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話が通じない人の特徴と心理・対応方法・上司への対策

カテゴリ:人の心理

更新日:2024年09月05日

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話が通じていない状態って?

簡単に言えば情報の共有が出来ていない状態

日常生活において、人と話が通じていないと感じる場面は少なくはないどころか、多いと感じるはずです。しかし、相手と話が通じない。ということはコミュニケーションを取るうちに分かったとしても、話が通じないとは具体的にはどのような状態なのか。

例えば、初めて出かける土地の交番の目の前で道を聞かれたとしたら、大抵の人は交番で道を尋ねてくださいと答えると思います。この時に、道を尋ねてきた相手が方向だけでも教えてほしいと言った場合は、話が通じない状況だと考えるでしょう。

他の状況を考えるのなら、職場でお昼時になっても少し仕事で手を話せない状況が続いている時に、昼食に誘われたらお断りする人が多いのではないでしょうか。
このときに、何でお昼食べないの?としつこく誘われたとしたら、話しが通じないと感じることでしょう。どちらの状況も本質的には、相手が状況を理解できていない、話し手と聞き手が情報を共有出来ていないためにおきている状況です。

道を尋ねてきた人が交番はその地域で勤務する警察官が待機しているということが分かっていれば、どこの誰だかわからない人の足を止めて不確かな情報を得ようとはしないですし、
仕事が忙しくて手が離せないもしくは、その場を離れることが出来ない。ということが分かっていれば無理に誘って仕事の邪魔をしようとは考えないです。

どうして話が通じないの?

話し手に問題がある場合

これは今回の記事では本題ではありませんが、話し手に問題があり話が通じないことがあります。ものすごく極端な例では、日本語で話している人にスペイン語で応答しても話は通じないです。話をするときは、聞かせるのではなく、聞いてもらえるように話をすることも大切です。

聞き手に問題がある場合

こちらが今回の記事での本題になります。自分の意見ばかり言う人、自分が常に正しいと思い込んでいる人、人の話には興味がない人、話が通じない人には様々なパターンがありますが、聞き手に問題がある場合の結論としては、聞き手の理解力不足です。ただし、理解が出来ないのか、理解しようとしていないのか、そもそも聞いていないのかは人によって違います。また、理解力に乏しい原因も人によって異なります。

自分の常識と相手の常識は違う!

当たり前ですが、話している人間と聞いている人間は違う人間です。社会的常識とされるものなど共通している認識は有りますが、結局はコミュニケーションとは人間と人間が違う認識をすり合わせて、その溝を埋めていく作業となります。皆が同じ人間で同じ考えであるのなら新しいアイデアが生まれることはないでしょうし、そもそもコミュニケーションの必要はありません。

生まれ育った環境や生きてきた道筋から、今朝食べたものまで違う人間なのですから、当然ですが常識だと思っていることが違っていることもあります。理解力の有る人、砕いた表現にすれば頭が柔らかい人であれば、相手の立場や考え方を理解してトラブルになることはありません。しかし理解力に乏しい、頭の固い人であれば否定してきたり自分の考えを貫こうとして話が通じない状態となります。

話が通じない人の特徴

話しが通じない人は理解力に乏しい

話が通じない人の特徴に、理解力に乏しいと言うことがあげられるでしょう。なぜ、理解力に乏しいのかの原因には様々なものがありますが、共通している事は理解力が乏しいために様々な考え方を理解できず相手を理解することも出来ず、話が通じないということです。

話が通じない人の心理・思考

聞いている話の土台がないので理解できない

聞いている話の内容についての知識がなければ理解できません。例えば、掛け算の話をするのであれば聞き手には足し算と引き算の知識が必要です。もっと極端に言えば、小学生に大学の講義を受けさせても理解してくれる子供は少ないでしょう。

同じように、聞き手にその話を理解するだけの知識がない場合は理解力不足となり、話が通じない可能性があります。

そもそも理解する気がない

理解する気がない場合は当然ですが、理解力の優劣以前の問題として理解はありません。当然ですが物事の背景や考え方や本質などを考えることもないですし理解する気がないというのは相手を尊重しようという気もないので話が通じないでしょう。

初回公開日:2017年08月04日

記載されている内容は2017年08月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。