一人の時間を持つようにする
まずは、一人で過ごす時間を持つようにしましょう。そうすることによって、重い人との付き合いの中で疲れ切った自分の気持ちをリセットすることができます。
より具体的には、一人でいる間に自分の好きなことをやって過ごすのもありです。部屋で静かに休むもよし、図書館で本を読んで過ごすもよし、散歩に出かけて落ち着けるのもよしです。もちろん、この時間は重い相手のことは忘れて、なるべく思い出さないようにしましょう。
嫌だと感じたことははっきり伝える
重い人は連絡やデートのお誘いなどもまめで、時にはそれが疲れてしまうほどにしつこい場合もあります。そういう連絡などが嫌な場合ははっきりとその気持ちを伝えましょう。
ただ、単に露骨にその気持ちを伝えると、相手の人のやり方がエスカレートしたり、あるいは逆上したりする場合もあります。
そこで、伝え方としてはオブラートに包んだやり方(あまりにも露骨ではない伝え方)がです。「こういうことされると嫌だ」とか「こういうことはちょっと控えて」といった言い方が例に挙げられます。このような伝え方を心掛けることで、相手の心をあまり傷つけることなく、なおかつ伝える側にとってもあまり相手に対してわだかまりを感じずに済みます。
連絡を早めに切り上げる、あるいは無視する
毎回相手からの連絡を受けていて疲れるのであれば、早めにその連絡を切り上げるか、いっそのこと無視するのも手です。
連絡を切り上げるという手段は、特に重い人の方が愚痴などで話が長い場合に有効です。重い人にしてみても、あまりに長しゃべりが過ぎて相手の人に嫌われるなんてことは避けたいと考えていますし、何よりも早めに切り上げることでまめな連絡によるストレスを軽減することができます。
また、無視するという方法は、疲れていて寝ていたことにするとか、仕事が忙しことにするといったなんらかの事情にかこつけて行えば、相手に嘘をついたという心苦しさを抱え込むことなくストレスを軽減できます。
重い人になっていないかどうかを見分けるには?
ここまで読んできた皆さんの中には、「自分が重い人になっていないか」と気になってきた方も少なくないかと思います。そこで、ここでは重い人になっているかどうかのチェックポイントを挙げていきます。
・まめに連絡したがる
・相手からの返信がなかなか来なかったり、ラインなどで既読にならないと不安でたまらない
・相手からの返信がないと、ついしつこく連絡してしまう
・相手の人間関係を知りたがる、または口を出したがる
・将来の話に積極的
・相手に尽くしたいという気持ちが強い
・自分にあった出来事をいちいち報告してくる
この中であてはまるものが多いほど重い人になってしまっている可能性がありますので、ぜひこれらのチェックポイントを参考にうまく自分で対処するようにしてみてください。
いかにも重いと感じられるようなメールや行動とは?
ここでは重いと思われるような行動やメールの例について見ていきたいと思います。日頃から行動やメールの中身が重いと感じている人も、またそうでない人もこれらの事例から自分の行動を振り返るとよいでしょう。
重い行動(1):結婚や将来の話ばかりする
重いと思われる行動の例の1つめは、結婚や将来の話ばかりするというものです。
カップルの中には年齢的にも周りが結婚をしだすという人もいて、それを見て結婚のことを考えるケースも少なくありません。そして、結婚やそのあとの将来の設計についても考えているとカップルによっては楽しく、希望が湧いてくるひと時のように感じるという人もいるでしょう。
しかし、一方でまだ結婚のことすら考える心の準備ができていない人にとっては、そういう話をすぐにしたがる人のことが重く感じられるという場合があります。このため、少なくとも付き合いだして間もない場合は要注意です。ひとつ間違えれば今後の交際にも悪影響を及ぼすので、より関係が深まってから将来の話などをしたほうがよいでしょう。
重いと思われる行動(2):相手の行動をやたらと把握したがる
交際相手の行動をやたらと把握したがるのも要注意です。いくら交際している仲とはいっても、もともとは他人同士です。そのため、相手の行動をやたらと把握するのはそれだけで相手との関係を壊しかねない行動です。
例えば、相手の人に毎日のように電話をかけて出かけた場所や行動、そして誰といたかなどを問いただすといったことです。毎日のようにこのようなことを聞かれては相手の人も疲れてしまうだけでなく、「信用されていない」とすら感じるようになるでしょう。
同時にそれは相手のやることなすことに口を出し、相手の行動の自由にいちゃもんをつけているのと同じです。だからこそ、このような傾向がある場合はなるべく相手の人を信じて、ずけずけ突っ込まないことが大切です。
重いと思われる行動(3):少しでも無視されたりしただけでいじけたりすねたりする
なんとも子供っぽい話ですが、恋愛の中で重い人というのはこういう行動にする場合もあります。言い換えれば、自分のことを優先しない時にまるで駄々っ子のように振る舞うのです。
これは裏を返せば、いわゆるかまってちゃんのようなさびしがり屋ともいえます。そのために自分との時間や、自分の気持ちを大切にしてほしいという気持ちが強いのです。
ただ、こういう行動は相手を束縛しやすいものであるため、相手との関係が悪化しやすい行動パターンとも言えます。
重いと思われる行動(4):余計な気遣いや優しさが多い
重い人の中には、相手の人への愛情表現として気遣いや優しさを見せすぎるという人もいます。
相手の人に気遣いや優しさを示すというのは、恋愛関係の中ではお互いの関係をより深めるという点でとても大切なことです。が、それも度が過ぎるとうっとうしさを感じるようになるものです。
言い換えると、まるで子ども扱いされているような過保護ぶりになるため、そういう度の過ぎた気遣いや優しさによって逆にストレスを溜めやすくなり、恋愛関係そのものが苦痛にすら感じるようになります。
相手のことをきちんと考えるのであれば、気遣いや優しさは適度なくらいがちょうどよいです。
重いと思われるメール(1):「ごめんねメール」
「ごめんねメール」というのは、文字通り「ごめんね」といった謝罪の言葉が目立つメールのことです。本当に謝罪しなければいけないようなことを相手にしてしまった時は「ごめんね」と言えばいいのですが、たいしたことのないことでわざわざ「ごめんね」というメッセージを送るのは相手の人を疲れさせたり、無理な気遣いをさせるようで逆効果です。
たとえば、「今日は変な時間に連絡してごめんね」という内容のメールを送るといったことです。相手の人からすればたいしたことはないのに、そういうメールのおかげで余計に気を遣わなければいけないことになります。それが積もりに積もれば関係の悪化にもつながりかねません。
重いと思われるメール(2):SNSをいつも見ていることをほのめかす内容
次に重いと思われるメールは、相手のSNSをいちいちチェックしていることをほのめかす内容のものです。
例えば、「今日は珍しく何も投稿がなかったね」といったものです。相手の人の一言一句に至るまで全部見てやろうという気持ちが強く、相手が女性であれば、まるでストーカー行為を受けているようで気持ち悪さすら感じることといえます。
そして、これは単にいつも監視していると思われるだけでなく、いつもチェックしている人がいかにも毎日暇な状態で過ごしていることもほのめかす内容です。いずれにしても相手にとっては今後の関係に不安を抱かずにはいられないようなことですので、注意が必要です。
重いと思われるメール(3):夜中に多く送る独り言メール
初回公開日:2017年08月18日
記載されている内容は2017年08月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。