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「鯖を読む」の例文10選|類義語4つと読み方や意味

Author nopic iconrealmad
雑学 / 2019年02月19日
「鯖を読む」の例文10選|類義語4つと読み方や意味

「鯖を読む」とは

鯖を読むとは、日本の慣用句の一つです。

数字をごまかす時に使います。実際の数字を隠し、自分の都合の良いように足して伝えたり、引いて伝えたりします。

実際の数字より、都合良く伝えることを「鯖を読む」と言い、逆に伝えることを「逆鯖」と言うことがあります。

鯖を読むものの数字としては、年齢や体重、身長などがあります。日本人はこの「鯖を読む」という言葉を幼少の頃から使います。

読み方

「鯖を読む」の読み方は、「さばをよむ」です。魚の鯖です。

鯖を読むは動詞ですが、その名詞として「鯖読み」という言葉もあります。

「さばをよむ」の「さば」は、一説では禅宗寺院などで行われる「生飯(さば)」作法であると言われる説もあります。僧侶が食事のときに自分の飯椀の中から5粒ほど飯をより分けるのですが、それを「生飯をよる」と呼びます。そこから由来するものと言われています。

なぜ「鯖」なの?

江戸時代、日本近海では鯖がたくさん穫れました。ただ、鯖は傷みやすいのが欠点でした。鯖の旬は夏なので、なおさらです。

当時、魚の市場では重さではなく、魚の数で取引が行われていました。

鯖を一匹ずつ数えていたのでは、時間がかかり痛んでしまいます。そこで、鯖を売り切るためにざっと目分量で取引され、売られた数と買った数が合わないことが頻発しました。そこから都合の良い数字を言うことを「鯖を読む」となりました。

意味

例えば女性であれば、自分の体重を人にありのままに伝えるのはなるべく避けたいです。しかし体重を人に伝えなければならない場面があります。そのような場面に、多少体重をごまかして伝えたことは、誰にでもあることです。

「鯖を読む」とは、知られたところで、そこまで困らないが、できればあまり知られたくないことをごまかして伝えるという意味です。

「鯖を読む」の例文10選

日本人は「鯖を読む」という言葉を日常的に使います。大人ばかりが使うのではなく、小さい頃からこの言葉に親しんでいます。

よく聞くのが、体重や年齢について鯖を読むことです。では、他に、鯖を読むはどのような場面で使われるのでしょうか。「鯖を読む」の例文を10通り、見ていきます。

例文を学び、日常会話の中の「鯖を読む」のバリエーションを増やしましょう。

例文1:僕の母は鯖を読んでいる

母親が鯖を読む場合、大抵の場合、年齢か体重です。

学校の同級生のママ友に年齢を聞かれたときに、本当は50歳なのに48歳と鯖を読むことがあります。

子供は母親の年齢を知っていますから、「あ、今お母さん鯖を読んだな」と心の中で気付きます。しかしその場で「本当は50歳でしょ」と言うと後でどのような怒りが降り注ぐかわからないので、子供ながらに大人の対応をします。

例文2:給料を聞かれたら鯖を読んで伝えている

給料はなるべく人に知られたくないでしょう。給料も鯖を読む対象となります。

まず、安月給であれば、友人に月に給料をいくらもらっているか聞かれたときに3万円から5万円ほど多めに答えます。

そして、大企業に就職して、若い頃からたくさんの給料をもらっている人が同級生に給料を聞かれたら、驚かれないよう、自慢にならないよう鯖を読みます。

給料は、安くも高くも鯖を読むときがあります。

例文3:成績を聞かれたので鯖を読んだ

母親に、「数学のテストどうたったの?」と聞かれて、点数が良かったときはそのままを伝えることができます。

しかし、悪い点数が続いていて、また今回も悪い点数ととってしまったら、本当は57点なのに、「72点だったよ」と鯖を読むことになります。

通知表は親に見せなければなりませんが、日常のテストはいちいち実物を親に見せることは少ないため、鯖を読む対象となります。

例文4:上司に残りの仕事量の鯖を読む

上司に頼まれていた仕事があるとします。金曜日までに提出しなければならない仕事です。木曜日の昼間に、「あの仕事、どこまで進んだ?」と上司に質問されます。

本当はあと7割残っていますが、そのまま伝えると、「まだそんなに残っているのか。今まで何をしていたんだ」と怒られてしまいます。

そこで、「あと半分で終わります。明日の締め切りには余裕を持って間に合います」と残りの仕事量の鯖を読むことをしてしまいます。

例文5:貯金の鯖を読む

付き合っている彼女に、「貯金はいくらあるの?」と質問されることがあります。彼女も、二人の将来のことを見据えて聞いています。

彼氏の貯金の額によって、婚約指輪のブランド、挙げる結婚式のレベル、新婚旅行の行き先が変わってきます。彼氏はその質問一つがかなりのプレッシャーとなります。

本当は200万円しか貯金がないのに、「300〜400万円くらいかな?」と鯖を読むことになってしまいます。

例文6:友人に付き合った彼女の数の鯖を読む

友人同士で、「今まで何人の人と付き合ったことがあるか」という会話になることはよくあります。年齢にもよりますが、人並みに付き合った人数がいればそのまま伝えます。

しかし、もう30歳だというのに、付き合った人数が0人や1人となると、それを正直に友人に話すのは憚られます。

本当は1人としか付き合ったことがないのに、これまでいた彼女の数を「3、4人かな」と鯖を読むことになります。

例文7:朝起きた時間の鯖を読む

休日に友人と待ち合わせしていました。朝、目覚まし時計をセットしていて、その時間通りに起きることができました。

しかし、最近ハマっているゲームをしてしまい、待ち合わせに遅刻してしまいました。

まさか、「朝ちゃんと起きたけど、ゲームをしていて遅刻した」と言えません。友人が怒ってしまいます。ですので、朝起きた時間を事実より遅く伝え鯖を読むことで、寝坊したように伝えます。

