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犬はなぜ忠誠心が強いの?その理由や忠誠心が特に強い犬を紹介

Author nopic iconなつめ
動物・ペット / 2019年11月20日
犬はなぜ忠誠心が強いの?その理由や忠誠心が特に強い犬を紹介

犬の忠誠心が強い理由

犬の忠誠心が強い理由は人間と犬のつき合いはとても長く、深い信頼関係が築かれているためと言われています。

犬と人間のつき合いは紀元前まで遡り、昔は狩猟犬や放牧犬として今ではペットして共に生活を送るパートナーになっています。当然犬は人間にとって身近な存在です。

犬も人間同様に感受性があり、高い知性や集団生活のなかで培われてきた社会性もあるため人間の感情を読み取りながら人間との生活に適応することが出来ています。

そうした理由からも犬は人間に対して忠誠心が強いのではないかと言われています。ほかにはどのような理由があるのでしょうか。

犬の忠誠心が強い理由1:頭が良い

高い知能があるがゆえに忠誠心が強いのではと言われています。

犬は動物の中でも知能がとても高い動物として知られており、その知能は2~3歳児の知能に相当し、種類によっては3歳児以上の知能があると言われるほどです。

犬はどんな種類でも「命令を覚えて従う」「感情を表す」「人間の感情を察知する」などし、人間の指示や感情に合わせて行動が出来ます。よって人間に寄り添った行動ができるのはそのためです。

犬の忠誠心が強い理由2:昔からの人類との信頼関係

犬と人との信頼関係の深さはいっしょに過ごしてきた時間の長さが関係しているようです。

犬と人の関係性だけでなく人間同士でも、いっしょに過ごした時間が多ければ多いほど信頼関係を作るのに大きく影響してきます。

犬は感受性があり人の感情の動きも敏感に察していると言われています。これにより人間が犬に対して感じる愛情や愛着を犬の方でも感じているようです。こうした絆が犬の忠誠心につながっています。

犬の忠誠心が強い理由3:リーダーを識別するため

犬は群れを形成して生活をするため社会性が本能的に備わっており、規律や上下関係を明確に持っている動物です。

集団で行動する動物というものは群れの中の規律や上下関係を本能的に持っています。犬も集団生活をする動物であるためそのような本能が備わっているのです。

そうした本能が人間への忠誠心に繋がっており人間を自分の主人である、つまりは群れのリーダーであると認識して寄り添ってくれます。

犬の忠誠心が強い理由4:しつけ

犬も人のように、それぞれに違う性格をしていますがリーダーである飼い主のいうことには従順です。

人懐っこくどの人間にも甘える犬もいれば、警戒心し飼い主以外には心を開かない犬もいます。犬はどのような性格であっても飼い主の指示には従うという従順な性格を持っています。

そしてこのようなもともとの犬の素質に加え、飼い主のしつけや周りの環境が大きな影響与えるのです。

犬の忠誠心というものは先天的な部分もありますが、しつけなどで成長の途中で身に着いていきます。

忠誠心の強い犬種15選

犬の忠誠心が強いのは「頭がよい」「信頼関係によるもの」「規律や上下関係によるもの」「しつけによるもの」といった理由があります。

ではそんな忠誠心がもともと強い犬種とはどんな犬種なのでしょうか。忠誠心の強い犬の種類をこちらではご紹介いたします。

忠誠心の強い犬種1:ボーダー・コリー

牧羊犬として知られるボーダー・コリーは、あらゆる犬種の中でもっとも知能が高く人間に対する忠誠心もとても高い犬種であると言われています。

忠誠心がとても高い犬種ではありますが、飼い始めた直後から飼い主に対する忠誠心を発揮するわけではありません。幼少期からきちんとしつけ正しく主従関係を築くことが必要です。

忠誠心の強い犬種2:ジャーマン・シェパード

ドイツ原産であり「ドイツの牧羊犬」という意味をもつジャーマン・シェパードもとても忠誠心が高い犬種となります。

ジャーマン・シェパードは「災害救助犬」「軍用犬」「警察犬」「麻薬探知犬」などの仕事で活動しており、このような場でジャーマン・シェパードが活躍できるのはジャーマン・シェパードが持つ特性を生かし強い忠誠心をうまく利用して活躍できるように育てているためです。

忠誠心の強い犬種3:セント・バーナード

大きな体格を活かして遭難した人を助ける災害救助犬としての活躍が知られている、スイス原産のセント・バーナードも忠誠心が高いです。

雪山の救世主のような存在でスイスのアルプスでは20世紀初頭までに2,500名もの遭難者を助けました。また忠誠心が強いだけでなくセント・バーナードの性格は温厚で聞き分けがよく、おっとりとしているため家庭でも飼いやすい犬種でもあります。

