年の差婚で後悔してしまう理由・離婚率｜老後/子供/妊娠/年金

実際の口コミの中では、「結婚したときは良かったが、子供ができて、年の差婚をしたことに後悔している。子育てはしてくれないし、すでに夫はジジイで、男性としてみれない。他の同年代の男性が素敵にみえる。親戚や親にもバカにされる」といったい意見が見られることもしばしばあります。

こういう事態に陥うる事もあるので、注意しなければなりません。これは子供にとって良くない、というよりは妻の一方的は不満ですが、先のことを想定できずに結婚して、子供を作って初めて後悔した例です。結婚したときは先の事までは考えない人も多くいます。

しかし、結婚は現実だという言葉もあるように、結婚はとても現実的です。結婚したあとも、生活や人生がつづくのは皆同じです。あまりにも結婚に夢見がちな乙女でいては、将来間違った道を歩むことになるかもしれません。そうならないためにも、世間一般の意見を自分の都合よく捉えたり、人もしているから大丈夫などといった考えは禁物です。

子供のことについても、「子供は3人くらい欲しかったけど、夫の年齢を考えると結局一人で終わりかもしれない。でも、貧乏な環境で育てたくないから、一人でいい」という意見を耳にすることも少なくありません。

子供を持とうと思えば、自分たちの気持ちだけでなく、　生まれた子供を育てる養育費を出すことができなければ、難しいかもしれません。生まれてくる子供たちのためを考えることは大事です。

他にも「夫は親が40歳頃の子供で、経済的にも余裕はなかったが、親の愛情があったから、やさしい男性に育っている。結局は親の愛情が大事。」という意見もあります。親に子供に対する愛情がない場合、子供はなんといってもかわいそうです。子供に愛情をもって育てる気持ちがあることが一番重要なのかもしれません。

年の差婚では、子供が成人するころには夫がよぼよぼのおじいさんになっているということがあります。子供もかわいそうだし、もちろん経済面でも問題が生じてきます。子供が小さい頃は子育てをしてくれない、といった夫側の問題点が多くあります。

しかし、これらは結婚をする前にに考えることのできる、リスクです。それでも結婚したいと思える相手を選ぶのがいいでしょう。妻はこれらのリスクを覚悟して結婚しましょう。

このように、夫婦二人の家族計画によって作りましょう。しかし多少のリスクはありますので、あらかじめ覚悟しておくことが大切です。

年の差婚で子供を持ったあと、現実に直面して年の差婚なんてするんじゃなかったと思うこともあるようですので、後で後悔しないためにも、結婚前に相手のことをよく知ってから結婚しましょう。

年の差婚でも、両方の生殖的に問題がなければ妊娠はできます。しかし、年齢を重ねると女性の卵子が劣化してしまうのは、よく知られていることでしょう。

では男性はどうなのかというと、男性の精子も劣化が起こるのです。結果、お互いの年齢が高い分、障害を持った子供が生まれてくる確率が高くなります。ですから、ふたりの年齢が高くなる時は、こういったリスクを覚悟してから妊娠・出産すれば、あとで後悔することも少ないのではないでしょうか。年の差婚の子作りに関しては、できるだけ早いほうがいいでしょう。

ある例では、「年は離れているけど好きだから結婚した。だけどいざ子作りをしたけど、妊娠しない。これは夫が高齢だからかもしれない」といったことも少なくありません。女性は自分が若くて健康で子供もたくさん欲しいと思っている場合、その夢を夫に壊されたような気にさえなるものです。そして、年の差婚を後悔してしまいます。

後悔しても、過去は変えられません。結婚するときは、相手を好きで結婚したいと思ってしまったのですから、仕方ありません。しかし、それは間違いだった、とわかった時点で、次の行動は変えられます。間違いは直すためにあるものです。

自分の人生をダメにしないためにも、冷静な判断をし、自分では見えていないこともありますので、身近な人の意見を聞くことも大切です。

妊娠、出産は女性がすることですが、当然夫婦2人の問題です。年の差婚をするという時点で、妊娠出産のことも考えておくのがベストです。子供を作るのか、作らないのか、何人欲しいのか、もし出来なかったらどうするかなど、先を想定して2人で気軽に話すのも深刻に話すのもいいでしょう。

ここでは、自分たちの気持ちだけでなく例えば金銭的なことなど、実際子供を作った後育てていけるかどうかを考えましょう。

あとは、相手の考えと自分の考えの相違はないのか、あればその相違は埋めることができるのか、自然とそういった考えが湧いてくるでしょう。子供ができなかったときは成り行きに任せるといった判断もありうるでしょう。

このように、妊娠出産に問題がある場合を中心にお話しましたが、年の差婚でも妊娠出産に問題がない場合ももちろんあります。そういう場合は、あまり悩む必要はないと思いますが、構築的に取り組むことが必要でしょう。

このご時世、年金はもらえないといった噂はよく聞きますが、ちゃんと支払っていれば必ずいくらかはもらえますので、しっかり納めましょう。年の差婚の場合には、年金においてはメリットがあります。

夫が年金受給を開始するときに、夫に配偶者や子供がいる場合、通常の年金に加えて、「加給年金」というものが貰えます。加給年金は配偶者が65歳になるまで受け取れるので、年の差婚の場合、この加給年金を受け取れる年数が長くなります。加給年金は配偶者だけでなく子供もそれぞれ受け取ることができ、加算される金額も違ってきます。

【加給年金額】
配偶者：年間222,400円（毎月17,800円）
子供1人目2人目：年間222,400円（毎月17,800円）
子供3人目以降：年間74,100円（毎月6,157円）

加給年金をもらうためにはいくつか条件があります。

【加給年金をもらえる条件】
・世帯の前年の収入が850万円未満
・世帯の前年の所得が655万5000円未満
・夫の厚生年金の加入年数が20年以上あること
・障害年金を受給していないこと

この他に、「遺族厚生年金」という制度があります。遺族厚生年金は夫の老齢厚生年金額の3/4の金額になります。老齢厚生年金は、過去の厚生年金加入期間とその時のお給料で決まるので、加入期間が長く、お給料も高給であるほど金額は高くなります。

「中高齢寡婦加算」当制度があり、ある一定の条件をみたせば遺族年金に上乗せで加算金がでます。この遺族年金ですが、妻が30歳以上の場合は夫の死亡後、一生涯受け取れます。配偶者の年齢が30歳未満の場合の受給期間は5年間ですので注意しましょう。

妻の年金制度についてですが、夫の厚生年金の扶養に入っていた場合、夫が65歳になり、資格を失うと同時に妻の被保険者としての資格も失効してしまいますので、そうなったら妻は国民年金に加入しなければなりません。つまり年の差婚の場合、国民健康保険を支払わなければならない期間も長くなりますので注意しましょう。

このような制度を知っておくと、年の差婚夫婦にはお得です。あとで、知らなかったと後悔しないためにも、忘れずに申請に行ってください。

人に聞けない夜の営みについてお話します。