信用の意味
仕事でも、プライベートでも、「信用できない人」とはあまり関わりたくないと思うのが一般的です。「信用できない人」とはどのような人のことを表わすのでしょうか。
「信用」とは、確かなものを信じて受け入れる、信頼の持てる状態のことを意味します。信用することとは、相手の発言や考えに信頼をおいて、その意見や考えにそって行動することです。
では、「信用」と「信頼」にはどんな違いがあるのでしょうか。
信用と信頼の違い
「信用」に似た「信頼」という言葉ですが、「信頼」は漢字のとおり信じて頼りにすることという意味があります。
「信用」は相手を受け入れるの対し、「信頼」は頼りにするという意味の違いがあります。「信用」には信頼という意味も含まれているので、相手を信じ、結果的に頼りにするという意味では同じとなります。
どちらも相手を信じている点では一緒の意味合いを持つ言葉です。
信用できない人の特徴
周囲から嫌われる傾向にあるのが「信用できない人」ですが、「信用できない人」にはいくつかの特徴があります。
相手から信じてもらえない理由は「嘘をつく」「発言に責任感がない」「お金にルーズ」などの特徴があります。
プライベートや仕事で「信用できない人」と関わってしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。信用できない人の特徴を把握し、周囲を注意して観察してみましょう。
特徴1「嘘をつく」
「信用できない人」とは、相手に疑いの気持ちを抱かせてしまう人のことです。そのため、言っていることが嘘だとしたら、相手はあなたのことを信じなくなるでしょう。
「信用できない人」は、自分に都合がいいように嘘をつきます。たとえば、上司が「○○が好きなんだ」と言えば「自分も好きです」と答え、後日同じ質問をすると「○○は好きじゃない」と発言したりします。
状況によって都合のいい嘘をつくので注意しましょう。
特徴2「適当なことを言う」
「信用できない人」は、話の一貫性がありません。そのため、話のたびに思いついた言葉を適当に発言する傾向にあります。
たとえば、「イタリアレストランに行こうよ」と誘ったら、「あまり興味がない」と答えたとします。しかし、後日友人とイタリアンレストランに行った際に、その人に遭遇しとても美味しいと豪語していました。
このように自分は嫌いだといっても、その日の気分によって発言が異なる傾向があります。
特徴3「時間を守らない」
「信用できない人」は、相手の気持ちや状況を考えていません。そのため、待ち合わせの時間に遅れてきたり、会議の時間を守らなかったりと、時間にルーズな傾向にあります。
たとえば、「○時に駅のホーム集合ね」と約束したとしても、時間どおりに待ち合わせ場所には来ません。待ち合わせ場所に来ないので連絡してみると、「今からシャワーを浴びる」と返答してきました。
「信用できない人」は時間を守らないので注意しましょう。
特徴4「人によって態度を変える」
「信用できない人」は、人によって態度を変えることがあります。信用できない人は自分の立場が有利であるようにことを進めたがる傾向にあります。
たとえば、同じ部署のメンバーからコーヒーを持ってくるように頼まれたが30分経っても持ってきません。しかし、上司に頼まれた場合は3分以内にコーヒーを持っていきます。
このように、信用できない人は自分にとって上と感じる人には従う傾向にあります。
特徴5「言うことがどんどん変わる」
「信用できない人は、話や発言に一貫性がないため話の内容がどんどん変わります。言うことがどんどん変わるのは、話す相手に合わせて適当に話していることが原因です。
たとえば、「結婚に興味がない」と言ったのに上司から相手を紹介しようと誘われたら「早く結婚したいんでお願いします」と答えてみたりします。
信用できない人の本当の気持ちは本人にしかわかりません。あまり真剣に意見や発言を鵜呑みしないようにしましょう。
特徴6「環境や他人に否定的」
「信用できない人」は、周囲の人を対して否定的な発言をすることが多い傾向にあります。「信用できない人」は自分のことが1番なので、周囲に対してマイナスな発言をします。
たとえば、「あの人は○○が好きなんだって、本当に趣味が悪い」などと言います。周囲からしてみればそれほど気にならないポイントでも、「信用できない人」が嫌いなことはとことん否定的な発言をします。
「信用できない人」の発言は真剣に聞かないようにしましょう。
特徴7「信用できない人は口が軽い」
「信用できない人」は、自分のことしか考えていないため口が軽い傾向にあります。たとえ重要なことであっても、「信用できない人」は自分のことしか考えていない点に注意が必要です。
たとえば、「この間の話は黙っててと言ったよね」と問いただすと「皆が知っている話かとおもって言ったんだけど言ってなかったんだね」と答えます。
重要な話は「信用できない人」にしないように注意しましょう。
特徴8「信用できない人はお金にルーズ」
お金の貸し借りは「信用」や「信頼」ないと返却の目処がないため行うことができません。「信用できない人」にお金を貸した場合は戻ってこないとおもって貸しましょう。
「信用できない人」は、嘘をつく、時間にルーズという特徴があるため、お金に関してルーズな傾向にあります。特にお金の貸し借りは禁物です。
「信用できない人」には責任感がないため、いつまでにお金を返すといった考えをもっていません。
初回公開日:2017年08月16日
記載されている内容は2017年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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