忠誠心の強い犬種4:ラフ・コリー

映画「名犬ラッシー」で知られるラフコリーも忠誠心が高く、この映画を知っているかたにとってはこのタイトルだけでラフコリーの忠誠心の高さがよくわかるのではないでしょうか。

ラフコリーは原産地がスコットランドであり、もともとは「牧羊犬」として主人と共に忠実に働いて羊たちを守ってきました。そしてイギリスのビクトリア女王が愛した犬としても有名です。

忠誠心の強い犬種5:プードル

あまりピンとこないかもしれませんがプードルも狩猟やサーカス犬として人間に従う忠誠心の強い犬です。とくにスタンダード・プードルやミニチュア・プードルがそれに該当します。

ペットとしてよく親しまれているトイ・プードルには忠誠心をあまり感じられないかもしれません。しかしトイ・プードルにも人間に対する愛情や知能の高さがしっかり備わっています。また忠誠心が強い傾向にある毛色は「ブラック」「レッド・アプリコット」となっています。

忠誠心の強い犬種6:ブル・テリア

ユニークな見た目が特徴のブル・テリアも忠誠心が強くて賢い犬種です。

ブル・テリアは家族を喜ばせることが大好きで愛嬌があり、家族や主人に対して強い忠誠心を持っています。しかし、過去には闘犬として活躍していたためか闘争心が強い場合もあります。

そして好奇心も旺盛なため外で散歩させるときには充分な注意が必要です。忠誠心が強い半面、少し扱いが難しい場合がありますがしっかりしつければ最高のパートナーとなります。

忠誠心の強い犬種7:ゴールデン・レトリバー

ゴールデン・レトリバーは穏和な性格の大型犬として知られていますが、「信頼できる」「忠誠心がある」犬種でもあります。

ゴールデン・レトリバーは古くは、水鳥猟でハンターのパートナーを務めていました。水辺で人間の指示に従い、時には何時間も猟に付き合うタフさと忍耐力を持ち合わせています。

人間の行動に合わせて「空気を読む」など、とても忠誠心の高い犬種です。

忠誠心の強い犬種8:ドーベルマン

人間に対する忠誠心が強く警察犬として共に人間と仕事をするドーベルマンですが、古くは高い知能ゆえに厳しい訓練にも耐えられたため軍用犬として活躍していました。

飼い主に対してとても忠誠心が強いですが他人や他の犬に対しては縄張りを守るために攻撃的になるなど、非常に強い警戒心を示します。ペットとして飼育するには、飼い主の技量が必要となる犬種ですが番犬としてはとても優れた犬種です。

忠誠心の強い犬種9:シェットランド・シープドッグ

牧羊犬として知られている小型犬のシェットランド・シープドッグも忠誠心が強いです。

コリーと外見が似ていますが性格や気質が異なります。飼育方法も違ってくるため別の犬種として考えた方がよいでしょう。

牧羊犬ならではの賢さと我慢強さがあり、飼い主や家族に対しても従順で比較的飼いやすい犬種となっています。

忠誠心の強い犬種10:ラブラドール・レトリバー

盲導犬としての活躍がよく知られているラブラドール・レトリバーも忠誠心が強い犬種です。

狩猟犬として長く活躍していたため人を助ける、人に忠義を尽くすことに喜びを感じる性質を持っています。

忠義をつくす以外にも知的で穏やかな性格のため飼いやすい犬種ですが、運動量が必要なため1日1時間ほどの散歩が必要です。

忠誠心の強い犬種11:秋田犬

「忠犬ハチ公」で有名な秋田犬は天然記念物に指定されています。ハチ公のエピソードから飼い主に忠誠心が強く温厚そうなイメージがありますが、誰にでも忠実な犬種ではなく飼い主以外の人や他の犬に対して「攻撃的」「威圧的」であるため注意が必要です。

子犬の時期の愛らしさと成犬になったときの美しさから人気がありますが噛み付き事故も多く、自治体によっては檻での飼育が義務づけられています。飼うためにはしっかりとしたしつけとトレーニングが必要な犬種です。

忠誠心の強い犬種12:柴犬

リーダーに従順で誠実であり、聡明なためしつけやすく活発で運動好きな性質を持っています。

柴犬はもともと狩猟犬であったため上下関係や縄張り意識が強いことが多く、そのため飼うにあたり誰が群れのリーダーであるのか、きちんと上下関係をはっきりさせておくことが大切となります。

忠誠心の強い犬種13:マスティフ

温和で穏やか甘えん坊の大型犬マスティフも忠誠心が強いです。マスティフはいろいろな国や地域で品種改良されており「原産国」「種類」「性質」もさまざまとなっています。

闘犬として活躍してきた犬なので攻撃的な性質もみられますがそれも改善されてきており、ペットとして飼う家庭が増えています。とはいえ、まだまだ闘犬としてのイメージの強いマスティフは飼うのならば毎日長めの散歩や激しめの運動が必要です。

