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口下手な人の特徴と克服方法|口下手な人との上手な付き合い方

カテゴリ:自己啓発

更新日:2023年11月07日

世の中口のうまい人もいれば、下手な人もいる

世間というのは広いもので、口のうまい人もいれば下手な人もいます。
わたくしナオティも、実はとてつもなく口下手です。
それこそ、プレゼンをしようものなら、自分の考えや思いをうまく伝えるのが大してうまくありませんし、営業に関していえば自信すらありません。

さて、この口下手という性質ですが、一般的なイメージとしては「営業やプレゼンが下手」とか「根が暗い」とか「人付き合いが苦手」などネガティブなものばかりが目立ちます。

しかし、果たして口下手というのはそんなに短所に見えることばかりなのでしょうか。
この記事では、口下手な人の特徴やその人たちに向いている仕事、そして口下手な人との付き合い方や口下手で悩んでいる人のための口下手克服法を紹介していきます。

口下手ってどういうこと?

まず最初に口下手とはどういう意味でしょうか?
国語辞典では次のような意味になります。

言い換えると、自分の思いや考えをうまく伝えることが得意ではない人、ということになります。

口下手な人の特徴

次に、口下手な人の特徴を見ていきます。
一見あまりよくないイメージの付きまとう口下手という性質も、実は良い点もたくさんあるので、それも織り交ぜながら見ていきます。

会話があまり得意ではない

口下手の特徴と聞いて一般的に抱くイメージといえば、「会話があまり得意ではない」ということではないでしょうか。
話すことが不得手であるために、会話の中でも地味な存在になりがちです。
そのため、なおさら積極的に会話に入っていくことに対して苦手意識を持つ傾向にあるのです。

とても人見知り

人見知りというのは知らない人の前で恥ずかしがったりはにかんだりする性質のことですが、そのために会話に慣れるどころか入っていくことすらできなくて、その結果口下手になるケースもあります。

この場合、実は他人からの評価を気にしていているのです。
本当のところは自分も他者との会話を楽しみたいという気持ちがあるけれど、一方で「自分が嫌われるのではないか」とか「うまく話せなかったらどうしよう」などとコミュニケーション面の失敗を恐れる気持ちを強く持ってしまいがちです。

そのため、自分の考えや思いを自分から伝えたりすることに慣れる機会を持てないまま、話が不得手になっていくのです。

会話や行動が受動的になりがち

口下手な人は自分から積極的に会話をすることが不得手であるため、どちらかといえば受動的でおとなしい性格になりがちです。

会話の中でも話の得意な人が会話のボールを投げてくれるのを待っている状態であることが多いのです。
そのため、行動面においても受動的で、自分の慣れていることや他人の指示を受けてからの行動であれば動くことができますが、自分の考えに基づいた積極的な行動については慎重になる傾向にあります。

実はものすごく聞き上手

口下手な人の良い特徴として、まず聞き上手であることが挙げられます。

口下手な人というのは、もともとあまり自分から無理して話そうとはしません。
だからこそ寡黙にもなりがちなのですが、同時に相手の話をよく聞こうと努める傾向にあります。

会話の中で話をすることに慎重である分、他人の話をよく聞き理解しようとするのです。そのため、口下手な人の前ならば自分の本当の考えや思いを言ってもいいという人が多いのです。

そのため、口下手な人は相手の気持ちや思いを理解できる優しい人であることが多いのです。

嘘をつかない

口下手な人は、あまり積極的に話をしないと同時に、嘘をつくこともありません。
それは嘘をつくのが苦手、とも言えます。良かれ悪しかれ人をだます手段である嘘にはある程度高度な会話のテクニックが要求されます。口下手な人は会話のテクニックもあまり高いとはいえないため、嘘をついて人をだますことも苦手なのです。

また後述するように、口下手な人は話の内容を盛ることも苦手であるため、内容に尾びれが付くことが多くなりがちな嘘をつく、ということはしません。逆に言えば、口下手な人はこの上なく誠実な話し相手であるともいえるのです。

話の内容を余計に飾らない

口下手な人は話の内容を飾ろうとはしません。言い換えれば、余計なことを言わないで、伝えたいことや思っていることの軸となる部分だけ伝えようとします。

同時にそれは口下手な人の、会話の時間を最低限のものにしようという思いの裏打ちなのかもしれません。しかし、そのためか、特に重要な話し合いをするときなどは、話があちこちに飛ぶことがなく、かつ最短の時間で意思疎通できるということでもあるのです。
簡単に言えば、話が無駄なく進む際の重要な役回りともいえます。

口下手な人に向いている仕事

さて、ここでは口下手な人に向いている仕事を紹介していきます。基本的に余計な会話や連絡を必要としないで、かつ雑談することなく一人でひたすら黙々とこなすような仕事が向いています。

具体例を挙げていきますと、工場のラインや倉庫内作業、自動車の整備、警備員などの肉体労働や、IT関係のプログラマーや設計といったパソコンを使う作業などです。

肉体労働関係ならば口下手の人でも体力には自信があるという人ならおススメですが、そうでない人はパソコンを使った業務がおススメといえます。

また近年、クラウドソーシングに従事する人が増えてきていますが、こちらもほとんどの場合、クライアントとはメールでのやり取りをすることも多く、一般企業の中での人間関係で悩むこともほとんどありませんので、受注する案件にもよりますがこちらもおススメといえます。ただし、フリーランスの場合は仕事を探すにしても受注するにしても自分から動くことが大切ですので、そこは心に留めておく必要があります。

口下手の克服法

口下手という性質には長所もたくさんあることは触れてきたとおりですが、それでも人間関係の中で自分の口下手さに悩んでいる方もたくさんいるかと思います。

そこで、ここでは口下手を克服する方法を書いていきます。

自分の思いや考えをきちんと伝えよう

初回公開日:2017年03月01日

記載されている内容は2017年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。