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「お会いできるのを楽しみにしています」への返信の仕方・敬語

Author nopic iconyuyu170823
ビジネススキル / 2018年06月18日
「お会いできるのを楽しみにしています」への返信の仕方・敬語

「お会いできるのを楽しみにしています」への返信

「お会いできるのを楽しみにしています」への返信の仕方・敬語

「お会いできるのを楽しみにしています」という表現は、メールや手紙でよく用いられる表現です。この表現は、本題の文章の最後に結びの言葉として使われることがほとんどです。

この表現をメールもしくは手紙を受け取ったら、どう返信するべきでしょうか。「お会いできるのを楽しみにしています」は、定型表現ですが、相手はあなたに会うことを前向きに表現しており、こちらも礼儀を尽くして返信する必要があります。

お礼から始める

まずは、メールや手紙を書いてもらったことに対する礼を述べることが先決です。「先日(先ほど)は、連絡ありがとうございました」などの表現を文頭に使います。「お会いできるのを楽しみにしています」という表現への返し言葉を最初から述べる必要はありません。冒頭は、先にメールや手紙をもらったことへのお礼の表現を用いれば、それで十分です。

また、敬語表現の用い方は相手との上下関係によって異なってきますが、大事なことは最初に感謝の意を表現することです。

相手との関係を考える

ショートメッセージを使うことが多いSNS世代の方は、「了解です。こちらも 楽しみにし ています。」という簡易的な表現での返信で完結する人もいるでしょう。

しかし、「お会いできるのを楽しみにしています」という表現を使いメールや手紙を送ってきた相手とは、初対面であることも多いでしょう。もしくは、一定期間会っていない相手のはずです。基本的に、頻繁に会っている相手に対して使う表現ではありません。

「お会いできるのを楽しみにしています」という表現は、そういう人が礼儀をもって用いた表現であることを考えると、ショートメッセージでの返信のみで返すのは適切とはいえないでしょう。ビジネスの場であれば良識を疑われるところです。

結びに返し言葉を入れると良い

相手がメールや文章を送ってきたということは、本題があるはずなので、冒頭にお礼の表現を用いたあとは本題に触れていきます。そして、本題についての記載が終わったあと、「お会いできるのを楽しみにしています」という表現を受け取ったことに対しての返しを結びに用いると良いでしょう。

具体的には、「こちらも、お会いできる日を楽しみにしております」「お目にかかれることを楽しみにしております」などという表現が適切でしょう。ただし、「お会いできるのを楽しみにしています」という表現の返し言葉を入れないから非常識だということではありません。

「お会いできるのを楽しみにしています」の敬語とは

「お会いできるのを楽しみにしています」への返信の仕方・敬語

次に、「お会いできるのを楽しみにしています」の敬語表現について説明します。すでに、この表現には敬語が用いられています。

「会う」という表現に着目すると、「お」を語頭につけて「お会いする」と丁寧表現にしています。また、「しています」と文の最後にも丁寧語を使用しています。もし、自分と同ランクの人が相手なら「お会いできるのを楽しみにしています」という表現でも許容できるでしょうが、はたして目上の人に対してもこの表現でいいのでしょうか。

目上の人への使い方

取引先や職場の上司、または昔お世話になった恩師など目上の人へは、「お会いできるのを楽しみにしています」より適切な表現を用いた方が良いです。目上の人との円滑な関係を築く、もしくは維持するには相手のことを考えた言葉使いが重要です。

敬意が表現されているのか?

「お会いできるのを楽しみにしています」でも、全くダメとまではいいませんが、目上の人に使う表現としては不十分です。なぜなら「お会いできるのを楽しみにしています」という表現には、尊敬の意が含まれていません。目上の人には、相手を高める尊敬表現をう使うか、自分がへりくだる謙譲表現を用いることにより相手を高める必要があります。

具体的に礼をあげると、「お目にかかれることを楽しみにしております」という表現が適切です。「会う」を「お目にかかる」という表現に替え、自分がへりくだることにより、会う予定の相手に対して敬意を示しています。付け加えて、「います」を「おります」に替えるなど謙譲語を用いていることもポイントです。

さらに敬意を高めた文書向けの表現もありますが、それは次の項目でみていきましょう。

「お会いできるのを楽しみにしています」の言い換え

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「お会いできるのを楽しみにしています」という表現は言い替えることが可能です。まずは、「楽しみにしています」という表現を少し柔らかくしたもので最も代表的な例として、「心待ちにしております」という表現があります。

これは、「楽しみする」という日常で使う表現よりも、強く心の底から期待しているような印象を受ける表現です。「心待ち」という表現は大和言葉といい生粋の和の言葉です。響きの良さと知的な印象を与える表現です。日常で使うことが少なくなっている表現だからこそ、受け手に与える効果も大きく、一層、思いが伝わる表現といえます。

更に古風な言い回しもある

「お会いできるのを楽しみにしています」という表現は口語でも使えますが、一方で、これから挙げる言い替えのように古風な言い回しもあります。現代社会ではあまり使われない言葉ですが、多様な表現を知っておくことは、言葉の幅を広げることに繋がります。下に3つの言い替えを挙げて見ていきましょう。

「お目見えする」

「お目見えする」という用語は、江戸時代に旗本が将軍に会いまみえるときに用いられた謙譲語です。この謙譲語を使って「お目見えするのを楽しみにしております」という表現ができます。