例文8:自炊している回数の鯖を読んで伝える

付き合ったばかりの彼氏には、なるべく良いように自分をアピールしたいです。奇麗好きだとか、友人想いだとか、優しいとか、可愛く感じてもらいたいところです。

彼氏に、「週に何回くらい自炊するの?」と聞かれたとき、本当は週に1回自炊したら良い方だったとしても、「週に1回友達と外食する以外はだいたい自炊するよ」と鯖を読むことになります。

料理上手で家庭的なアピールとなります。

例文9:店までの時間の鯖を読む

お母さんが子供を連れてレストランへ向かって歩いています。既に駅からたくさん歩いた子供は「もう歩くの疲れた。レストラン行きたくない」と駄々をこね始めます。

しかし、既にレストランを予約してしまっていて、キャンセルするにはキャンセル料がかかってしまいます。

店まではまだ10分歩く必要がありますが、お母さんは子供に「あと5分だから頑張って歩こう」と鯖を読むことをします。

例文10:妻に飲んだ量の鯖を読む

サラリーマンの夫が夜遅く、しかもベロベロに酔っぱらって帰ってきました。妻は夫に、「飲み会多くない?今週毎日飲んでるでしょ。しかもそんなに酔っぱらって。いったい、どれだけ飲んだの?」と聞きます。

本当は15杯ほど飲んだ夫ですが、それをそのまま伝えると妻の怒りを増幅させる可能性があると、朦朧とする意識の中でも考えます。

そして、「10杯弱かな」と鯖を読むことになります。

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「鯖を読む」の類義語4つ

日本語には、同じような意味を表すさまざまな言葉、慣用句、ことわざがあります。それぞれ、少しずつニュアンスが違うので、使い分けが難しいのですが、「鯖を読む」にも、同じような意味の言葉が存在します。

「鯖を読むの類義語を紹介していきます。類義語を学ぶことで、「鯖を読む」の意味の理解が多角的にできることになります。

類義語1:ごまかす

「鯖を読む」の類義語に「ごまかす」があります。意味は主に3つあります。

まず一つ目は、自分にとって不利益なことが表に出ないように取り繕うことです。二つ目は、他人を欺いて、不正を行うことです。三つ目は、相手の問いかけにまじめに応えず、自分の弱点が表れないようにすることです。

「鯖を読む」には、人を騙すほど強い意味はありませんが、自分にとって都合の良いよいに伝えるという意味では類義語となります。

類義語2:カモフラージュ

「鯖を読む」の類義語に「カモフラージュ」があります。意味は主に2つあります。

一つ目は、服装や車両、武器に迷彩を施したり、物を付けたりして、敵の目をくらますことです。二つ目は、本心を悟られないように、人の目をごまかすことです。

「鯖を読む」の類義語となるのは、後者の意味です。自分の失敗や都合の悪いことを相手に見せないようにするところが共通している点です。

類義語3:年齢詐称

年齢詐称とは、自分の実際の年齢を言わず、違う年齢を伝えることです。

「鯖を読む」ものとして代表的なものが、女性の年齢です。女性は、若く見られたいという願望が強く、年齢を聞かれると、ついつい鯖を呼んで若く言ってしまいます。嘘をつくという気持ちはあまりありません。

年齢詐称は、鯖を読むよりも強い意味がありますが、男女問わずに、公的に年齢について嘘をつくという意味合いが強くなります。

類義語4:目くらまし

目くらましとは、相手の目を欺くことを言います。物理的に、相手の目をくらます、という意味もありますが、「鯖を読む」の類義語として挙げられるのは、物理的な意味ではありません。

めまいがすることを、「目がくらんだ」と言いますが、そこから意味が転じて、相手を正常な状況ではなくさせ、判断を誤らせたり、違う意味で捉えさせたりすることです。魔術や魔法の意味などにも使います。

「鯖を読む」を正しく使おう

「鯖を読む」という言葉を使ったとしても、日常生活で鯖は読まない方が好まれます。もちろん、多少、さまざまな数字をごまかしたい気持ちは誰しもあります。決して鯖を読むなというわけではありません。

ただ、鯖を読むことが日常化してしまうと、その度合いがどんどん大きくなり、取り返しのつかないことになる可能性があります。

「鯖を読む」という言葉を会話の中では正しく使うようにしましょう。

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鯖は、昔から、現在の福井県で穫れたものがとても美味しいと評判でした。特に京都ではそれが有名でした。しかし、若狭湾から京都に鯖を運んでくるにはかなりの距離があります。峠があり、山越えする必要がありました。

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