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お気になさらないでくださいの例文6つ・役立つ類語5つ

Author nopic iconmtctht
カテゴリ:言葉の意味

初回公開日:2018年08月23日

更新日:2020年05月20日

記載されている内容は2018年08月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

お気になさらないでくださいの例文6つ・役立つ類語5つ

お気になさらないでくださいの使い方

お気になさらないでくださいという言葉は、複数の意味を持つ敬語です。それゆえ、場面によって相手への伝わり方も変わってきます。状況に応じて適切な使い方ができるように、例文を交えながらみていきましょう。

意味

お気になさらないでくださいは、「しない」の尊敬語である「なさらい」を含んでいますので、相手に対して敬意を表わす敬語です。

お気になさらないでくださいは、大きく分類すると、「相手が自分へ気を使っているときに相手へ配慮する表現・自分が相手への断りを伝える」の意味を含んでいます。

しかし、微妙な表現の違いあり、使い方を間違えると相手に誤解を与えてしまう場合もありますので、しっかりと理解をして使い分けをしましょう。

目上の人に使っていいのか

お気になさらないでくださいは敬語ですから、もちろん、目上の人に使ってもいい言葉です。逆に、同僚や友人、後輩に使うと、相手に違和感を持たれてしまう可能性があります。

ただ、状況によって意味合いが変わってくる言葉ですので注意が必要です。例文をみながら適切な使い方をしましょう。

お気になさらないでくださいの例文6つ

ここからは、お気になさらないでくださいの例文を取り上げてみます。日常起こりえる状況を想定した場合、お気になさらないでくださいにはどのような使い方があるのでしょうか。お気になさらないでくださいは微妙な表現の違いもありますので、しっかりと理解しましょう。

例文1:メールの場合

メールでお気になさらないでくださいを使う時は、送信先や添付するファイルを間違えたときなど、間違いを訂正するときに使います。

誤って送信したメールを訂正するときに「先程送信した添付ファイルは誤りでした。大変失礼致しました。先程のファイルはお気になさらないでください」という内容でメールの訂正をすることができます。

ただ、お詫びの文言は添えましょう。その上で、相手にやり直したい意思を伝えます。

例文2:謝罪された時

お気になさらないでくださいは、相手がとても悪いことをしたと悩んでいる事に対して、相手への気遣いで使う時があります。

取引先が誤発注をした場面です。担当者が、「この度は、私のミスにより多大なるご迷惑をお掛けしましたこと、誠に申し訳ありませんでした」とお詫びがあったとします。

それに対して、「迅速に商品の交換をしていただきましたので、業務に支障はありませんでした。お気になさらないでください」と返答すると、相手に安心してもらえるでしょう。

例文3:訪問時

お気になさらないでくださいは、相手の気遣いに対して、「そこまでしなくてもいいです」という気持ちを表現するときに使うときもあります。

取引先や目上の方の自宅などに訪問したとき、お茶やコーヒーなどを出されることがあります。そのときは、「ご丁寧にありがとうございます。お気になさらないでください」と、先にお礼を述べてから使うといいでしょう。

例文4:好意を断る場合

相手の好意を断りたい時に使います。断りを「必要ありません」では相手に失礼になります。

例えば、上司が好意で飲みに誘ってくれたとき、「家で妻が夕食を作って待っていますので、お気になさらないでください。ありがとうございます」と伝えると角が立ちません。

相手側から自分への好意があって断るときは、お礼の言葉を添えると失礼にならないでしょう。「お気になさらないでください」だけでは、相手の好意を無にして自分本位に人だと思われることもあります。

例文5:断る場合

お気になさらないでくださいという言葉は、相手からの誘いをどうしても断りたいときや、これ以上干渉されたくないときなどに角が立たずに断ることができます。

例えば、義理父と旅行の打ち合わせを電話でやり取りしているとき、これ以上は直接会ってからでいい要件なので電話を終わらせたいとき、「もう電話での返答はお気になさらないでください」と伝えると角が立たずに電話を終わらせることができます。