忠誠心の強い犬種14:ヨークシャー・テリア

愛らしい容姿をもつ小型犬のヨークシャー・テリアも忠誠心が強い犬です。とにかく飼い主が大好きで忠実で献身的であり親しみやすく愛情深い性格の持ち主です。

第二次世界大戦中に、セラピードッグとして活躍していたことがあります。また寂しがり屋で甘えん坊な一面もありますので、飼う時にはいつも一緒にいて甘えさせてあげるとよいでしょう。

忠誠心の強い犬種15:クーヴァーズ

日本ではなじみのないクーヴァーズという犬種も「忠実な犬」として知られています。クーヴァーズの言葉の意味はトルコ語で「武装した警備兵」を表し、アラビア語では「弓の射手」のことになります。

クーヴァーズは原産国がハンガリーで、王宮の警護犬として活躍していました。そのためか主人にとても忠実で警戒心が強いです。また、とても賢く自立心があるためしつけが難しいとされますが主人と認めた相手に対してはよく懐きます。

忠誠心が強い犬のエピソード5選

犬は人間に対して忠誠心が強い動物です。そしてその忠誠心の強さから行った行動に対して人々は感動し、その時のエピソードが語り継がれ時にはその忠誠心が称えられて銅像となった犬もいます。

そんな忠誠心が強い犬と人間のエピソードをご紹介いたします。

忠誠心が強い犬のエピソード1:ゲラート

ゲラートは命がけで狼から赤子を守った犬として知られており、ウェールズにある「ベズゲラート」という村の名前のもとになったと言われています。

オオカミからウェールズ大公スラウェリンの赤子を守りましたが、勘違いをした大公に殺害されてしまいます。その後、大公の勘違いであったことが分かりその忠義に報いるため大公はゲラートを国葬で送りました。

忠誠心が強い犬のエピソード2:キャプテン

飼い主が亡くなった後も自身が亡くなるまで飼い主の墓の側から離れなかった犬がいます。キャプテンという名前の犬です。

キャプテンは飼い主が亡くなったあと家から姿を消しました。しかし1週間ほどして飼い主の墓の前に現れたのです。家族が毎週日曜日に墓参りに訪れるたびにキャプテンを連れて帰ろうとしましたが、毎回失敗に終わりました。

忠誠心が強い犬のエピソード3:ワグヤ

ワグヤという犬は飼い主である王が死しても忠義を貫いて自らも火葬の火の中に飛び込んでいった犬です。

17世紀インドのシヴァージー王はマラーター王国を作り上げ、インドでは英雄として崇拝されています。そんなシヴァージー王の側には常に愛犬のワグヤが付きしたがっていました。

そしてシヴァージー王が死に遺体が火葬されるとワグヤは、その燃え盛る火の中に身を投げたそうです。

忠誠心が強い犬のエピソード4:フィド

イタリア版忠犬ハチ公と言われているフィドは、主人が亡くなってからも14年間毎日バス停で主人を待ちました。

フィドは怪我をしていたところを飼い主となるカルロ・ソリアーニに救われ、どこにでも付き従うようになりました。そして毎朝、主人が通勤に使うバス停まで見送りに行きそこで帰宅を待つようになったのです。

しかし主人が務めていた工場が爆撃され主人は帰らぬ人になってしまいます。それから14年間、夜になると毎日フィドは帰らぬ主人をバス停まで出迎えに行きました。

忠誠心が強い犬のエピソード5:ハチ公

映画やドラマにもなり日本人だけでなく世界の人々に忠犬としてよく知られているハチ公は約10年間、駅で帰らぬ主人を待ち続けました。

ハチ公の飼い主である大学教授の上野英三郎は強い思いで秋田犬であるハチ公を飼ったそうです。

ハチ公と上野英三郎との生活は1年ほどでしたが、上野英三郎が亡くなってからのハチ公の行動からは、その1年ほどの生活でもハチ公と上野英三郎の絆がいかに深かったか、上野英三郎のハチ公に対する思いがいかに深かったかよくわかります。

忠誠心が強い犬と信頼関係を築いて過ごそう

いかがでしたでしょうか。犬の忠誠心の強さについてご紹介いたしました。

私たちにとって身近なパートナーである犬にはこんなにも強い忠誠心を持っている犬種がたくさんおり、この関係は長年共に生活をすることにより築いてきた絆でもあります。

犬がもっている忠誠心をうまく生かせるかどうかは飼い主次第となります。犬本来の頭の良さに頼らずときにはその犬の性格にあったしつけが必要となるでしょう。

しかし忠誠心の強い犬との生活は素晴らしく、犬は人生の最高のパートナーとなってくれるはずです。