印象に残る人の特徴とは｜残らせる方法・会話/挨拶/別れ方

生活していると常にいろんな人と会ったり話したりする機会があります。その中で、初めて会ったのになんだかとても印象に残る人や、少ししか話をしていないのに別れた後になぜか思い出してしまう人がいる、なんて経験はありませんか？
しかもそういった印象に残る人というのは老若男女問わずあるもので、なぜこんなに印象に残るんだろう…と不思議に思うこともしばしばあります。願わくば、自分も誰かのそういう人になれたら嬉しいですし、印象を残せることがお付き合いの幅を広げるきっかけになるかもしれません。
では、印象に残る人にはどんな特徴があるのでしょうか。

女性同士でも話し方や周りへの接し方などで、ステキな人だなと印象に残る人がいると思います。そして、そういう女性は異性からも同性からも、クラスメイトや先輩に後輩、社会人の方の場合は上司や同僚、後輩からも好かれている方が多いと思いませんか。

その人をよく観察してみてください。楽しそうに笑っていることが多くないですか？女性の笑顔は相手にとって、一番印象に残る部分のひとつであると言っても過言ではありません。

楽しそうにしていることで親しみやすさも感じますし、また話したいな、今度一緒にお茶でも誘ってみようかなと相手に良い印象を残せるでしょう。接している人だけでなく、周りにいる人にも良い印象を残せる笑顔の力を使っていきましょう。

ちょっとカッコイイなと思った男性やお互いに自己紹介しあった男性がいても、少し時間が経つと思い出せなかったりしたということはありませんか？

もちろん見た目の好みも印象には大切ですが、案外、後から思い出すのは話をしていて「面白いな」と思った男性だったりします。少し話をしただけの相手でも話をしていてうまがあったりすると印象に残るものです。

例えば、少しコワモテの男性が話すととても物知りで、話がとても面白かった！なんて経験もあるかと思います。そして、その話を日が経ってから女子トークのネタにして盛り上がることもありますよね。それは印象に残っている証拠と言えるでしょう。

きれい、かわいい、カッコイイ…自分好みの人と会った時大概の人はこのようなことを思うでしょう。もちろんそれはとても大切な印象です。しかし、仏頂面なイメージを持っていた人の楽しそうな表情を見た時や、いつもヘラヘラしている人の真剣なまなざしに気づいた時など、ある人の違う表情つまり顔を見た時にその人が印象に残りませんか。

そう考えると好みとは違う意味で、顔は印象に残る大事なパーツと言えるでしょう。ただし、マイナスイメージからのプラスイメージは良いギャップで印象に残りますが、逆の場合もありますのでそこは注意が必要です。

毎日いろんな立場の人がいろんな立場の人と出会います。企業の受付担当と取引先営業担当としてだったり、スーパーの店員とお客としてかもしれません。たまたま立ち寄った、前を通りかかったのかもしれませんし、いつも行っている顔なじみの場所かもしれません。

学校、職場、習い事…人の数だけ立場や状況があり、一期一会の出会いもたくさんあるでしょう。それでは、それぞれの立場、今回は’職業’によって相手に対しどのような印象が残るのでしょうか。２つの職業を取り上げ、どのような場合に印象に残るのか、その特徴をまとめてみました。

生徒にとって、1つの枠で関わる教師は大抵1人であることが多いですが、教師の場合、教師1人に対し向かう生徒は数十人です。生徒にとってはその時間にその教師１人と向き合うので印象に残ることも多いと思いますが、教師の立場から見た時に、印象に残る生徒にはどのような特徴があるのでしょうか？

ズバリ、それは手を焼いた生徒なんです！物静かで何も問題なく学校生活を送った生徒は意外にも印象に残らないようです。手を焼くということは、それだけ教師もその生徒に関わることになりますから、印象に残るのでしょう。だからと言って問題を起こすのは考えものですが、生徒として長い教員人生の中で印象に残る存在になれたら嬉しいものです。

人の命や体調を預かる医療の現場では、日々医師や看護師が緊張とともに患者の治療にあたっています。医師にとって担当している患者は複数いますし、それは看護師にとっても同じです。では、医師や看護師にとって印象に残る患者とはどのような人なのでしょうか。

とても悲しいことですが、最善を尽くしたものの治療がうまくいかなかった患者、当時の医療では治療法がなかった患者、そういった方が印象に残るそうです。しかし、それをきっかけに日々の治療の研究を続けている医師が多く、だからこそ印象に残るのでしょう。

看護師にとって印象に残る患者は、ケアをした患者の最期に何らかの形で立ち会った場合が多いようです。
命を託す、そんな思いに真摯に立ち向かった結果なのかもしれません。

新しい出会いがあってもその後に繋がらない…何回か話しているんだけどどうも覚えてもらえていないようだ…人と接する機会が会った時にこんな風に感じたことはありませんか？

それは相手の印象に残ることができていないことが原因です。せっかく知り合えたのですから、今後に繋げていくご縁になるよう、しっかり自分を相手の印象に残らせたいものです。印象に残る方法には、いくつかの効果的なポイントがありますので、そこをしっかり抑えていつでも出会いのチャンスをものにしていきましょう！

相手と話をするときは、相手と自分の話す割合が7：3であることが理想です。そして、相手の話を聴く姿勢としては、椅子に深く腰掛け腕組をしないことです。相手の目を見ながら適度な相槌をうつことがポイントです。

自分が話す時は、当然ですが相手の話を遮らないことが鉄則です。きちんと話を聴いていることを示すため相手が話していたことで重要なポイントを引用して、会話を進めることも効果的です。こういった会話方法で「聞き上手」「話し上手」になれ相手に「また話をしたいな」という印象を残せます。

人と会った時、まず最初にするのは挨拶です。初対面では相手の第一印象になると言っても過言ではありません。初対面でなくても、朝や、偶然すれ違った時等、会えば必ず挨拶をしますし、挨拶を省くというのはよっぽどのことがない限りないでしょう。

挨拶の基本は、笑顔で元気よくハキハキとすることです。そうすると相手は「元気が良いな」「気持ちいい挨拶をしてくれるな」とプラスの印象が残ります。また、目を見て挨拶をすることも相手に誠意が伝わりますので、より効果的です。

毎回相手に上記のような挨拶をしていると、そのプラスの印象が積み重なり相手の印象に残ることができます。

実は、人の記憶は別れ方で思い出を書き換えることができると言われています。それだけ、別れ方というのは印象に残りやすいと言るでしょう。別れのシーンも様々ですが、どのような別れ方が相手の印象に残るのでしょうか？

まずは、「○○をしてくれた」というような相手をねぎらう言葉をかけることが大切です。次に、「ありがとうございます」という感謝の言葉を伝えましょう。そして、その別れが遠くに離れてしまうようなものであれば、その後の多幸や活躍を願う応援する気持ちを伝えましょう。別れ方も相手の印象に残る大切なシーンですので、心をこめて相手に伝えましょう。