例文6:相手を安心させる場合

お気になさらないでくださいは、自分が相手を気遣うための表現に有効なときもあります。

例えば、相手がとても神経質な方で、相手が自分へ、何か要件の結果を気にしているのではと感じたときは「お気になさらないでください。もうその要件は解決しました」と伝えてあげると、相手も安心するでしょう。

お気になさらないでくださいという言葉で相手を安心させる場合には、状況に応じて、単体でも柔らかく聞こえるでしょう。

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お気になさらないでくださいの類語

お気になさらないでくださいは、いろいろな意味合いを持っている言葉です。ですから、意味合いによっての類語も比較的多くあります。お気になさらないでくださいという言葉が言い辛い方や他の表現をしたい方は、他に変わる言葉を覚えておくと便利です。

類語1:お構いなく

好意を断る場合は、類語に「お構いなく」があります。先程の例文に当てはめてみますと、「家で妻が夕食を作って待っていますので、お構いなく。ありがとうございます」になります。

ただ、注意点があります。会話での「お構いなく」は問題ありませが、文章などでは相手に冷淡な印象を与えてしまう可能性があります。「どうぞお構いなさいませんようお願いいたします」というように、「お構いなく」の前後に言葉を添えるといいでしょう。

類語2:お気遣いなく

「お気遣いなく」も、お構いなくと同じような意味合いをもっている言葉です。お気遣いなくは、お構いなくよりも相手に対してより丁寧な印象を与える言葉でしょう。

お構いなくは自分に構わないで欲しいという言葉で、お気遣いなくは相手に気を使わないで欲しいという言葉からもわかるとおり、お気遣いなくは相手への配慮を感じる言葉です。上司や得意先、お客様へは、お気遣いなくを使う方がよいでしょう。

類語3:お気持ちだけ頂きます

「お気持ちだけ頂きます」は、相手からの金銭や物品を断るときに使うことが多いでしょう。文字どおり、金銭や物品は要りませんので気持ちだけでいいですという意味です。

例としては、上司が旅行に行く前に「お土産は何がいい?」と聞かれたとき「お土産は結構です。お気持ちだけ頂きます。旅行を楽しむことだけに専念して下さい」と言うことで、上司に対して失礼のない断り方ができます。

類語4:結構です

「結構です」は、相手に対して完全に断りたいことがあったときに使う言葉です。ただ、単体で使うと、肯定と否定のどちらかの意味で伝わることがあるため、意に反する意味で伝わることがありますので注意が必要です。

例としては、「申し訳ありませんが、今回は結構です。次の機会がありましらお願いいたします」というように、前後の言葉をはっきりとさせた方が断っている意志を表すことができます。

類語5:お気に留められませんよう

「お気に留められませんように」は、相手の謝罪などに、「もう気にしなくもいいので安心してください」という場合に使います。

「謝罪されたとき」の例文を置き換えてみます。「迅速に商品の交換をしていただきましたので、業務に支障はありませんでした。誰でもミスをすることは起こりえますので、お気に留められませんように」というように、お気になさらないでくださいを置き換えても相手への安心して欲しい気持ちが伝わります。

お気になさらないでくださいは使い方様々

今まで「お気になさらないでください」とその類語についてみてきましたが、さまざまな意味合いをもっていることが分かりました。状況によって、類語と使い分けるのもいいでしょう。

全ての意味合いに共通しているのは「相手への配慮」が含まれているということです。相手がいてこその敬語でありますが、使い方を間違えると意に反することもあります。今回紹介した本で改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。

相手を気遣う丁寧語をチェック

日本語には、心を和らげる敬語がたくさんあります。敬語が気になった方は、『「お言葉に甘えて」敬語で』・『「楽しみにしています」敬語で」』をご紹介しますので参考にしてください。