を書いてもらったことに対する礼を述べることが先決です。「先日(先ほど)は、連絡ありがとうございました」などの表現を文頭に使います。「お会いできるのを楽しみにしています」という表現への返し言葉を最初から述べる必要はありません。冒頭は、先にメールや手紙をもらったことへのお礼の表現を用いれば、それで十分です。

また、敬語表現の用い方は相手との上下関係によって異なってきますが、大事なことは最初に感謝の意を表現することです。

相手との関係を考える

ショートメッセージを使うことが多いSNS世代の方は、「了解です。こちらも 楽しみにしています。」という簡易的な表現での返信で完結する人もいるでしょう。

しかし、「お会いできるのを楽しみにしています」という表現を使いメールや手紙を送ってきた相手とは、初対面であることも多いでしょう。もしくは、一定期間会っていない相手のはずです。基本的に、頻繁に会っている相手に対して使う表現ではありません。

「お会いできるのを楽しみにしています」という表現は、そういう人が礼儀をもって用いた表現であることを考えると、ショートメッセージでの返信のみで返すのは適切とはいえないでしょう。ビジネスの場であれば良識を疑われるところです。

結びに返し言葉を入れると良い

相手がメールや文章を送ってきたということは、本題があるはずなので、冒頭にお礼の表現を用いたあとは本題に触れていきます。そして、本題についての記載が終わったあと、「お会いできるのを楽しみにしています」という表現を受け取ったことに対しての返しを結びに用いると良いでしょう。

具体的には、「こちらも、お会いできる日を楽しみにしております」「お目にかかれることを楽しみにしております」などという表現が適切でしょう。ただし、「お会いできるのを楽しみにしています」という表現の返し言葉を入れないから非常識だということではありません。

「お会いできるのを楽しみにしています」の敬語とは

次に、「お会いできるのを楽しみにしています」の敬語表現について説明します。すでに、この表現には敬語が用いられています。

「会う」という表現に着目すると、「お」を語頭につけて「お会いする」と丁寧表現にしています。また、「しています」と文の最後にも丁寧語を使用しています。もし、自分と同ランクの人が相手なら「お会いできるのを楽しみにしています」という表現でも許容できるでしょうが、はたして目上の人に対してもこの表現でいいのでしょうか。

目上の人への使い方

取引先や職場の上司、または昔お世話になった恩師など目上の人へは、「お会いできるのを楽しみにしています」より適切な表現を用いた方が良いです。目上の人との円滑な関係を築く、もしくは維持するには相手のことを考えた言葉遣いが重要です。

敬意が表現されているのか?

「お会いできるのを楽しみにしています」でも、全くダメとまではいいませんが、目上の人に使う表現としては不十分です。なぜなら「お会いできるのを楽しみにしています」という表現には、尊敬の意が含まれていません。目上の人には、相手を高める尊敬表現を使うか、自分がへりくだる謙譲表現を用いることにより相手を高める必要があります。

具体的に礼をあげると、「お目にかかれることを楽しみにしております」という表現が適切です。「会う」を「お目にかかる」という表現に替え、自分がへりくだることにより、会う予定の相手に対して敬意を示しています。付け加えて、「います」を「おります」に替えるなど謙譲語を用いていることもポイントです。

さらに敬意を高めた文書向けの表現もありますが、それは次の項目でみていきましょう。

「お会いできるのを楽しみにしています」の言い換え

「お会いできるのを楽しみにしています」という表現は言い替えることが可能です。まずは、「楽しみにしています」という表現を少し柔らかくしたもので代表的な例として、「心待ちにしております」という表現があります。

これは、「楽しみする」という日常で使う表現よりも、強く心の底から期待しているような印象を受ける表現です。「心待ち」という表現は大和言葉といい生粋の和の言葉です。響きの良さと知的な印象を与える表現です。日常で使うことが少なくなっている表現だからこそ、受け手に与える効果も大きく、一層、思いが伝わる表現といえます。

更に古風な言い回しもある

「お会いできるのを楽しみにしています」という表現は口語でも使えますが、一方で、これから挙げる言い替えのように古風な言い回しもあります。現代社会ではあまり使われない言葉ですが、多様な表現を知っておくことは、言葉の幅を広げることに繋がります。下に3つの言い替えを挙げて見ていきましょう。

「お目見えする」

「お目見えする」という用語は、江戸時代に旗本が将軍に会いまみえるときに用いられた謙譲語です。この謙譲語を使って「お目見えするのを楽しみにしております」という表現ができます。

「お目通りする」

「お目通りすることを楽しみにしております」という貴人に会うことを意味する表現もあります。「お目通りする」は「お目見えする」と同じく堅い印象を受ける表現です。