「お目通りする」

「お目通りすることを楽しみにしております」という貴人に会うことを意味する表現もあります。「お目通りする」は「お目見えする」と同じく堅い印象を受ける表現です。

「拝顔する」

「拝顔する日を心待ちにしております」という表現に言い替えることも可能です。「拝顔する」という言葉を使う相手は、かなり高貴な相手です。また「拝顔」は「人に会う」ことの謙譲語です。「顔を拝む」をいう表現に有難みと古風さの両方を感じることができるでしょう。

「お会いできるのを楽しみにしています」を使う時

「お会いできるのを楽しみにしています」への返信の仕方・敬語

「お会いできるのを楽しみにしています」を使う一般的なケースとして、結婚式の招待状や記念式・式典などに招待するときの案内状が挙げられます。

また、年賀状や暑中見舞いのはがきなどで、しばらく会っていない人に対して文末に一言、「お会いできるのを楽しみにしています」と添えるケースもよく見受けられます。さらに、メールでも用いられます。これらのパターンについて個別に説明します。

結婚式

文頭に「当日」がつき、「当日お会いできることを楽しみにしています」という招待状が最も定型文として用いられます。ここでの注意点は、「、」「。」などの句読点は使わないということです。

慶事に関係する文章には休止符を打たないということが慣例であり、一般マナーです。どうして、慶事に関する文章に句読点を使わないかというと、句読点が「切れる・終わる」を意味するため、幸せの終焉をイメージさせてしまうからです。「区切りをつけない=喜ばしいことが続く」という演技担ぎの意味合いも含まれています。ついつい文末に句点を打ちたくなるでしょうが、注意しましょう。

返信には、「幸せなお二人にお会いできるのを楽しみにしています」「花嫁さんにお目にかかるのを楽しみにしています」などが代表的です。ここでも、同じく句読点は用いないようにしましょう。

年賀状

年賀状でも、挨拶文の結びに「お会いできるのを楽しみにしています」という表現はよく用いられます。結婚式の招待状ほど厳密でないにせよ、年賀状でも挨拶文に句読点は使用しません。これは、旧来から日本の手紙には句読点を入れなかった慣習が残っていることに由来します。

ただし、昔の慣習ですので現代では句読点をいれる人も見受けられます。特に、近年はパソコンなどでの印刷が主流になっているので、「お会いできるのを楽しみにしています」という語を年賀状の端に、手書きで書き足すケースもあります。その祭は、句点を末尾にいれるケースも見受けられます。

なお、年賀状は通常知らない人に送るものではありません。ある程度の頻度で会っている人なら「またお会いできるのを楽しみにしています」で良いでしょう。しばらく会っていない人なら、「今年こそお会いできるのを楽しみにしています」という表現が一般的です。

メール

メールなどの通常の文で「お会いできるのを楽しみにしています」という表現を使う時は、上記のような慶事の招待状や年賀状と違って、ふつうに句読点を使って読みやすくしてOKです。

ビジネスシーンで展示会などの催しの案内をするときの社外へのメールの例をあげてみます。「お会いできることを、社員一同楽しみにしています。」という文をメールの結びに使うことが一般的です。一方、イベントが終了した際のお礼メールには、「また一緒に仕事ができることを楽しみにしております。」で良いでしょう。

メールでは、むしろ文章を「読みやすくすること」を考えて句読点を使うべきです。句読点本来の役割を考えて、最後には「。」と句点をいれる方が自然と思われます。

「お会いできるのを楽しみにしています」社交辞令?

手紙や文章の最後に「お会いできるのを楽しみにしています」とつけるのは、一つの慣習でもあります。招待状やかしこまった文章では、頻繁に結びに使われる表現なので、そういう意味では社交辞令といってもいいでしょう。

好意を伝える便利な表現

ただし、社交辞令であるかそうでないかは、「お会いできるのを楽しみにしています」という表現をつかった相手次第ともいえます。社交辞令ではなく、本当に会いたい気持ちをもっていることも十分にあるでしょう。

もし、本当は会いたくなく相手であって、社交辞令として用いたとしても、「お会いできるのを楽しみにしています」という表現が結びにあると、柔らかく受け取った相手に好意を伝えることができます。

バリエーションをもっておく

もともと社交辞令とは、物事や取引を円滑にすすめるために相手を褒めたり、もちあげたりする言葉です。イメージとして心のこもってない言葉のように感じるケースもあるしょうが、社交辞令本来の意味からすると悪いことではありません。むしろ「褒め言葉」ということを知っておきましょう。

また、言い替えの項目でみたように、社交辞令であっても「楽しみにする」を「心待ちにする」と言い替えるだけでもイメージが変わってきます。表現のバリエ-ションを増やしておくと便利です。

「楽しみにしています」を素直に受け取ろう

「お会いできるのを楽しみにしています」への返信の仕方・敬語

「お会いできるのを楽しみにしています」という表現について詳しく見ていきましたが、もしネガティブに捉えるなら、それは受け手の心の問題です。

相手は、あなたを喜ばせるために「お会いできるのを楽しみにしています」という表現を使っており、不快にさせる意図はありません。慶事においてもビジネスにおいても、ないと不自然になる大切な表現です。素直な気持ちで受けとり、いい人間関係を築いていきましょう。

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